“隠れビッチ”やってました。

『あの日のオルガン』で優しい保母さんを演じた、佐久間由衣さんが初主演。
『隠れビッチ』などという不穏なワードが入ってるにしては、キュートな笑顔のジャケットに、
コメディだよねと何気なく見始めたのですが・・・。

なんと、「オルガン」で清楚を絵に描いたような役柄だった佐久間由衣が、大股広げて酒飲むわ、
鼻ホジするわ、公園で酔っ払って絶叫するわ、とんでもないオナゴだったのです！
確かに25歳ともなれば、アイドルのようなニコニコ役だけではすむものではないが、
それにしても気持ちのいいほどの破天荒ぶり。ここまで演じた由衣さんをむしろ、尊敬の念で見ました。
ちなみに『ビッチ』というのは、不届き千万なイヤな女、という意味らしいです。
次々と男をだましては、「チヤホヤされればそれでいい」と満足気な前半は、コメディチックで良かった。

が、中盤から話はドンドン重くなり、ヤミが深まる・・
ビッチちゃんの親はDVだったと。ビッチちゃんの泣き顔の目立つ後半。
コメディ〜シリアスとジェットコースター的展開なのよ。
告白した森山未来とビッチの由衣ちゃんが上手くゆくかというテーマになってくる。
本気で好きになれば、本当の自分をわかってもらいたいもの。
ストレートにぶつかる由衣ちゃんに、未来君はオタオタし始める。
頼んだ牛乳を買い忘れたとかで、疲れてる未来君に由衣ちゃんは理不尽に怒る。ブチ切れる。
そして後悔する。

（由衣ちゃんのモノローグより）
「親が仲良くて、愛されて育ったら、私はもっと自分を愛せたのかな。
みんなに愛されて、誇りと信念を持った人間に、私もなりたかった。」

自分の弱さに気づいた時、そばにいる恋人や友達やらが愛しいもの。
由衣ちゃんを見守り続けた人たちはちゃんといるのでね、過去に負けずに頑張りな。
鼻ホジしすぎると血が出るで！

「隠れビッチ」。主人公のひろみに設定された、いかにもありそうなキャラクターが成功している。みかけは清楚だが、計算された色仕掛けで、男をその気にさせる。貢がせて、告白されたら成功。友達のままで、とかわし、体は絶対に許さない。オアズケのまま、何人も男をキープする。それに対して、ルームメイトのあやは「ヤリマン」。本当は普通の恋愛がしたいのだが、男から嫌われたくないので、簡単に体を許す。その結果、セフレとしか見てもらえない。この2人が大ゲンカするところまでは気楽なコメディーだったが、ひろみが「男まかせ」をやめて、自己実現に目覚めると話はグッと重くなる。目を背けていた自分の生い立ち（自分や母が父から虐待を受けていたこと）や、すぐにキレて、周りを傷つける自分の性格が、父から受け継がれたものであることに向き合わなければならなくなる。そして結局、ひろみは人生で最も大切なものをみつける。

　誰にでもモテるというか仕向けるのが得意な女性。
　思わせぶりがすごい。
　というのが最初なのだが、そこからの展開がなかなか。

　ただの地雷女じゃない？　しかも簡単に暴発するやつ。
　親のＤＶとかあったとしてもこれはきつい。

　ある種の純愛ではあるんよね。

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理不尽にキレて責め立ててしまうとかは置いておいて、自分に自信が無いから自分にない物をもってたり寂しさを埋めてくれたり自分を肯定してくれる男性に依存してしまうって女性は多いんじゃないかな。自分が自分の理想の人になるより楽だから。
当たり前の事だけど、お互いに思いやりを忘れず尊重すれば依存も悪くない事、いつかは色んなツケが必ず回ってくる事、家族や他人がきっかけだとしてもいつまでも人のせいにして甘えていては相手にとっても自分にとっても良いわけが無い事。周りではなく自分の行動を変えるしかない。それをじんわりと教えてくれてる気がする。


特にネットでの出会いが増えた今、女ならチヤホヤされるなんて簡単だしチヤホヤされたり告白されるのも気持ちいいもんね。まぁ、好きな人1人と上手くいってたら隠れビッチの必要もないけどね。



あと下のコメントの人、普通に暴力は犯罪だから犯罪者予備軍じゃん…

まれにみるクソ女の話し！
中間からメンヘラになるはこんな女性がいたらぶん殴ってる！

頭がおかしい！
みなきゃよかった。。。