穴

つまらないホラーよりはよっぽど怖い。
何が？って・・・。女の想い込み、執念、そしてエゴ。
この映画はちょっと変わったストーカー物のサスペンスだ。

普通この手の映画は惨劇のシーンがあって、徐々にその謎が解き明かされていくというのがよくある常套手段だ。しかしこれだと途中で謎が分かってしまうと興ざめしてしまうというというリスクがある。この作品はその構成を工夫してあり、なるほどと思った。まず大事件発生があり、徐々にどんな事件があったのかという輪郭が徐々に明らかにされる。そして真犯人が明らかになり、その後、起こった事件の詳細な描写が行われる。というような流れで真犯人が分かってしまった後でも、最後まで興味を持って映画を見られる仕掛けになっている。

しかし主人公を演じるサイモン・バーチ。すごく才能があり、不思議な魅力を持った女優さんですね。（ちょっとエクソシストの時のリンダ・ブレア似）。演じ方によって優等生に見えたり、ブスになったり、かと思えば悪魔のようにも見え、またある時にはすごく妖艶な印象を醸し出す。まさに七変化。ゴースト・ワールドの時とはまた違った演技が見られます。今後の活躍が楽しみな女優さんです。

わたしとしては結構いい評価を上げたい映画です。

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穴まで来たところで　こんなやばいとこ誰が考えても　無用心にはいるわけねえべ　俺だったら　即ツカサのウィークリー・マンションに予約に行くぜ　で早送り開始

するとなにやら　芥川ドラゴン藪の中　バージョンに変わってくる
客観描写からソーラ・バーチの主観に切り替わるのだが　この切り替えが多分　うまくいってないのだ　早送りでよくわからない
評論家失格で〜す　穴があったら入りたい

ソーラがスティーブ・ブシェーミに恋するなら映画になるけど
この女の子の役じゃちょっと　普通すぎるね　ミスキャスト　

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最初の40分ぐらいで、「まだ1時間もあるのか…」と思ってしまったのが正直な印象。
ちょっと中盤ダレました。
しかも、それから後半にむけて、ハラハラするようなストーリー展開になってるのかと思いきや、
ハラハラじゃなくて、ドロドロとした真相が見えてくるだけ。
しかも意外な展開じゃないんだよね…。
かなり読めた…というか、イヤだけれど納得しちゃう真相と結末…。
男前の人気者とエッチしたいだけのために、そこまでやっちゃうのか…と考えると、本当に怖い…というか浅はかというか…。
腹が立つという域を通り越して、なんだかバカバカしくなっちゃいました。
後味は決して良くない映画です。

しかしながら、マイク役のデズモンド・ハリントンは男前！
確かに恋しちゃうよなぁ…。ちょっとトム・クルーズに似てる！　と何度も思いました。
あと、最近ノリノリのキーラ・ナイトレイ。
まだこの映画の撮影当初は新人だったと思うのですが、見事におっぱい見せちゃってます！　ワオ！

mikittyさん♪　こっちの「穴」もなかなかのミステリー・サスペンスの良作でしたよ〜
ただ、ラストは好き嫌い分かれそうですね。私はＯＫですが（笑

四人の学生が行方不明になっていたが、ただ一人リズだけが無事生還する。衰弱し精神的にもダメージを
受けボロボロ状態で発見された。カウンセラーの女医にリズが語った事件の真相は・・・

学校にも親にも内緒で、防空壕跡地の施設で過ごす3日間。セレブ学生の楽しいオバカンス（笑
メンバーは、冴えないリズとイケてるフランキー、フランキーの彼氏、ロックスターの息子マイク。
ちなみにマイクは女子の憧れの的。リズも密かに恋している。
秘密のお遊びは終了し、友人のマーティンが施設のカギを開けてくれるはずだったが、来ない。ガーン
約束の時間も日も過ぎていく・・・この施設の出入り口は、林の中にポツリとある穴の扉だけ。
叫んでも、誰もいないし、気づく人もいない・・・食料も水も底をつき、あとはトイレの汚水だけ・・・

妄想と事実が入り乱れ、次第に混乱するリズを心配するカウンセラー。
一体、現場で何が起こったのか？　マーティンは何故、約束を破ったのか？
気になる謎解き展開は観てのお楽しみ♪

けれど、こんなイカレタ女の子もホラー並みに怖いです！！
最初にリズが語った「穴」での出来事。そして、彼女の回想の形で明らかになる「穴」での出来事。
さあ、どんな理由で事件が起きて、何が本当なのでしょう？
これは、ネタバレ厳禁ということで・・・
どうぞ、ご覧下さい。