ＩＴ／イット

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そう・・・良くも悪くも・・・
スティーブンキング色が出ている作品だと思われる。

ざざっと語ってしまうと、A面（前半）は少年時代の
仲良し7人組が出会うまでと、「IT」に出会うまで、
そして、B面（後半）は30年後、大人になってから再会し、
「IT」をやっつけるまで。

「IT」とは、ジャケットに写っているピエロの事ですが、
これは仮の姿。
光、煙、狼男、ミイラ男、等と変幻自在なのか、
観たくないもの（怖いもの）が見えるだけなのか、
その時々で変わる。
ラストではその実態が明らかになるけれど・・・
その瞬間興ざめする事間違いなし・・・
（*・ェ・）ヘ？　ってな感じで私は目がテンになってしまった。

それまでも確かに絵的にキツいな、とは思ったものの、まだ耐えられた。
が、この興ざめ感は、それまで引き込まれてた分、ガクーーーンと来る。

そして、最後の最後の1分程、
「おいおい、どこまで感情を振り回す気ぃやねんｗ」
っちゅうくらいに、がらっと作風が変わる。。。
が、悲しいかな「ふっ・・・しゃーないなー。」と、
ニヤけてしまう自分がいたのも事実ｗ
キング氏の作風が好きだからニヤけられるのかもしれないですが・・・ｗ

って事で、実際星の評価は3つ星になっており、
皆さんの総合評価はきっと、「別に・・・」って感じだろうと勝手に推測。
私的にはもうちょっと高くてもいいんじゃーないか・・・
なんて思える作品ですｗ


だって、こんなん好きなんやもんｗ　　§*≧з≦) ぷっ!



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　pokorou

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両面ディスクなのですよね。絵が入っておらず表裏とも鏡面仕上げのディスクは要注意ですねー。片面ならジャケットと同じピエロの絵が入るとこです。

数年前の正月、ＮＨＫで２夜連続放送してました。前編を見て度肝を抜かれ、翌日も頑張って深夜まで起きて見た…はずなのに、エンディングを全然覚えていない。あれもしかして前編しか見なかったのかなと思いながら見ていくと、いやしっかり見てました。そうそうあの衝撃のラスト、思い出しました。これは前半とのバランスからいって忘れやすい構造だ。（笑）

吹替え音声が入ってません。ＮＨＫでやってたときもそうだったんだろうか。吹替え派の私が字幕モノを２夜連続で見るということはよほど心惹かれたのだと思う。衝撃のラストを補ってあまりある魅力がある作品だ。

ピエロって怖いですよね。
でも大人は、子どもがピエロとか着ぐるみが好きだという前提で生きている。私は子どもの頃遊園地の着ぐるみとかピエロとか全て怖かったのに、親に無理やりそばに追いやられたことが何度もある。怖がっていると親にもわかっているのに、なぜかピエロや着ぐるみは善なるもの、子どもが喜ぶものだと信じて疑わない。大人って、なんて想像力と思いやりのない生き物なんだと思っていた。
そういうだれもが持っているトラウマを刺激してやまないティム・カリーのピエロ。怖い怖い。ものすごいインパクト。衝撃のラストは今後再び忘れるかも知れないけど、このピエロだけは一生記憶に残るはずだ。
ところで、俳優になったリッチーのビバリーヒルズの豪邸のシーン、マネジャーを演じるのもティム・カリーだそうで、たしかに額の形に見覚えが！　隠れた名シーンだったんですね。

今回しっかり見直せて、かつ監督＋出演者による音声解説も聞けて収穫でした。ラストはやっぱりどうしても笑撃的なんだけど、ピエロのインパクトだけで十分名作です。

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私も、届いてそのままプレイヤーにセットしたら、ＤＶＤが認識されませんでした。
プレイヤーの不具合かと思ったのですが、
クリーナーをつけて念入りに磨いたところ、やっと再生できました。

ほんとうに『スタンド・バイ・ミー』ホラー版と言うのが、
一言でこの作品を表現できる文言です。
人数7人になってて、女性が入って、ラブも絡んじゃってるのが残念な気もしますが。

なにしろ両面ディスクなので長い作品ですが、私は長く感じませんでした。
前半は、謎と子ども時代のエピソードがジワジワ来て、
後半はホラー度が加速します。
グロ度は大して高くないと思います。
でも、血が苦手とか、生首が喋るのが苦手な人には、お勧めはできません(笑)

ピエロという、一般的には癒しだったり、
ちょっとひと休みして軽く笑える存在を、こう持ってきたのは、
ホラー度を増幅する効果があったように感じました。
が、そのＩＴの正体がアレなのは、どうなんでしょう(笑)

ＩＴがなぜ彼らをつけ狙うのか、
なぜ３０年ごとに現れるのか、
気にはなっていたものの、なんとなく明かされずに終るような気がしていました。
そして、その根拠のない不安は的中してしまいました。

でも、
「そんなこと、この作品の見どころじゃないから各自好きなように解釈してくれたまえ。」
って、幻聴が聞こえるんです(笑)

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スティーブンキング原作だそうで気にはなってたものの、
何せ３時間。
なかなか観る気にならず、やっと今観てみました。

ITってピエロのことなんですね。
あの気味悪いピエロを「あいつ」という感じで「IT」って呼んでる。

とある町で謎の連続殺人が起こる。
その恐怖に慄く少年少女たちの前半部分は
ベタだなーとか思いつつも、やっぱり怖い。

何が怖いって・・・・・
ピエロ。

ピエロってなんか怖いと思うのは私だけではないんじゃないか？
マクドナルドのドナルドさんがニヤッと笑うとなんだかコワい時あるし（爆
白塗りでおどけた表情で周囲を笑わせるのがピエロなんだけども
そのいでたちゆえ、「何を考えてるかわからない不気味さ」みたいなの感じるんだよなあ・・・
（まあ、ピエロなので何も考えてないんでしょうけど）

そのピエロが薄ら笑いを浮かべながら、
排水溝から出てきたら・・・・
コワいわ・・・・。

それ以外にも、アルバムや、洗面台から血が湧き出るとか
地味に気味悪い描写がたくさん。

そんな感じなので前半部分は
少年少女の青春物語も絡めてあったにもかかわらず
けっこう怖いと思いながら観てた。

でも、後半部分。とくに終盤。

少年少女の30年後。
大人になった彼らが、昔を思い出し
あの恐怖までもが蘇る。

で、また連続殺人がおきて・・・・
ヤツが現れて・・・ってとこまではよかったんですが、
ヤツの正体がわかったとたんに
「え！正体それ！？？？」って
なんだか拍子抜けしちゃったんですよね。

正体がわかってからは
なんだかちんけな○○モノみたいな展開になってきちゃって。

ハッピーエンドでよろしかったけど
あの正体・・・・・もうちょっとなんとかならなかったですかね？

あの造形、なんだか「ミスト」思い出しました（あの映画はラストすごかったけどね）

中盤までけっこう怖かったので、全体としてはまあまあ面白かったかな？？？

もう、正体だけが・・・・・残念・・・・（しつこい）


結末を知りたくなっちゃった方、３時間に耐えられる方、ぜひご覧ください。

　これ、１０年以上前に観たんですけど、なぜか結末がどうだったかまったく憶えてない。ひょっとして途中で頓挫して観ずじまいやったっけって思えるくらいに。
　憶えているのは、主人公たちの前に現れるピエロ。こいつだけはとにかく不気味だった。
　本作で真っ先に思い出すのは、道路の脇の暗渠から顔を覗かせて少年を引きずりこむピエロ。イメージとしてもかなり怖いもんがある。
　で、どういう気まぐれか久しぶりに観たくなって、まあビデオ（ダ○○○したやつ）は持ってたんで、観たわけです。

　結末を憶えていない訳がわかった。
　観てないことはなかった。しっかり観てた。
　ただ、あまりに意味不明で拍子抜けな結末（というか、ピエロの正体）にショックを受けた脳が、これを観てないことにしてたんや。

　ビデオは２本組み、ＤＶＤは両面１層。
　ビデオなら１本目、ＤＶＤならＡ面だけ観て、“この先、どうなるんや〜？”と思ったままやめといた方がいいかもしれません。少なくともこのあたりまでは十分観れますし。
　原作読んでない方で、この驚天動地の結末が気になる方はそれ相応の覚悟を持って観てください。