シェルブールの雨傘

シェルブールの雨傘の画像・ジャケット写真
シェルブールの雨傘 / カトリーヌ・ドヌーヴ
予告編を観る
  • 画質は本編映像とは異なります。
全体の平均評価点:
(5点満点)
累計評価件数:

51

  • DVD
  • 動画配信
  • 動画ポイント利用可
  • 映画賞受賞作品
ジャンル:

「シェルブールの雨傘」 の解説・あらすじ・ストーリー

傘屋の娘ジュヌヴィエーブと工員の青年ギイの恋が、アルジェ戦争によって引き裂かれ、互いに愛し合いながらも、別々の道を歩くまでを描いた悲恋劇。台詞というものは無く、全編、歌によってストーリーが進行していく、という歌曲形式をとっている。

「シェルブールの雨傘」 の作品情報

製作年: 1963年
製作国: フランス/ドイツ
原題: LES PARAPLUIES DE CHERBOURG/THE UMBRELLA
受賞記録: 1964年 カンヌ国際映画祭 パルム・ドール

「シェルブールの雨傘」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版の詳細

  • 旧作
収録時間: 字幕: 音声:
91分 日本語 1:ドルビーデジタル/ステレオ/フランス語
レイティング: 記番: レンタル開始日:
50DRJ20473 2009年07月17日
在庫枚数 1位登録者: 2位登録者:
83枚 9人 17人

シェルブールの雨傘〈2013年カンヌ映画祭デジタル・リマスター版〉の詳細

再生可能機器: 再生時間: 字幕:
TV 、PC 、Android 、iOs 01:32:28 日本語字幕
音声: レイティング: 視聴制限:
フランス語(ステレオ) 全年齢対象 購入:無期限
レンタル:初回再生から48時間
購入期限:
レンタル:2018年01月05日 23:59

関連作品

ユーザーレビュー:51件

入力内容に誤りがあります。

内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。

  • 入力内容に誤りがあります。

この作品に関するあなたの感想や意見を書いてみませんか?

1〜 5件 / 全51件

あらゆる映画の中で生涯ナンバーワンの映画がこれですネタバレ

投稿日:2009/08/26 レビュアー:bokensdorf

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

子供の時テレビで観て、忘れられない映画になった。お小遣いで買った最初のレコードが「シェルブールの雨傘」だった。今でも持っている。いつか行ってみたい、あの石畳の街へ。

それから35年。息子を連れてパリからシェルブールまで車で行きました。355Kmもあって、遠かった。あの雪の夜、ジュヌヴィエーヴもこの道を走ったんだな。これでもう人生、思い残す事は無い。息子よ、あとを頼むぞ…と思った。

この映画の前ではすべてのレビューが意味を失う。ドヌーヴが奇麗、衣装が可愛い、音楽が素晴らしい、ストーリーが、脚本が、色遣いが…。そんなものは観れば分かる。この映画は説明を許さない完全体の芸術作品であると私は書きたい。

あとはこの映画を愛し続けた私が明かすトリビア。

※ジュヌヴィエーヴはひどい女
これはトリビアじゃないんだけど、かなりの人が「ギーから便りがなくなってジュヌヴィエーヴは困って宝石商に乗り換えた」と思い込んでいるが、違う。私も子供のときは「ギーが三年間行方不明になったからジュヌヴィエーヴは宝石商と結婚したんだ」と思っていた。これは子供でも理解できる説明だ。しかし事実は違う。ギーは何度も手紙を書いて送ったのにジュヌヴィエーヴは返事を書かなかったのである。無視したのである。それじゃひどい女じゃないか!そんな馬鹿な!ひどい女なのである。だからこの映画は傑作なのである。

※ジャック・ドゥミの色彩へのこだわり
ギーに召集令状が来て、明日は別れという夜に二人でカフェでカクテルを前にして抱き合うシーンでは、二人のカクテルは、ジュヌヴィエーヴのは琥珀色、ギーのは黄色。それは画面に映っている店の内装の色と同じなのである。
ギーが出発する駅のプラットフォームを二人で並んで歩くシーンでは、ジュヌヴィエーヴがプラットホームに出たとたん、何の必要もないと思われるの に、唐突にコートのポケットから青いスカーフを取り出して胸のあたりに持っていく。この青はギーのシャツと同じ色だ。なるほど、監督は青い色が並んで歩く絵を撮りたかったのだ。(ドヌーヴがコートのポケットから青いスカーフを取り出すところは「監督に言われたとおりさっさとやらなきゃ」という初々しい表情が見られてとても可愛い。)
まだあるけど見つける楽しみを取っておく為にこのくらいにしておく。

※ラストシーン1
途中で男がドアを開けてガソリンは「superieur ou ordinaire?(上級か普通か)」と聞く。なんでこんなシーンを入れたのだろう? ジュヌヴィエーヴは「どっちでもいい」と答える。どちらか決めて、superieurですねと言われてやっと「ウイ」と答える。ああ、これはsuperieurがあっちの生活でordinaireがギーとの生活、どちらでも良かったけれど、他の人の力でsuperieurを選ぶことになった、というメタファーなのではないか。

※ラストシーン2
このデジタルリマスター版は字幕も書き直されていて、最後にジュヌヴィエーヴが「結婚以来 シェルブールに戻ったのは初めてよ」「田舎の義母の家へ娘を迎えに行ったの」「パリに帰るところよ」「回り道をして来たの」「会えるとは思わなかった」と言うシーンがあるが、ここは昔は『田舎』ではなく『アンジュー』と書かれていたような気がする。Anjouというのはノルマンディーの南西にあって、パリまでは高速道路A11号線一本道、300Kmくらいの距離にある。しかし、アンジューからシェルブールというノルマンディー半島の先っぽにある港町までは 370Km以上有り(しかも高速道路は今でも無い)、そこからパリまでは更に355Kmもあるのである。アンジュー〜シェルブール〜パリの行程は、二等辺三角形の長辺二辺を走ると思えばよろしい。

つまり、ここを「アンジュー」とセリフで言わせる事によって、土地勘のある人(フランス人)には「そんなの絶対に雪が降っている夜道をたまたま回り道して来る訳が無い。ジュヌヴィエーヴはギーに会うために、本当のさよならを言うために、わざわざやって来たんだ」と分かるようになっているのである。 新しい字幕が「田舎」と書いたのは悔やまれる。ドヌーヴが「アンジュー」と言うのを聞いて確かめてみて下さい。そして、涙して下さい。

私の生涯ナンバーワンの映画です。

このレビューは気に入りましたか? はい 17人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

色彩ネタバレ

投稿日:2009/06/26 レビュアー:ひきむすび

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

シェルブールの傘屋の娘ジュヌヴィエーヴと
町の修理工場で働くギイの初々しい恋。
徴兵のまえに思いつめた二人は一線を越えてしまう。
日に日に新しい命を実感せざるを得ないジュヌヴィエーヴ
なのにギイからの便りは あまりに少ない。

愛と現実の前で揺れ動く女心
深く大きな愛を持つゆえに どこまでも引き裂かれた男の心
成就できなかった恋の物語。

**
ミシェル・ルグランの音楽の素晴らしさと
ドゥミの色彩の世界 ドヌーヴの美しさ この三拍子の極みですね。
一度ご覧になればこの楽曲の数々が浸透していることがわかると思うのですが
再見していて凄いと思うのは この映画の色彩感覚です。
ドアを開けるたびに色調の変わる。角度が変わるだけでも色が変わる。
どうやらこの色にはテーマがあることが分かります。
青はギイの色 青年らしい青臭さ 若々しい夢見る心
ピンクは初期のジュヌヴィエーヴとその母の色
女の子らしいお洒落心 でもどこか現実感のないふわふわとした心
緑は ギイの叔母の面倒を看てくれるマドレーヌの色
地に足のついた生活 現実感の色 茶色は混乱、波乱の色
そして、、赤は、、赤は女の色。この赤が問題なのです。

素敵な映画と思いながらも 100%好きと言えないのは
女の狡猾さ 浅はかな企み 愚かしさなど
マイナスな部分を感じて 悲しくなってしまうから。
それを差し引いても 魅力たっぷりなんですけどね。
個人的に好きなのはオープニングの美しさ。
 ウエディングドレスと王冠を戴いたときのドヌーヴと
宝石商カサールの誠実そうな歌声。
ラストで映画の雰囲気がガラリと変わること でしょうか。

かなりクセがあります。
というのは端役のセリフまでメロディに乗せていることなんですね。
これを吉ととるか凶ととるかは運次第。どうぞお試しあれ。

このレビューは気に入りましたか? はい 16人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

ミュージカル嫌いもお試しを。

投稿日:2011/12/01 レビュアー:ゆういちろう

すべてのセリフが歌で表現される、ある意味では究極のミュージカル。
でもそのお陰で、このジャンルに抵抗のある人にも受け入れやすい作品になってるのではないかなぁ。

ミュージカルで一番不自然に感じるのって、さっきまで普通に行動して喋ってた人が、急にララハァ〜♪とか歌い踊りだすとこだと思うんだよね。その点、本作は歌のみで構成されてるから、ひとつの表現形式と思えば割と違和感なく観られる。

物語としては、古めかしい悲恋ものです。戦争によって引き裂かれる恋や、ヒロインのある選択などは、今の僕たちには理解しづらいかもしれない。
とは言え、男と女の機微っちゅーもんは、ピュラモスとティスベの時代から何ら変わらないので(ホントはよく知らんけど)、締め付けられるような切なさは充分感じられます。

「シェルブールの雨傘」をはじめとする名曲の数々はもちろん、眩しいほど美しいドヌーブや、色彩感あふれるお洒落な映像など見どころたっぷり。
そんなに長い映画でもないので、観てソンはないと思いますよ。

このレビューは気に入りましたか? はい 11人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

壮絶な作品ネタバレ

投稿日:2009/08/12 レビュアー:parole

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

他の方からも多数のご指摘がある通り、受け答えの返事に至るまでの全ての台詞が歌詞として歌われているある意味では完全なミュージカルです。台詞の多くが歌やダンスで彩られている作品は全盛期のハリウッド・ミュージカルを始めとして多数ありますが、ただ一つの例外もなく台詞の全てが歌曲となっている作品は私が知る限りこの作品だけです。この点だけを取っても話のネタとして観て損はない作品と言えるでしょう。

本作の監督であるジャック・ドゥミは、ゴダールやトリュフォーに代表されるヌーヴェルヴァーグと評された作家の一人でした。ただし、同じヌーヴェルヴァーグとは言ってもゴダールやリヴェットなどいわゆる芸術家肌の集まりであった左岸派に対し、ドゥミはドキュメンタリー作家のクリス・マルケル(『12モンキーズ』の元ネタとなった静止画だけで構成された『ラ・ジュテ』の監督)やルイ・マル、後にドゥミ夫人となるアニェス・ヴァルタなどが属していた右岸派の一員でしたので、いわゆるヌーヴェルヴァーグ作品の取っつきにくさが苦手な方でも、さほど・・・と言うか全く構えることなく観ることができる作品です。

いや、こんなもったいぶった説明をしなくても、nekoさんが書かれている通り、誰でも一度目耳にしたことがある著名なテーマ曲に乗せて、雨降る石畳の広場を原色の傘が行き来する様を真上から捉えたファーストシークエンスを目にしただけで、誰もがその美しさに釘付けになり画面に取り込まれていくだろうと思います。

ただし、こんな万人受けするファーストショットで始まる作品であるにもかかわらず、また台詞が全て詩になっているという独自の構成を持つ作品であるにもかかわらず、そしてミュージカルという形態、定石通りのメロドラマという構成にもかかわらず、この作品はハリウッド流のミュージカルとは一線を画したものとなっており、もしかしたら人によってはこの点が本作の敷居を高くしていると感じられるかもしれません。

その最たるものはYの3乗さんが「フランス映画らしい不条理な終わり方」と指摘された、後日談に相当するエピローグの部分でしょう。別にフランス映画が必ずしも不条理だとは思いませんが、本作のエンディングは確かに不条理と感じられるものなのですが、その不条理さにこそ実は本作の魅力があるのだと個人的には思っています。ああ、あのもの悲しいテーマ曲は雪降る夜のこのシークエンスのために作られたものなのだ、と。本作と並び称される『ロシュフォールの恋人たち』がハリウッド・ミュージカルのフォーマットに完全に沿った、ダンスと歌を売りにしたハッピーエンドものであるのに対し、本作は陰惨とでも形容しうるほど救いのない残酷さが際立っていますが、その落差の大きさからジャック・ドゥミには明確な意図を持って本作をこのエンディングをもって制作したことが推測されます。

かつてゴダールはドゥミが逝去した際に「みんなドゥミと彼の作品が好きだった」と献辞を捧げ、『シェルブールの雨傘』の全ての歌詞を、すなわち台詞全部を暗記した(それができるくらい何度も繰り返し観た)とうそぶいたそうですが、彼をしてそう言わしめるほどの作品であるとボクも思います。『ロシュフォールの恋人たち』は底抜けに楽しい作品でボクも大好きですが、二つの作品を並べて見ると逆に『シェルブールの雨傘』の特異性が浮かび上がってくるように思います。

このレビューは気に入りましたか? はい 10人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

ああ、これは、映画だ。

投稿日:2010/01/17 レビュアー:ぴよさん


映画って一体、何だろう。スターが出ていて、お金や時間がかかっていて、ストーリー性の高いドラマ? 「映画を名乗っているが、これはTVドラマレベルだ」なんて言う時の、映画とドラマの差って? 案外、説明出来ないものだ。
しかし、この映画を観れば、おそらくどこか合点がいく。「これが、映画なんだ」と。 決して複雑なストーリーでも、大仕掛けがあるわけでもない。それこそテレビドラマにも劣るかも知れないほどシンプルで、よくある悲恋物語。だが、見事なまでに「映画」なのだ。 これは、理屈じゃなく。

あまりに有名な旋律を冠したラブストーリー。いや、ここではもはや、あの旋律に合わせてストーリーが作られたんじゃないかと言ってもいいくらい。戦地に赴く恋人との別れのシーン、それぞれの人生を噛みしめるラストシーン、共通して流れるあのメロディーこそが「主題」だ。人生には、音楽が流れている。(私達の人生にも、だ。)そして音楽は人生だ。そんな思いがけない発見をさせられる。

ドゥミの演出は只事では無い。人物の撮り方、色彩の配置、小気味良い語り口。どれもさりげなく隠されてはいるが、細かく神経を使っているのが分かる。色彩も、ただ鮮やかな原色を使いまくるのではない。石造りのシェルブールの街並みの「くすみ」をベースにして、彩度を微妙に調節しながら、必要なだけの色を配している。

突如、恋人達を台車に乗せて立ったまま移動させたり、流れに無かったカットを挿み込む大胆さにも、心が躍る。このミュージカル映画に派手な動きは無いが、ただ人物が喋って身を入れ替えるだけの動作が、ちゃんとダンスになっている。「踊らなければミュージカルでない」「歌わなければミュージカルでない」そのどちらも、正解じゃなくて、「踊らなくて、歌わないミュージカル」もあると思う。さらに言うなら、「映画自体が、ミュージカルの一ジャンルだ」とまで言いたい。これには持論があるのだけれど、ここでする話じゃ無いよね。

この10数年後、ドゥミは日本からの発注で『ベルサイユのばら』の映画化を手掛ける。なんと音楽も同じミシェル・ルグラン。が、残念ながら、『シェルブール』で見せた才気が発揮されることは無かった… 諸行無常。


 個人的趣味の話だけど…ドヌーブ演じるジュヌヴィエーヴより、エレン・ファルナー演じるマドレーヌの方が、断然いいじゃん。最初から、こっちにしときゃよかったんだよ、ギィ。(身も蓋も無いな)




このレビューは気に入りましたか? はい 8人の会員が気に入ったと投稿しています

このレビュアーをお気に入りへ登録する このレビューへコメントする

1〜 5件 / 全51件

シェルブールの雨傘

月額課金で借りる

都度課金で借りる

視聴期限(購入):
無制限
視聴期限(レンタル):
48時間

再生対応機器 TV配信のみとは

  • TV
  • PC
  • Android
  • iOS
  • HD版の再生はTVのみとなります。
    他のデバイスではSD版として再生されます。

TV配信のみとは?

テレビのみで視聴できます。
PC、Android、iOSでは視聴出来ません。

HD/SDとは?

HD(High definition video):高画質ビデオ

  • スマートフォン/タブレットではSD(標準画質)で再生されます。

SD(Standard definition video):標準画質ビデオ

購入/レンタルとは?

購入:視聴時間が無制限
レンタル:視聴時間に制限がございます。制限時間は作品ごとに異なりますのでご注意ください。