ゴッド and モンスター / ブレンダン・フレイザー
ゴッド and モンスター
/ビル・コンドン
平均評価点:
予告編を検索
全体の平均評価点: (5点満点)
(28 )
解説・ストーリー
「フランケンシュタイン」と「フランケンシュタインの花嫁」で名を馳せながら、謎の死を遂げたジェームズ・ホエール監督に焦点を当てた、繊細かつも重厚なる人間ドラマ。過去の栄光にすがることなく余生を過ごす老人の前に現れた庭師の逞しき青年。ゲイである老人は彼に惹かれながらも、自らの人生の終止符を打つために彼を利用する……。
「フランケンシュタイン」と「フランケンシュタインの花嫁」で名を馳せながら、謎の死を遂げたジェームズ・ホエール監督に焦点を当てた、繊細かつも重厚なる人間ドラマ。過去の栄光にすがることなく余生を過ごす老人の前に現れた庭師の逞しき青年。ゲイである老人は彼に惹かれながらも、自らの人生の終止符を打つために彼を利用する……。
もっと見る▼
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
「ゴッド and モンスター」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
「フランケンシュタイン」と「フランケンシュタインの花嫁」で名を馳せながら、謎の死を遂げたジェームズ・ホエール監督に焦点を当てた、繊細かつも重厚なる人間ドラマ。過去の栄光にすがることなく余生を過ごす老人の前に現れた庭師の逞しき青年。ゲイである老人は彼に惹かれながらも、自らの人生の終止符を打つために彼を利用する……。
「ゴッド and モンスター」 の作品情報
「ゴッド and モンスター」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ゴッド and モンスターの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
105分
日本語
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
GAYR1514
2002年10月01日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
10枚
0人
0人
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
ゴッド and モンスターの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
105分
日本語
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
GAYR1514
2002年10月01日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
10枚
0人
0人
1:ドルビーデジタル/ステレオ/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!
洋画・邦画
約35,500 タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
※2022年2月 現在のタイトル数
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ユーザーレビュー:28件
名作です。ブレンダンも綺麗。
インテリ且つ繊細な老人ゲイのおうちに、逞しい庭師のあんちゃん(ブレンダン)がやってきて、絵のモデルをするように…。繊細でエロティックで破滅的。美しい隠れた名作です。ブレンダン・フレイザーといえば、おばかな気のよいあんちゃん役が似合いますが、こんなシリアスな役もできるのですね。
このレビューは気に入りましたか?
はい
11人 の会員が気に入ったと投稿しています
映画でも現実でも,怪物の創造主は幸せになれないのかしら
投稿日:2003/05/26
レビュアー:かりふら
現在のフランケンシュタインの怪物,透明人間のイメージを決定づけた人物といえばジェームス・ホエール監督。本作は恵まれていなかった監督の晩年を見事に創作してみせています。マニアックになって当然の内容なのに万人が感動できるなんて,まさしく傑作です。 作中では『フランケンシュタインの花嫁』の映画のシーンが何遍も使われています。『〜花嫁』を観た事があるならば,その映像だけでなく,脚本自体に『〜花嫁』の内容が上手く織り込んである事が分かるでしょう。この映画は,史上最も悲しいホラー映画である『〜花嫁』の,怪物が出ないリメイク版とさえ言えます。もちろんストーリーもジャンルも全く別物ですが,描こうとしているものはまったく同じです。 ジェームス・ホエール監督を演じているイアン・マッケランは見事なハマリ役だなぁと思ったら,彼自身ゲイだそうです。この役は彼が演じなければただの下品な好色爺になりかねなかったでしょう。I・マッケランで良かったなぁ。
このレビューは気に入りましたか?
はい
8人 の会員が気に入ったと投稿しています
老人と平和
■注意書き この作品は、万人向きではありません。ゲイ、老人に嫌悪感を覚えるタイプの人にはお勧めしません。 タイトルからすると、ホラーみたいですけど、そういう内容ではありません。 ぜひ偏見なく、フレキシブルな気持ちでご覧ください。 1]老いること 近頃、ダイエットの次にテレビでや雑誌で特集を組まれ、視聴率や注目を集めているもの。「若返り」。 老いることは、出来れば避けて通りたい。でも、速度の違いこそあれ、もれなく誰にでもやってくるんだよね。 自分自身、十代の頃は若く見られることがすごく嫌だったのに、最近、自慢になっていることに気づいて、びっくりした。 そのうち、老化防止対策とかって、ジタバタしだすんだろうか。 ま、それはそれで面白いかな。 2]死 世の中に、一つだけ茶化しちゃいけないものがあるとすれば、それは「死」に関することでしょう。 そして、その「死」をも茶化さなければ生きられない程、極限まで人を追い詰めてしまうのが戦争。 殺されるのはもちろんごめんだけど、殺すのはもっとイヤダ! まして戦争なら、任務なんでしょ? 不幸の中の不幸。地獄の中の地獄。 3]生きる未来 人の心の中に、“ゴッドandモンスター”が同居している限り、争いは避けられないものなんでしょうか。 欲望になんとか折り合いをつけて、生きられる未来があると信じたいです。 せっかく同じ時代にこの世界に生まれて来たんだから、ねえ、もっと仲良く、楽しく暮らしましょうよ。 ジェームズ・ホエール監督に愛を込めて。
このレビューは気に入りましたか?
はい
6人 の会員が気に入ったと投稿しています
愛と死
(ネタばれあり) 『 フランケンシュタイン 』『 透明人間 』『 フランケンシュタインの花嫁 』などの映画監督ジェームズ・ホエールの晩年を描いた作品。 人が生きていくうえで絶対に避けられないことは、愛と死。 ウディ・アレンは自作のテーマだと公言していたことがあったし、伊丹十三やヴィスコンティをはじめ、多くの映画で描かれていたテーマです。 その愛は精神的なものだけでなく、不可分のものとして性も含む。 誰かの肉体を求めてしまうのですね、いくつになっても。 それは異性愛でも、同性愛でも変わらないが、社会の受け止め方はずいぶんと違います。 本作の題名は、ホエールの代表作の一つ『 フランケンシュタインの花嫁 』の、 マッドサイエンティストのプレトリアス博士が、フランケンシュタイン博士に言うセリフ「 To a new world of gods and monsters 」からきています。 自分が墓場から盗んできた女の死体を、孤独な怪物に花嫁としてあてがうために甦らせようとそそのかしてそういうのですが、結局甦った女は醜い怪物を拒絶し、傷つき絶望した怪物はすべてを破壊して死を選びます。 ゲイが求愛した相手がストレートだった場合、単にその気がないと振られるだけでなく、まるで忌まわしき、神の領域を侵して禁断の生を受けた怪物のように、激しく拒絶されることがある点に通じますね。 ジェームズ・ホエール( 1887〜1957 )は同性愛者でした。 15年以上も仕え、もっともホエールのことを理解しているはずの家政婦ハンナ( リン・レッドグレープ 好演 )にも、同性愛のために彼は地獄に落ちるから哀れだと思われていますし、心が通じていくクレイトン(ブレンダン・ブレイザー)にも一線を超えることは拒絶される 彼が映画業界から干されて、復帰できなかったのも、偏見からだったのでしょうか。 戦争で受けた心の傷、健康状態の不調、映画界はもはや自分が戻る場所ではないという思い、情熱の喪失・・・・ 孤独と疎外感。 老いた芸術家の最期の心境は推し量るしかありませんが、『 ベニスに死す 』とはまた違った、美しくも哀しい愛と死の物語です。 なお、本作主演のイアン・マッケラン、脚本( アカデミー脚色賞受賞 )・監督のビル・コンドン、製作総指揮にあたった作家のクライヴ・バーカーはいずれも同性愛者だとカミングアウトしています。
このレビューは気に入りましたか?
はい
5人 の会員が気に入ったと投稿しています
想像力の勝利
投稿日:2010/10/17
レビュアー:さっちゃん
実在の人物を取り扱った物語というのは難しいもので、明らかな事実を無視しては物語自体が破綻するし、あまりにも事実だけを追っていては退屈な伝記映画になってしまいます。その点で本作は虚実皮膜というか、事実と想像力とがうまい具合に融合して、実に面白い作品に仕上がっています。 「フランケンシュタイン」、「フランケンシュタインの花嫁」というユニバーサル怪奇映画(時代的にこの表現がぴったりときます。あちらでは同じホラーかもしれませんが。)の古典を監督したジェイムズ・ホエールを演じるのは私生活でもゲイということをカミングアウトした名優イアン・マッケラン、彼が惹かれる庭師の青年にブレンダン・フレイザーという配役で重層的な物語が楽しめます。 ブレンダン・フレイザーという役者さんは顔が漫画的というか、表情豊かなために損をしている面があります。『ハムナプトラ』シリーズを始め、所謂三の線で使われることが多いのですが、演技力はかなり高いと思います。本作においても”サー”イアン・マッケランと渡り合って堂々たる演技を見せてくれます。老人と若者、金持ちと貧者というように対照的な二人が、ちょっとしたきっかけで交流を重ねます。それが悲劇的な最期に繋がるとは二人とも気がつかないまま。 先に本作が重層的な作品であると書きましたが、メインのプロットであるホエール監督と庭師の青年との交流。「フランケンシュタイン」、「フランケンシュタインの花嫁」の映画。ホエール監督の第1次大戦中の体験。それらが渾然一体となって老人の深い悲しみを繊細に表現しています。 人として人との結びつきを求める心、それを無残に打ち砕く野蛮な戦争。そして自分で自分に決着をつけざるを得なかった悲しい老人。それだけでは重く哀しいだけの話ですが、余韻のあるラスト、特に子供が映画のクリーチャー(モンスター)に寄せる言葉によって救われる、印象的な幕切れになっています。 本作が何故、劇場未公開だったのか、その理由はいくつか思いつきますが、今となってはそれはどうでもいいことです。ただ傑作があり、それを沢山の方に見ていただきたいと願うばかりです。
このレビューは気に入りましたか?
はい
5人 の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
名作です。ブレンダンも綺麗。
投稿日
2002/09/13
レビュアー
Shibako
インテリ且つ繊細な老人ゲイのおうちに、逞しい庭師のあんちゃん(ブレンダン)がやってきて、絵のモデルをするように…。繊細でエロティックで破滅的。美しい隠れた名作です。ブレンダン・フレイザーといえば、おばかな気のよいあんちゃん役が似合いますが、こんなシリアスな役もできるのですね。
映画でも現実でも,怪物の創造主は幸せになれないのかしら
投稿日
2003/05/26
レビュアー
かりふら
現在のフランケンシュタインの怪物,透明人間のイメージを決定づけた人物といえばジェームス・ホエール監督。本作は恵まれていなかった監督の晩年を見事に創作してみせています。マニアックになって当然の内容なのに万人が感動できるなんて,まさしく傑作です。 作中では『フランケンシュタインの花嫁』の映画のシーンが何遍も使われています。『〜花嫁』を観た事があるならば,その映像だけでなく,脚本自体に『〜花嫁』の内容が上手く織り込んである事が分かるでしょう。この映画は,史上最も悲しいホラー映画である『〜花嫁』の,怪物が出ないリメイク版とさえ言えます。もちろんストーリーもジャンルも全く別物ですが,描こうとしているものはまったく同じです。 ジェームス・ホエール監督を演じているイアン・マッケランは見事なハマリ役だなぁと思ったら,彼自身ゲイだそうです。この役は彼が演じなければただの下品な好色爺になりかねなかったでしょう。I・マッケランで良かったなぁ。
老人と平和
投稿日
2006/02/02
レビュアー
素敵な声で抱きしめて
■注意書き この作品は、万人向きではありません。ゲイ、老人に嫌悪感を覚えるタイプの人にはお勧めしません。 タイトルからすると、ホラーみたいですけど、そういう内容ではありません。 ぜひ偏見なく、フレキシブルな気持ちでご覧ください。 1]老いること 近頃、ダイエットの次にテレビでや雑誌で特集を組まれ、視聴率や注目を集めているもの。「若返り」。 老いることは、出来れば避けて通りたい。でも、速度の違いこそあれ、もれなく誰にでもやってくるんだよね。 自分自身、十代の頃は若く見られることがすごく嫌だったのに、最近、自慢になっていることに気づいて、びっくりした。 そのうち、老化防止対策とかって、ジタバタしだすんだろうか。 ま、それはそれで面白いかな。 2]死 世の中に、一つだけ茶化しちゃいけないものがあるとすれば、それは「死」に関することでしょう。 そして、その「死」をも茶化さなければ生きられない程、極限まで人を追い詰めてしまうのが戦争。 殺されるのはもちろんごめんだけど、殺すのはもっとイヤダ! まして戦争なら、任務なんでしょ? 不幸の中の不幸。地獄の中の地獄。 3]生きる未来 人の心の中に、“ゴッドandモンスター”が同居している限り、争いは避けられないものなんでしょうか。 欲望になんとか折り合いをつけて、生きられる未来があると信じたいです。 せっかく同じ時代にこの世界に生まれて来たんだから、ねえ、もっと仲良く、楽しく暮らしましょうよ。 ジェームズ・ホエール監督に愛を込めて。
愛と死
投稿日
2013/05/14
レビュアー
ロキュータス
(ネタばれあり) 『 フランケンシュタイン 』『 透明人間 』『 フランケンシュタインの花嫁 』などの映画監督ジェームズ・ホエールの晩年を描いた作品。 人が生きていくうえで絶対に避けられないことは、愛と死。 ウディ・アレンは自作のテーマだと公言していたことがあったし、伊丹十三やヴィスコンティをはじめ、多くの映画で描かれていたテーマです。 その愛は精神的なものだけでなく、不可分のものとして性も含む。 誰かの肉体を求めてしまうのですね、いくつになっても。 それは異性愛でも、同性愛でも変わらないが、社会の受け止め方はずいぶんと違います。 本作の題名は、ホエールの代表作の一つ『 フランケンシュタインの花嫁 』の、 マッドサイエンティストのプレトリアス博士が、フランケンシュタイン博士に言うセリフ「 To a new world of gods and monsters 」からきています。 自分が墓場から盗んできた女の死体を、孤独な怪物に花嫁としてあてがうために甦らせようとそそのかしてそういうのですが、結局甦った女は醜い怪物を拒絶し、傷つき絶望した怪物はすべてを破壊して死を選びます。 ゲイが求愛した相手がストレートだった場合、単にその気がないと振られるだけでなく、まるで忌まわしき、神の領域を侵して禁断の生を受けた怪物のように、激しく拒絶されることがある点に通じますね。 ジェームズ・ホエール( 1887〜1957 )は同性愛者でした。 15年以上も仕え、もっともホエールのことを理解しているはずの家政婦ハンナ( リン・レッドグレープ 好演 )にも、同性愛のために彼は地獄に落ちるから哀れだと思われていますし、心が通じていくクレイトン(ブレンダン・ブレイザー)にも一線を超えることは拒絶される 彼が映画業界から干されて、復帰できなかったのも、偏見からだったのでしょうか。 戦争で受けた心の傷、健康状態の不調、映画界はもはや自分が戻る場所ではないという思い、情熱の喪失・・・・ 孤独と疎外感。 老いた芸術家の最期の心境は推し量るしかありませんが、『 ベニスに死す 』とはまた違った、美しくも哀しい愛と死の物語です。 なお、本作主演のイアン・マッケラン、脚本( アカデミー脚色賞受賞 )・監督のビル・コンドン、製作総指揮にあたった作家のクライヴ・バーカーはいずれも同性愛者だとカミングアウトしています。
想像力の勝利
投稿日
2010/10/17
レビュアー
さっちゃん
実在の人物を取り扱った物語というのは難しいもので、明らかな事実を無視しては物語自体が破綻するし、あまりにも事実だけを追っていては退屈な伝記映画になってしまいます。その点で本作は虚実皮膜というか、事実と想像力とがうまい具合に融合して、実に面白い作品に仕上がっています。 「フランケンシュタイン」、「フランケンシュタインの花嫁」というユニバーサル怪奇映画(時代的にこの表現がぴったりときます。あちらでは同じホラーかもしれませんが。)の古典を監督したジェイムズ・ホエールを演じるのは私生活でもゲイということをカミングアウトした名優イアン・マッケラン、彼が惹かれる庭師の青年にブレンダン・フレイザーという配役で重層的な物語が楽しめます。 ブレンダン・フレイザーという役者さんは顔が漫画的というか、表情豊かなために損をしている面があります。『ハムナプトラ』シリーズを始め、所謂三の線で使われることが多いのですが、演技力はかなり高いと思います。本作においても”サー”イアン・マッケランと渡り合って堂々たる演技を見せてくれます。老人と若者、金持ちと貧者というように対照的な二人が、ちょっとしたきっかけで交流を重ねます。それが悲劇的な最期に繋がるとは二人とも気がつかないまま。 先に本作が重層的な作品であると書きましたが、メインのプロットであるホエール監督と庭師の青年との交流。「フランケンシュタイン」、「フランケンシュタインの花嫁」の映画。ホエール監督の第1次大戦中の体験。それらが渾然一体となって老人の深い悲しみを繊細に表現しています。 人として人との結びつきを求める心、それを無残に打ち砕く野蛮な戦争。そして自分で自分に決着をつけざるを得なかった悲しい老人。それだけでは重く哀しいだけの話ですが、余韻のあるラスト、特に子供が映画のクリーチャー(モンスター)に寄せる言葉によって救われる、印象的な幕切れになっています。 本作が何故、劇場未公開だったのか、その理由はいくつか思いつきますが、今となってはそれはどうでもいいことです。ただ傑作があり、それを沢山の方に見ていただきたいと願うばかりです。
新規登録で 「定額レンタル4」月額1,026円(税込)を
14日間無料お試し!※
無料お試し期間中『新作』はレンタル対象外です。
新作をレンタルする方法はこちら
※本キャンペーンの無料お試しの対象者は、次の@ABのいずれかに該当する方に限ります。
@「TSUTAYA DISCAS」の定額プラン(定額プランの種類は問いません。以下同じ)の利用開始時に「無料お試し」を利用したことがない方
A2022年10月2日以前に「TSUTAYA DISCAS」の定額プランの利用を終了された方であって、2022年10月3日以降、「TSUTAYA DISCAS」の定額プランを利用していない方
B上記@Aのほか、当社が不定期で実施する期間限定キャンペーンにおいて、キャンペーン開始時に、当社が定める参加条件を満たした方
無料お試し期間中(14日間)、新作はレンタル対象外です。(但し、上記Bの対象者に限り、新作もレンタル対象となる場合があります)
無料お試し期間終了後、登録プラン料金で自動更新となります。
ご利用の流れ
@ 会員登録
申し込みフォームへ記入したら登録完了!
A 作品をレンタル
借りたい作品をリストアップするだけ! 発送可能な商品を自宅にお届けします。
B ポストに返却
商品をポストに投函すればOK!
各プランはこちら
※1 無料お試し期間中の「新作」レンタルは対象外です。
ゴッド and モンスター