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ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男 / ゲイリー・オールドマン
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
/ジョー・ライト
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(29)
解説・ストーリー
ゲイリー・オールドマンが第二次世界大戦時に英国首相に就任し、ヒトラーの脅威に敢然と立ち向かったウィンストン・チェーチルを演じてアカデミー賞主演男優賞に輝いた感動の伝記ドラマ。また、そのゲイリー・オールドマンを驚異の技術でチャーチルへと変身させた特殊メーキャップ・アーティスト辻一弘も、みごとアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞し話題に。英国がヒトラーに屈する寸前での首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間に焦点を当て、ヨーロッパのみならず世界の命運を左右する決断が下されるまでの葛藤とその型破りな人物像を描き出す。共演はクリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、ベン・メンデルソーン。監督は「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト。 JAN:4988102683696
ゲイリー・オールドマンが第二次世界大戦時に英国首相に就任し、ヒトラーの脅威に敢然と立ち向かったウィンストン・チェーチルを演じてアカデミー賞主演男優賞に輝いた感動の伝記ドラマ。また、そのゲイリー・オールドマンを驚異の技術でチャーチルへと変身させた特殊メーキャップ・アーティスト辻一弘も、みごとアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞し話題に。英国がヒトラーに屈する寸前での首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間に焦点を当て、ヨーロッパのみならず世界の命運を左右する決断が下されるまでの葛藤とその型破りな人物像を描き出す。共演はクリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、ベン・メンデルソーン。監督は「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト。 JAN:4988102683696
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「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ゲイリー・オールドマンが第二次世界大戦時に英国首相に就任し、ヒトラーの脅威に敢然と立ち向かったウィンストン・チェーチルを演じてアカデミー賞主演男優賞に輝いた感動の伝記ドラマ。また、そのゲイリー・オールドマンを驚異の技術でチャーチルへと変身させた特殊メーキャップ・アーティスト辻一弘も、みごとアカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞し話題に。英国がヒトラーに屈する寸前での首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる27日間に焦点を当て、ヨーロッパのみならず世界の命運を左右する決断が下されるまでの葛藤とその型破りな人物像を描き出す。共演はクリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、ベン・メンデルソーン。監督は「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト。 JAN:4988102683696
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」 の作品情報
「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNBR4216 |
2018年10月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
55枚
|
0人
|
0人
|
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNXR1317 |
2018年10月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
38枚
|
1人
|
1人
|
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
日・英 |
英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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GNBR4216 |
2018年10月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
55枚
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英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタル5.1ch
【Blu-ray】ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
GNXR1317 |
2018年10月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:29件
チャーチルを演じたG・オールドマンが全て・・の映画
2017年(イギリス)アカデミー賞主演男優賞(G・オールドマン)
……………………アカデミー賞メイクアップ賞(辻一弘)受賞
実物のオールドマンはチャーチル首相と似ても似つかない男です。
驚くほど自然な特殊メイク(ふっくらした丸顔、禿げた頭髪)
そして何より背中をかがめた歩き方。
その話し方(超ゆっくりで甲高い)人間味あふれる好々爺。
65歳と当時ではもうかなりの老人首相です。
賞を総なめしたG・オールドマンの演技を見る映画でした。
ナチスが欧州で猛威をふるい、国民は希望を失い、もっとも暗い時間
(原題はdarkest hourなのです)を暮らしていた。
ナチスドイツと、和平交渉か?はたまた、徹底抗戦か?
チャーチル首相就任からダンケルクの戦いまでの、27日間に焦点を絞った緊迫感溢れる映画です。
私自身、歴史好きでもありませんし、正直言って前半は退屈でした。
当時の国王ジョージ6世が「デンマークへ逃げよう、逃げよう」と、
国民のことより自分の身の安全ばかり言うのが、驚きでした。
ジョージ6世は「英国王のスピーチ」で有名な国王です。
連合軍がダンケルクに追い詰められる中、チャーチルも和平交渉か、徹底抗戦か悩みに悩むのです。
その姿はまさに人間的。
特に印象的なのは、地下鉄に乗って、庶民の意見をじかに聞くシーンですね。
1人1人の名前を聞いて、チャーチルは覚えているのです。
この地下鉄の経験が、有名なチャーチルの英国議会での、
歴史的「大演説」につながるわけです。
クネクネと入り曲がった通路を小走りに駆け回る秘書のリリー・ジェームズ。
チャーチル夫人のクリスティン・スコット・トーマスの良き妻ぶり。
議会会議場の内部は伏魔殿のように暗い。
チャーチルの国民を鼓舞する演説が、暗い時代を明るく照らす光に
なりました。
このレビューは気に入りましたか?
21人の会員が気に入ったと投稿しています
暗黒の時代に人間チャーチルが下す決断
投稿日:2018/11/01
レビュアー:なんの因果
白と黒・・光と影のコントラストが強い画面である。
すり鉢状の形状に議員が密集してる議会、天井の低い部屋、狭い通路・・
この閉塞感は、なんの悪夢かと感じるほどである。
真っ暗な画面から、光の差し込んだ画面に変わるとピンクのガウンのチャーチルが
すね毛を出してたりする。(笑)
かと思うと上空から真下を映すショット、さらに戦闘機が横切るのを上から映す。
個性の強い撮影方法だと思う。(はたして何を意図しているのか)
さて、名前に聞き覚えがある位で、私ら凡人の人生とは接点もないであろう英国の首相
ウインストン・チャーチルの1940年5月における首相就任から、ダンケルク撤退までの
4週間を描いたのが本作。長く政治に関わり、成功も失敗もしてきたチャーチルのほんの
短い時期であるが、しかし英国と世界にとって、最も重要で深刻な、歴史を左右する決断となった。
戦況が悪化する中、外相ハリファクスらは、ヒトラーとの和平交渉を推進する。
徹底的にヒトラーの脅威に抗戦する構えのチャーチルだったが・・賛同を得られず孤立してゆく。
ヒトラーと仲良くするのも、反対に「やっちまえ!」というのも、
「これ以上イギリスの犠牲を増やしたくない、祖国イギリスの民を安心させたい。」
という共通の危機感による同じ願いでありながら方法が違うわけです。
短期的に見れば良いようでも長期的に見た時、それで良いのかという究極の選択がリーダーには必要となる。
賛同者もいなく批難されてばかりでも正しいと思ったら主張しなければならない。
人の心に訴える「言葉の魔術」はチャーチルの真実の思いから湧く。
hinakkskさんがレビューで引用された、
「戦って敗れた国はまた起き上がれるが、逃げ出した国に未来はない」
実に沁みる言葉です。(チャーチルはのちにノーベル文学賞も受賞。)
「頭を食われながらトラに道理を説いてるヒマはない!」なんかも私は好きですけどね。
そして、「俺は嫌われ者だから・・」と落ち込んで奥さんに甘えるチャーチル(笑)
「その葛藤がアナタを強くしてきたでしょ?コブタちゃん!」─ぷぷ・コブタだったのか!
───辻一弘さんが引き受けてくれなければゲイリーもやらないと言わしめた特殊メイキャップの芸術的完成度。
外見が似ているという話だけなら、ゲイリーどこに埋もれた?で終わる話で
ゲイリーである必要なんかないわけですが(はいはい、最後まで聞いてねー)
似ても似つかぬ風貌になりながら、政治家として人間としていろんな表情、たとえばどこまでも暗黒の沈んだ顔、
短気、読書好き、酒と葉巻浸りの日々をその丸い目、ドンとしたプロポーションから、いかんなく表現するのです、
時にユーモラスに。ゲイリー・オールドマンの演技、さすがですね。
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
投稿日:2018/07/30
レビュアー:片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
イギリス人みんなで「ネバー!」を連発する話。
チャーチルが首相に就任してからイギリス陸軍全滅の危機から撤退作戦を成功させるまででイギリスの国会とかをじっくり見ることができて美術とかをじっくりとあまり見たことないのでそういったところは新鮮で面白かったです。政治家として岐路に立たされる苦悩や重圧もわかりやすくダンケルクの撤退作戦のためにカレーで戦う兵隊たちの犠牲なんかもよかったです。いつでも酒を飲んで風呂場でミーティングしたりと人間的側面も描こうとしていたと思います。
ただ映画全体は退屈でした。戦況が圧倒的不利で、周囲は和平や降伏に流れる中、主人公だけはひたすら徹底抗戦を訴えるけど、途中にその信念がゆらぎそうになったり。外野から見ていると当然和平案のほうが現実的な考えだとは思いますが、主人公は特にこれといった具体案はなく、ただ抗戦を訴えるだけにしか見えなかったです。地下鉄で市井の人たちに意見を聞くというシーンはこの映画の見所の1つだと思って、確かに映画としては面白かったですが、国の方向性を数人の意見だけで決めてしまうというのもあまりにも無茶すぎて実際にあんなことをしたのかわかりませんが、リアリティが一気になくなってしまって、そこも無茶苦茶さだけが残るシーンでした。「箒でも戦う」とか勝ったからよかったものの大日本帝国の末期状態と一緒ではないのかとか思っちゃいました。音楽とかも盛り上がるところでどーんとかかったりしてわかりやすさ重視なのも単純に好みではなかったです。
そして最初から最後まで演説大会の映画なので、西洋人って演説好きなのねというのがわかる映画でした。
このレビューは気に入りましたか?
7人の会員が気に入ったと投稿しています
戦況不利の戦時下に首相となったチャーチルの5週間
チャーチル役のゲイリー・オールドマンの演技はまさに圧巻だが、白熱した討論場面や演説シーンを多用した、まるで会話劇ような、とても地味な映画。危機迫るヨーロッパの戦況の緊迫感を、台詞ではなくもっと映像で並行して描いていたら、より説得力のある、ダイナミックな映画になったのではないだろうか。
けれども、国家の選択はどうあるべきか、危機に直面したとき、一体誰がどんな決断をし、どのようにその責任を負うのかといった、とても重要で難しい問題を扱っていて、考えさせられる。チャーチルの首相としての評価は様々だろうが、彼が無難な和平交渉を選んでいたら、ヨーロッパは少なくとも現在の状態にはなっていなかったのではないか。
リーダーの責務の非情さは、判断が正しいかどうか、その時点では全くわからないということだ。怖くても、賛同者が皆無であっても、勇気をもって果敢に正しいと信じる決断をせねばならない。その是非は、後世が判断するだろう。しかし、国王の支持と信頼がなければ、孤立無援のままでは、さすがのチャーチルも妥協するしか道はなかっただろう。
誰かが難しい決断を下さなければならない。そしてその責任を負わなければならない。真のリーダーシップとは、真の勇気とは、何たるかを語っている映画だ。「勇敢に闘って敗れた国はまた起き上がれるが、逃げ出した国に未来はない」のかもしれない。
チャーチルの妻のクレメンティーンと秘書のミス・レイトンが、重要なアクセントとなって、地味な映画に華を添えている。重厚な建物や家具調度等、美術もすばらしい。
『人生はシネマティック!』は、また別の視点からこの時代のイギリスを描いているので、併せて観ると面白いかもしれない。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
言葉を武器に変えて戦場に出た男
ヨーロッパを進撃するヒトラー率いるドイツに対して徹底抗戦か?
そとも講和の道を探るのか?
挙国一致内閣の首相として就任したウィンストン・チャーチルの苦悩と決断を描いた本作。
チャーチル演じるゲイリー・オールドマンの一人舞台の映画でした。
ほとんど出っ放し、セリフ言いっぱなしのオールドマン。
さぞ、セリフ覚えが大変だったことだろうと推察します。
そのほとんどの場面は、議会であったり、首相官邸であったり、
変化のない会話劇が延々と続くので、中盤ぐらいまで何度も睡魔が・・
ようやくチャーチルが外に出て地下鉄に乗るシーン辺りから(けっこう終盤^_^;)
物語に動きが出てきて、私の頭も覚醒してきました(笑)
そして有名な名演説のシーン。
これは圧巻でした。
あそこでチャーチルが講和の道を選択していたら、世の中どうなっていたのか?
そう考えると背筋が寒くなるような思いでした。
チャーチルの決断がヒトラーという悪魔から世界を救ったことは間違いはありません。
たとえ多くの犠牲が出たとしても、少数を捨て多数を救う、この方法しかなかったと思います。
ただ、ダンケルクのような激戦地で戦い、命を落としていった多くの普通の人々を思うと
複雑な気持ちではありますが・・
主演のゲリー・オールドマンが主演男優賞を受賞。
これは至極納得です。
そして日本人の辻一弘氏が特殊メイクでメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。
これも納得。
オールドマンの原型をとどめることなく、チャーチル首相そのものでした。
あと、秘書役のリリー・ジェームスがとてもまっすぐで愛らしかったです。
星3.3
もっと評価しても良いのかもしれませんが、
私を心地よい眠りに誘ってくれたこともあり、ちょっと世間の評価より低めかな(笑)
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
チャーチルを演じたG・オールドマンが全て・・の映画
投稿日
2018/08/02
レビュアー
カマンベール
2017年(イギリス)アカデミー賞主演男優賞(G・オールドマン)
……………………アカデミー賞メイクアップ賞(辻一弘)受賞
実物のオールドマンはチャーチル首相と似ても似つかない男です。
驚くほど自然な特殊メイク(ふっくらした丸顔、禿げた頭髪)
そして何より背中をかがめた歩き方。
その話し方(超ゆっくりで甲高い)人間味あふれる好々爺。
65歳と当時ではもうかなりの老人首相です。
賞を総なめしたG・オールドマンの演技を見る映画でした。
ナチスが欧州で猛威をふるい、国民は希望を失い、もっとも暗い時間
(原題はdarkest hourなのです)を暮らしていた。
ナチスドイツと、和平交渉か?はたまた、徹底抗戦か?
チャーチル首相就任からダンケルクの戦いまでの、27日間に焦点を絞った緊迫感溢れる映画です。
私自身、歴史好きでもありませんし、正直言って前半は退屈でした。
当時の国王ジョージ6世が「デンマークへ逃げよう、逃げよう」と、
国民のことより自分の身の安全ばかり言うのが、驚きでした。
ジョージ6世は「英国王のスピーチ」で有名な国王です。
連合軍がダンケルクに追い詰められる中、チャーチルも和平交渉か、徹底抗戦か悩みに悩むのです。
その姿はまさに人間的。
特に印象的なのは、地下鉄に乗って、庶民の意見をじかに聞くシーンですね。
1人1人の名前を聞いて、チャーチルは覚えているのです。
この地下鉄の経験が、有名なチャーチルの英国議会での、
歴史的「大演説」につながるわけです。
クネクネと入り曲がった通路を小走りに駆け回る秘書のリリー・ジェームズ。
チャーチル夫人のクリスティン・スコット・トーマスの良き妻ぶり。
議会会議場の内部は伏魔殿のように暗い。
チャーチルの国民を鼓舞する演説が、暗い時代を明るく照らす光に
なりました。
暗黒の時代に人間チャーチルが下す決断
投稿日
2018/11/01
レビュアー
なんの因果
白と黒・・光と影のコントラストが強い画面である。
すり鉢状の形状に議員が密集してる議会、天井の低い部屋、狭い通路・・
この閉塞感は、なんの悪夢かと感じるほどである。
真っ暗な画面から、光の差し込んだ画面に変わるとピンクのガウンのチャーチルが
すね毛を出してたりする。(笑)
かと思うと上空から真下を映すショット、さらに戦闘機が横切るのを上から映す。
個性の強い撮影方法だと思う。(はたして何を意図しているのか)
さて、名前に聞き覚えがある位で、私ら凡人の人生とは接点もないであろう英国の首相
ウインストン・チャーチルの1940年5月における首相就任から、ダンケルク撤退までの
4週間を描いたのが本作。長く政治に関わり、成功も失敗もしてきたチャーチルのほんの
短い時期であるが、しかし英国と世界にとって、最も重要で深刻な、歴史を左右する決断となった。
戦況が悪化する中、外相ハリファクスらは、ヒトラーとの和平交渉を推進する。
徹底的にヒトラーの脅威に抗戦する構えのチャーチルだったが・・賛同を得られず孤立してゆく。
ヒトラーと仲良くするのも、反対に「やっちまえ!」というのも、
「これ以上イギリスの犠牲を増やしたくない、祖国イギリスの民を安心させたい。」
という共通の危機感による同じ願いでありながら方法が違うわけです。
短期的に見れば良いようでも長期的に見た時、それで良いのかという究極の選択がリーダーには必要となる。
賛同者もいなく批難されてばかりでも正しいと思ったら主張しなければならない。
人の心に訴える「言葉の魔術」はチャーチルの真実の思いから湧く。
hinakkskさんがレビューで引用された、
「戦って敗れた国はまた起き上がれるが、逃げ出した国に未来はない」
実に沁みる言葉です。(チャーチルはのちにノーベル文学賞も受賞。)
「頭を食われながらトラに道理を説いてるヒマはない!」なんかも私は好きですけどね。
そして、「俺は嫌われ者だから・・」と落ち込んで奥さんに甘えるチャーチル(笑)
「その葛藤がアナタを強くしてきたでしょ?コブタちゃん!」─ぷぷ・コブタだったのか!
───辻一弘さんが引き受けてくれなければゲイリーもやらないと言わしめた特殊メイキャップの芸術的完成度。
外見が似ているという話だけなら、ゲイリーどこに埋もれた?で終わる話で
ゲイリーである必要なんかないわけですが(はいはい、最後まで聞いてねー)
似ても似つかぬ風貌になりながら、政治家として人間としていろんな表情、たとえばどこまでも暗黒の沈んだ顔、
短気、読書好き、酒と葉巻浸りの日々をその丸い目、ドンとしたプロポーションから、いかんなく表現するのです、
時にユーモラスに。ゲイリー・オールドマンの演技、さすがですね。
ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男
投稿日
2018/07/30
レビュアー
片山刑事
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
イギリス人みんなで「ネバー!」を連発する話。
チャーチルが首相に就任してからイギリス陸軍全滅の危機から撤退作戦を成功させるまででイギリスの国会とかをじっくり見ることができて美術とかをじっくりとあまり見たことないのでそういったところは新鮮で面白かったです。政治家として岐路に立たされる苦悩や重圧もわかりやすくダンケルクの撤退作戦のためにカレーで戦う兵隊たちの犠牲なんかもよかったです。いつでも酒を飲んで風呂場でミーティングしたりと人間的側面も描こうとしていたと思います。
ただ映画全体は退屈でした。戦況が圧倒的不利で、周囲は和平や降伏に流れる中、主人公だけはひたすら徹底抗戦を訴えるけど、途中にその信念がゆらぎそうになったり。外野から見ていると当然和平案のほうが現実的な考えだとは思いますが、主人公は特にこれといった具体案はなく、ただ抗戦を訴えるだけにしか見えなかったです。地下鉄で市井の人たちに意見を聞くというシーンはこの映画の見所の1つだと思って、確かに映画としては面白かったですが、国の方向性を数人の意見だけで決めてしまうというのもあまりにも無茶すぎて実際にあんなことをしたのかわかりませんが、リアリティが一気になくなってしまって、そこも無茶苦茶さだけが残るシーンでした。「箒でも戦う」とか勝ったからよかったものの大日本帝国の末期状態と一緒ではないのかとか思っちゃいました。音楽とかも盛り上がるところでどーんとかかったりしてわかりやすさ重視なのも単純に好みではなかったです。
そして最初から最後まで演説大会の映画なので、西洋人って演説好きなのねというのがわかる映画でした。
戦況不利の戦時下に首相となったチャーチルの5週間
投稿日
2018/10/21
レビュアー
hinakksk
チャーチル役のゲイリー・オールドマンの演技はまさに圧巻だが、白熱した討論場面や演説シーンを多用した、まるで会話劇ような、とても地味な映画。危機迫るヨーロッパの戦況の緊迫感を、台詞ではなくもっと映像で並行して描いていたら、より説得力のある、ダイナミックな映画になったのではないだろうか。
けれども、国家の選択はどうあるべきか、危機に直面したとき、一体誰がどんな決断をし、どのようにその責任を負うのかといった、とても重要で難しい問題を扱っていて、考えさせられる。チャーチルの首相としての評価は様々だろうが、彼が無難な和平交渉を選んでいたら、ヨーロッパは少なくとも現在の状態にはなっていなかったのではないか。
リーダーの責務の非情さは、判断が正しいかどうか、その時点では全くわからないということだ。怖くても、賛同者が皆無であっても、勇気をもって果敢に正しいと信じる決断をせねばならない。その是非は、後世が判断するだろう。しかし、国王の支持と信頼がなければ、孤立無援のままでは、さすがのチャーチルも妥協するしか道はなかっただろう。
誰かが難しい決断を下さなければならない。そしてその責任を負わなければならない。真のリーダーシップとは、真の勇気とは、何たるかを語っている映画だ。「勇敢に闘って敗れた国はまた起き上がれるが、逃げ出した国に未来はない」のかもしれない。
チャーチルの妻のクレメンティーンと秘書のミス・レイトンが、重要なアクセントとなって、地味な映画に華を添えている。重厚な建物や家具調度等、美術もすばらしい。
『人生はシネマティック!』は、また別の視点からこの時代のイギリスを描いているので、併せて観ると面白いかもしれない。
言葉を武器に変えて戦場に出た男
投稿日
2018/08/01
レビュアー
飛べない魔女
ヨーロッパを進撃するヒトラー率いるドイツに対して徹底抗戦か?
そとも講和の道を探るのか?
挙国一致内閣の首相として就任したウィンストン・チャーチルの苦悩と決断を描いた本作。
チャーチル演じるゲイリー・オールドマンの一人舞台の映画でした。
ほとんど出っ放し、セリフ言いっぱなしのオールドマン。
さぞ、セリフ覚えが大変だったことだろうと推察します。
そのほとんどの場面は、議会であったり、首相官邸であったり、
変化のない会話劇が延々と続くので、中盤ぐらいまで何度も睡魔が・・
ようやくチャーチルが外に出て地下鉄に乗るシーン辺りから(けっこう終盤^_^;)
物語に動きが出てきて、私の頭も覚醒してきました(笑)
そして有名な名演説のシーン。
これは圧巻でした。
あそこでチャーチルが講和の道を選択していたら、世の中どうなっていたのか?
そう考えると背筋が寒くなるような思いでした。
チャーチルの決断がヒトラーという悪魔から世界を救ったことは間違いはありません。
たとえ多くの犠牲が出たとしても、少数を捨て多数を救う、この方法しかなかったと思います。
ただ、ダンケルクのような激戦地で戦い、命を落としていった多くの普通の人々を思うと
複雑な気持ちではありますが・・
主演のゲリー・オールドマンが主演男優賞を受賞。
これは至極納得です。
そして日本人の辻一弘氏が特殊メイクでメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞。
これも納得。
オールドマンの原型をとどめることなく、チャーチル首相そのものでした。
あと、秘書役のリリー・ジェームスがとてもまっすぐで愛らしかったです。
星3.3
もっと評価しても良いのかもしれませんが、
私を心地よい眠りに誘ってくれたこともあり、ちょっと世間の評価より低めかな(笑)
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