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ギャングのボスのお抱え運転手から“ルパン+カポネ=オー”とまで呼ばれるようにまで上りつめる一匹狼の元レーサーのタフガイを、ベルモンドが純に演じて、アンリコ監督らしい青春の哀切をじんと感じさせる、ノスタルジックなアクション・コメディ作品。
製作年: |
1968年 |
---|---|
製作国: |
フランス |
原題: |
HO! |
キャスト・出演者/監督・スタッフ情報は、ただいま準備中です。
1〜 2件 / 全2件
ギャングのボスのお抱え運転手から“ルパン+カポネ=オー”とまで呼ばれるようにまで上りつめる一匹狼の元レーサーのタフガイを、ベルモンドが純に演じて、アンリコ監督らしい青春の哀切をじんと感じさせる、ノスタルジックなアクション・コメディ作品。
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
102分 | 日本語 | 1:ドルビーデジタル/モノラル/フランス語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
IVCF7051 | 2007年06月29日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
2枚 | 0人 | 0人 |
ギャングのボスのお抱え運転手から“ルパン+カポネ=オー”とまで呼ばれるようにまで上りつめる一匹狼の元レーサーのタフガイを、ベルモンドが純に演じて、アンリコ監督らしい青春の哀切をじんと感じさせる、ノスタルジックなアクション・コメディ作品。 JAN:4988003869175
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
107分 | 日 | 仏:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
KIBR2072 | 2021年08月04日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
5枚 | 0人 | 0人 |
1〜 2件 / 全2件
DVD
1〜 2件 / 全2件
1〜 2件 / 全2件
約35,500
タイトル以上
国内ドラマも一部含まれております
約5,400
タイトル以上
約9,200
タイトル以上
約210,000
タイトル以上
約250,000
タイトル以上
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ベルモンドのチンピラぶりと痛々しいラストが印象的な、センチメンタルなギャング映画。傑作とまでは言えませんが、なかなか心に残る作品です(イントロダクションのようなコメディではありません)。
こちらのお嬢さんはジョアンナ・シムカス。『冒険者たち』ほかで、本作の監督ロベール・アンリコのミューズと言える可憐な女優です。お金持ちの娘でファッション・モデル、箱入り娘で世間知らずという役柄の彼女は、自称レーサー本当はギャングの運転手のベルモンドと付き合っています。彼が逮捕されたことでその正体を知りますが、結局ベルモンドから離れられずいっしょに逃亡を図るあたりの怯えた雰囲気が胸に迫ります。
ギャングのボスの意外な死に様や、ベルモンドが奇想天外な方法で刑務所を脱獄するところなど、原作のジョゼ・ジョバンニの経験が生きていると感じました。鮮やかな脱獄によって、ベルモンドは実力以上にマスコミの注目を集めてしまうのですが、その時の微笑ましい有頂天ぶり、挫折感や成り上がりへの執念がきちんと描かれていて、本作はロベール・アンリコらしさに溢れる、青春映画としても味わい深いものになっています。60点。
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本日、お休みをいただいたので、CSの映画欄を見てたら本作があったので観てみた。ロベール・アンリコ監督は『冒険者たち』に続いて2作目だが、ちょっと調べてみたら『冒険者たち』の翌年の公開だった。ジョアンナ・シムカスが本作にも出ているのが嬉しい。
主人公フランソワ・オランの前歴は物語の序盤では語られず、途中での新聞記事やオランが記者に何があったかを語る場面で観客に明かされるようになっているのがうまいと思う。オランの性格は記者ガブリエル・ブランが劇中で語る「悪ガキ」という指摘がピッタリ。ネクタイに凝って327本も持っていると自慢したり、最初のボスが拳銃の暴発であっけなく死んでしまった後で、強盗に使う車を手に入れるために、発作的(そうとしか思えない)に自動車泥棒をやってしまう。しかも、小学生だか幼稚園児だかが道を横断するのに邪魔されて捕まってしまうというおとぼけ振りもベルモンドには似つかわしい。悪いことをしてるんだけど、どこか憎めないのを評するに「悪ガキ」というのは言いえて妙だと思う。オランが語る自身の経歴に惹かれて、だんだん贔屓になっていく新聞記者ブランを演じたポール・クローシェがいい味を出している。
最初は強盗団の運転手(ここで元レーサーという経歴が活きてくる訳だ。)をしていて名前がボスと同じフランソワなものでHO(オー)と呼ばれているオランがボスの突然の死で後釜に座ろうとするも、それまで彼を見下していた仲間と袂を分かつことになる。前記のとおり自動車泥棒に失敗して刑務所に入るが、ある日、入獄してきた浮浪者プラネルを助けてやり、刑期がわずか45日の彼と入れ替わって脱獄することに成功する。その後は1回限りの仲間とまったく流血なしの強盗を成功させる。この過程を詳細に描いているのは、ちょっと面白い。その間に恋人ベネディット(ジョアンナ・シムカス)には正体がバレて気まずくなったり、かつての仲間シュワルツ兄弟が強盗に失敗して警察に追われたり、という出来事があるのだが、これらのことがラストで完璧に収斂するのは見事だと思う。
にしても、カッコイイと思う。ベルモンドである。粗野な感じでも下品ではない。煙草の吸い方(時代が時代なので男たちは所かまわず煙草を吸っている。)や消し方まで決まっている。でも、車のフロントグラスに押し付けて消すと火の粉や灰が自分にかかるんじゃないかな。あと、車が個性的なのも嬉しい。最初の強盗では偽の救急車で警察の追跡をかわすのだが、これがシトロエンDSなのだ。ギャビン・ライアルの「深夜プラス1」でも主人公たちが最初に使用している。見かけはカエルみたいで可愛いのだが、パワステ、自動変速の他にサスペンションも油圧という変態設計!多分、ハイドロ・ニューマティック(油気圧懸架)という奴だろう。こいつは油圧パイプに穴が開くとサスペンションがヘタって亀の子になってしまう。オランは金を手に入れたあとに、また買っているので、よほど好きなんだろう。まぁ、高級車ではあるが。ベネディットが乗っているのはトライアンフかな?英国車と思うんだが、詳しくないのでどなたか、ご教授願います。街中でもシトロエンの大衆車2CVとかが見られるのも楽しい。
さて、私のレビューなのでお待ちかね(?)の“趣味の時間”と行こう。オランが鏡を見ながら抜き撃ちやガンスピンをやっているのはベレッタM1934だろう。9mm×17という弾薬を使う、どちらかというと護身用の中型拳銃である。最初のボスやシュワルツ兄弟が持っているコルトM1911A1の45口径(11.4mm×23)と比べると弱装だけど。他にはS&Wの357マグナム、M27の2.5インチが出てくる。警官隊との銃撃戦でシュワルツ兄弟と警官が使っているのがナチス・ドイツのMP40サブマシンガン、フランス軍制式のMAT49を持っている警察官もいたが、あっちは憲兵なのかもしれない。ただ、弾倉を折りたたんでいるのはおかしい。他には、警官隊の中に、これもナチス・ドイツのKar98k小銃を持っている者もいたので戦時賠償の一環かも。
一時は「ルパン+カポネ」なんて書かれた新聞を部屋の中にべたべた貼っていたオランが、警察に目をつけられ銃撃戦で負傷してベネディットに助けを請うあたりから、彼の最期が迫っていると感じたのだが、ラストでベネディットもシュワルツ兄弟も死んでしまい、独りきり警察に投降し、カメラのフラッシュを避けるように手をかざすオランの姿が哀切だった。そこには恋人も金も仲間も失って途方にくれる一人の男の姿しかなかったからだ。でも、ここで死なないのはベルモンドだからなのかも。アラン・ドロンが主役だったら、死んでたと思うよ。
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ユーザーレビュー:7件
投稿日
2007/07/09
レビュアー
よふかし※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
ベルモンドのチンピラぶりと痛々しいラストが印象的な、センチメンタルなギャング映画。傑作とまでは言えませんが、なかなか心に残る作品です(イントロダクションのようなコメディではありません)。
こちらのお嬢さんはジョアンナ・シムカス。『冒険者たち』ほかで、本作の監督ロベール・アンリコのミューズと言える可憐な女優です。お金持ちの娘でファッション・モデル、箱入り娘で世間知らずという役柄の彼女は、自称レーサー本当はギャングの運転手のベルモンドと付き合っています。彼が逮捕されたことでその正体を知りますが、結局ベルモンドから離れられずいっしょに逃亡を図るあたりの怯えた雰囲気が胸に迫ります。
ギャングのボスの意外な死に様や、ベルモンドが奇想天外な方法で刑務所を脱獄するところなど、原作のジョゼ・ジョバンニの経験が生きていると感じました。鮮やかな脱獄によって、ベルモンドは実力以上にマスコミの注目を集めてしまうのですが、その時の微笑ましい有頂天ぶり、挫折感や成り上がりへの執念がきちんと描かれていて、本作はロベール・アンリコらしさに溢れる、青春映画としても味わい深いものになっています。60点。
投稿日
2022/09/30
レビュアー
さっちゃん※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
本日、お休みをいただいたので、CSの映画欄を見てたら本作があったので観てみた。ロベール・アンリコ監督は『冒険者たち』に続いて2作目だが、ちょっと調べてみたら『冒険者たち』の翌年の公開だった。ジョアンナ・シムカスが本作にも出ているのが嬉しい。
主人公フランソワ・オランの前歴は物語の序盤では語られず、途中での新聞記事やオランが記者に何があったかを語る場面で観客に明かされるようになっているのがうまいと思う。オランの性格は記者ガブリエル・ブランが劇中で語る「悪ガキ」という指摘がピッタリ。ネクタイに凝って327本も持っていると自慢したり、最初のボスが拳銃の暴発であっけなく死んでしまった後で、強盗に使う車を手に入れるために、発作的(そうとしか思えない)に自動車泥棒をやってしまう。しかも、小学生だか幼稚園児だかが道を横断するのに邪魔されて捕まってしまうというおとぼけ振りもベルモンドには似つかわしい。悪いことをしてるんだけど、どこか憎めないのを評するに「悪ガキ」というのは言いえて妙だと思う。オランが語る自身の経歴に惹かれて、だんだん贔屓になっていく新聞記者ブランを演じたポール・クローシェがいい味を出している。
最初は強盗団の運転手(ここで元レーサーという経歴が活きてくる訳だ。)をしていて名前がボスと同じフランソワなものでHO(オー)と呼ばれているオランがボスの突然の死で後釜に座ろうとするも、それまで彼を見下していた仲間と袂を分かつことになる。前記のとおり自動車泥棒に失敗して刑務所に入るが、ある日、入獄してきた浮浪者プラネルを助けてやり、刑期がわずか45日の彼と入れ替わって脱獄することに成功する。その後は1回限りの仲間とまったく流血なしの強盗を成功させる。この過程を詳細に描いているのは、ちょっと面白い。その間に恋人ベネディット(ジョアンナ・シムカス)には正体がバレて気まずくなったり、かつての仲間シュワルツ兄弟が強盗に失敗して警察に追われたり、という出来事があるのだが、これらのことがラストで完璧に収斂するのは見事だと思う。
にしても、カッコイイと思う。ベルモンドである。粗野な感じでも下品ではない。煙草の吸い方(時代が時代なので男たちは所かまわず煙草を吸っている。)や消し方まで決まっている。でも、車のフロントグラスに押し付けて消すと火の粉や灰が自分にかかるんじゃないかな。あと、車が個性的なのも嬉しい。最初の強盗では偽の救急車で警察の追跡をかわすのだが、これがシトロエンDSなのだ。ギャビン・ライアルの「深夜プラス1」でも主人公たちが最初に使用している。見かけはカエルみたいで可愛いのだが、パワステ、自動変速の他にサスペンションも油圧という変態設計!多分、ハイドロ・ニューマティック(油気圧懸架)という奴だろう。こいつは油圧パイプに穴が開くとサスペンションがヘタって亀の子になってしまう。オランは金を手に入れたあとに、また買っているので、よほど好きなんだろう。まぁ、高級車ではあるが。ベネディットが乗っているのはトライアンフかな?英国車と思うんだが、詳しくないのでどなたか、ご教授願います。街中でもシトロエンの大衆車2CVとかが見られるのも楽しい。
さて、私のレビューなのでお待ちかね(?)の“趣味の時間”と行こう。オランが鏡を見ながら抜き撃ちやガンスピンをやっているのはベレッタM1934だろう。9mm×17という弾薬を使う、どちらかというと護身用の中型拳銃である。最初のボスやシュワルツ兄弟が持っているコルトM1911A1の45口径(11.4mm×23)と比べると弱装だけど。他にはS&Wの357マグナム、M27の2.5インチが出てくる。警官隊との銃撃戦でシュワルツ兄弟と警官が使っているのがナチス・ドイツのMP40サブマシンガン、フランス軍制式のMAT49を持っている警察官もいたが、あっちは憲兵なのかもしれない。ただ、弾倉を折りたたんでいるのはおかしい。他には、警官隊の中に、これもナチス・ドイツのKar98k小銃を持っている者もいたので戦時賠償の一環かも。
一時は「ルパン+カポネ」なんて書かれた新聞を部屋の中にべたべた貼っていたオランが、警察に目をつけられ銃撃戦で負傷してベネディットに助けを請うあたりから、彼の最期が迫っていると感じたのだが、ラストでベネディットもシュワルツ兄弟も死んでしまい、独りきり警察に投降し、カメラのフラッシュを避けるように手をかざすオランの姿が哀切だった。そこには恋人も金も仲間も失って途方にくれる一人の男の姿しかなかったからだ。でも、ここで死なないのはベルモンドだからなのかも。アラン・ドロンが主役だったら、死んでたと思うよ。
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