ドッジボール

いかにもアメリカ的なべたな笑いですがそれが波状攻撃されると病みつきになるんですね。

夫婦で見て大笑いしました。

今では夫婦でベンスティラーの大ファンになってしまいました。

こういう笑いを受け入れるアメリカの懐の深さを感じました。

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

『メリーに首ったけ』などのファレリ兄弟のお下品・差別ギャグテイストをベースにしつつ、『メジャー・リーグ』あたりから始まって最近は日本映画も席巻するスポ根感動コメディも組み合わせて、いいとこどり！　を狙ったのかもしれない・・・。
　でも結果、どっちも薄味になって、そこそこの映画ができましたとさ。めでたし、めでたし。５０点。

　以下ネタバレ。
　たとえば車椅子のコーチなんて面白いのだけど、笑いに車椅子がぜんぜん生きていないのはなぜだろう？　せっかく出すならとことんやればよいのに。突然落下物でつぶされちゃうというのも、演出次第で笑えたはずだと思うのだけど、淡々と描いただけなので、観るものはびっくりしてどう反応すべきか困惑してしまいますね。結果、あまりいい印象が残らないのは、ファレリ兄弟との差が出たところです。彼らのは後味いいもんねえ。

リモコンて正直に自分の無意識を教えてくれます　映画館で思わず早送りしそうになったり　録画じゃなく映画をＣＳで観てるときなんかうっかり押しますもんね　この映画はコメディーの勘所はわかってませんね演出者　ベン・ステイラーが出てくるとちゃんと観て　あとは字幕がわかる範囲の早送り１です　ベンがすごいんだねあらためて感心しました　ところでベンもチビなのですかね　ヴィンス・ヴォーンと並んでると　まるでホール＆オーツなんだけど・・・　この話題はやめとこ

ドッジボールじゃなくて　このジムってのはいいですよ　わし３０代なかばまでオードリー・ヘップバーンと身長体重が同じだったです　すこしマッチョになりたくてジムに一年かよいました　したら体重が１０キロ増えまして（中年太りかも）今でも５〜６キロの増減が出来ます　今糖尿病予備軍だからね　女性の方にはお勧めしますね　きちっとした食事のうえで全身の運動をするとダイエットは簡単ですよ　それでしばらく健康に関するレヴューをちょこっと続けます

ベン・スティラーファンの皆さん、お待たせしました！またまた抱腹絶倒です。自意識過剰でナルシストのベンはほんとに笑えます。おまけに体重６００ポンドの巨漢にまでなって。
一方、ベン以外は笑いのネタが小さくて散発的なので、ベンが好きではない人はあまり楽しめないかもしれません。ヴィンス・ボーンはもっとはじけてよかったのに。
また日本人には理解しにくいところですが、けっこう人種ネタが多い。まず、ベンの役名がWhite Goodman(白人はいいやつ）っていう逆説的な名前。ドッジボールトーナメントでも、「闘魂」の鉢巻をした日本人チーム、グリーンのユニホームのアイリッシュチームなどが登場。コーチが看板に当たって死んじゃうところでも人種ネタ。アメリカ人はこういう笑いが大好きだから、受けたんでしょうね。でも、「ドッジボールの起源は中国のアヘン窟で、昔は人の頭を投げていた。」なんて、ちょっとやりすぎかも！
映画館でパンフを見たところ（絶対買わない私！）、何人か有名人も実名で登場しているようです。それを確認したくてレンタルしたのですが、特典映像が全くなかったのはショックでした。そのへんお詳しそうなKEEさん、解説お願いしま〜す。個人的にはトーナメントの中継で解説をしてた人が気になってます。

全米で並み居る超大作を押しのけスマッシュヒットを飛ばしたコメディ作品がこの「ドッジボール」だ。僕が子供の頃していたルールとはかなり違うけどドッジボールには間違いない（＾＾ゞ。コメディ作品なのでおバカぶりとドッジボール大会の演出で視聴者をどう楽しませるかがポイントになると予め予想していたのだが、予想通りの出来映えなのではないだろうか。下ネタを多用したセリフにはうんざりだし、スポーツジムの倒産回避のための賞金狙いという強引な脚本にもうんざりなのだがその分、わかり易くてコメディ作品ファンにはたまらない作品になっているのだろう。

「楽しめた」「おもしろかった」という感想をよく聞くが個人的には何でこんな作品がヒットしたのかその理由がわからない（＾＾ゞ。そんなこと考えずに楽しむ作品という人は多いと思うがドッジボール大会での決勝戦前後のドタバタはウケ狙いの捻りを駆使しまくりでしつこく感じたし、見苦しさまで覚えた。それまで単純にわかりやすく展開してきた話が決勝前後で刺激を入れる為に二転三転する。これは刺激だけではなく、たぶん個人的に想像するに決着の付け方が話の展開より先に決まっていたのではないかと思われる。それによって決勝前後にあのような二転三転する展開になった、つまりつじつま合わせだったのではないだろうかと想像出来る。決勝前までのスッキリとした展開をそのまま続け、憎っくきホワイト達をぶちのめす展開の方がスッキリとしてより楽しめたと思う。この手のコメディはやっぱりエンディングがスッキリしていなくてはおもしろさも中途半端なものになってしまう。その点は残念だった。しかし、人によってその二転三転する所がおもしろいと感じる人もいるのだろう。僕はその逆だった。

有名人が何人かカメオ出演しているがエポックメイキングな話題作りも盛り入れたと言ったところだろうか。悪くはないが映画の方向性から見て全く意味がない（笑）。ま、コメディなので何でもありと言うことで許容範囲なのだが（笑）。コーチが突然に死んでしまっても誰も悲しまないというのもコメディならではなのだろうがちょっとどうかなとも思った。なによりベン・ステイラー演じるホワイトの下品さには閉口だ。あの程度の下ネタで楽しめる人間がいるなんて信じられないし理解出来ない・・するつもりもないが。下品な下ネタ好きにはたまらない作品なんだろう。