大帝の剣 / 阿部寛
全体の平均評価点: (5点満点)
(62)
解説・ストーリー
夢枕獏の同名伝奇時代小説を「トリック」シリーズの堤幸彦監督が映画化した破天荒なSF時代劇アクション。主演は阿部寛と長谷川京子、共演に宮藤官九郎。持ち主に絶大な力を授けるといわれる“三種の神器”をめぐって繰り広げられる争奪戦がコミカルなタッチで描かれる。徳川三代将軍家光の時代、並はずれた大男・万源九郎が手にしている大剣は、謎の地球外金属オリハルコンで作られた“三種の神器”の1つ“大帝の剣”。万源九郎は亡き祖父の命により、三種の神器を本来持つべき者に届けるため、残りの2つ“闘神の独杵鈷”と“ゆだの十字架”を求めて旅を続けていたが…。
夢枕獏の同名伝奇時代小説を「トリック」シリーズの堤幸彦監督が映画化した破天荒なSF時代劇アクション。主演は阿部寛と長谷川京子、共演に宮藤官九郎。持ち主に絶大な力を授けるといわれる“三種の神器”をめぐって繰り広げられる争奪戦がコミカルなタッチで描かれる。徳川三代将軍家光の時代、並はずれた大男・万源九郎が手にしている大剣は、謎の地球外金属オリハルコンで作られた“三種の神器”の1つ“大帝の剣”。万源九郎は亡き祖父の命により、三種の神器を本来持つべき者に届けるため、残りの2つ“闘神の独杵鈷”と“ゆだの十字架”を求めて旅を続けていたが…。
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「大帝の剣」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
夢枕獏の同名伝奇時代小説を「トリック」シリーズの堤幸彦監督が映画化した破天荒なSF時代劇アクション。主演は阿部寛と長谷川京子、共演に宮藤官九郎。持ち主に絶大な力を授けるといわれる“三種の神器”をめぐって繰り広げられる争奪戦がコミカルなタッチで描かれる。徳川三代将軍家光の時代、並はずれた大男・万源九郎が手にしている大剣は、謎の地球外金属オリハルコンで作られた“三種の神器”の1つ“大帝の剣”。万源九郎は亡き祖父の命により、三種の神器を本来持つべき者に届けるため、残りの2つ“闘神の独杵鈷”と“ゆだの十字架”を求めて旅を続けていたが…。
「大帝の剣」 の作品情報
「大帝の剣」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
大帝の剣の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD02721 |
2007年09月14日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
大帝の剣の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
110分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語 2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DRTD02721 |
2007年09月14日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
2枚
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0人
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0人
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1:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:62件
「バカの壁」は厚い。
投稿日:2008/05/14
レビュアー:JUCE
タランティーノとロドリゲスの「グラインドハウス」シリーズと同じく懐古的な作品作りを狙っています。ただし「グラインドハウス」という明確なコンセプトがあったのに対し、こちらはそのコンセプトが曖昧でウルトラQシリーズやウルトラマン、仮面ライダー、赤影など様々なモチーフは想起させ、なんとなく懐かしい匂いは感じさせるものの中途半端なイメージが拭えません。さらに上記の昔のテレビ番組になじみが薄ければ単に安っぽいイメージが先行するだけかもしれません。現にレビューを拝見してもそうした傾向になっているようです。
原作の夢枕獏と言えばエログロ。本来ならばこの映画ももっと弾けてしまえば相当面白い映画になっていたのではと思います。やっぱりテレビ局主導の制作委員会方式のためでしょうか。エロも申し訳程度、グロも放送で流せる程度で見事に中途半端。「トリック」などテレビシリーズを手がけてきた堤監督はどこまでだったらテレビ的に大丈夫かという線引きを心得ている優等生ですね。ターゲットも幅広い層を狙っているといのが見えます。大人向けだったら大人向けで割り切って創って貰いたいですね。
抜いた剣が背負っている時より大きいものを使っていたりと、このあたりのデフォルメの仕方は面白いし、アイデア的にはキラリと光るものがあって全くダメと切り捨てる事も出来ない映画です。もし続編があるのならばもっと突き抜けた「おバカ映画」として登場する事を期待します。
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一行レヴューじゃ こんどこそ
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僕は子供の頃 黒人でした
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17人の会員が気に入ったと投稿しています
時代劇+SFコメディ?
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無荒唐無稽で、真面目な時代劇を期待していると、えらいことになりそうです。
時は、徳川家光の時代に豊臣の残党が存在していた頃、
世界を制する力を秘めた「オリハルコン」という物質でできた「三種の神器」。
その一つ、「大帝の剣」を持っていた源九郎は、祖父の遺志を継ぎ、残り二つの神器を探し・・・
3つ揃えると絶大な力を得るという「三種の神器」をめぐっての争奪劇。
そこに宇宙人までが、絡んでくるので、ハチャメチャな展開。
大根役者?で有名なお方は、今回は、宇宙人に寄生された役で出てくるのですが、わざとっていう位の演技が、逆に良かったかも??なんて思ってしまいましたが・・・
物語の底辺にあるのは、殻の中にチマチマと納まってしまった人間社会を、全く型にはまらない破天荒な主人公が、神器で強烈な意思を築こうとしたメッセージが入っていたような気がしますが・・・
しかし、そんな事を全く考えずに、
忍者であるのに、着地でいつも失敗してしまったり、源九郎の体臭をかいで「クサッ」といつも呟く、堤作品の定番ギャグも健在です。
むしろ、頭を空っぽにして、小ネタをクスクスと楽しむべきなのかも知れませんね。
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荒唐無稽・奇妙奇天烈・痛快無比
投稿日:2007/10/15
レビュアー:こんちゃん
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評価がまっぷたつに割れているようですが、私はお勧めします。時代設定を無視した言葉遣いややりとり、ありえない設定と馬鹿馬鹿しさもここまで徹底してやってくれると、痛快に感じます。
江守徹のナレーションで、すべてナビゲーションしてしまうという掟破りのわかりやすさ!
とても演技とは呼べない俳優陣の未熟さを、その構成力によって、一大レビューショー化している堤幸彦の手腕が、際だちます。
実際、演技しているのは本田博太郎くらいなのですが、それがかえって奇異に感じられるという逆説的な映像。阿部寛は、もうキャラとして、そのままで良いのですが、竹内力の破顔坊は、途中で萬田銀二郎になるし、宮藤官九郎はなんだかユースケ・サンタマリアだし(彼は脚本書いてる方がいいね)ハセキョー、黒木メイサ、杉本彩は、はなっから期待してはいないし(多分、監督も期待してない。勝王さんの本音は杉本彩の露出が少なすぎると言うことでしょ?)これだけ、はちゃめちゃな演技陣でも、ある意味一つの完成した映像にしてしまっているのはすごいです。
なんせ、面白いんだから・・・万源九郎の口癖、
「おんもしれ〜な〜」
そのものでっせ。欲を言えば、突き抜け感が足りないかな。どうせならもっと突き抜けていれば良かったのにと、ちょっと残念です。
ランが乗り移ったハセキョーはそのままの美貌なのに、ダクシャが乗り移るとなんで不気味な顔になっちゃうんだろうとか、細かいことは考えちゃいけません。
おバカ映画として、笑い飛ばしてしまいましょう。まあ、芝居としては妙に騒がしい印象で、いうなれば漫才のボケ役ばかりが集まって、つっこみがいないと言う感じでしょうか。クドカンの役を、もう少しキレのある役者がやっていれば締まったのかもしれません。
勝王さんがおっしゃるように堤監督が、確信犯的にチープに作った映像作品でありますね。冒頭の宇宙船同士の確執(宇宙船が意志を持った生命体であるのもおもしろい)のCGが一番、お金も手間もかけているのでしょうか?これはけっこう見物です。
でも、面白いと言うことに関して言えば、「どろろ」や「西遊記ムービー」なんかより、はるかに面白いです。6才の娘も、思いっきり受けていましたので、子供向けとも言えますが、大人でも充分楽しめます。
DVDをレンタルして観るには、悪くないです。(劇場で観ていたら、怒っていたかもしれませんが・・・)
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好き嫌いが分かれる作品!堤ファンなら文句なしに楽しめる!?
投稿日:2007/10/21
レビュアー:RUSH
この作品は劇場で見逃してしまったのでレンタルされるのを待っていた。当時CMを見て絶対に見ようと思ったのだ。監督が堤幸彦監督、主演が阿部寛とくれば思い出すのは「トリック」だ(笑)。阿部寛の弾けた演技が見てみたいと思ったのがそもそもの始まりだったのだが、その期待は見事に成就された(^○^)。予想通りの出来映えに満足してしまった(^^;。主役の阿部寛以外にもその個性的な演技を見せつけてくれる俳優がたくさんおり、堤ワールドが完成されていたのにはとても嬉しい思いがした。弱々しい佐助を演じた普段でも脚本家らしく見えないクドカン、キレた演技を見せつけ尋常ではない表情を見せてくれる竹内力、合間合間に笑わせてくれる本田博太郎、癖になるような台詞を連発していた遠藤憲一、どこか憎めないドジな忍者で笑わせてくれた大倉孝二、変なキャラを違和感なく演じていた六平直政などあげればきりがない(笑)。でもやっぱり弾けていたのは阿部寛でしょう(笑)。こんな役やらせたら天下一品だ。身体の大きさ、迫力、間の取り方はいつも見るものを楽しませてくれる。それだけでも見てみたくなる作品だ(笑)。この手の役もこなすし、シリアスな役もこなせる彼は本当に良い俳優だと思う。
江戸時代初期にもかかわらず空から宇宙船が降ってくる!宇宙人?がやってきて人に乗り移る!等々奇想天外、奇想奇天烈な内容だが、だからこそ堤ワールドを思い切って展開できるのだ。CGや特殊効果は及第点をあげられる出来映えだったし、竹内力、遠藤憲一、両氏の特殊メイクは確実に何時間もかかったであろうことが嫌でもわかるし、大変だったことであろうが、その効果が十分に発揮されていたと思う。役者の表情が特殊メイクを施していてもわかるところが素晴らしい。昨今の映画では当たり前だが、予算の関係上、いつも割愛されやすいのが特殊効果や特殊メイクなのだ。竹内力のキレた危ないほどの演技は安っぽい特殊メイクであれば見ることが出来なかったであろう。また、アクションに関しては所々にワイヤーアクションを取り入れており、時折、人間離れした動きをすることがあるが、奇想奇天烈作品であり、正統派アクション作品でもないので気にする必要はないだろう(笑)。堤監督がこの手の作品を作る場合にどのような作品になるかファンならある程度は予想できるはず。ファンでなくても堤作品を知っていれば大きく期待を裏切られることはないはずである。そのいずれでもない人たちは間違いなく期待はずれに終わってしまう可能性があるので注意すべし!(笑)。
あ、最後に言い忘れていたが、ヒロイン役である舞役を演じていたハセキョーこと長谷川京子であるが、宇宙人に乗り移られる役で一人二役的な演技をしなければならず、しかももう一人の役は男性的なキャラなので演技に関する努力は並大抵ではなかったはずなのは簡単に想像できる。今まで彼女の演技力に懐疑的だったがこの作品の演技でこういう演技も出来るんだと少し見直した。お姫様的な役柄なので仕方がないのかもしれないが、個人的には彼女の弾けた演技を一度は見てみたいものだ。
時間つぶしにはもってこいの作品だ!(笑)。
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ユーザーレビュー
「バカの壁」は厚い。
投稿日
2008/05/14
レビュアー
JUCE
タランティーノとロドリゲスの「グラインドハウス」シリーズと同じく懐古的な作品作りを狙っています。ただし「グラインドハウス」という明確なコンセプトがあったのに対し、こちらはそのコンセプトが曖昧でウルトラQシリーズやウルトラマン、仮面ライダー、赤影など様々なモチーフは想起させ、なんとなく懐かしい匂いは感じさせるものの中途半端なイメージが拭えません。さらに上記の昔のテレビ番組になじみが薄ければ単に安っぽいイメージが先行するだけかもしれません。現にレビューを拝見してもそうした傾向になっているようです。
原作の夢枕獏と言えばエログロ。本来ならばこの映画ももっと弾けてしまえば相当面白い映画になっていたのではと思います。やっぱりテレビ局主導の制作委員会方式のためでしょうか。エロも申し訳程度、グロも放送で流せる程度で見事に中途半端。「トリック」などテレビシリーズを手がけてきた堤監督はどこまでだったらテレビ的に大丈夫かという線引きを心得ている優等生ですね。ターゲットも幅広い層を狙っているといのが見えます。大人向けだったら大人向けで割り切って創って貰いたいですね。
抜いた剣が背負っている時より大きいものを使っていたりと、このあたりのデフォルメの仕方は面白いし、アイデア的にはキラリと光るものがあって全くダメと切り捨てる事も出来ない映画です。もし続編があるのならばもっと突き抜けた「おバカ映画」として登場する事を期待します。
一行レヴューじゃ こんどこそ
投稿日
2007/09/19
レビュアー
裸足のラヴァース
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僕は子供の頃 黒人でした
時代劇+SFコメディ?
投稿日
2007/09/14
レビュアー
ミルクチョコ
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無荒唐無稽で、真面目な時代劇を期待していると、えらいことになりそうです。
時は、徳川家光の時代に豊臣の残党が存在していた頃、
世界を制する力を秘めた「オリハルコン」という物質でできた「三種の神器」。
その一つ、「大帝の剣」を持っていた源九郎は、祖父の遺志を継ぎ、残り二つの神器を探し・・・
3つ揃えると絶大な力を得るという「三種の神器」をめぐっての争奪劇。
そこに宇宙人までが、絡んでくるので、ハチャメチャな展開。
大根役者?で有名なお方は、今回は、宇宙人に寄生された役で出てくるのですが、わざとっていう位の演技が、逆に良かったかも??なんて思ってしまいましたが・・・
物語の底辺にあるのは、殻の中にチマチマと納まってしまった人間社会を、全く型にはまらない破天荒な主人公が、神器で強烈な意思を築こうとしたメッセージが入っていたような気がしますが・・・
しかし、そんな事を全く考えずに、
忍者であるのに、着地でいつも失敗してしまったり、源九郎の体臭をかいで「クサッ」といつも呟く、堤作品の定番ギャグも健在です。
むしろ、頭を空っぽにして、小ネタをクスクスと楽しむべきなのかも知れませんね。
荒唐無稽・奇妙奇天烈・痛快無比
投稿日
2007/10/15
レビュアー
こんちゃん
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評価がまっぷたつに割れているようですが、私はお勧めします。時代設定を無視した言葉遣いややりとり、ありえない設定と馬鹿馬鹿しさもここまで徹底してやってくれると、痛快に感じます。
江守徹のナレーションで、すべてナビゲーションしてしまうという掟破りのわかりやすさ!
とても演技とは呼べない俳優陣の未熟さを、その構成力によって、一大レビューショー化している堤幸彦の手腕が、際だちます。
実際、演技しているのは本田博太郎くらいなのですが、それがかえって奇異に感じられるという逆説的な映像。阿部寛は、もうキャラとして、そのままで良いのですが、竹内力の破顔坊は、途中で萬田銀二郎になるし、宮藤官九郎はなんだかユースケ・サンタマリアだし(彼は脚本書いてる方がいいね)ハセキョー、黒木メイサ、杉本彩は、はなっから期待してはいないし(多分、監督も期待してない。勝王さんの本音は杉本彩の露出が少なすぎると言うことでしょ?)これだけ、はちゃめちゃな演技陣でも、ある意味一つの完成した映像にしてしまっているのはすごいです。
なんせ、面白いんだから・・・万源九郎の口癖、
「おんもしれ〜な〜」
そのものでっせ。欲を言えば、突き抜け感が足りないかな。どうせならもっと突き抜けていれば良かったのにと、ちょっと残念です。
ランが乗り移ったハセキョーはそのままの美貌なのに、ダクシャが乗り移るとなんで不気味な顔になっちゃうんだろうとか、細かいことは考えちゃいけません。
おバカ映画として、笑い飛ばしてしまいましょう。まあ、芝居としては妙に騒がしい印象で、いうなれば漫才のボケ役ばかりが集まって、つっこみがいないと言う感じでしょうか。クドカンの役を、もう少しキレのある役者がやっていれば締まったのかもしれません。
勝王さんがおっしゃるように堤監督が、確信犯的にチープに作った映像作品でありますね。冒頭の宇宙船同士の確執(宇宙船が意志を持った生命体であるのもおもしろい)のCGが一番、お金も手間もかけているのでしょうか?これはけっこう見物です。
でも、面白いと言うことに関して言えば、「どろろ」や「西遊記ムービー」なんかより、はるかに面白いです。6才の娘も、思いっきり受けていましたので、子供向けとも言えますが、大人でも充分楽しめます。
DVDをレンタルして観るには、悪くないです。(劇場で観ていたら、怒っていたかもしれませんが・・・)
好き嫌いが分かれる作品!堤ファンなら文句なしに楽しめる!?
投稿日
2007/10/21
レビュアー
RUSH
この作品は劇場で見逃してしまったのでレンタルされるのを待っていた。当時CMを見て絶対に見ようと思ったのだ。監督が堤幸彦監督、主演が阿部寛とくれば思い出すのは「トリック」だ(笑)。阿部寛の弾けた演技が見てみたいと思ったのがそもそもの始まりだったのだが、その期待は見事に成就された(^○^)。予想通りの出来映えに満足してしまった(^^;。主役の阿部寛以外にもその個性的な演技を見せつけてくれる俳優がたくさんおり、堤ワールドが完成されていたのにはとても嬉しい思いがした。弱々しい佐助を演じた普段でも脚本家らしく見えないクドカン、キレた演技を見せつけ尋常ではない表情を見せてくれる竹内力、合間合間に笑わせてくれる本田博太郎、癖になるような台詞を連発していた遠藤憲一、どこか憎めないドジな忍者で笑わせてくれた大倉孝二、変なキャラを違和感なく演じていた六平直政などあげればきりがない(笑)。でもやっぱり弾けていたのは阿部寛でしょう(笑)。こんな役やらせたら天下一品だ。身体の大きさ、迫力、間の取り方はいつも見るものを楽しませてくれる。それだけでも見てみたくなる作品だ(笑)。この手の役もこなすし、シリアスな役もこなせる彼は本当に良い俳優だと思う。
江戸時代初期にもかかわらず空から宇宙船が降ってくる!宇宙人?がやってきて人に乗り移る!等々奇想天外、奇想奇天烈な内容だが、だからこそ堤ワールドを思い切って展開できるのだ。CGや特殊効果は及第点をあげられる出来映えだったし、竹内力、遠藤憲一、両氏の特殊メイクは確実に何時間もかかったであろうことが嫌でもわかるし、大変だったことであろうが、その効果が十分に発揮されていたと思う。役者の表情が特殊メイクを施していてもわかるところが素晴らしい。昨今の映画では当たり前だが、予算の関係上、いつも割愛されやすいのが特殊効果や特殊メイクなのだ。竹内力のキレた危ないほどの演技は安っぽい特殊メイクであれば見ることが出来なかったであろう。また、アクションに関しては所々にワイヤーアクションを取り入れており、時折、人間離れした動きをすることがあるが、奇想奇天烈作品であり、正統派アクション作品でもないので気にする必要はないだろう(笑)。堤監督がこの手の作品を作る場合にどのような作品になるかファンならある程度は予想できるはず。ファンでなくても堤作品を知っていれば大きく期待を裏切られることはないはずである。そのいずれでもない人たちは間違いなく期待はずれに終わってしまう可能性があるので注意すべし!(笑)。
あ、最後に言い忘れていたが、ヒロイン役である舞役を演じていたハセキョーこと長谷川京子であるが、宇宙人に乗り移られる役で一人二役的な演技をしなければならず、しかももう一人の役は男性的なキャラなので演技に関する努力は並大抵ではなかったはずなのは簡単に想像できる。今まで彼女の演技力に懐疑的だったがこの作品の演技でこういう演技も出来るんだと少し見直した。お姫様的な役柄なので仕方がないのかもしれないが、個人的には彼女の弾けた演技を一度は見てみたいものだ。
時間つぶしにはもってこいの作品だ!(笑)。
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大帝の剣