誰が俺を狂わせるか＜インターナショナル・ヴァージョン＞

こういう、うだつのあがらないようなビョンホンの役は好きだな〜。
デビュー作ということもあってか、イ・ビョンホンがどことなくはつらつとしていて、若々しくて、一生懸命。

お話は今ひとつやけど・・・
なんていうか、この作品は日本のトレンデードラマブームの時の映画のような感じやね。ほら「バカヤロ〜」とかあんな感じ（どんな感じや・・。）

イ・ビョンホンとチェ・ジンシルの二人が出てると、「アスファルトの男」のイメージがダブってしまうよ〜。
二人の関係性もどこか、似てるしね。

こう思うのは私だけ？

イ・ビョンホンの映画デビュー作とあって、見てみました。

コメディとありますけど、ちょっとコメディになりきれてない感じもするかな・・・
ま、でも１０年前の作品ですから、こんなもんでしょうね。

とにかく、今のかっこいい・素敵なイメージとは正反対な不器用な
ダメ男をやってるイ・ビョンホン。これもまた新鮮でした。

でもさすが、演技のうまさは光ってますね。
『そんなんじゃダメだよ、あんた・・・』と見てる方に思わせる役を
演じきってます。
でも、彼女の思いやりも分からないではないけど、ちょっとその作戦は・・・
とも思わされましたね。

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10月2日，二人の子どもを残して他界されたチェ・ジンシルssiに対し，心から冥福をお祈りいたします。

ということで，1995年作のイ・ビョンホンの初主演作品を紹介します。
チェ・ジンシルssiを追悼する意味で，未見の方はぜひご覧ください。
この時すでに彼女は国民的アイドルでしたが，どうしてそんなに人気があったのかは私には理解できません。
イ・ビョンホンssiは，本作では二枚目役ではなく，思いっきり三枚目を演じています。お尻もしっかり出していますよ。
あらすじは以下のとおりです。
冒頭から，ジョンドゥ（イ・ビョンホン）の不運さを一挙にアピールします。
大学時代からの恋人ジュヨン（チェ・ジンシル）に別れを切り出され，公園でパンを食べながら結婚式の撮影風景を見物していれば，犬が靴をくわえて逃げ，追いかければ，新郎新婦にタックルして殴られ，片足裸足のままで歩いていれば，急に雨が降りだし，道を歩いていて，車に鞄が当たって薬をバラまいて，という感じで進みます。
さらに，ジョンドゥはジュヨンの見合いの席に乗り込んで，「こいつとの間に二人子どもがいる。今腹の中には3人目がいる」と見合い相手に言い放ち，見合いをブチ壊します。
それが原因で，ジュヨンは家を追い出され，ジョンドゥの家に転がり込みます。
「結婚する気になったか？」と，ジョンドゥは喜びますが，ただの同居人としてで，部屋は別々，自分のことは自分でする，干渉しない，というルールを突きつけられます。
夜中にベッドに忍び込めば，「自分のことは自分でしろって言ったでしょ」と，蹴落とされます。
仕方なくエロビデオを見ながら自己処理をしていれば，これまたお冠で，ビデオデッキを投げ捨てられそうになります。
挙句の果てには，ジョンドゥの先輩が小説デビューしたと，本を投げつけられ，「恥ずかしくないの？」と，なじられ，遂には，ジョンドゥの支社にジュヨンが上司として赴任して来ます。
歓迎会では，ジュヨンの家（実はジョンドゥの家）が近所だと知った同僚が，ジュヨンの家で二次会を！と言い出し，ジョンドゥは振り回され，こき使われ，バカにされ，怒りが頂点に達し，「この生意気な女は俺と同棲しているんだ！」と叫びますが，誰にも相手にされず，その上，雨の中家から追い出されてしまいます。
と，こんな感じの前半（かなりネタバレ）ですが，後半も結構楽しめますよ。
本作で笑っていただくことが追悼になるかどうかは疑問ですが，頭の中には残る作品だと思います。

正直言ってつまらない。
シュリ以前の韓国映画はこんなものかって感じですね。

イ・ビョンホンが情けない男を好演していますが、ファンは観たくないかも。

イ・ビョンボンのお笑い映画って始めて見ました。
彼はお笑いをさせても、演技力とアピール力はスゴイものがあります。まだかなり若いので、今のイ・ビョンボンと比べて鑑賞してみるのもいいと思います。
そして、相手役は巨人のチョ・ソンミンの奥さんのチェ・ジンシルです、彼女も結婚当時随分と騒がれた韓国のスターだったと記憶していますが・・・間違いであったら指摘してください。
どちらもとにかく若々しくってとっても好感もてました。
こういう映画を経てイ・ビョンボンの今の地位があるんですね、でも今でもたまにはこういう汚れ役をやってほしいと思います。
トップスターのイメージは汚れ役をしたからって崩れるわけではないですよね。
映画の内容もとてもシンプルで非常に分かりやすく作られていて、クライマックスは意外な展開になるので期待してみて下さい。
誰にでもお勧めできる良いコメディ映画だと思います。