ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト−鮮血の美学−

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良いじゃないですかぁ！
特に後半は観客にコーヒーでも飲みながら・・という余裕を与えないスリルな展開。

前半戦はチンピラみたいなザコども出現。
１７歳の少女達をレイプし殺す等、容赦ない残忍さをアピール。
この時点で激熱スーパーリーチ！こぉれは幸先良い！
何となく「アレックス(リアルレイプ)」「ＮＡＫＥＤ(森とかで逃げる)」を思い出す。

いよいよ後半戦。ケダモノ一行が辿り着いた家は偶然にもレイプした娘の両親の別荘。
また何となく「ファニーゲーム」「ストレンジャーズ戦慄の訪問者」を思い出す。
しかし・・ええ？ちょ、ちょっと奥さん、父ちゃん、アンタらから襲撃すんのぉ？
母ちゃん暴走、父さん覚醒・・。
てっきりヤラれてからヤリ返すかと思いきや、こっ〜のぉ豚キムチめぇ死ねやぁぁ〜
とばかりに善？側から一方的に悪側を襲撃。少し引いた・・(汗＾＾

対等な戦いなので絶望感は無いが、緊張感た〜っぷり！
「鮮血の美学」言うからてっきりホラーかと思ったがノンストップスリラー。
え〜もんめ〜っけ。必見ですよぉ！＾＾

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作品としては十分な出来、でも終始胸糞悪かった
なんやろ、私にも多少は道徳心が残ってるってことか（笑）
映画やからって割り切りグロホラーを観ても何も思わんのにね
レイプって当たり前やけど最も醜悪な犯罪なんよね
そして仇討ちも犯罪なんよね、今の世の中ではｗ

『鮮血の美学』のバッタもんかと思ったらセルフリメイクなんやね
とは言うても『鮮血の美学』自体がリメイクみたいなもんか（笑）
本作二部構成なんやけど、前半がとにかくきつかったｗ
無駄に長い上に、リアルレイプシーンは疲れる
オリジナルでもそうやったけど、余程このシーンを焼き付けさせたいんやね
息子の前で親が未成年を陵辱ってどんな神経なんやろかｗ
んで、後半は親の復讐劇なんやけどこれがなかなかどうして
母親役のモニカ・ポッターがとにかく上手い
そして娘役の子の怯える表情もなんとも言えんね
で、娘は死んでないからやり過ぎってのは言いっこなしか？（笑）
ここまで終始陰鬱な雰囲気で突き進んで来たのにラストのあれは何？
なんか個人的には台無しって感じやったかな、マイクロ波（苦笑）

本作ホラー要素は３シーンだけなんで、サスペンスやスリラー認識で良いかな
とにかく役者が皆上手いんで引き込まれる感覚は秀逸
でも面白いと言える内容やないんで、安易に観ん方が良いと思います。

またまたクレイブンのリメイク作品なんですが、『サランドラ』をフランスが生んだホラー界の至宝アジャ監督によってリメイクした『ヒルズ〜』は傑作となって生まれ変わったものの、本作はオリジナルが本国でカルトホラーとして認知されているなか何故に今更リメイク？と少々不思議だったんですが、今年”フレディ”までリメイクされたところを鑑みると過去の大掃除をしてるのかもしれませんねｗ

本作、オリジナルは以前に観賞済みで荒削りなシナリオながら後のクレイブン作品に通ずる”奇妙な笑い”を場違いな場面で盛り込んで違和感や神経を逆なでする感情を湧き起こす特異なテイストを持た作品。
本作では至極まっとうな”復讐”ものに収まっちゃいました。
正直”こと”が始まるまでが異様に長いし、始まってからも復讐の仕方がごく普通。
きよままさんもご指摘の母親がナニを食いちぎったりなんて色モノｗ描写も無いし、ホントに平坦で盛り上がりが無いままラストの『スキャナーズ』ｗオチまで一直線状態。
個人的には見どころを探すのに一苦労の状態で、物語にすら入り込めず残念ながら楽しめませんでした。

まず、タイトルがいけないという気がします。
これだと、理屈抜きのスプラッターを期待してしまいます。

冒頭シーンは、後々どこかでつながってくるんだろうな。
と置いときました。
続く、両親と娘のバカンスが、退屈でした。
ホラーに期待して観てたので、それも苦痛でしたが、

もっと苦痛なのはその後です。
街で出会ったジャスティンに軽くついて行っちゃった二人の女の子。
ジャスティンの親族はとんでもない奴らだったシーンが長くて。
これは、自業自得以上の仕打ちでしょう。
ホラーとしてそこまで描く必然性はないと思います。
あっさり殺されたのなら、『アリ』でしたけど。
ホラー好きが観たいのは、そういう残酷さじゃない！と思いました。

『死ぬのも悪くない』だと？　お前、死んだことあんのか。
ホラーということも忘れ、怒りを感じてツッコんでしまいました。

ホラーだったら、ストーリーには甘い私。
寧ろ、ストーリーに拘って退屈な展開を見せられるくらいなら、
単純なストーリーで、映像重視なほうが好きなもので。

これは観たい展開になるまでが長すぎる上に
内容的にも納得できませんでした。

ケダモノたちの手をすり抜け、湖を泳ぐメアリー。
緊迫感はありませんでした。ただ、哀しいだけでした。

復讐劇からも、ホラー好きを満足させてくれませんでした。
タイトルから勝手にイメージしてた残酷さはたりないし、
この復讐劇に正当性を持たせるために
メアリーたちはあんな目に遭ったのか、そう描いたのかと思うと、
両方の意味で憤りを感じてしまいました。

ホラーじゃないとまでは言いませんが、
鑑賞後感がホラーを観た感じではありませんでした。

サスペンスドラマといった方が近い気がします。

リメイク作品だそうです。「あ〜なんか観たことが・・・」と思うシーンがなきにしもあらずですが・・・。
でもでも、冒頭の刑事の下ネタから・・・ラストの●●●がボーンまでホラーを堪能出来ました。

話の核心は、娘に対する復讐を親が晴らす！これがメインです。

ただ、作品観て思ったのですが、「ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト」のタイトルは、まぁ〜わかりますが・・・・。（場所だよね）

-鮮血の美学-って何を指しているのかな？と、ふと考えてしまった。
確かに親が医者であり、キズを処置するシーンをリアルに見せてますが、それが美学なのか・・・医学だけど。

この場合、親が犯人に対した復讐が「美学」になるのかな？

まぁ、そんな事考えないで復讐劇を堪能して下さい。（笑）