フレンズ　もののけ島のナキ

11歳の姪に付き合って、行ったはずが、私のほうが泣いちゃって大変(笑）

「泣いた赤鬼」のお話がベースになっておりますが、そのお話をすっかり憶えていなかったため、ハラハラ、ドキドキ、涙まで出ましたよ。

何せ、ナキとグンジョーの二人の友情が素晴らしい。

グンジョー、かっこいい！！

このグンジョーが、変身するところが、CGがめちゃめちゃかっこいいんですよ。

そこから涙が止まらない。

やばい、やばい。

そして、笑いもなかなかツボをおさえていて、子供よりも大人のほうがいいのでは？とも思いました。

絵もとっても可愛くて、よかったです。

声優陣も豪華で、香取慎吾も意外とよかったですよ。
キャラクターも本人とどことなく似てますしね。

ゴーヤンが阿部サダヲ 、ぴったりでした。

あんまり小さい子には向かないかもしれないですね。終わった後、近くにいた子供たちが「怖かったね」と言ってました(笑）

怖くないです。

わたしはこの作品を一生忘れることはないでしょう。


５歳のむすめが泣きました。

わんわん泣きました。

感動して、胸を痛めて、泣いているのです。

映画を観て、泣いているのです。

そんなこと、初めてだったのです。



☆小竹がお母さんと再会したシーン。
ここで初めてむすめが、涙をぽろっとこぼす。
「え！？どうしたの？」と聞くと、「あくびしちゃったの。」と回答。

☆凶暴化したグンジョウから人間たちを守るナキの姿。
もうごまかせないくらい、泣いているむすめ。
抱きしめる母。

☆本当のことを知ったナキがグンジョウを探すシーン。
わんわん泣いているむすめ。
わんわん泣いている母。



一生忘れることはないでしょう。

童話「泣いた赤おに」をベースにしたＣＧアニメで、とてもかわいらしく変身させてありました。
ベースをしっている人には「？」なところもあるかと思いますが、気にならないでしょう。

クオリティ、高し！

最近、マイページいくとき戸惑う頑固です。ああ、いきかたがよくわからないので、コミックページで昔のページを出してからマイページにとんでいます。
ということで泣いた赤鬼ベースのフレンズ。
なんかキャラクターが五十嵐さんの絵に似てるので、なんか親しみが。
しかし、日本のＣＧアニメもやわらかい動きをするようになったよなとこれを見て思うのでした。

見所はやわらかい動きと（ある意味海外風ともいう）泣いた赤鬼の話をしってるのにうるっときちゃうところですか。
いや、あれです　赤ん坊っていうのは声だけで涙をそそる要素のひとつなんです。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

　本作はEXPAND3D劇場鑑賞しました。あれ、良いじゃないっすか!
と期待値が低かっただけにそれをどんどん打ち破ってくれる感じが
良かったです。ただ言いたいこともあったのでそれも入れつつ感想に
まとめました。


　まず好きなところは以下の3点でした。
〇キャラクター造形
主要キャラ以外の造形はやや弱い感はありましたが、ナキとグンジョウ
とコタケの押さえどころの造形はうまくいってたと思います。ちゃんとそれ
ぞれのキャラにあった造形になっていたのではないでしょうか。コタケか
わいかった＾＾
◎ストーリー展開
一緒に観た連れは「男の友情とかよくわかんないんだよね」とかぬかし
ておりましたが、私は物語の落としどころをそこにもってきたのは、正解
だったと思います。私は単純なのでちゃんとナキと一緒にグンジョウに
は騙されましたし、「なんで朝まで待って変身したんだ?グンジョウは。」
という疑問が消えると同時に物語的にも最大の感動点をもってくるとい
うのは展開としてはかなり良かったんじゃないかと思います。「男は泣
いちゃダメだ」ってセリフに泣かされる感じも、「山崎監督っぽーい」と思
いつつもこれは素直に良かったです。
〇ギャグ
前述のキャラ造形の巧みさも相まって意図したギャグは結構決まってた
ように感じます。あとそれ押しでトレーラー打ったのも大正解!「なんか面
白そう」って観に来て、ちゃんと笑わせて、言いたいことは伝える、という
流れが心地良かったです。そういえば『3丁目』シリーズのセルフオマー
ジュシーンみたいのもありました。夕日好っきゃなぁ…。笑えます。


　とここまで全体としての展開や、キャラ造形には大いに楽しませても
らいましたが、(いやむしろそれだけに)細かいところで気になるところが
あったので、それぞれ簡単に指摘しておきたいと思います。まずは重
箱系を4つほど。
●母親
病弱なのはわかりますが、コタケから目はなしすぎじゃね?冒頭は良い
としても最後は完全におかしいでしょ。ナキは良い奴そうだから安心し
ちゃった?あんだけ怖い目にあっといて、またコタケひとりでもののけ島
に行っちゃってるじゃん。感動のシーンであると同時に、ややずさんさ
を感じる所でもある。
●コタケのキャラ設定
造形は文句なし。かわいい。でも設定は結構あやふや。何歳だと思って
観たらいいのか最後までよくわからない。都合よくバカで、都合よく賢い
感じ。どこまでは出来て、どこまでは出来ないのか。そのあたりをきっち
り線引きしていない印象がありました。
●コタケが島に戻るシーン
人いるならさ、「さ、お行き。あの人に連れてってもらいな。」で良くね?
仲間を危険にさらしてまで感動のシーンやらなくても。グンジョウのサ
インの伏線を張るにしても、あの門までたどり着くために使えば良いの
では。一言でいうと少しわざとらしい。
●おばあさんの聴力
もののけの叫び声は聞こえんのに、コタケの爆音泣き声は聞こえない
のね。


　とは言えこれも許せる範囲ではあります。それよりも圧倒的に「あぁ
もったいない」と思ってしまったのは、ナキの心理描写の不自然さです。
たぶんちょっとした脚本や演出の付け方なのかもしれませんが、ナキ
がコタケ(=人間)を許し、受け入れるというこの物語で最重要ポイントを、
何の理由もないままさらっと描いてしまっています。キャラ造形が巧み
でコタケがかわいいから逆にわかりにくくなっているようにも思えるの
ですが、ナキとグンジョウは母親を人間に殺されてその悲しみをずっと
背負って生きてきたんでしょ?だからグンジョウの嘘と旅立ちに感動す
るんでしょ?

それならナキがコタケを受け入れる段階をもっと丁寧に描かないと絶
対にダメだったように思います。具体的には、最初に変な魚からコタ
ケを守るシーンを、コタケが勝手に島から脱け出して、キノコ権利への
執着から助けるとかっていう設定にするか、そうじゃなければコタケが
母親を恋しがる描写を先に持ってきてナキに「人間も(少なくともこい
つは)俺たちと一緒だ」ということを気付かせてから、コタケに何らかの
危機が迫って、それを身を挺して守ることでより絆が深まる、とかにし
た方がもっともっと良くなったと思います。

今のままだとコタケがかわいいからなんとなく受け入れたか、ナキが
虫も殺さない超悟った奴かという風にしか見えません。超惜しい!!憎
みあってた異物としての他者どうしが、意図せずお互いを知る。それ
ができる子供のすごさ。みたいのって超感動的なのに。絶対そこに
行けたのに!!


　以上ホントに悔しい思いもしましたが、トータルとしては大満足でした。
日本製で字幕を追うことから解き放たれてこれだけ良質なCGアニメが
観られるなら、私は応援したい気持ちでいっぱいです。