インデペンデンス・デイ：リサージェンス

エイリアンが地球侵略しに来るよりも、中国人が侵略しにきてエイリアンとアメリカが同盟で戦う方がまだあり得るかな・・・ぁ
映画的には、面白かった。

インデペンデンス・デイ：リサージェンス（２０１６年・アメリカ、カラー、１２０分）

中国人の子供向け映画です。

脚本に５名もの名を連ね、船頭多し船進まず。（結果、沈没す）

以上、オワリ。

ダメだぁ・・・・
酷評も納得の仕上がりです。
冒頭いきなり「死んだこと」になっているウィル・スミス
訓練中の事故死だって？
リアリティに欠ける・・・
リアルではガチに「ギャラ高すぎ」が原因での
キャスティングNGだったんでしょうが
それにしても納得がいかない退場の仕方
ウィル以外にも
前作を引きずっての人物相関図が
これでもかと薄っぺらくて安っぽくてガッカリです。
キャスティングでもひとつ気になったというか
地味に最大のインパクトを残し
違和感がハンパなかったのが
シャルロット・ゲンズブールの存在
いや、襲来（笑）
彼女、こういう作品にいていいの？（笑）
こういうのも守備範囲だったの？
意外性が凄すぎて終始違和感でした。

今回の宇宙船は
前作の２４キロという大きさを
遥かに上回るというか
行き過ぎて笑えてくる４８００キロ
地球の３分の一を覆うサイズ
一体何がしたいねん（笑）
加減がわかってないわぁ
画面を見ていても
大きすぎてよくわからん
そしてこの宇宙船襲来のくだりで
ノコノコ生き残るジジイの存在もなんかイラっとする
リアリティに欠けます。
やっぱり笑わしたいのかな・・・
しかし、この作品のコミカルパートというか
ジョーク等の笑いの部分は
ことごとくスベっていてつまらんし
一体どうしたいのかわかりません。
ラストあたりも腐ったアルマゲドンだし
これはイカンです。
が、宇宙船の中のくだりや
空中戦がつまらなかった分
女王との白兵戦は見応えがあり
そこは唯一といっていいぐらい楽しかったです。

エイリアンの技術を取り込んだ割には
言語の解読は進んでないし
シールドもあったりなかったりとチグハグ
都合が良すぎて気持ちが乗らないですね。

製作日数が少なかったのか、脚本の出来映えも演出面もピリッとしない。明るくて勇壮だった音楽もエンディングでしか流れない。出演している役者さんたちも小粒だ。随分と若手を起用しているが、この中から息の長いスターが出て来るようには思えなかった。

――エイリアンの襲撃から20年が経ち、エイリアンの進んだテクノロジーを吸収した人類は、飛躍的な進歩と復興を遂げていた。
そんな或る日、月面基地の近くに球形の宇宙船が突然現れる。その姿は、かつてのエイリアンの宇宙船とは異なるデザインをしていたが、大統領は攻撃を命じてしまう。
球形の宇宙船は、あえなく撃墜。現場に急行したデイビッドは、残骸の中から宇宙船の核と思われるパーツを持ち帰ることに成功する。
ところが、戦勝20年を記念する式典の最中に、エイリアンの宇宙船が地球に飛来する。それは大西洋を覆い尽くすほどに巨大だった。世界の主要都市は次々と破壊されてしまう。けれど、アメリカはエリア51に残存戦力を集結し、反撃の機会をうかがう。
一方、デイビッドたちは、球形の宇宙船が、実はエイリアンに敵対する種族であることをつきとめる。
……というお話し。

前作の主要なキャストが出演しており、20年の歳月を痛烈に感じさせる出来映えとなっている。（ウィル・スミスは欠席）

ケーブルＴＶ屋だったデイビッド（ジェフ・ゴールドブラム）は、ＥＳＤ＝地球防衛指令部で働いており、世界各国首脳からも尊重されている。今回も、まずまずの活躍を見せるが、何となく冴えなかった。
ちなみに、父親（ジャド・ハーシュ）も出演。さすがにお歳を召したが、クライマックスに良い出番を貰っていた。

デイビッドの代わりに重要な役割を果たすのが、オーキン博士（ブレント・スパイナー）。エイリアンのテクノロジーを解明するためにエリア51で軟禁状態だった博士。エイリアンに意識を乗っ取られ、侵略の意思を大統領に伝えた後、昏睡状態だったらしい。本作品では、エイリアンの再来とともに意識を取り戻し、ストーリー上の背景を次々に明らかにして行く。或る意味、彼が主人公のようなものだなぁ。（最後のセリフも彼だった）
ちなみに、アイザックス博士も続投しており、まるで恋人のようにオーキン博士に尽くす姿が描かれる。ゲイを表明したローランド・エメリッヒ監督らしい演出だと言える。

ホイットモア元大統領（ビル・プルマン）は、再び戦闘機に乗ってエイリアンの宇宙船に攻撃を仕掛け、殉職。
娘のパトリシア（マイカ・モンロー）もパイロットになったが、いまはホワイトハウスで働いているという設定。

スティーブ・ヒラーの息子ディラン（ジェシー・Ｔ．ユーシャー）は、エリートパイロットになっているが、ほとんど活躍しない。
ストリッパーだった母親のジャスミン（ヴィヴィカ・Ａ．フォックス）は医者になっている。けれど、新生児と母親を助けようとして死亡。（殺すことなかったんじゃないの？）

ディランと因縁を持つ若手パイロットのジェイク（リアム・ヘムズワース）は、パトリシアと婚約していると言う設定。ちょっとセンが細いなぁ。『スタートレック』シリーズのクリス・パインみたいな役者さんをキャスティングするべきだった。

その他にも、ウィリアム・フィクナーやシャルロット・ゲンズブール、脚本にも携わったニコラス・ライトなども出演している。なかなか層が厚い。

でも、登場人物の描き込みが足りない上に、スペクタクル・シーンに既視感が拭い切れない。
進化の果てに肉体を捨てた生命体って『スタートレック』シリーズになかったっけ？
地球に穴を開けてコアからエネルギーを吸い上げるのって、トム・クルーズ主演『オブリビオン』で海から水を吸い上げる場面を思い出させる。
それに、エイリアン・クィーンって何だよ。どうしたって『エイリアン２』を想起するし、デザインも似ている。
前作では、エイリアンの宇宙船が出現するシーンに度肝を抜かれた。それまで、間違いなく観たことのない映像だった。それなのに、本作品では何一つ新しい映像を観ることが出来なかった。それが残念でならない。(溜息)

ラストシーンを観る限り『スター・ウォーズ』への道を歩もうとしているかのように見える。反乱軍を組織した人類がエイリアンと戦争をする映画シリーズだ。(笑)
或いは、『スターゲイト』みたいにＴＶシリーズ化するのもアリかな。アフリカのシチュエーションが丁度いいモチーフになりそうだ。

正直、出来映えは芳しくないし中国資本の影響も見え隠れしている。「金は出すが、口は出さない」ってのが一番だが、中国人は「金は出すんだから、口も出す」って性格だからなぁ。

ま、オススメは出来かねます！（映像はキレイだけどね）

トム内田の「飢餓海峡」を評した物に 膨大たる大自然と個人の
あてどない野心の視覚的不均衡を表象した作品 とゆうのがある
のですが そのまま今作にも当てはまるのではにゃいかと 視覚的な
CGの驚異的なスペクタクルは地球にカサブタを作るとこまで行って
「飢餓海峡」をゴミレベルにするのですが しかしそれと説話論的
展開が吊り合って来ないと ラスボスの女王を倒せばOKでしょな
そこに向けて ちまちました物語が進行するわけです

それでも 近年はレベル高き演出が実は冴え渡っていたエメリッヒ
つまらん話しながら 早送りにもならず見ていられます 撮影レベルは
いまいち 特に暗い所 DVDは駄目ね 撮影だけ良い映画見たかったね

既視感の強いとゆうか 飽きたデザスターなのですが 星戦や新ゴジ
のような似非神話系おタッキーな内容がない二番煎じな脱色感が
精神衛生に良いです

しかしエメリッヒも意地が悪く この20年で世界も連携と絆が生まれた
とか大統領に言わせますが 現実は丸で正反対だよね おりしも
トランプ大統領誕生で 何のこたあないラスボス女王ヒラリーは消し
飛んで アメリカは内戦状態に突入がな物語が描かれるのでしょうか