フライト・クルー

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（2016年製作・ロシア）ニキータ・ミハルコフ監督
最近、ロシアの映画って見応えあるじゃね？と感心したが
これはレンタル開始が一年くらい前の準新作。
（早く「まだまだ話題作」にダウンさせて借り放題にしてほしいものです）
という事はさておき。
この作品、すごかった・・・！
オープニングこそチンタラしてますが、その人間模様があとで効いてくる。
空軍パイロットのアレクセイ（ダニーラ・コズロフスキー）は、上官の命令に背いて
空軍をクビになる。（と言っても重量オーバーを無視したのは上官の方。）
航空会社に就職したアレクセイは、ベテランのジェンチャンコ操縦士の元、訓練生として
採用される。
ある日、彼らの航空機に、火山島から救助要請があり、島へ向かう。
着陸すると、空港は火だるまになっており、大噴火が次々起こる。
滑走路は吹き飛ばされ、跡形もない・・わわ、どうなってるんだ？この島は！！
他の飛行機がメラメラ炎上していて、残ったのは貨物機と今来たアレクセイたちの
飛行機のみ。なだれこむ島民たち。しかも山合いに島民の乗ったバスが取り残されていると！
いたるところに溶岩がドドド・ドロ〜と流れ、画面はオレンジ色一色。
すごいなぁ〜、ちょっと。まさに溶岩パニック。

そして、第一の貨物飛行機は小型であるという事で、短い滑走路を使えるので
島民乗せて飛び立った。
第二の航空機（アレクセイたちの）は、使えそうな滑走路の火事が治まるのを待って離陸。
まずは、救助できるだけの島民を乗せたのですが・・
さぁ、上空で第二のパニック、航空パニックですよ、
先に飛び立った貨物機の方が燃料切れ、あと20分で堕落する・・
そして考えた方法がなんと、後方の飛行機にロープを繋げて、大きなバスケット状のアミに
人間を乗せて移しかえる、ってんですから、あなた。
やる方も乗る方も阿鼻叫喚！こわいわ〜！もう、ハラハラドキドキ。たまりません！
さらに嵐さえやってきて、かわいそうに、大型バスケットから振り落とされた方も何人かおります。
（その中に、離れたくないわとイチャコラ抱き合ってた二人も絶対いたと思います。）

ほどほどの人間ドラマも配合され、息もつかせぬ映像、恐怖の人間バスケット！オススメ！

ロシア製のパニック映画ですが、かなり拾いものでした
映像は迫力満点でストーリーも中だるみなく進みます
ディザスター映画のファンは見る価値あり

ロシア映画にしてはなかなか面白かった！
これハリウッドで作って、有名な俳優が出たらめっちゃ大ヒット間違いなしになるだろうに。。。もったいない。。。
個人的には好きです。
でも主人公がどうーしても川平ジエイにしか見えなかった。。。（笑）
お勧めです。

珍しいロシア発のスカイパニック作品、結構製作費をかけたというだけあってなかなか面白い内容ながら今一つ物足りなさが残るのはなんでだろう。
空軍パイロットから民間へ転出したアレクセイ、訓練操縦士としてジェンチェンコ機長とコンビを組むことになるが少し反目しあう二人。
最後は力を合わせてガンバルことになるのだからその味付け的な意味なのかもしれない。
洋上の火山島が大噴火、救援を求めている、無視すれば乗客の安全は保証されるがわざわざ危険を犯して失敗すればより多くの人命を失うことになるかもしれない。
ここで一つの選択。
火山島に着陸したものの噴火は続き、溶岩が流れ出して空港に迫っている。切迫した時間との戦い、地上で逃げ遅れた人々の救出作戦がはじまる。
次なる課題は航空機2機に分乗した人々を乗せて炎の中をどう離陸するかという危機、一難去ってまた一難を絵に描いたような状況。
なんとか離陸したもののジェンチェンコの機が燃料切れ、ここで前代未聞の救出作戦空の部が展開される。
先日観たエアポート2017にも似たような状況があったが理論的には可能ということなんだろう。
この手のパニック作品には登場人物のサイドストーリーや人間的な葛藤がストーリーを盛り上げ感動を呼ぶのが常だが本作には親子愛、恋愛なんかが少し描かれているが
さほど重要な要素になっておらず単純なパニック作品に終ってしまってしるところが物足りないと感じる要因なのかもしれない。

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結果論だけど、大型飛行機で皆で避難すればよかったんでない？と思ったがそれだと、滑走路が短く重量・離陸速度の問題で離陸できなかったか・・。と思いなおしたらまあ、悪くはない映画だと思えてきた。