ニード・フォー・スピード

基になっているのがテレビゲーム、しかもリアルドライビング系ではなくて
ハチャメチャ系のゲーム（You Tube にプレイ動画が大量に投稿されてる）なので
ストーリーはスッカスカ
ていうか、あるほうがおかしい。

でも、車はカッコ良かった。バブリーな車ばっかだけど（笑）
カッコイイ車が疾走する姿をロングショットで撮影した画は本当に絵になる（CMっぽいけど・・）

ストーリーは
主人公トビーは友の仇であるディーノに復讐するため
彼が出場する違法なストリートレース“デレオン”に飛び入り参加することを決意。
だが、それを知ったディーノはトビーの参加を阻止するため
賞金を懸けて彼を妨害するのであった・・・という超ありがちな内容。

問題は実質１２０分チョイの上映時間。
内容の割に長すぎで３０分ほど余裕で削れる感じ。
レース会場のカリフォルニアに着くまで１時間２５分
レース開始が１時間４０分と
ストーリー展開がかなりスローだし
全体的に無駄トークが多い、長い
市街地でのカーチェイスのシーンが長すぎで途中で飽きてくる。
などなどの理由で早見再生機能は必須。

とはいえ、この映画は基本的に
カッコイイ車と、ありえねーカーアクションと、高級車のクラッシュシーン（涙）を楽しむものなので
まあこれはこれで良いかな・・。

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主役は車。
ストーリーはありがち。
でも意外とレース以外のところも楽しめた。

高額なスーパーカー達のレースはラストバトルだけ。
（途中ケーニグセグ３台によるレースがあるが）
ブガッティ・ヴェイロン、　ケーニグセグ・アゲーラ、
マクラーレンＰ１、　サリーン、
ランボルギーニ・セストエレメント、他１台でのバトルが見もの。

でもちょっと待って！
セストエレメントのクラッシュシーンがあるが
世界で２０台しかない（映画内では３台と言ってたが）はずの
セストエレメントを撮影のために壊すだろうか？？？
クラッシュの所はレプリカで撮影かな？

スーパーカー好きな人にとっては目の保養になるのではないだろうか。
これらの車に詳しくない人にとってはちょっと退屈かもしれないが。

７５点

CGなしの映像が凄いドキドキしちゃうし、車が好きな人とかレースが好きな人は楽しめるかと。
本当に乗ってカメラを回しただけあって乗っているようだった。
カーバトルの映画は沢山あるがこれも楽しい一作品になった。
車も高級車を使ってる訳でなく全て作ってるっていう、実は中古車なのに凄くかっこよく出来ている。
主役アーロン・ポール はあまり知らないけど友情の物語であり色々な意味でスリリングだ。ドミニク・クーパー にイラっと（笑）イモージェン・プーツ は爽やかで綺麗〜♪マイケル・キートン は面白い。

評価７０点(１００点満点)
オリジナルはレースゲームらしい。
父親から受け継いだ修理工場を経営する凄腕ドライバーのトビー、ストリートレースでのライバルであるディーノの許し難い行為によって弟分を失くし自身も無実の罪で
服役することになってしまう。
彼の仮出所後、ディーノに復讐を誓うトビーはストリートレースのグランプリ「テレオン」にし出場すべく米大陸を４５時間で横断することに。
この旅が本作の見せ場の一つ、追跡してくるパトカーを振り切り道路を逆走したりジャンプしてショートカット、スピンさせながら直角に進むとゲームテクニック満載、
公道を走りながら一般車両には被害を与えないという究極の走りを披露してくれる。そのうえディーノがかけた懸賞金目当ての妨害車両とのバトルもある。
クライマックスはストリートレースのグランプリ「テレオン」ムスタング、マクラーレン、ランボルギーニ、グラン。トリノなどマニアにはたまらないスーパーカーが勢ぞろい。
車は単なる交通手段ではなく、マシンが生み出すスピードに憑かれた若者が命がけで更なる速さを求めて疾走する世界は一般人からすると理解し難いものではあるが、
これも一つの夢なのだろう。
それにしても本作の主人公はなかなか地味な感じ、そこがまたいいのかも。

ストーリーは車系ではよくあるパターンなので、どうでもいいとして
この映画、CGではなくて実際にやっているところが凄い。
映画の中でこれはCGだろ〜と思っていたシーンが実は違ったりとか
良い意味で驚いた。

DVDにメイキングの特典があり、これを見ると色々謎が判明する。
あんなに高い車を壊すのか？とか。知ってしまうと面白味が半減
すると思うので、本編の後がおすすめ。逆にこれが無かったら
評価はもっと低くしていた。