もらとりあむタマ子 / 前田敦子
もらとりあむタマ子
/山下敦弘
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全体の平均評価点: (5点満点)
(28)
解説・ストーリー
「リンダ リンダ リンダ」「マイ・バック・ページ」の山下敦弘監督が、「苦役列車」に続いて前田敦子をヒロインに迎え、久々に盟友・向井康介とのオリジナル脚本で描くダメ女コメディ。大学を卒業後、就職もせずに帰省した実家でダラダラと過ごすぐうたら女子が、周囲の人々と織り成すダメダメな日常を、秋から夏までの1年の季節の変化とともにユーモラスに綴る。共演は康すおん、鈴木慶一、富田靖子。秋。東京の大学を卒業したものの、就職もせず、父・善次が一人で暮らす甲府の実家へ戻ってきたタマ子。家業のスポーツ用品店を手伝うでもなく、ただゴロゴロと暇を持て余しては、時折、世間に毒突いて口だけ番長ぶりを発揮するだけのあまりにも残念な日々を送るタマ子だったが…。
「リンダ リンダ リンダ」「マイ・バック・ページ」の山下敦弘監督が、「苦役列車」に続いて前田敦子をヒロインに迎え、久々に盟友・向井康介とのオリジナル脚本で描くダメ女コメディ。大学を卒業後、就職もせずに帰省した実家でダラダラと過ごすぐうたら女子が、周囲の人々と織り成すダメダメな日常を、秋から夏までの1年の季節の変化とともにユーモラスに綴る。共演は康すおん、鈴木慶一、富田靖子。秋。東京の大学を卒業したものの、就職もせず、父・善次が一人で暮らす甲府の実家へ戻ってきたタマ子。家業のスポーツ用品店を手伝うでもなく、ただゴロゴロと暇を持て余しては、時折、世間に毒突いて口だけ番長ぶりを発揮するだけのあまりにも残念な日々を送るタマ子だったが…。
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「もらとりあむタマ子」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
「リンダ リンダ リンダ」「マイ・バック・ページ」の山下敦弘監督が、「苦役列車」に続いて前田敦子をヒロインに迎え、久々に盟友・向井康介とのオリジナル脚本で描くダメ女コメディ。大学を卒業後、就職もせずに帰省した実家でダラダラと過ごすぐうたら女子が、周囲の人々と織り成すダメダメな日常を、秋から夏までの1年の季節の変化とともにユーモラスに綴る。共演は康すおん、鈴木慶一、富田靖子。秋。東京の大学を卒業したものの、就職もせず、父・善次が一人で暮らす甲府の実家へ戻ってきたタマ子。家業のスポーツ用品店を手伝うでもなく、ただゴロゴロと暇を持て余しては、時折、世間に毒突いて口だけ番長ぶりを発揮するだけのあまりにも残念な日々を送るタマ子だったが…。
「もらとりあむタマ子」 の作品情報
「もらとりあむタマ子」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
もらとりあむタマ子の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
78分 |
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
KIBR1608 |
2014年06月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
31枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
もらとりあむタマ子の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
78分 |
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
KIBR1608 |
2014年06月25日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
31枚
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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ユーザーレビュー:28件
程よいゆるさが心地よい
東京の大学を卒業したものの故郷の甲府に戻り、就職もせずひたすらダラダラと過ごし、中学生にまで同情されてしまう残念な主人公・タマ子(前田敦子)の1年を、四季の風景の移り変わりを交えてまったりと描きます。
なんともゆるいけれど何故か心地良い映画でした。食べて寝てテレビを見てマンガ読むだけのタマ子。父親がご飯を作ったり、洗濯や掃除をしているのを手伝いもせずに、見ているだけのグータラな娘。
今日も自堕落に家で過ごし、ニュースを見て「ダメだな、日本は」と呟きます。それを聞いた父は「ダメなのはお前だろ」と怒鳴ります。
そして、就活もせずに、毎日をダラダラと過ごしているので、父親から説教されると「今はその時ではない」と啖呵を切ります。
父が自分を暖かく見守ってくれる存在であることが分かっているからこそ、ふて腐れた態度をとっているタマ子の微妙なメンタリティーが可笑しいです。
食卓はいつも二人で囲っているところを見ると、実はタマ子は何だかんだいっても十分まともな娘なんだと思えてきます。
大事件は何もおきないし、何も考えていないようなタマ子が父親の事を気にかけ、愚痴ばかりこぼす父親も娘のためにせっせとご飯を用意するなど、父娘水入らずの生活が次第に愛おしく感じられてきます。
ところが父に見合い話が持ち上がると、タマ子は静観していられなくなります。自分以外の女性に父の興味がいくのは、素直に喜べないのでしょうね。
タマ子が敵情視察に向かい、相手の女性がまともな人だと分かると、父の長所を彼女に教えてあげたりとやっぱり心の中では父のことを気にかけていたんだと分かります。もどかしくもおかしいタマ子でした。
このレビューは気に入りましたか?
27人の会員が気に入ったと投稿しています
前田敦子の正しい起用例。
投稿日:2014/07/03
レビュアー:ぴよさん
前田敦子は、「あの二つのセリフ」を言うために女優になった…と言ってもいいかも(笑)
それほどに、「これは絶妙!」と笑うしかないセリフだった。
何かを引きずり、今ひとつはばたけないままに仕事を重ねている、今の彼女だからこそ、
真に迫って聴こえる。…やはり山下敦弘のその手のセンスは、絶妙だ。
父親(康すおん)は終始、娘のために手の込んだ食事を作る。ところがそのどれもが、
なぜか美味しそうに見えない。ちゃんと作った料理を親子はとてもまずそうに食べるのだ。
何度もあらわれるこの食事シーンで、山下は二人の関係を端的に表現している。
いわゆる干物女を描いているが、前田は見ていられなくなるギリギリのラインでとどまって
それでも綾瀬はるかのような「無臭の干物」でなく、どこか体臭が漂ってきそうなリアルさを
ちゃんと醸し出している。
自称映画マニアの前田は、元々山下のフィルムのファンだったようだが(それが社交辞令
じゃないとしたら)結構なマニアだなぁと思う。で、実際『苦役列車』に続いて、このプチ汚れ役
を嬉々として演じているわけで、そのへんはちょっと感心してしまうのだ。
『もしドラ』や『クロユリ』で、演出家たちは「元AKBの絶対的センターの前田敦子」という
厄介な冠の扱いに苦しんだ。それは本人もそうだったと思う。実際、その縛りは女優という
仕事にとっては、邪魔以外の何物でもなかったと思う。何をやっても、「あの前田敦子が
こんな役をしてる」と観られてしまうのだから。
山下敦弘作品というものは、出演すると無理なく女優ロンダリングされるという効能がある。
『リンダリンダリンダ』では、どの作品に出ても子役芝居が抜けなかった前田亜季が、ちゃんと
リアルな女の子に見えていたし(次の作品では元に戻ってしまったが) 『天然コケッコー』では
それまでフワフワ浮ついた女子にしか見えなかった夏帆を、すとんと落ち着かせていた。
「何かの芝居をしている人」では無く、その場面に存在している人として、着地させるのが上手い
演出家なのだ。(作風の幅は狭いけど)
このドラマには、ストーリーもオチも、救いも無い。でもそれでいい、それが当然のことだと
山下敦弘は思っているのだろう。そして、そんな役を演じてみて前田が「自分はもうキラキラ
したアイドルじゃないんだ」と自覚できたなら、次の道が開けるのかもしれない。
前田敦子に笑顔は似合わない。ぶすくれて、舌打ちをうつ姿こそが、彼女の今の在りよう
なのだ。
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21人の会員が気に入ったと投稿しています
笑える!そして考えさせられました。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
大学を卒業しても定職がないタマ子(前田敦子)は、甲府の実家に戻ってくる。
スポーツ用品店を営みながらひとり暮らしをしていた父との同居生活は、 食っちゃ寝、食っちゃ寝、マンガとゲームとケータイの日々。
テレビのニュースをみて、タマ子がつぶやく、「だめだな、日本は。」というせりふに、 「だめなのはお前だろ?」と突っ込みたくなったり、
父の「いつになったら動くんだ?!」という怒りの言葉への答えに笑ったり。
秋、冬、春、そして夏。タマ子のもらとりあむな日々が綴られる。
タマ子のダメダメぶりと、ぶっきらぼうなもの言いは、とてもアイドルとは思えず、 あっちゃん、女優らしくなったなあと感じました。
「面接のためのちゃんとした服がほしい」というタマ子の言葉に喜ぶ父。
しかし、タマ子がなにに応募しようとしていたのかを知ったときの父親のとまどいや、 スポーツ店の客の中学生男子とのやりとりも笑えます。
ところで「モラトリアム人間」とは、1978年に出た「モラトリアム人間の時代」という本で一般的になった言葉なのだそうです。
ちょうど同じ頃、私は大学進学から就職という時期を過ごしていたのですが、
あの頃はモラトリアムでいることが今よりもずっと許されてたように思います。
一方、自分の子供を含めて今の若い人たちは「失敗は許されない」「やり直しはきかない」という気持ちがすごく強いように見えます。
失敗のない順調な人生を歩もうとがむしゃらになるか、または初めから努力する気がないかの両極端のような。
そして、そんな風潮にはファイスブックなどのネットの影響も大きくて、 常に楽しくて華やかな日常を演出することを強いられる。
楽しくて素晴らしいことばかり起こる人生なんてないのに。
少しくらい失敗したっていいはずなのに。
終盤、一見華やかにみえた元同級生が駅のホームでひとり泣くシーンがありますが、
誰の人生にも辛いことはあるに決まっています。
タマ子が、父親の見合い相手に父のだめな部分を語るところでは、ちょっとウルッときてしまいました。
なにも考えていないようで、ちゃんと自分のだめなところをわかっているタマ子。
歩みは遅くとも、きっと自分の力で前に進んでいけるに違いありません。
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11人の会員が気に入ったと投稿しています
演技ではないと思う
78分と短い映画なのに、長く感じた。
ゆるい映画は嫌いじゃないけど、なんか見るのがしんどかった。
そもそも、タマ子にいらいらする。
テレビを見ながらのタマ子セリフ。
「だめだな、日本は」って聞いた途端、「お前がな」と思っていた。
お父さんが言ってくれなければ、ずーっともやもやしてた。
自分も同じような状況だったので、同族嫌悪かもしれないが。
他のレビューを見て、前田敦子の演技力に高評価なのに違和感がある。
役柄が彼女の素に合ってただけじゃないのか。
前田敦子って、常にぶすっとしているイメージがある。
ほとんど演技って感じじゃなかったような。
中学生の男の方が上手いよ。
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7人の会員が気に入ったと投稿しています
このゆるさがつらい
ゆるい・・。
ゆるすぎる・・。
レビュー見て意外、結構評価高いんだ。
この監督の「天然コケッコー」も楽しめなかったし、私はこのタイプの映画がダメみたい。
ぶすっとした演技がぴったりはまってる前田敦子。
トップアイドルでキラキラ輝けるのに、オーディションなんか受けてもこんな子絶対受かんないよ!と思わせるタマ子、すごい。
この何にも自分はやってないのに、世の中を上から見てる演技がはまってた。
でもストーリーが・・。
舞台挨拶の特典映像があったから少し見たけど。
監督が言っていたような流すようには映画を見たくない、きちんとストーリーが見たい。
そんな私には全く合わない映画でした。
このレビューは気に入りましたか?
6人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
程よいゆるさが心地よい
投稿日
2014/06/13
レビュアー
ミルクチョコ
東京の大学を卒業したものの故郷の甲府に戻り、就職もせずひたすらダラダラと過ごし、中学生にまで同情されてしまう残念な主人公・タマ子(前田敦子)の1年を、四季の風景の移り変わりを交えてまったりと描きます。
なんともゆるいけれど何故か心地良い映画でした。食べて寝てテレビを見てマンガ読むだけのタマ子。父親がご飯を作ったり、洗濯や掃除をしているのを手伝いもせずに、見ているだけのグータラな娘。
今日も自堕落に家で過ごし、ニュースを見て「ダメだな、日本は」と呟きます。それを聞いた父は「ダメなのはお前だろ」と怒鳴ります。
そして、就活もせずに、毎日をダラダラと過ごしているので、父親から説教されると「今はその時ではない」と啖呵を切ります。
父が自分を暖かく見守ってくれる存在であることが分かっているからこそ、ふて腐れた態度をとっているタマ子の微妙なメンタリティーが可笑しいです。
食卓はいつも二人で囲っているところを見ると、実はタマ子は何だかんだいっても十分まともな娘なんだと思えてきます。
大事件は何もおきないし、何も考えていないようなタマ子が父親の事を気にかけ、愚痴ばかりこぼす父親も娘のためにせっせとご飯を用意するなど、父娘水入らずの生活が次第に愛おしく感じられてきます。
ところが父に見合い話が持ち上がると、タマ子は静観していられなくなります。自分以外の女性に父の興味がいくのは、素直に喜べないのでしょうね。
タマ子が敵情視察に向かい、相手の女性がまともな人だと分かると、父の長所を彼女に教えてあげたりとやっぱり心の中では父のことを気にかけていたんだと分かります。もどかしくもおかしいタマ子でした。
前田敦子の正しい起用例。
投稿日
2014/07/03
レビュアー
ぴよさん
前田敦子は、「あの二つのセリフ」を言うために女優になった…と言ってもいいかも(笑)
それほどに、「これは絶妙!」と笑うしかないセリフだった。
何かを引きずり、今ひとつはばたけないままに仕事を重ねている、今の彼女だからこそ、
真に迫って聴こえる。…やはり山下敦弘のその手のセンスは、絶妙だ。
父親(康すおん)は終始、娘のために手の込んだ食事を作る。ところがそのどれもが、
なぜか美味しそうに見えない。ちゃんと作った料理を親子はとてもまずそうに食べるのだ。
何度もあらわれるこの食事シーンで、山下は二人の関係を端的に表現している。
いわゆる干物女を描いているが、前田は見ていられなくなるギリギリのラインでとどまって
それでも綾瀬はるかのような「無臭の干物」でなく、どこか体臭が漂ってきそうなリアルさを
ちゃんと醸し出している。
自称映画マニアの前田は、元々山下のフィルムのファンだったようだが(それが社交辞令
じゃないとしたら)結構なマニアだなぁと思う。で、実際『苦役列車』に続いて、このプチ汚れ役
を嬉々として演じているわけで、そのへんはちょっと感心してしまうのだ。
『もしドラ』や『クロユリ』で、演出家たちは「元AKBの絶対的センターの前田敦子」という
厄介な冠の扱いに苦しんだ。それは本人もそうだったと思う。実際、その縛りは女優という
仕事にとっては、邪魔以外の何物でもなかったと思う。何をやっても、「あの前田敦子が
こんな役をしてる」と観られてしまうのだから。
山下敦弘作品というものは、出演すると無理なく女優ロンダリングされるという効能がある。
『リンダリンダリンダ』では、どの作品に出ても子役芝居が抜けなかった前田亜季が、ちゃんと
リアルな女の子に見えていたし(次の作品では元に戻ってしまったが) 『天然コケッコー』では
それまでフワフワ浮ついた女子にしか見えなかった夏帆を、すとんと落ち着かせていた。
「何かの芝居をしている人」では無く、その場面に存在している人として、着地させるのが上手い
演出家なのだ。(作風の幅は狭いけど)
このドラマには、ストーリーもオチも、救いも無い。でもそれでいい、それが当然のことだと
山下敦弘は思っているのだろう。そして、そんな役を演じてみて前田が「自分はもうキラキラ
したアイドルじゃないんだ」と自覚できたなら、次の道が開けるのかもしれない。
前田敦子に笑顔は似合わない。ぶすくれて、舌打ちをうつ姿こそが、彼女の今の在りよう
なのだ。
笑える!そして考えさせられました。
投稿日
2014/05/10
レビュアー
パープルローズ
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
大学を卒業しても定職がないタマ子(前田敦子)は、甲府の実家に戻ってくる。
スポーツ用品店を営みながらひとり暮らしをしていた父との同居生活は、 食っちゃ寝、食っちゃ寝、マンガとゲームとケータイの日々。
テレビのニュースをみて、タマ子がつぶやく、「だめだな、日本は。」というせりふに、 「だめなのはお前だろ?」と突っ込みたくなったり、
父の「いつになったら動くんだ?!」という怒りの言葉への答えに笑ったり。
秋、冬、春、そして夏。タマ子のもらとりあむな日々が綴られる。
タマ子のダメダメぶりと、ぶっきらぼうなもの言いは、とてもアイドルとは思えず、 あっちゃん、女優らしくなったなあと感じました。
「面接のためのちゃんとした服がほしい」というタマ子の言葉に喜ぶ父。
しかし、タマ子がなにに応募しようとしていたのかを知ったときの父親のとまどいや、 スポーツ店の客の中学生男子とのやりとりも笑えます。
ところで「モラトリアム人間」とは、1978年に出た「モラトリアム人間の時代」という本で一般的になった言葉なのだそうです。
ちょうど同じ頃、私は大学進学から就職という時期を過ごしていたのですが、
あの頃はモラトリアムでいることが今よりもずっと許されてたように思います。
一方、自分の子供を含めて今の若い人たちは「失敗は許されない」「やり直しはきかない」という気持ちがすごく強いように見えます。
失敗のない順調な人生を歩もうとがむしゃらになるか、または初めから努力する気がないかの両極端のような。
そして、そんな風潮にはファイスブックなどのネットの影響も大きくて、 常に楽しくて華やかな日常を演出することを強いられる。
楽しくて素晴らしいことばかり起こる人生なんてないのに。
少しくらい失敗したっていいはずなのに。
終盤、一見華やかにみえた元同級生が駅のホームでひとり泣くシーンがありますが、
誰の人生にも辛いことはあるに決まっています。
タマ子が、父親の見合い相手に父のだめな部分を語るところでは、ちょっとウルッときてしまいました。
なにも考えていないようで、ちゃんと自分のだめなところをわかっているタマ子。
歩みは遅くとも、きっと自分の力で前に進んでいけるに違いありません。
演技ではないと思う
投稿日
2014/07/26
レビュアー
かっちょん☆
78分と短い映画なのに、長く感じた。
ゆるい映画は嫌いじゃないけど、なんか見るのがしんどかった。
そもそも、タマ子にいらいらする。
テレビを見ながらのタマ子セリフ。
「だめだな、日本は」って聞いた途端、「お前がな」と思っていた。
お父さんが言ってくれなければ、ずーっともやもやしてた。
自分も同じような状況だったので、同族嫌悪かもしれないが。
他のレビューを見て、前田敦子の演技力に高評価なのに違和感がある。
役柄が彼女の素に合ってただけじゃないのか。
前田敦子って、常にぶすっとしているイメージがある。
ほとんど演技って感じじゃなかったような。
中学生の男の方が上手いよ。
このゆるさがつらい
投稿日
2014/08/03
レビュアー
さむこ
ゆるい・・。
ゆるすぎる・・。
レビュー見て意外、結構評価高いんだ。
この監督の「天然コケッコー」も楽しめなかったし、私はこのタイプの映画がダメみたい。
ぶすっとした演技がぴったりはまってる前田敦子。
トップアイドルでキラキラ輝けるのに、オーディションなんか受けてもこんな子絶対受かんないよ!と思わせるタマ子、すごい。
この何にも自分はやってないのに、世の中を上から見てる演技がはまってた。
でもストーリーが・・。
舞台挨拶の特典映像があったから少し見たけど。
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そんな私には全く合わない映画でした。
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