アンフェア

僕の場合は１話見てギブアップしたところ、ワイフが見たいというので、仕方ないから毎週本読みながら隣で盗み見してた（笑）
しかし、数話進んだところで、がぜん面白さがヒートアップするんですよ。原作読んでないのでわからんのですが不思議な話だ。
役者たちも犯人が誰か実際に知らされてなかったらしく、確かに彼らの演技見てもみんな犯人に見えてくる。僕は最後まで犯人わかりませんでした。最終話で犯人わかってびっくりした。えぇええええ！って感じ。おすすめです。

冒頭の「・・・アンフェアには、アンフェアを」
主な出演者が、かわりばんこにナレーションしています。
これも、家族でハマって観ていたドラマです。
今、夕方に再放送しているので、夕食の仕度をしながらチラチラ観ていますが、犯人が分かっている今は以前ほど夢中にはなれませんね。
このドラマでは、私はある失敗をしてしまいました。
最終話も近い頃、本屋さんで原作本を手にして、適当にページを開いてみたのですが、事も有ろうにそこで犯人が分かってしまったのです。
この手のドラマで、最終話を待たずに犯人が分かってしまうというのは、本当に興ざめですよね・・・
篠原涼子が黒いコートをひるがえして颯爽と歩き、カッコイイ女刑事です。

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とびきりのお気に入りにだったわけではないが、映画をみてどうも気になりドラマ
を見てみることに。見てみてなるほど、納得。これまで見た日本のドラマの中では
秀作中の秀作かもしれない。ちょっと日本のドラマを見直した。

絶妙なキャラ構成やこれまでの刑事ものとは明らかに一線を画した違うコンセプト。
これはドラマとして作っていない。考え方は明らかに映画そのものだ。
しかもアンフェアという警察という絶対的な正義の中での刹那的な悪。これがあま
りにも素晴らしい。さらには篠原涼子という完璧なキャスティングのおまけつき。
雪平という女刑事に十分すぎるほどの人間としてのドラマを設定し、刑事としての
雪平を殺すことなく巧みに組み込まれたストーリーはかつて味わったことのない
感覚は秀作なサスペンスにであったときに似ている。１話完結ではないところも
このコンセプトでいくと致し方なかったに違いない。
一気に全部見てみたいと思う。

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刑事ものではありがちな１話完結ではなく、全体で１つのドラマ、そして主人公は
女刑事。ドラマ大国のアメリカも負けないぐらいのクールでスタイリッシュで絶妙
な構成と巧みに仕組まれたトリック。どれをとっても今までのドラマよりは数段
出来がよかった作品だったのではないだろうか。
しかし、ＤＶＤでいうところの４の後半（第８話かな？）あたりから少し影が薄れて
いわゆる日本のトレンディドラマの匂いもしてきたことは残念。

やはりお涙頂戴的なものをもってきてしまうんですね、この主人公でも。
確かに少しぐらいぐらつくのは悪くないが、前半の雪平とはあまりにも違いすぎた。
安藤を撃った雪平には信念はあったのだろうかとさえ思えたぐらい。

アメリカの人気のドラマにも負けないぐらいに飛ばしていたアンフェアは、最後は
いつものようにまとまったものの日本のドラマを少し変えたのではないだろうか。
これは決して大袈裟ではないような気がする。

２４、プリズンブレイク、ＬＯＳＴ。。。日本人がこぞって面白いと絶賛している。
私はこのような作品にであっても「いや、日本のドラマのほうが面白いね」といえる
ようになって欲しいと強く思う。アンフェア２に期待！！（ないの！？）

雪平の描き方にやや後半不満はあったものの安藤が黒幕とわかってからのエンデ
ィングは嫌いじゃない。

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ふたつめの事件に突入したと思いきやまだ継続性あり。こう来ましたか。
見れば見るほど、この作品はアメリカの人気ドラマに挑戦状を叩きつけているよう
な気持ちにさせてくれる。曲の使い方や、タイトルバックなども正にそれだ。

しかも相変わらずの巧妙さ。どう考えても牧村が犯人であることは想像できる。
が、協力している黒ずくめの男は誰だ？いや、女か！？
これまで出てきた人間の中にこんな人間いただろうか。いろいろ考えてはみるもの
のなかなか思いつかない。これまでの話を見返そうか。そしたら気づくかも。
いや、でも先を急ぐことにしましょうか。

遂に黒ずくめの正体が発覚。なるほどねー
でもこれで簡単にすっきりいかないところがこのドラマのいいところ。きっと全ての
脚本を最初に練りに練って作ったんでしょうね。