マジック・ツリーハウス

監督：錦織博（2012年・105分）
原作：メアリー・ポープ・オズボーン『Majic Tree House』

2019年3月12日にＥテレで放送されたものを録画して観た。
アメリカの児童文学作家、メアリー・ポープ・オズボーン著。
マジック・ツリー・ハウス・シリーズだけでも28巻あるそうだ。
この後、マーリン・ミッション・シリーズと続いている。
ジャンルとしては、ファンタジー＆ヒストリカル・フィクションにあたるらしい。（史実を基にしたフィクション。以上Wikipediaより）

兄（声：北川景子）のジャックは、本と勉強が大好き。ちょっぴり気が弱い。
妹のアニー（声：芦田愛菜）は、動物と仲良しで冒険が大好き。
そんな二人はある日、森で大きな木の上にある小屋を見つけた。
小屋の中は沢山の本であふれ、本好きのジャックは目を輝かせる。
そして、一冊の恐竜図鑑を開いて「行ってみたいなあ」と呟いた。
すると、たちまち眩しい光に包まれて、グルグルと回り始めた。
小屋はいつの間にか、プテラノドンのいる恐竜の世界に変わっていて、ジャックとアニーの冒険が始まるのだった。
二人の冒険は、恐竜王国→中世のお城の世界→古代ローマ→海賊の世界へと続く。
それは、ある人を助けるために4つの金のメダルを探す冒険の旅だった。
中でも一番ハラハラドキドキするのは、古代ローマでの冒険だった。
火山の爆発により一夜にして無くなったというポンペイの最後の日に、
ジャックとアニーは迷い込んでしまったのだ。
二人が危険を冒してまで、4つの金のメダルを探すのは、モーガン（声：真矢みき）という魔法使いを助けるためだった。
真っ直ぐな心で突き進むアニーと、本から得た知識で行動し妹を守るジャック。
これは、二人の冒険と成長の物語だった。

物語は楽しかったけれど、私は人物の顔に馴染めなかった。
しかし、全世界から映画化のオファーが殺到する中、日本版のイラストが原作者の気に入って日本での映画化が実現したらしい。

原作を読みあさっている娘の希望でレンタル。
劇場版という事で、まるっきりオリジナルなのかと思いきや、原作数冊分を足して、まとめる為にエンディングを変更（原作では完結していないので）したといったところでしょうか。
「これって続きはないの？」と娘が聞くのも頷ける話で、原作を読んでいる人から見たら目新しい部分はあまりないでしょう。
とはいえ、子供にとっては感情移入しやすい世界観と流れで楽しく視聴していました。
５分として座っていない我が子が、１０５分の間、一言もしゃべらず集中。続けて２度見していました^^;
大人が見る物ではないでしょうが、子供的には大満足だったみたいです。
子供にとって☆５。
やかましい夏休み、３時間３０分の間静かにしてくれたので親としても☆５　笑

うちの娘もこの原作が大好き！
学校でも流行っているようで、映画も楽しみにしてました。

映像を見ちゃうとイメージが固定されちゃうかなと思ったけど、何度も読み返してる内容みたいなのでレンタル。
最後まで釘づけで見てました。
でも、「本のほうが面白いかな？」とのこと。
映画館に行くまでのことはないかもしれないけど、ＤＶＤなら満足の一本でした。

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ズバリあんまり面白くなかった。
ご家族で見る分には、安心してご覧いただけると思います。
ストーリーの作りこみが悪過ぎ。
もっとストーリーや登場人物たちの背景などをしっかりと作りこむべきだったと思います。
キャラクターたちの心情が、あまりにも中途半端で、見ていて感情移入できませんでした。
特に主人公のお兄さん・・・

今度、原作読んでみます。

画はキレイで見応えあるけど、ストーリーも盛り上がりなくたんたんと進んでいく感じ。まず、声優がよくない。あのキーキー声が耳をついて不愉快。ちゃんとした声優さんたちを使ったら少しはマシだったかも。うちのちびっ子の希望で借りたけど、すぐ『つまんない』ってやめてしまった。