勝手にしやがれ

勝手にしやがれの画像・ジャケット写真
勝手にしやがれ / ジャン・ポール・ベルモンド
全体の平均評価点:
(5点満点)
累計評価件数:

61

  • DVD
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「勝手にしやがれ」 の解説・あらすじ・ストーリー

フランス、ヌーヴェル・ヴァーグの決定打と言わしめたジャン=リュック・ゴダール監督の最高傑作。警官を殺してパリに逃げて来た自転車泥棒のミシェルは、アメリカ人の恋人パトリシアとお互い自由で束縛のない関係を楽しんでいた。そんなある日、彼の元に警察の手が及んでくる。パトリシアはミシェルの愛を確かめる為、彼の居場所を警察に密告、そして彼にも同様に警察が追ってきた事を伝えるが……。

「勝手にしやがれ」 の作品情報

製作年: 1959年
製作国: フランス
原題: A BOUT DE SOUFFLE/BREATHLESS
受賞記録: 1960年 ベルリン国際映画祭 監督賞

「勝手にしやがれ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

勝手にしやがれの詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
90分
レイティング: 記番: レンタル開始日:
ASBX2309 2003年07月08日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
68枚 6人 4人

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ユーザーレビュー:61件

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 不良とつきあってどきどきする可愛い女の子のお話ネタバレ

投稿日:2006/03/03 レビュアー:よふかし

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 青春映画の傑作でございます。
 たくさんの人に観てほしい映画です。
 ヤマ勘ですが、岡崎京子が好きな女子なら、きっとイケます。
 うわさを小耳に挟んで「小難しそう」などと避けてはいけません。

 パリはソルボンヌに通うアメリカ人留学生パトリシアは、少し前に、5日ばかりつきあってしまったちょっとヤクザな感じで、野性的で、わがままで、でも可愛いところもあるフランス男ミシェルが忘れられませんでした。
 楽しいけど不安になったパトリシアは、ミシェルが眠っている隙に黙って帰ってしまい、怒ったミシェルはひとり南仏へ遊びにいってしまったのです。
 しばらくして、突然、パリに戻ったミシェルが訪ねてきました。そのときは、知り合いの新聞記者(もちろんパトリシアを口説くつもりです)と約束があったので、夜は会えないというと、ミシェルはまた怒ってしまいます。
 ところがパトリシアがアパートに戻ると、なぜかミシェルが部屋に入り込んで待っていました。実は、ミシェルは南仏から帰る際に車を盗み、おまけにスピード違反。追跡してきた警官を車にあったピストルで撃ち、追われていたのです。
 それを知ったパトリシアは・・・。

 といったお話。演出や編集が個性的なので戸惑う人もいるかもしれませんが、この映画はその後の映像作品に大きな影響を与えていますので、いま観る人はむしろ当時より違和感が少ないでしょう。
 僕は中盤の、パトリシアの部屋の中で、ふたりが見つめあったり、いちゃいちゃしたりする長いシーンが大好きです。
 リリカルに、ロマンティックに若さが爆発する名編です。ぜひ一度。100点。

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いや恐ろしい

投稿日:2004/02/13 レビュアー:裸足のラヴァース

何十年ぶりに見て 驚いたのはまさにブチブチの編集 いやこんなすごかった?記憶にない これじゃ淀川おじさん怒ったわけだ今の人慣れきってて 不思議に感じないだろうけど この形式の革新は単に映画を物語だけで見る人には 理解不能であろう
当時の僕チンがそうだったわけだ なるほど シカゴとか マトリックス程度に感動する 僕ちゃんたちにあきれるんだけど
やはり映画鑑賞にも訓練がいるなあ
ほぼ早すぎたダブ処理されたシネマ 

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自由を選んだパトリシアの裏切りネタバレ

投稿日:2009/02/03 レビュアー:ミルクチョコ

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抽象的で曖昧で、思いつきで撮ったように感じる作品なのですが、実はこれも綿密に計算されつくしたものらしいですね。

原題は「息切れ」
主人公は、人生に自由と愛を求めるあまりに、常々どこか虚無感を背負い、生きていたのかもしれません。

ミシェルは、確かにパトリシアを愛していたのかもしれません。
だから、パトリシアから裏切りを聞かされた時も、発した言葉通りに、生きていけないと思ったのでしょうか?生きるのが面倒くさいと思ったのかもしれません。
ミシェルが逃げようとしなかった理由に思い当たって、ちょっと切なくなってしまいました。

パトリシアもまた、ミシェルを愛しているか結論を出せずにいたのでしょうか?
ラスト、警察の銃弾に倒れたミシェルを見て、「最低って何のこと?」と。冷ややかにつぶやくのですが、
そこにいた警官が、「お前は最低だって言ったのさ」と答えます。
そのミシェルの最後の一言で、強烈な痛みを浴びたパトリシアは、生涯孤独感を抱えて生きていかなければならない事を暗示させたのでしょうか?だって、自分の密告での成り行きですからね。
いかにもフランス的で、警官を使う辺りがなんとも憎いですね。

ゴダールは、やはりこの辺から入るのが良いのでしょうか?
私は、「小さな兵隊」から入りました。アルジェリア問題に真正面から切り込んだ作品ですが、これもゴダールにしては分かりやすいと思います。しかし、検索してみたら、discas にはないようでした。

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ゴダールは、いつでもどの作品でもやはり新しい

投稿日:2007/07/10 レビュアー:parole

他ならぬローズさんにお声掛けをいただいたからにはしゃしゃり出て来ざるを得ません(^_^;。元々この作品も小津安二郎の『東京物語』や成瀬巳喜男の『浮雲』などと同様いざというときのためにレビューしないで取って置いた作品なので好都合ですし。

ありとあらゆる作品をまるでウワバミのように飲み込み、どんな酷い作品であってもそれなりの良さを見つけることを信条とされていたのが淀長こと淀川長治さんでしたが、実のところ結構好き嫌いがあったようで、作品への言及の多寡や、その内容によりおおよその好みが推定できます。まあ誰にでも好き嫌いはあって当然なのですが、淀長さんの様に守備範囲の広い方にとっては盲点が逆に目立ってしまうわけで、小津とヌーヴェル・ヴァーグに関してはその最大の盲点と言えると思います。シュトロハイムとチャップリン、溝口健二を最愛の作家とした淀長さんですから、これらのドラマティックな作家達とはある意味では対極にあると言える小津やヌーヴェル・ヴァーグを好まなかったのは何となく理解できますが、しかし、日本映画史にとって最大の批評家であった淀長さんですから単に好き嫌いだけで物事は判断していません。どこで読んだのかは忘れましたが、(共にそれほど好みではない)ロッセリーニとゴダール(ヌーヴェル・ヴァーグ的なるもの)とを、映画史における最大の事件として的確に評価もしているのです。曰く「びっくりした。だって、映画を壊しちゃってるんだから」と。

ローズさんが指摘されたとおり、ジャンプ・カットとこれとは「対照的な中盤のミシェルとパトリシアがイチャつく長〜いシーン」こそが本作の肝であると言えるでしょう。ジャンプ・カットはまさしくゴダールが「発明」した撮影・編集技法ですし、「ジャンプ・カットを用いたのは当初3時間だったものを製作サイドから半分にしろと言われたので適当に切ってつなげたからだ」と言う伝説がいかにもゴダールらしい嘘っぱちであることを証明するのが「長〜いシーン」であり、これが一つの作品の中で収まっていることは少なくとも当時は大きな事件だったと思います。他にもラストの手持ちカメラによるミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)の追跡シーンだとか、同じく手持ちカメラと同時録音によるパリの街中でのふたりの出会いのシーンだとか、「ヌーヴェル・ヴァーグ以前」の物語を基調とした作品とは大きく異なっている点は無数に上げられるでしょう。

しかし一方で、今日私たちがこうした知識なくこの作品を観たとしても、恐らくは淀長さんが感じたのと同じ驚きはもう感じられなくなっていると思います。手持ちカメラや同時録音によるいわゆるドキュメンタリー・タッチは今ではごく一般的に用いられる最早手垢の付いた手法に過ぎませんし、ロッセリーニやゴダールらの特徴の一つであった即興演出も、諏訪敦彦らによってそのこと自体を目的とした手法実験の題材にすらなっています。以前ヌーヴェル・ヴァーグを巡ってaiaiさんと言い争いめいたことをしてしまったことがありますが、ヌーヴェル・ヴァーグが既に「古典的な手法」として映画制作に広く深く取り込まれてしまった今日においては、またこうした作品に馴染んでいる人々にとっては『勝手にしやがれ』に代表されるいわゆるヌーヴェル・ヴァーグ作品は最早新しいものでも何でもないと言うこともまた事実なのだと思います。

もちろん私も『勝手にしやがれ』を公開当時に驚きをもって鑑賞したわけではありませんので、当時の驚きを自分なりに再生して驚いたふりをしているだけかもしれません。事実、私にとっての最良のゴダールは60年代や70年代のゴダールではなく、『勝手に逃げろ/人生』以降商業映画に復帰してからの作品であり、『パッション』や『カルメンという名の女』は特に初回公開時に観た記憶と共にあるため忘れえぬ作品となっています。

ただし、ゴダールの本当の凄さは60年代初頭に観た淀長さんにも新しさを感じさせ、80年代に観た私のような人間にも新しさを感じさせる、常にいつでも新しい人間であり新しい作品を作り続けているという点にこそあるのだと思います。私自身がそうであるように、ある監督の作品を時系列的に観るのは一つの方法だとは思いますが、少なくともゴダールに関してはこれは当てはまらないでしょう。いつでもどれでもゴダールの作品は新しいのですから、余り世評や通史的な観点に惑わされることなく、感覚的に摘み食いするのがゴダール作品の鑑賞方法等は最も適している。ほぼ全てのゴダール作品を観た私が感じている正直な気持ちです。

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これまた、数年に1回は見直す作品の1本

投稿日:2006/06/02 レビュアー:オタエドン

何かきっかけがあると、お気に入りコーナーから引きずり出す。
『アワーミュージック』の後は、やっぱり見直したくなるね。

お気に入り『パルプ・フィクション』『ストレンジャー・ザン・パラダイス』そして黒沢清、『気狂いピエロ』のエッセンスが凝縮されているし・・・
結局、40年以上経った今も、あの鮮烈なる青春映画の尾を引いているんだな〜〜〜と、実感。

勝手にしやがれ!・・・・俺は最低だ!まで。

未見のお方は、一度は、体験、体感してみては、いかが?

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