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難産の末に恋人を失ったショックから、障害を持って生まれてきた我が子を手放し去って行った父親が、15年の空白を経て初めて息子と向き合う姿を通して、父と子の絆、障害を抱えた子どもと家族の深い苦悩を描いた感動ドラマ。監督は「小さな旅人」「いつか来た道」のジャンニ・アメリオ。ジャンニは、15年間一度も会ったことがない息子パオロをミュンヘンからベルリンのリハビリ施設へ連れて行くことになっていた。初めて会うパオロに戸惑うジャンニだったが、より重い障害を持つ少女の母親ニコールとの出会いを経て、少しずつ息子と心を通わせていく…。
製作年: |
2004年 |
---|---|
製作国: |
イタリア |
原題: |
LE CHIAVI DI CASA |
監督: |
ジャンニ・アメリオ 、 ジャンニ・アメリオ |
---|---|
製作: |
エルダ・フェッリ 、 エンツォ・ポルチェッリ |
出演: |
キム・ロッシ=スチュアート 、 アンドレア・ロッシ 、 アッラ・ファエロヴィック 、 ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ 、 シャーロット・ランプリング |
脚本: |
ジャンニ・アメリオ 、 サンドロ・ペトラリア 、 ステファノ・ルッリ |
原作: |
ジュゼッペ ポンティッジャ |
撮影: |
ルカ・ビガッツィ |
音楽: |
フランコ・ピエルサンティ |
難産の末に恋人を失ったショックから、障害を持って生まれてきた我が子を手放し去って行った父親が、15年の空白を経て初めて息子と向き合う姿を通して、父と子の絆、障害を抱えた子どもと家族の深い苦悩を描いた感動ドラマ。監督は「小さな旅人」「いつか来た道」のジャンニ・アメリオ。ジャンニは、15年間一度も会ったことがない息子パオロをミュンヘンからベルリンのリハビリ施設へ連れて行くことになっていた。初めて会うパオロに戸惑うジャンニだったが、より重い障害を持つ少女の母親ニコールとの出会いを経て、少しずつ息子と心を通わせていく…。
製作年: |
2004年 |
---|---|
製作国: |
イタリア |
原題: |
LE CHIAVI DI CASA |
監督: |
ジャンニ・アメリオ 、 ジャンニ・アメリオ |
---|---|
製作: |
エルダ・フェッリ 、 エンツォ・ポルチェッリ |
出演: |
キム・ロッシ=スチュアート 、 アンドレア・ロッシ 、 アッラ・ファエロヴィック 、 ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ 、 シャーロット・ランプリング |
脚本: |
ジャンニ・アメリオ 、 サンドロ・ペトラリア 、 ステファノ・ルッリ |
---|---|
原作: |
ジュゼッペ ポンティッジャ |
撮影: |
ルカ・ビガッツィ |
音楽: |
フランコ・ピエルサンティ |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
111分 | 日本語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/イタリア語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
10DRJ20289 | 2007年03月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
111分
字幕:
日本語吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/イタリア語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
10DRJ20289
レンタル開始日:
2007年03月23日
在庫枚数
10枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
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DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
111分 | 日本語吹き替え用 | 1:ドルビーデジタル/ステレオ/イタリア語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
10DRJ20289 | 2007年03月23日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
10枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
111分
字幕:
日本語吹き替え用
音声:
1:ドルビーデジタル/ステレオ/イタリア語
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レイティング:
記番:
10DRJ20289
レンタル開始日:
2007年03月23日
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1位登録者:
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未婚カップルから誕生したパオロ、母親の命と引き換えに。難産の末、身体的に障害が残ってしまった。悲嘆の末、息子パオロを見捨てた父親が、15年の歳月の後、新たな絆を探すお話。
実際に障害を持ったアンドレ・ロッシ君の演技に、観客は驚きと感動に心揺さぶられることでしょう。前半、たどたどしかった父との関係が、時間経過と共に深まる状況が、ロッシ君の生演技の上達さとあいまって、とても自然に感じられてきます。
リハビリ施設での、歩行訓練の何と過酷なことか・・・又、入院患者の母親役でシャーロット・ランプリングが、とても素晴らしい演技を見せていました。穏やかさの裏に潜む、障害を持つ親の本音を晒していましたが、胸に迫ってしまった。
パオロが住む伯父さんの家の鍵、果たして父親の家に合うのでしょうか?
また、パオロ君が慣れない父親に、シャツの着せ方、脱がせ方を教えるシーンがあるのですが、「脱健着患」の言葉を思い出します。実際に麻痺のある利用者さんに接していると、服の着せ方、脱がせ方はその通り。知っていると役に立つかも・・・・
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ジャンニ・アメリオ監督・・・どこかで聞いたことがあるなと思ったら「小さな旅人」(94)の人でしたね。母親の逮捕で孤児になった幼い姉弟を施設まで護送することになった若い警官が、2人とともに旅するうちに次第に父親のような感情が生じ、深い絆が生まれる、というロードムービー。美しいのだけれど脆さをはらんだ彼らの関係は、決して明るい未来を約束してはいなかったと記憶している。そして、本作も構成は似ているような気がする。こちらは本当の親子だけれど15年ぶりの再会。ミュンヘンからベルリン、そしてノルウェーへと旅する親子。最初は病院での治療という目的があったが、絆を確信した父親は子の最善を望んで治療を放棄、突発的とも言える旅に出る。
父が父として、子が子として、お互いに相手に対する「情」が自然に生まれ出てくる過程がきちんと映像から伝わってくるのが良かった。言葉で「愛してる」なんて言わなくてもベッドでたわむれたりケーキを手でむしゃむしゃと食べたりする2人に通い合うものがあると分かる。しかし、そういった美しさと並行して現実の厳しさもきちんと見せて、それが作品の重石になっているのだ。病院で出会う女性ニコール(シャーロット・ランプリング)は障害児の母としての半生を主人公ジャンニに語る。その言葉はあまりにも重い。このリアリティがあるから後半のノルウェーへの旅はどうしても現実逃避にしか見えなかった。
病院でつきつけられた言葉・・・「問題は本人じゃなく家族にある」。リハビリを拒否するのも船上で杖を捨てるのも、そこにあるのは障害に向き合おうとしない身勝手な親の姿だ。それでもこの未熟な父親を責める気にはなれない。子供がよくやる大人を試す行為(故意のいたずらやイジワル)にすら上手く対処できないこの男を、子供パオロと同じ気持ちで「泣いちゃダメだよ」と励ましたくなった。
ラストの余韻・・・
これからこの2人はどこへ帰るのだろう。パオロが大事に持っている“家の鍵”は安心を約束してくれるもの。扉の向こうには美味しい食事と優しい家族と暖かいベッドがある。そして、それは「毎日の生活」を意味している。ニコールが言っていた「目の前の雑事に没頭することでようやくやっていける」毎日の生活。ジャンニは本当にその覚悟を決めたのだろうか。パオロが握っている鍵は、本当にジャンニの新しい生活を開けることになるのだろうか・・・。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
何名もの信頼するレビュアーの方の言葉がとても興味深くて、前から気になっていました(直接には、ぴぐぽぐさんのレビューにとても惹かれました。ありがとうございます)。
この監督の作品ははじめてなのですが、映画としては、ラヴァースさんのおっしゃる通りとても素晴らしいと思います。ほとんど登場人物ふたりのシーンなのですが、少しも飽きさせることがありません。パオロの失踪シーンなど、かなりドキドキしてしまい、僕も食い入るように画面を見つめました。
映画が描いていることについては、武蔵野婦人さんが書かれていることのほとんどに共感しつつも、僕はこの映画はとてもよい作品だと思います。
パオロの写真を目にして、あるいは実際に会ってみて、ジャンニが感じただろう戸惑いや葛藤は、さまざまな場面で、小さな頃から僕自身が感じていたことでした。彼は生まれたばかりのパオロを放り出したわけですが、二十歳そこそこで同じ立場になれば、僕も絶対そうしないとは断言できません。だから、ジャンニは僕なのだと感じてしまいました。
そのせいでしょうか、シャーロット・ランプリングの非難は胸に突き刺ささります。まただからこそ、彼女が去り際にもらす一言の重さが際立つのです。
父親でありながらジャンニは幼いし、見通しも甘い。思慮も浅い。それはほんとうにそうなのですが、ラストで映画は、冷静に、この幼い父親が選んだ道が容易ではないことを示します。
でも彼らに希望はやっぱりあると思うのです。駄目になっちゃうかもしれないし、周囲を巻き込んで不幸になっちゃうかもしれないけれど、可能性で言えばみなが協力してすごく幸福になることだってないとは限りません。
泣いていないで、一歩踏み出してみよう。自分の駄目さをよく知って、足りないところを見据えて、でもひとりで背負い込まないで。希望のみなもとになる愛情は、必ずしも親子の間ばかりに生まれるものではありませんが、この映画ではパオロとジャンニという小さなふたりに、確かな愛情が生まれた瞬間が描かれていると思うのです。75点。
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ユーザーレビュー:26件
投稿日
2007/03/27
レビュアー
オタエドン※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
未婚カップルから誕生したパオロ、母親の命と引き換えに。難産の末、身体的に障害が残ってしまった。悲嘆の末、息子パオロを見捨てた父親が、15年の歳月の後、新たな絆を探すお話。
実際に障害を持ったアンドレ・ロッシ君の演技に、観客は驚きと感動に心揺さぶられることでしょう。前半、たどたどしかった父との関係が、時間経過と共に深まる状況が、ロッシ君の生演技の上達さとあいまって、とても自然に感じられてきます。
リハビリ施設での、歩行訓練の何と過酷なことか・・・又、入院患者の母親役でシャーロット・ランプリングが、とても素晴らしい演技を見せていました。穏やかさの裏に潜む、障害を持つ親の本音を晒していましたが、胸に迫ってしまった。
パオロが住む伯父さんの家の鍵、果たして父親の家に合うのでしょうか?
また、パオロ君が慣れない父親に、シャツの着せ方、脱がせ方を教えるシーンがあるのですが、「脱健着患」の言葉を思い出します。実際に麻痺のある利用者さんに接していると、服の着せ方、脱がせ方はその通り。知っていると役に立つかも・・・・
投稿日
2007/12/27
レビュアー
ポッシュ(卒業)※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ジャンニ・アメリオ監督・・・どこかで聞いたことがあるなと思ったら「小さな旅人」(94)の人でしたね。母親の逮捕で孤児になった幼い姉弟を施設まで護送することになった若い警官が、2人とともに旅するうちに次第に父親のような感情が生じ、深い絆が生まれる、というロードムービー。美しいのだけれど脆さをはらんだ彼らの関係は、決して明るい未来を約束してはいなかったと記憶している。そして、本作も構成は似ているような気がする。こちらは本当の親子だけれど15年ぶりの再会。ミュンヘンからベルリン、そしてノルウェーへと旅する親子。最初は病院での治療という目的があったが、絆を確信した父親は子の最善を望んで治療を放棄、突発的とも言える旅に出る。
父が父として、子が子として、お互いに相手に対する「情」が自然に生まれ出てくる過程がきちんと映像から伝わってくるのが良かった。言葉で「愛してる」なんて言わなくてもベッドでたわむれたりケーキを手でむしゃむしゃと食べたりする2人に通い合うものがあると分かる。しかし、そういった美しさと並行して現実の厳しさもきちんと見せて、それが作品の重石になっているのだ。病院で出会う女性ニコール(シャーロット・ランプリング)は障害児の母としての半生を主人公ジャンニに語る。その言葉はあまりにも重い。このリアリティがあるから後半のノルウェーへの旅はどうしても現実逃避にしか見えなかった。
病院でつきつけられた言葉・・・「問題は本人じゃなく家族にある」。リハビリを拒否するのも船上で杖を捨てるのも、そこにあるのは障害に向き合おうとしない身勝手な親の姿だ。それでもこの未熟な父親を責める気にはなれない。子供がよくやる大人を試す行為(故意のいたずらやイジワル)にすら上手く対処できないこの男を、子供パオロと同じ気持ちで「泣いちゃダメだよ」と励ましたくなった。
ラストの余韻・・・
これからこの2人はどこへ帰るのだろう。パオロが大事に持っている“家の鍵”は安心を約束してくれるもの。扉の向こうには美味しい食事と優しい家族と暖かいベッドがある。そして、それは「毎日の生活」を意味している。ニコールが言っていた「目の前の雑事に没頭することでようやくやっていける」毎日の生活。ジャンニは本当にその覚悟を決めたのだろうか。パオロが握っている鍵は、本当にジャンニの新しい生活を開けることになるのだろうか・・・。
投稿日
2007/12/09
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
何名もの信頼するレビュアーの方の言葉がとても興味深くて、前から気になっていました(直接には、ぴぐぽぐさんのレビューにとても惹かれました。ありがとうございます)。
この監督の作品ははじめてなのですが、映画としては、ラヴァースさんのおっしゃる通りとても素晴らしいと思います。ほとんど登場人物ふたりのシーンなのですが、少しも飽きさせることがありません。パオロの失踪シーンなど、かなりドキドキしてしまい、僕も食い入るように画面を見つめました。
映画が描いていることについては、武蔵野婦人さんが書かれていることのほとんどに共感しつつも、僕はこの映画はとてもよい作品だと思います。
パオロの写真を目にして、あるいは実際に会ってみて、ジャンニが感じただろう戸惑いや葛藤は、さまざまな場面で、小さな頃から僕自身が感じていたことでした。彼は生まれたばかりのパオロを放り出したわけですが、二十歳そこそこで同じ立場になれば、僕も絶対そうしないとは断言できません。だから、ジャンニは僕なのだと感じてしまいました。
そのせいでしょうか、シャーロット・ランプリングの非難は胸に突き刺ささります。まただからこそ、彼女が去り際にもらす一言の重さが際立つのです。
父親でありながらジャンニは幼いし、見通しも甘い。思慮も浅い。それはほんとうにそうなのですが、ラストで映画は、冷静に、この幼い父親が選んだ道が容易ではないことを示します。
でも彼らに希望はやっぱりあると思うのです。駄目になっちゃうかもしれないし、周囲を巻き込んで不幸になっちゃうかもしれないけれど、可能性で言えばみなが協力してすごく幸福になることだってないとは限りません。
泣いていないで、一歩踏み出してみよう。自分の駄目さをよく知って、足りないところを見据えて、でもひとりで背負い込まないで。希望のみなもとになる愛情は、必ずしも親子の間ばかりに生まれるものではありませんが、この映画ではパオロとジャンニという小さなふたりに、確かな愛情が生まれた瞬間が描かれていると思うのです。75点。
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