名もなき毒 / 小泉孝太郎
名もなき毒
/宮部みゆき
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解説・ストーリー
宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第1巻。今多コンツェルングループの広報室に勤める杉村三郎は、義父でもある会長の個人運転手・梶田の通夜と告別式への列席を依頼され…。第1話と第2話を収録。
宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第1巻。今多コンツェルングループの広報室に勤める杉村三郎は、義父でもある会長の個人運転手・梶田の通夜と告別式への列席を依頼され…。第1話と第2話を収録。
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「名もなき毒」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第1巻。今多コンツェルングループの広報室に勤める杉村三郎は、義父でもある会長の個人運転手・梶田の通夜と告別式への列席を依頼され…。第1話と第2話を収録。
「名もなき毒」 の作品情報
「名もなき毒」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
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名もなき毒のシリーズ商品
名もなき毒 1巻
宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第1巻。今多コンツェルングループの広報室に勤める杉村三郎は、義父でもある会長の個人運転手・梶田の通夜と告別式への列席を依頼され…。第1話と第2話を収録。
収録時間: |
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音声: |
94分 |
日本語 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TCED1985 |
2014年01月15日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
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12枚 |
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名もなき毒 2巻
小泉孝太郎主演、現代を生きる人間の心の闇を描いた宮部みゆき原作の本格派ミステリー第2巻。杉村は聡美が口にした「幼い頃に誘拐された記憶」の真偽を探るため、亡くなった梶田が以前勤めていたトモノ玩具を訪れるが…。第3話と第4話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
93分 |
日本語 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
TCED1986 |
2014年01月15日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
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12枚 |
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名もなき毒 3巻
宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第3巻。杉村の下に掛かる非通知電話の相手は、梶田夫妻と同時期にトモノ玩具を辞めた野瀬からだった。彼女は衝撃的な言葉を口にし…。第5話と第6話を収録。
収録時間: |
字幕: |
音声: |
93分 |
日本語 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
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レンタル開始日: |
|
TCED1987 |
2014年01月15日 |
在庫枚数 |
1位登録者: |
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13枚 |
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名もなき毒 4巻
小泉孝太郎主演、現代を生きる人間の心の闇を描いた宮部みゆき原作の本格派ミステリー第4巻。公園で倒れた古屋美知香を病院に運んだ杉村は、後日お礼に訪れた美知香の母・暁子が連続殺人事件の被害者遺族だと知る。第7話と第8話を収録。
収録時間: |
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音声: |
93分 |
日本語 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
レイティング: |
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レンタル開始日: |
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TCED1988 |
2014年01月15日 |
在庫枚数 |
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名もなき毒 5巻
宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第5巻。連続無差別殺人事件の犯人は捕まるが、古屋殺人事件は未解決のままだった。警察はふたりの娘を容疑者として絞っているようで…。第9話と第10話を収録。
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93分 |
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日:ドルビーデジタルステレオ |
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TCED1989 |
2014年01月15日 |
在庫枚数 |
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14枚 |
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名もなき毒 6巻
小泉孝太郎主演、現代を生きる人間の心の闇を描いた宮部みゆき原作の本格派ミステリー第6巻。毒殺事件が解決に向かう中、妻・菜穂子から杉村の下に、原田いずみが杉村家に押し入り娘・桃子を監禁していると連絡が入り…。最終第11話を収録。
収録時間: |
字幕: |
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46分 |
日本語 |
日:ドルビーデジタルステレオ |
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TCED1990 |
2014年01月15日 |
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1位登録者: |
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名もなき毒のシリーズ商品
名もなき毒 1巻
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- 収録時間:
94分
- 字幕:
日本語
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日:ドルビーデジタルステレオ
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- 記番:
TCED1985
- レンタル開始日:
2014年01月15日
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宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第1巻。今多コンツェルングループの広報室に勤める杉村三郎は、義父でもある会長の個人運転手・梶田の通夜と告別式への列席を依頼され…。第1話と第2話を収録。
名もなき毒 2巻
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- 収録時間:
93分
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日本語
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日:ドルビーデジタルステレオ
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- レンタル開始日:
2014年01月15日
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小泉孝太郎主演、現代を生きる人間の心の闇を描いた宮部みゆき原作の本格派ミステリー第2巻。杉村は聡美が口にした「幼い頃に誘拐された記憶」の真偽を探るため、亡くなった梶田が以前勤めていたトモノ玩具を訪れるが…。第3話と第4話を収録。
名もなき毒 3巻
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- 収録時間:
93分
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日本語
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日:ドルビーデジタルステレオ
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2014年01月15日
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宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第3巻。杉村の下に掛かる非通知電話の相手は、梶田夫妻と同時期にトモノ玩具を辞めた野瀬からだった。彼女は衝撃的な言葉を口にし…。第5話と第6話を収録。
名もなき毒 4巻
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- 収録時間:
93分
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小泉孝太郎主演、現代を生きる人間の心の闇を描いた宮部みゆき原作の本格派ミステリー第4巻。公園で倒れた古屋美知香を病院に運んだ杉村は、後日お礼に訪れた美知香の母・暁子が連続殺人事件の被害者遺族だと知る。第7話と第8話を収録。
名もなき毒 5巻
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- 収録時間:
93分
- 字幕:
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2014年01月15日
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宮部みゆき原作の傑作ミステリーシリーズ「誰か somebody」「名もなき毒」をTVドラマ化した第5巻。連続無差別殺人事件の犯人は捕まるが、古屋殺人事件は未解決のままだった。警察はふたりの娘を容疑者として絞っているようで…。第9話と第10話を収録。
名もなき毒 6巻
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- 収録時間:
46分
- 字幕:
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- レンタル開始日:
2014年01月15日
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小泉孝太郎主演、現代を生きる人間の心の闇を描いた宮部みゆき原作の本格派ミステリー第6巻。毒殺事件が解決に向かう中、妻・菜穂子から杉村の下に、原田いずみが杉村家に押し入り娘・桃子を監禁していると連絡が入り…。最終第11話を収録。
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ユーザーレビュー:6件
原田 いずみのキャラが衝撃的!
2013年7月〜9月にTBSで放送されたドラマです。
宮部みゆき原作で面白そうと思いながら、初回を見逃してしまったため視聴を見送っていました。
しかし、この続編にあたる『ペテロの葬列』が面白かったので、やっぱり観てみたくなりました。
『杉村三郎シリーズ』3作のうち、このTVドラマ『名もなき毒』の第1話〜第5話までが、シリーズ1作目の『誰か Somebody』が原作、第6話〜第11話までが、シリーズ2作目の『名もなき毒』が原作です。
主人公の杉村三郎(小泉孝太郎)は、子供向け図書の出版会社「あおぞら書房」の編集者でしたが、今多コンツェルンの娘・菜穂子と結婚する際の条件を飲み退社、今多コンツェルングループ広報室の編集者兼記者として就職します。
前半の物語では、杉村と菜穂子の出会いと、菜穂子の父・今多嘉親に結婚の許しを貰うエピソードが描かれており、その時に心からの祝福をくれた今多の専属運転手・梶田が遭遇した事故が物語の中心です。
その事故というのは、梶田が行くはずもないような場所で自転車にひき逃げされたものです。
彼の二人の娘・聡美(深田恭子)と梨子(南沢奈央)が父の伝記を書きたいと杉村を訪れるのですが、姉の聡美は伝記の出版には反対で、しかも父の事故は殺人ではないのか?と疑問を抱いている様子。
杉村が事故について調べていくうちに、梶田の過去の秘密が明らかになっていきます。
後半では、グループ広報室の編集アシスタントを募集することになり、編集経験があるという原田いずみが採用されました。
しかし、この原田はかなりの問題人物。
次々と広報室内でトラブルを起こし、ついには自分の居場所さえ失ってしまいます。
原田の問題と並行して描かれるのが連続無差別毒殺事件で、杉村は彼の正義感ゆえなのか毒殺事件の4人目の被害者・古谷明俊の家族の相談に乗ることになりました。
他人のことに首を突っ込みすぎると菜穂子に指摘された杉村でしたが、菜穂子の心配通り、杉村自身も家族も身の危険にさらされる事件に巻き込まれていくのでした。
私は、後半部分の物語の方が、インパクトがあって面白かったです。
人間の心の闇が引き起こす出来事が、他人にどのような影響を与え、どこで事件を誘発するスイッチが入るのかなど、考えさせられます。
特に原田いずみという人物のキャラが強烈で、両親までもが彼女との接触を嫌い、居場所も知らせないまま遠くに離れて暮らすことを選択する心理が、共感できないまでも理解はできるのでした。
杉村の母親が、杉村曰く「口に蝮の毒がある」というほどの毒舌家ですが、実際には愛情深い人物であることが分かります。
ただ、意識的に吐かれた毒は分かりやすいけれど、無意識に他者を傷つける毒を吐く可能性が私たち皆にあるのだと思いました。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
3巻 石の口。
3巻
第5話 毒にまみれた衝撃の結末
第6話
原作者宮部みゆきさんは、ほんとに女同士の粘着質の憎悪を描かせたらぴかいちだ。
この「名もなき毒」は宮部さんの小説2作を合体させた構成になっている。本巻が丁度その、
境目だ。
前半の姉妹の確執のねちっこさもすざまじかった。
深田恭子演じる姉さとみは、一体あの毒女の妹理子に対してどう対応すればよかったのだろう。
幸いわたしには兄弟がいないので起こりえないが、
あんなに執拗にからまれたら防御のしようがない。
よく兄弟がいなくて寂しくない?
とこどもの頃から聞かれるが、ひとりの時間は大切だし、なんでも独り占めできるし
寂しいと思ったことは一度もない。
こういう姉妹の血が繋がってるからこそのライバル心やいざこざを見ていると、
一人っ子でよかったとつくづく思う。
第6話の新しいエピソードに登場する江口のりこ演じる原田いずみも、
相当に悪質でやっかい。
あそこまでいくと、性格というより、最早精神疾患だ。
あと、宮部みゆきさんの小説には人間の核心をついた名言がたくさん出てきて
しみるんだけど、今回しみたのは、
「石の口を持つ人間は、なかなかいない。」
のくだりの「石の口」。
つまり、ぺらぺらなんでもかんでもしゃべらない、
秘密を墓場まで持っていくということだけど、これって杉村のお母さんがいうように、
ほんとに希少な人だと思う。
ヘビーな秘密や嘘であればあるほど、
自分ひとりの胸にしまっておくことが困難になる。
真実をあばくことが、人を必ずしもしあわせにするわけではない。
そのことは、よく理解できる。
でも、ひとり、重たい真実を胸の奥に封印し、誤解したままの周囲に黙って生きていくというのは、
どれほど気分の重たいことか。
色々考えさせられるドラマ。
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なんだか疲れた
投稿日:2022/03/24
レビュアー:うさちゃん
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Vol5,6 誰にでも潜むどす黒い部分。
かなり間があいての鑑賞だったけど、途中から見ても全然いけるくらいに面白い。
さすが宮部みゆきさん。
人間の弱さや黒い部分を丹念に描いていて、ミステリーの
どうなるの?
誰が犯人なの?
というドキドキも面白い上に、人間の心の揺れ動きもぐいぐい引き込まれていく。
特異な人間でなく、普通にその辺にいる人々に潜む心の闇をえぐりだす。
だから自分にもオーバーラップするし、思い当たる節があり
ドキッとさせられる。
もう一度見ても面白いだろうな。
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0人の会員が気に入ったと投稿しています
2巻 姉と妹。
2巻
3話 姉の毒、妹の毒
4話 父と母が犯罪者
自転車によるひき逃げ。
警察はさっさと事件の可能性を否定し、事故として処理する。
しかし、杉村(小泉孝太郎)は事故ではないか、
という疑念が晴れない。
被害者である今多コンツェルン社長の私的運転手の梶田は、
長女(深田恭子)の結婚を前に片付けなきゃいけないことがある、と言い残し
そのまま帰らぬ人となる。
次女はその事実を知らない。
杉浦と姉妹が真相を追求するにつれ、写真の裏に書かれた梶田のメモ、
杉浦にかかってくる無言電話、ひき逃げ現場近くの中学校での噂など
事件なのではと思わせる事実が次々に浮上する。
姉妹間のコンプレックス。
兄弟でもあるだろうけど、同じ屋根の下に生活し、正反対の性格で
両親のふたりへの接し方が違うとどうしても亀裂が生じる。
父の突然の死、というのがきっかけでその亀裂がより鮮明になる。
この辺の描き方が原作者の宮部 みゆきさんはうまいなあと思う。
父である梶田の過去がどうも鍵になっているようで、
それが何なのか次回が気になる。
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0人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
原田 いずみのキャラが衝撃的!
投稿日
2016/07/11
レビュアー
kazupon
2013年7月〜9月にTBSで放送されたドラマです。
宮部みゆき原作で面白そうと思いながら、初回を見逃してしまったため視聴を見送っていました。
しかし、この続編にあたる『ペテロの葬列』が面白かったので、やっぱり観てみたくなりました。
『杉村三郎シリーズ』3作のうち、このTVドラマ『名もなき毒』の第1話〜第5話までが、シリーズ1作目の『誰か Somebody』が原作、第6話〜第11話までが、シリーズ2作目の『名もなき毒』が原作です。
主人公の杉村三郎(小泉孝太郎)は、子供向け図書の出版会社「あおぞら書房」の編集者でしたが、今多コンツェルンの娘・菜穂子と結婚する際の条件を飲み退社、今多コンツェルングループ広報室の編集者兼記者として就職します。
前半の物語では、杉村と菜穂子の出会いと、菜穂子の父・今多嘉親に結婚の許しを貰うエピソードが描かれており、その時に心からの祝福をくれた今多の専属運転手・梶田が遭遇した事故が物語の中心です。
その事故というのは、梶田が行くはずもないような場所で自転車にひき逃げされたものです。
彼の二人の娘・聡美(深田恭子)と梨子(南沢奈央)が父の伝記を書きたいと杉村を訪れるのですが、姉の聡美は伝記の出版には反対で、しかも父の事故は殺人ではないのか?と疑問を抱いている様子。
杉村が事故について調べていくうちに、梶田の過去の秘密が明らかになっていきます。
後半では、グループ広報室の編集アシスタントを募集することになり、編集経験があるという原田いずみが採用されました。
しかし、この原田はかなりの問題人物。
次々と広報室内でトラブルを起こし、ついには自分の居場所さえ失ってしまいます。
原田の問題と並行して描かれるのが連続無差別毒殺事件で、杉村は彼の正義感ゆえなのか毒殺事件の4人目の被害者・古谷明俊の家族の相談に乗ることになりました。
他人のことに首を突っ込みすぎると菜穂子に指摘された杉村でしたが、菜穂子の心配通り、杉村自身も家族も身の危険にさらされる事件に巻き込まれていくのでした。
私は、後半部分の物語の方が、インパクトがあって面白かったです。
人間の心の闇が引き起こす出来事が、他人にどのような影響を与え、どこで事件を誘発するスイッチが入るのかなど、考えさせられます。
特に原田いずみという人物のキャラが強烈で、両親までもが彼女との接触を嫌い、居場所も知らせないまま遠くに離れて暮らすことを選択する心理が、共感できないまでも理解はできるのでした。
杉村の母親が、杉村曰く「口に蝮の毒がある」というほどの毒舌家ですが、実際には愛情深い人物であることが分かります。
ただ、意識的に吐かれた毒は分かりやすいけれど、無意識に他者を傷つける毒を吐く可能性が私たち皆にあるのだと思いました。
3巻 石の口。
投稿日
2018/11/14
レビュアー
真
3巻
第5話 毒にまみれた衝撃の結末
第6話
原作者宮部みゆきさんは、ほんとに女同士の粘着質の憎悪を描かせたらぴかいちだ。
この「名もなき毒」は宮部さんの小説2作を合体させた構成になっている。本巻が丁度その、
境目だ。
前半の姉妹の確執のねちっこさもすざまじかった。
深田恭子演じる姉さとみは、一体あの毒女の妹理子に対してどう対応すればよかったのだろう。
幸いわたしには兄弟がいないので起こりえないが、
あんなに執拗にからまれたら防御のしようがない。
よく兄弟がいなくて寂しくない?
とこどもの頃から聞かれるが、ひとりの時間は大切だし、なんでも独り占めできるし
寂しいと思ったことは一度もない。
こういう姉妹の血が繋がってるからこそのライバル心やいざこざを見ていると、
一人っ子でよかったとつくづく思う。
第6話の新しいエピソードに登場する江口のりこ演じる原田いずみも、
相当に悪質でやっかい。
あそこまでいくと、性格というより、最早精神疾患だ。
あと、宮部みゆきさんの小説には人間の核心をついた名言がたくさん出てきて
しみるんだけど、今回しみたのは、
「石の口を持つ人間は、なかなかいない。」
のくだりの「石の口」。
つまり、ぺらぺらなんでもかんでもしゃべらない、
秘密を墓場まで持っていくということだけど、これって杉村のお母さんがいうように、
ほんとに希少な人だと思う。
ヘビーな秘密や嘘であればあるほど、
自分ひとりの胸にしまっておくことが困難になる。
真実をあばくことが、人を必ずしもしあわせにするわけではない。
そのことは、よく理解できる。
でも、ひとり、重たい真実を胸の奥に封印し、誤解したままの周囲に黙って生きていくというのは、
どれほど気分の重たいことか。
色々考えさせられるドラマ。
なんだか疲れた
投稿日
2022/03/24
レビュアー
うさちゃん
Vol5,6 誰にでも潜むどす黒い部分。
投稿日
2019/10/04
レビュアー
真
かなり間があいての鑑賞だったけど、途中から見ても全然いけるくらいに面白い。
さすが宮部みゆきさん。
人間の弱さや黒い部分を丹念に描いていて、ミステリーの
どうなるの?
誰が犯人なの?
というドキドキも面白い上に、人間の心の揺れ動きもぐいぐい引き込まれていく。
特異な人間でなく、普通にその辺にいる人々に潜む心の闇をえぐりだす。
だから自分にもオーバーラップするし、思い当たる節があり
ドキッとさせられる。
もう一度見ても面白いだろうな。
2巻 姉と妹。
投稿日
2018/11/09
レビュアー
真
2巻
3話 姉の毒、妹の毒
4話 父と母が犯罪者
自転車によるひき逃げ。
警察はさっさと事件の可能性を否定し、事故として処理する。
しかし、杉村(小泉孝太郎)は事故ではないか、
という疑念が晴れない。
被害者である今多コンツェルン社長の私的運転手の梶田は、
長女(深田恭子)の結婚を前に片付けなきゃいけないことがある、と言い残し
そのまま帰らぬ人となる。
次女はその事実を知らない。
杉浦と姉妹が真相を追求するにつれ、写真の裏に書かれた梶田のメモ、
杉浦にかかってくる無言電話、ひき逃げ現場近くの中学校での噂など
事件なのではと思わせる事実が次々に浮上する。
姉妹間のコンプレックス。
兄弟でもあるだろうけど、同じ屋根の下に生活し、正反対の性格で
両親のふたりへの接し方が違うとどうしても亀裂が生じる。
父の突然の死、というのがきっかけでその亀裂がより鮮明になる。
この辺の描き方が原作者の宮部 みゆきさんはうまいなあと思う。
父である梶田の過去がどうも鍵になっているようで、
それが何なのか次回が気になる。
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