ＯＶＡ「灼眼のシャナＳ」

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今回のシリーズはＯＶＡオリジナルのストーリーです。
しかし、時系列としては、ＴＶシリーズ第１期と第２期の間という設定のようです。
今シリーズは“徒（ともがら）”とのバトルシーンはありません。
バトルシーンが好きな人にはもの足りないストーリーかも知れませんが、私は面白く見られました。
あの「専門用語」がなかなか把握できない私なのですが、今シリーズは、それもあまり気にならずに楽しめました（笑）。

とあるビルの中で、「宝具」の捜索中のシャナと悠二。
悠二はそこで望遠鏡のような法具を見つけます。
何気なくそれを覗きシャナに向けた途端、気を失ってしまいます。
再び気がついたとき、なんとシャナと悠二の心と体が入れ替わっていたのです。
果たしてシャナと悠二は元に戻れるのでしょうか？

基本的にはギャグ風のストーリー展開ですね（笑）。
二人が元に戻るための場所を探して、学校の教室に行ってみると。
女子部員たちが着替え中だったり、
悠二の体のシャナが構わずにアイスを食べ過ぎ、お腹が痛くなったり、
シャナの体の悠二がシャワーを浴びるのをためらったり。
なんやかんやで最終的に、二人は元に戻れるのですが、
最後のアラストールの言葉は意味深でした。
つまり、この宝具は二人の心が通い合っていなければ効果が現れないというもの。
と、いうことは既に二人は…。

本編も面白かったですが、おススメは特典映像の「灼眼のシャナたんＧ」。
悠二の頭に乗っている「ちびシャナ」がなんともカワイイ！！。
あの、お決まりのセリフ「うるさい、うるさい、うるさい。」が、
ちびシャナだと「うるちゃい、うるちゃい、うるちゃい。」になってます（爆）。
内容は本編をパロッた小ネタのショートストーリーのオンパレード。
ある意味、本編よりも面白いかも（笑）。

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今シリーズ「�U」のメインはあの、無口、無表情のヴィルヘルミナ。
ヴィルヘルミナは、最近、帰宅が遅く、挙動不審のシャナが心配になり、
悠二の母のアドバイスで、悠二と共にシャナの行動を追跡することに。
しかし、なかなかその実態を掴めません。
どうやら、一美、緒方をはじめ、佐藤、田中、マージョリーまでが一枚噛んでいる様子。
果たしてシャナは何をしているのか？

以下、“ネタバレ”になりますのでご注意。
実は、シャナはヴィルヘルミナの「大切な記念日」を祝おうと、
ひそかに、一美と緒方に料理を教わっていたのです。
その料理は、オランダ料理の「パンネンクック」と呼ばれるピザ、或はクレープ風のもの。
それをヴィルヘルミナに悟られないようにみんなに協力してもらっていたという訳です。
サプライズでその「大切な記念日」を祝ってもらった時のヴィルヘルミナの表情。
そしてその「大切な記念日」とは何か？。
今回は、いつも無口、無表情なヴィルヘルミナとはまた少し違った一面が見られ、また心が暖まるようなラストが良かったです。

そして、特典映像の「シャナたん」（笑）。
前回、悠二の頭の上で食べていたのはアイスでしたが、
今回は、カップ麺。その食欲の凄まじさ、麺もスープも一口で食べて飲み干してしまいます（笑）。
また、ティアマトーの四字熟語が何の脈絡も無く「焼肉定食」と言ってみたり（笑）。

内容は、例によって本編のパロディですが、面白かったのは吉田一美。
本編とは違い、「腹黒吉田」になってます。
シャナを「ドブスちび」と毒づいたり、池速人を「メガネマン」と呼んだり、
本編とのキャラのギャップが面白いです（笑）。

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　オーバーチュア編の後編は、甘酸っぱい展開ですね。

　過去の思い出が切ない。


　しかし、その中には手掛かりらしきものがなく、結局は公園で接触した人物が怪しい。

　徒――ウコバクを見つけ倒滅。


　その後、炎髪灼眼の討ち手は御崎市へ。


　物語はあの出会いに続き、そして――祭礼の蛇とのエピソードに。


　映像特典の『灼眼のシャナたん　ＦＲＯＮＴＩＥＲＥ』では、シャナたんが大暴れ。ど根性シャナたん。

　もちろん、一美もやってくれます。

　特に一美の日記は……。

　ＯＶＡ第２弾。

　今回はちょっとハートフル。

　シャナの不審な行動を気にするヴィルヘルミナ。
　そんなヴィルヘルミナが悠二と一緒に行動して……。

　色々とありますがちょっとほろりとくるエピソードです。


　そうそう、田中が面白い。


　まあ、それはいいとして、パンネンクックなる料理を初めて知りました。


　コメンタリーは、日野聡さんと伊藤静さんです。

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　灼眼のシャナのＯＶＡシリーズ。

　今回はフリアグネが残した宝具リシャッフルによる騒動です。
　時間軸としては１期が終わった後くらいでしょうか。
　まあ、中身が入れ替わってしまうわけです。

　中身が悠二のシャナがしおらしくて可愛いし、シャナの悠二も面白いです。

　本編とは違って平和だし、なによりも原作を考えるとこの頃って平和だったよな……と思わされてしまいます。


　コメンタリーは日野聡さんと釘宮理恵さんです。かなりまともなコメンタリーです。

　映像特典では『しゃくがんのシャナたんＧ』も収録されています。