モリエール 恋こそ喜劇 / ロマン・デュリス
モリエール 恋こそ喜劇
/ローラン・ティラール
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(5)
解説・ストーリー
17世紀のフランスを代表する劇作家モリエールの若き日の知られざる恋物語をロマン・デュリス主演で描く伝記フィクション。1644年、フランス。22歳の青年モリエールは駆け出しの劇作家兼役者。仲間と共に意気込んで劇団“盛名座”を旗揚げしたものの借金がかさみ、債権者に追われる日々。そんな時、金持ちの商人ムッシュ・ジュルダンが救いの手をさしのべる。公爵夫人セリメーヌの心を射止めるべく、自作の芝居を披露しようと目論む彼が、モリエールを演劇の指南役に迎えたのだ。こうして、妻と子供たちに悟られないよう、司祭“タルチュフ”と名乗り末娘の教育係としてジュルダン家に潜り込んだモリエールだったが…。
17世紀のフランスを代表する劇作家モリエールの若き日の知られざる恋物語をロマン・デュリス主演で描く伝記フィクション。1644年、フランス。22歳の青年モリエールは駆け出しの劇作家兼役者。仲間と共に意気込んで劇団“盛名座”を旗揚げしたものの借金がかさみ、債権者に追われる日々。そんな時、金持ちの商人ムッシュ・ジュルダンが救いの手をさしのべる。公爵夫人セリメーヌの心を射止めるべく、自作の芝居を披露しようと目論む彼が、モリエールを演劇の指南役に迎えたのだ。こうして、妻と子供たちに悟られないよう、司祭“タルチュフ”と名乗り末娘の教育係としてジュルダン家に潜り込んだモリエールだったが…。
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「モリエール 恋こそ喜劇」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
17世紀のフランスを代表する劇作家モリエールの若き日の知られざる恋物語をロマン・デュリス主演で描く伝記フィクション。1644年、フランス。22歳の青年モリエールは駆け出しの劇作家兼役者。仲間と共に意気込んで劇団“盛名座”を旗揚げしたものの借金がかさみ、債権者に追われる日々。そんな時、金持ちの商人ムッシュ・ジュルダンが救いの手をさしのべる。公爵夫人セリメーヌの心を射止めるべく、自作の芝居を披露しようと目論む彼が、モリエールを演劇の指南役に迎えたのだ。こうして、妻と子供たちに悟られないよう、司祭“タルチュフ”と名乗り末娘の教育係としてジュルダン家に潜り込んだモリエールだったが…。
「モリエール 恋こそ喜劇」 の作品情報
「モリエール 恋こそ喜劇」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
モリエール 恋こそ喜劇の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR4114 |
2011年12月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
1人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
モリエール 恋こそ喜劇の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/フランス語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DABR4114 |
2011年12月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
9枚
|
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|
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ユーザーレビュー:5件
リュディヴィーヌ・サニエ30歳!ラウラ・モランテ53歳!美し過ぎる!
劇場公開時や、海外サイトで絶賛されてるのをよく目(耳)にしたので『モリエール恋こそ喜劇』を観てみました♪
うん!!!
モリエールを知ってるかどうかで評価が結構バラつきそうな映画ですが、まぁそれなりに面白かったです!
なんで、「それなり」やねん?っつーと、勿論、自分はモリエールを知らんからです!←威張るな!
勿論モリエールの話なんやから当然といえば当然やけど、色々引用があるっぽいです←知らないので雰囲気でそんな感じ!
モリエールの空白の期間を、モリエールの作品にあるエピソードで埋めてるっぽいです←知らないので「っぽい」っばっか!
しかもラストは、悲劇と喜劇と笑劇の違いとモリエールの作風とか、知らないと解らない要素が組み込まれてるんで、
良くわかって無い自分は、完全に「ホへ?」っつー感じでおいてけぼりをくらってもーたっすね。
全くその辺のことは知らない自分でも、のほほんと楽しめるコメディ映画ではあるんやけど、只の紹介映画でもなければ、
只の使い捨てコメディではない、案外野心的な奥深い映画っぽいです←また「っぽい」だ!
その辺は流石新進気鋭の映画監督兼脚本家のローランティラールというとこかもっすね!
※女性を美しく撮れるのも、映画監督としての才がある証拠っすね♪
ということで、自分のモリエールを知らない方んも十分オススメできる良作コメディです。
そして、知ってる人は、かなり楽しめそうな映画です♪
個人的満足度 71点! オススメ度 75点!
このレビューは気に入りましたか?
8人の会員が気に入ったと投稿しています
モリエール、空白の数ヶ月
1658年、喜劇俳優・劇作家のモリエールは、13年間の地方巡業を終えて、一座とともにパリに戻ってくる。
次は悲劇を手がけたいと願うモリエールだが、一座の仲間だけでなく、パトロンである国王からも反対されてしまう。
そんな折、ひとりの女性が彼を訪ねてくる。病床にある彼女の母親が、モリエールに会いたがっているというのだ。モリエールは喜劇役者として修行に出るきっかけとなった、13年前の彼女との出会いを回想する。
13年前、多額の借金を抱えたモリーエルは、金持ちのムッシュ・ジョルダンから芝居を指南するかわりに、借金を肩代わりしたいと申し込まれる。選択肢のないモリエールは、ジョルダンの屋敷に住み込むことになるが、そこで出会ったマダム・ジョルダンこそその人だったのだ。
ジョルダンの屋敷で繰り広げられる恋の鞘当て、娘の結婚にまつわる騒動はまさに喜劇そのものです。モリエール役のロマン・デュリスが芸達者で笑わせてくれます。全くハンサムではないけど、私この人好きです。
「不幸な出来事の中にも喜劇の側面がある。」
「涙を笑いに変える喜劇があるはず。」
というマダム・ジョルダンの言葉が、モリーエルを喜劇作家としてさらに大成させてゆきます。
楽しめる歴史物、おすすめです。
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8人の会員が気に入ったと投稿しています
小難しくなくて、小笑交えて面白い、モリエール空白の期間の物語♪
天才劇作家のモリエールの伝記?には空白の期間があるそうで
その期間を想像を交えて描いたフィクションだそうです。
貧乏劇団の劇作家かつ俳優だったモリエールは
金持ち?貴族のジョルダンに借金の肩代わりをしてもらう代わりに
セリメーヌ公爵夫人への恋心を伝える寸劇の指導を依頼される。
そこで早速ジョルダンに指導するのですが・・・・
モリエール君、ロン毛で汚い(?)感じだけど
演じてるのはロマンデュリスですから、
やっぱ、男前ですな〜。
でも、喜劇作家だから、やっぱ、三枚目やってる場面が多くて、
一歩間違うとバカ殿に見えそうだったり、
本気で馬のマネしてるところなんか、ちょっと失笑しちゃうんだけど、
こんなコメディちっくなコスプレ劇作家役も
難なくこなす、器用な役者さんなんですねえ。
こういう役、一昔のジョニーデップを思い出します(笑
ジョルダンに寸劇指導するために書いた脚本を
ジョルダンの妻エルミールが気に入ったことで
エルミールとモリエールの距離が縮まっていく・・・・!?
有閑マダムと貧乏劇作家の恋・・・って感じだけど
明るく、小笑がちりばめられてて軽いタッチの仕上がりになってるので
伝記(フィクションですが)もの、しかもフランス映画にしては
とーーーっても観やすく、楽しめました♪
といいますか、男前が半コメディやると面白いんですよね・・・(笑
白塗りして舞台に立ってる姿はもうバカ殿に見えちゃって(爆
よかったです♪
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5人の会員が気に入ったと投稿しています
その怪しい人ジャック・スパロウじゃないよ、モリエールだよ!
投稿日:2014/03/10
レビュアー:Loge
喜劇で盛名を得る以前の下積み時代のモリエールを描いた作品です。
思い入れたっぷりに悲劇を演じても卵ぶつけられ、
より格下とされる喜劇の方ばかりが意に反してほめられる劇作家。
彼が悩み、喜劇作家の巨人として花開くまでの青春ストーリーといったところ。
ストーリーの軸は、彼の代表作「町人貴族」を下敷きとしています。
登場人物は、モリエールの様々な喜劇の題材となった人々。
「町人貴族」のジュルダン氏と周りの人々はもちろん、「人間嫌い」のセリメーヌ、
そしてモリエール自身は「タルチュフ、あるいはペテン師」のタイトルロールで登場です。
ロマン・デュリスは最初、かなりムサクルシイです。(いやずっとか。)
「キタナっ」と何度思わず突っ込んだことか。かなりクサそうだし。
しかも、ニセ司祭のタルチュフ氏に変装すると、ややジャック・スパロウ風味も入ってますが
基本は怪僧ラスプーチンばりの胡散臭さです。こんな怪しすぎる人を住み込み家庭教師にして
大丈夫なのか、他人事ながら心配ですわ。馬の出身地別熱演もなんかすごい。
それでもだんだん見慣れてくるせいか、モリエールの人物像が魅力的に
描かれるせいか、話が進むにつれて印象アップ!? 下マツゲとムナゲすごいけど。
ビジュアルもコメディ・フランセーズにあるモリエールの胸像(石膏デッサンでもやるヤツ)に
結構寄せてきてます。
おフランスのコスチュームプレイ、って敷居が高そうにも見えますけど
これはアホ話です。ぷぷぷ。
お高くとまってる貴族とプレシューズ(才女)や俗物ブルジョアをぶったぎる。
しょーもないなと笑いながら、ちょっとホロリともさせられる(?)。
芝居馬鹿のアツイ男モリエールにちょっと興味がわいてくるような作品です。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
「笑えない」けど良かった
投稿日:2012/01/28
レビュアー:忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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「ハズレ」の多い新作の中では久々に「当たり」だったような気がしますが、フランス映画です。ハリウッド、もっと頑張らんかい!
とは言え、この映画何が良かったのかよく分からんのですね(笑)。フランス映画らしい、という月並みな表現しか浮かんでこない。モリエールが17世紀のフランスの劇作家だということは知ってましたし、この前「ドン・ジュアン」て映画も観ましたが、勿論戯曲を読んだこと無いし、とにかく西洋史は割と好きな私も17世紀のフランス、特に宮廷や上流階級社会のオハナシというのはマジに「想像を絶する」くらい現代の日本や世界(当のフランスを含め)と「常識」が違う「不思議ワールド」なんで、「理解」しようとしても無駄だとハナから諦めてるところがある。観客の我々にとって最も関心のある「恋愛」「セックス」「結婚」の問題にしても「常識」の違いは明らかに「理解」の範囲を超えている。例えばこのオハナシで、金持ち商人ジュルダンが恋焦がれるセリメーヌ(リュディヴィーヌ・サリエ)は「…侯爵夫人」だし、ジュルダンの妻エルミールは娘の家庭教師モリエールといとも簡単に「恋」しちゃうし、だいたいモリエールと同時代人の代表格ルイ14世なんて知られているだけで10人近くもの愛人がいたけどその殆どが「…侯爵夫人」の肩書を持ってる。どーなってるのかサッパリ分からん。江戸時代の殿様の「大奥」とか「お局様」や、アラビアン・ナイトのハーレムなら「理解」の範囲内ですけど(笑)。
一方、副題にもある「恋こそ喜劇」ですが、私の持論では「笑い」「喜劇(コメディ)」というのは「日常性からの逸脱」なんですが、「日常性」ってつまり「常識」ですね。17世紀(のフランス)にはその時代なりの「常識」があって、モリエールはそこからの「逸脱」で大いに「笑い」を取ったんでしょうが、現代の我々にはその「常識」が理解出来ないから、当り前のハナシ「逸脱」も理解出来ないんですね。だからちっとも笑えない(笑)。
で、結局「何が良かったのか?」と言うと、ジャルダン夫妻、いや夫妻を演じたファブリス・ルキーニ(製作時56歳)とラウラ・モランテ(同51歳)それぞれの恋愛に対する「哲学」と言うか「向き合い方」(の演じ方)がとても「フランスらしい」と感じられたからでした。「不倫」だろうが「年の差」だろうが「世間体」など物ともしない。無論それなりの「痛み」や「苦み」も十分に感じながら、それをも「込み」にして「恋」を真剣に楽しもうとする実に自然な態度は「時代背景」を超越した「お国柄」のように思われました。
あ、主役モリエールを演じたロマン・デュリスもなかなか良かったですが、完全にファブリスとラウラに「喰われて」ましたね(笑)。それにしてもこのラウラ・モランテって女優、私は初めて(意識したのは)ですがイイ女ですねぇ。若いロマン君が「喰われちゃった」のも「理解」出来るなぁ(笑)。
このレビューは気に入りましたか?
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ユーザーレビュー
リュディヴィーヌ・サニエ30歳!ラウラ・モランテ53歳!美し過ぎる!
投稿日
2012/01/03
レビュアー
KASPAR
劇場公開時や、海外サイトで絶賛されてるのをよく目(耳)にしたので『モリエール恋こそ喜劇』を観てみました♪
うん!!!
モリエールを知ってるかどうかで評価が結構バラつきそうな映画ですが、まぁそれなりに面白かったです!
なんで、「それなり」やねん?っつーと、勿論、自分はモリエールを知らんからです!←威張るな!
勿論モリエールの話なんやから当然といえば当然やけど、色々引用があるっぽいです←知らないので雰囲気でそんな感じ!
モリエールの空白の期間を、モリエールの作品にあるエピソードで埋めてるっぽいです←知らないので「っぽい」っばっか!
しかもラストは、悲劇と喜劇と笑劇の違いとモリエールの作風とか、知らないと解らない要素が組み込まれてるんで、
良くわかって無い自分は、完全に「ホへ?」っつー感じでおいてけぼりをくらってもーたっすね。
全くその辺のことは知らない自分でも、のほほんと楽しめるコメディ映画ではあるんやけど、只の紹介映画でもなければ、
只の使い捨てコメディではない、案外野心的な奥深い映画っぽいです←また「っぽい」だ!
その辺は流石新進気鋭の映画監督兼脚本家のローランティラールというとこかもっすね!
※女性を美しく撮れるのも、映画監督としての才がある証拠っすね♪
ということで、自分のモリエールを知らない方んも十分オススメできる良作コメディです。
そして、知ってる人は、かなり楽しめそうな映画です♪
個人的満足度 71点! オススメ度 75点!
モリエール、空白の数ヶ月
投稿日
2011/11/19
レビュアー
パープルローズ
1658年、喜劇俳優・劇作家のモリエールは、13年間の地方巡業を終えて、一座とともにパリに戻ってくる。
次は悲劇を手がけたいと願うモリエールだが、一座の仲間だけでなく、パトロンである国王からも反対されてしまう。
そんな折、ひとりの女性が彼を訪ねてくる。病床にある彼女の母親が、モリエールに会いたがっているというのだ。モリエールは喜劇役者として修行に出るきっかけとなった、13年前の彼女との出会いを回想する。
13年前、多額の借金を抱えたモリーエルは、金持ちのムッシュ・ジョルダンから芝居を指南するかわりに、借金を肩代わりしたいと申し込まれる。選択肢のないモリエールは、ジョルダンの屋敷に住み込むことになるが、そこで出会ったマダム・ジョルダンこそその人だったのだ。
ジョルダンの屋敷で繰り広げられる恋の鞘当て、娘の結婚にまつわる騒動はまさに喜劇そのものです。モリエール役のロマン・デュリスが芸達者で笑わせてくれます。全くハンサムではないけど、私この人好きです。
「不幸な出来事の中にも喜劇の側面がある。」
「涙を笑いに変える喜劇があるはず。」
というマダム・ジョルダンの言葉が、モリーエルを喜劇作家としてさらに大成させてゆきます。
楽しめる歴史物、おすすめです。
小難しくなくて、小笑交えて面白い、モリエール空白の期間の物語♪
投稿日
2011/12/04
レビュアー
MM3
天才劇作家のモリエールの伝記?には空白の期間があるそうで
その期間を想像を交えて描いたフィクションだそうです。
貧乏劇団の劇作家かつ俳優だったモリエールは
金持ち?貴族のジョルダンに借金の肩代わりをしてもらう代わりに
セリメーヌ公爵夫人への恋心を伝える寸劇の指導を依頼される。
そこで早速ジョルダンに指導するのですが・・・・
モリエール君、ロン毛で汚い(?)感じだけど
演じてるのはロマンデュリスですから、
やっぱ、男前ですな〜。
でも、喜劇作家だから、やっぱ、三枚目やってる場面が多くて、
一歩間違うとバカ殿に見えそうだったり、
本気で馬のマネしてるところなんか、ちょっと失笑しちゃうんだけど、
こんなコメディちっくなコスプレ劇作家役も
難なくこなす、器用な役者さんなんですねえ。
こういう役、一昔のジョニーデップを思い出します(笑
ジョルダンに寸劇指導するために書いた脚本を
ジョルダンの妻エルミールが気に入ったことで
エルミールとモリエールの距離が縮まっていく・・・・!?
有閑マダムと貧乏劇作家の恋・・・って感じだけど
明るく、小笑がちりばめられてて軽いタッチの仕上がりになってるので
伝記(フィクションですが)もの、しかもフランス映画にしては
とーーーっても観やすく、楽しめました♪
といいますか、男前が半コメディやると面白いんですよね・・・(笑
白塗りして舞台に立ってる姿はもうバカ殿に見えちゃって(爆
よかったです♪
その怪しい人ジャック・スパロウじゃないよ、モリエールだよ!
投稿日
2014/03/10
レビュアー
Loge
喜劇で盛名を得る以前の下積み時代のモリエールを描いた作品です。
思い入れたっぷりに悲劇を演じても卵ぶつけられ、
より格下とされる喜劇の方ばかりが意に反してほめられる劇作家。
彼が悩み、喜劇作家の巨人として花開くまでの青春ストーリーといったところ。
ストーリーの軸は、彼の代表作「町人貴族」を下敷きとしています。
登場人物は、モリエールの様々な喜劇の題材となった人々。
「町人貴族」のジュルダン氏と周りの人々はもちろん、「人間嫌い」のセリメーヌ、
そしてモリエール自身は「タルチュフ、あるいはペテン師」のタイトルロールで登場です。
ロマン・デュリスは最初、かなりムサクルシイです。(いやずっとか。)
「キタナっ」と何度思わず突っ込んだことか。かなりクサそうだし。
しかも、ニセ司祭のタルチュフ氏に変装すると、ややジャック・スパロウ風味も入ってますが
基本は怪僧ラスプーチンばりの胡散臭さです。こんな怪しすぎる人を住み込み家庭教師にして
大丈夫なのか、他人事ながら心配ですわ。馬の出身地別熱演もなんかすごい。
それでもだんだん見慣れてくるせいか、モリエールの人物像が魅力的に
描かれるせいか、話が進むにつれて印象アップ!? 下マツゲとムナゲすごいけど。
ビジュアルもコメディ・フランセーズにあるモリエールの胸像(石膏デッサンでもやるヤツ)に
結構寄せてきてます。
おフランスのコスチュームプレイ、って敷居が高そうにも見えますけど
これはアホ話です。ぷぷぷ。
お高くとまってる貴族とプレシューズ(才女)や俗物ブルジョアをぶったぎる。
しょーもないなと笑いながら、ちょっとホロリともさせられる(?)。
芝居馬鹿のアツイ男モリエールにちょっと興味がわいてくるような作品です。
「笑えない」けど良かった
投稿日
2012/01/28
レビュアー
忙中有閑
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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「ハズレ」の多い新作の中では久々に「当たり」だったような気がしますが、フランス映画です。ハリウッド、もっと頑張らんかい!
とは言え、この映画何が良かったのかよく分からんのですね(笑)。フランス映画らしい、という月並みな表現しか浮かんでこない。モリエールが17世紀のフランスの劇作家だということは知ってましたし、この前「ドン・ジュアン」て映画も観ましたが、勿論戯曲を読んだこと無いし、とにかく西洋史は割と好きな私も17世紀のフランス、特に宮廷や上流階級社会のオハナシというのはマジに「想像を絶する」くらい現代の日本や世界(当のフランスを含め)と「常識」が違う「不思議ワールド」なんで、「理解」しようとしても無駄だとハナから諦めてるところがある。観客の我々にとって最も関心のある「恋愛」「セックス」「結婚」の問題にしても「常識」の違いは明らかに「理解」の範囲を超えている。例えばこのオハナシで、金持ち商人ジュルダンが恋焦がれるセリメーヌ(リュディヴィーヌ・サリエ)は「…侯爵夫人」だし、ジュルダンの妻エルミールは娘の家庭教師モリエールといとも簡単に「恋」しちゃうし、だいたいモリエールと同時代人の代表格ルイ14世なんて知られているだけで10人近くもの愛人がいたけどその殆どが「…侯爵夫人」の肩書を持ってる。どーなってるのかサッパリ分からん。江戸時代の殿様の「大奥」とか「お局様」や、アラビアン・ナイトのハーレムなら「理解」の範囲内ですけど(笑)。
一方、副題にもある「恋こそ喜劇」ですが、私の持論では「笑い」「喜劇(コメディ)」というのは「日常性からの逸脱」なんですが、「日常性」ってつまり「常識」ですね。17世紀(のフランス)にはその時代なりの「常識」があって、モリエールはそこからの「逸脱」で大いに「笑い」を取ったんでしょうが、現代の我々にはその「常識」が理解出来ないから、当り前のハナシ「逸脱」も理解出来ないんですね。だからちっとも笑えない(笑)。
で、結局「何が良かったのか?」と言うと、ジャルダン夫妻、いや夫妻を演じたファブリス・ルキーニ(製作時56歳)とラウラ・モランテ(同51歳)それぞれの恋愛に対する「哲学」と言うか「向き合い方」(の演じ方)がとても「フランスらしい」と感じられたからでした。「不倫」だろうが「年の差」だろうが「世間体」など物ともしない。無論それなりの「痛み」や「苦み」も十分に感じながら、それをも「込み」にして「恋」を真剣に楽しもうとする実に自然な態度は「時代背景」を超越した「お国柄」のように思われました。
あ、主役モリエールを演じたロマン・デュリスもなかなか良かったですが、完全にファブリスとラウラに「喰われて」ましたね(笑)。それにしてもこのラウラ・モランテって女優、私は初めて(意識したのは)ですがイイ女ですねぇ。若いロマン君が「喰われちゃった」のも「理解」出来るなぁ(笑)。
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