ウォレスとグルミット　野菜畑で大ピンチ！

原題はオリバー・リードの「吸血狼男」のもじりです。タイトルの意味は最後に分かるようになっております。全編、「キング・コング」や「フランケンシュタイン」「吸血鬼ドラキュラ」などの古典ＳＦ・ホラーから、もちろんいつものヒチコック、そして最近の「マトリックス」まで、いろんな映画のパロディが出てきます。ニック・パークのオタクぶりがとても楽しいです。もっともチェーンソー持ったばあさんなど、「悪魔のいけにえ」だと思うのですが、「地獄のモーテル」なんだか「ブラッド・ピーセス」なんだか、（これはないと思うけど）「女子高生チェンソー」なんだか分かりません。いやそんなオタク的な知識がなくても十分に楽しめる傑作です。キャラクターのお約束的なギャグなどを交えつつ、いつもながらの大アクションムービー。このシリーズ初の長編なのでどうなったか心配だったけど、これまで通り、というかこれまで以上に面白かったです。クレイアニメの見事さとアクションの素晴らしさはもはや名人芸の域でしょう。最後の飛行機？のアクションなんてもう、クレイアニメでしか表現出来ない世界でした。笑ってハラハラして実に爽快。子どもが見ても面白いと思うけど子ども向けじゃありません。むしろ映画マニアほど楽しめると思います。人形アニメでアクションをやるという試みは「ピンチクリフ・グランプリ」からありましたが、あれから３０年、ここまで進歩したんだなあと思います。ホントによく出来た映画です。

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The Curse of The Were-Rabit（うさぎ男の呪い）なんていう恐ろしげなタイトルで、出だしも「もしかしてこれはホラー？？」というような感じなんですが、やっぱりWallace&Gromit！充分楽しませてもらいました。
うさぎさんたちも超かわいい。うさぎ吸引機で集められたうさぎたちが、ひどい目にあうんじゃないかとご心配のうさぎ好きさんたちもご安心ください。グルミットが捕まえたうさぎたちにちゃーんとえさをあげています。なんて出来た犬でしょう。
後半のグルミットの大活躍、随所にちりばめられた過去の作品のパロディと、中身の濃い楽しい作品に仕上がっています。 ひとつ引っかかったことがあるとするならば、なぜウォレスが元に戻れたのかがはっきりしなかったのだけど、充分楽しめたから目をつぶります。

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えっ　これオーデオコメあんの？　たった今ポストに入れて返しちゃったよう　なんか日本語とか最初に画面に出てわかりずらいかったんだよな　残念聞きたかった　昨日「スパマン・リタンズ」観て映画に流れ続ける憂愁に　奇妙に泣けたんだけど２時間半もある　こちらのクレイアニメは　たったの８５分でなんともその映画的なことに喫驚してしまう　前作はこんなにすごかったかなあと思ったんだけど　今回が初長編なんだ　気合入ってる

これは映画館で見逃したのが悔やまれるんだけど　サイズはヴィスタなのかな　映画館で観れば　びしっと絵が決まってるんだろう　絵コンテが頭の中に完全に入ってるとゆうか　ヒッチコックタッチがあるので　映画はショットだ！がわかってるのだ　快感
９０分前後の映画とゆうのは　脚本が良ければしっかりぎゅっと絞られた情報が詰まっており　意外に時間を長く感ずるものなんだけど　この作品も一時間でかなり満足したのに　あれまだ３０分もあるって感じ　ショットの意味やカメラ位置がわかってる演出で　逆にそこまで映画でなくてもいいかなあと贅沢な不満が出てきたりもする　いやこりゃアカデミー賞を取ったのかな？

スーパーマンと同じで現代では複雑な問題系の解決は難しくて　この二組のヒーローたちは　どちらも人助けレベルの活躍しか実はしていなくて　規模が大きいその恐ろしい災害や野菜畑の怪物事件はいわば　自らが原因によるもので何とも皮肉なのでした

誕生２０周年、記念すべき作品でありました。
短編シリーズからゾッコンの惚れ込み、お気に入りの名コンビ再登場。ますます、小道具にも手が込んで、その根気作業に脱帽。光線や炎など、一部初めてＣＧを使用していますが、それ以外は全て手作業。クレイの持つ、温かみのある味わいがしっかり楽しめました。
ほんと、皆さんおっしゃる通り、何と様々な映画のパロディのオンパレード。結構、笑っちゃいましたよ〜〜ドッグファイトの面白さ、その醍醐味、緊張と緩和もお見事。
キング・コングパクリは傑作、ご本家も真っ青かな？
ファン心理で、全部許しちゃおう。
豚鼻のうさちゃん達もユニークで、そんなにワル？じゃなくて嬉しかった。ウサギ大好きお姉さんとしましては。
最高のお気に入りは、やっぱりグルミット。お口はないけど、主人思いで、賢く勇敢。二人の掛け合いは、さすがに息もぴったりでありました。
ただ、私は、２５分の短編３本の方が、より好きかな？

今回初めてウォレスとグルミットを観ました。
忠犬グルミットの健気さには感動しました。なにも喋らなくても数ミリ単位の動きでなにを考えているか判るのは流石です。機会の操作、車の運転、飼い主の食事の支度・健康管理すべて行い、八面六臂の活躍です。（ところでグルミットは食事しないんでしょうか？私が見のがしたなかな？）

しかし短編でウォーミングしといたほうが良かったのかなあ？全然面白くなかった。
クレイアニメ製作の大変さは解るけど、そんなことを理解しながら観る映画なんていりません。ＮＨＫ教育番組で充分です。
とにかくストーリーがお粗末でした。
パロディーも「キングコング」ぐらいしか判らない。私ド素人です。

ドリームワークスと組んで製作しなくて、もっと小さなスケールでやったほうがクレイアニメにはお似合いだと思うんですが・・・