１０１回目のプロポーズ

９１年に日本版を見ていたのですが、詳しいところまで覚えていないのですが、全体的なストーリーは同じです。
チェ・ジウ版では、日本版よりストーリーが長いので”シャオロン”や脇役の心の動きが、詳しく描かれていると思います。また、脇役が日本版と違った恋愛模様を描いているので、その辺が良かったですよ！！

当時、毎週欠かさず観てました。

悲しい過去を抱えたヒロインを、
チェ・ジウが見事に演じています。
憂いのある表情で凛々しく演奏する姿は、
本当に美しいです！
お相手のジンタイさんは、
日本版の武田さんほど強烈なキャラではありませんが、
愛する人のために一途に努力する姿は、
やっぱりカッコイイです。

名作は、国境を越えても名作だと思いました。

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シャオロンとシェンユイの関係にショックを受けたジンタイ。
シャオロンの幸せのために長年勤めたホテルを辞め、身を引くことにする。一人旅に出たジンタイはシャオロンの父親に会う。

シャオロンの妹から二人のことを聞いていたシャオロンの父は、勝負から逃げるのかとジンタイを叱責し、がんばれと励ます。
自分の過ちを悟ったジンタイは、自分が国費留学生の試験を受けて合格したら教会に婚約指輪を置いておくので、結婚する気があるならとりに来てくれとシャオロンに告げる。

心揺れていたシャオロンもここへきて、シェンユイと亡き恋人との違いに気がつきはじめる。シェンユイは妻の浮気がもとで離婚したと彼女に言っていたが、実はそれは嘘でシェンユイの浮気が原因だったのだ。ずっと一人の女性を愛さないシェンユイ。亡き恋人の思い出の言葉は「５０年後も今よりもっと君を愛する」なのに。ためしに５０年後も愛してくれるかと尋ねると、今君を愛しているが将来のことはわからないと言う。

亡き恋人の幻影から醒めたシャオロンは、ジンタイのひたむきな愛を思い出す。やはり自分をずっと一番愛してくれるのはジンタイだと。

しかし国費留学生の試験に落ちたジンタイは婚約指輪を川に捨て、シャオロンのことはあきらめ一人土木作業のアルバイト。
そこへ花嫁衣裳をまとったシャオロンが現れ二人だきあいめでたしめでたし。

この中国版「百一回目のプロポーズ」日本版を３倍くらいに膨らませたにもかかわらず、退屈させることなくよくここまで完成させたなと感心しました。本当におもしろくかつ感動もくれるドラマでした。

想像していたのと違いました。
私は、浅野温子さんと武田鉄也さんの101のファンだったので、
それがイケなかった・・？
違うんだ〜・・。
星野さんは冴えない中年親父じゃなきゃダメなんだ・・。
薫（シャオロン）さんはもっと冷たくて、「なんで私がこんな親父と？」って最初は思ってなくてはダメなんだ。
最初から彼に対して優しい思いを抱いてはダメなんだ。
最初、（薫）シャオロンがそのように、彼に対していい印象を抱いてないからこそ、
後々の心の変化がグッとくるのに・・。
でもでも・・と思い結構途中までレンタルして見ましたが、ダメでした。
途中で挫折してしまいました・・。

　一言で言うと、ラブストーリー系のドラマとして、久しぶりにもう一度見たいなと思わせてくれる優れたドラマだったような気がしました。

　同じように優れたドラマだった『ずっとあなたが好きだった。』と比べて面白いだけでなく、感動もできるドラマだった点も大きかったように思えます。

　例えば、ジンタイの『愛の言葉』・・・。異常な程の純粋さ、素晴らしいガッツ・・・。今、困難な恋に向き合う事が求められている人には特にお勧めできます。（もちろん、『僕は死にません。』のシーンのようなことはしない方が良いですが。）

　ちなみに、主要なキャラのうちジンタイ兄弟、ジンタイの弟分以外は美男美女ばかりでしたから、あまり自分に置き換えて見るのは難しいかもしれない点はありえます。

　ただ、美男子と言えそうにない主人公『ジンタイ』が、他のキャラを押しのけて絶世の美男子に見えたりするから不思議なドラマでもありました。

　とにかく、見て損はないと思います。（異常な程の純粋さ、素晴らしいガッツ）お薦めです。

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　ちなみに、これが２００６年最後のレビューです。ラストを飾るのがこのドラマで本当に良かったなと言う感想も併せて感じています。