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「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ監督が、第二次大戦下のフランスを舞台に繰り広げられるナチス殲滅作戦の行方をスリリングに描くアクション・エンタテインメント大作。1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、ナチスのランダ大佐によって家族を皆殺しにされた少女ショシャナは、ただ一人逃げ延び、現在はパリで映画館主に身をやつしながら復讐の機会を窺っていた。同じ頃、アルド・レイン中尉率いる連合軍の極秘部隊“バスターズ”がナチスを次々と虐殺、ドイツ軍を震え上がらせていた。そんな中、ショシャナの映画館でナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映が決まり、ヒトラーはじめナチス高官が一堂に集結するのだったが…。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
INGLOURIOUS BASTERDS |
受賞記録: |
2009年 アカデミー賞 助演男優賞
2009年 カンヌ国際映画祭 男優賞 2009年 ゴールデン・グローブ 助演男優賞 2009年 NY批評家協会賞 助演男優賞 2009年 LA批評家協会賞 助演男優賞 |
監督: |
クエンティン・タランティーノ |
---|---|
製作: |
ローレンス・ベンダー 、 ローレンス・ベンダー 、 クエンティン・タランティーノ |
製作総指揮: |
ロイド・フィリップス 、 ボブ・ウェインスタイン 、 ハーヴェイ・ウェインスタイン 、 エリカ・スタインバーグ 、 ロイド・フィリップス 、 ボブ・ワインスタイン 、 ハーヴェイ・ワインスタイン |
出演: |
ブラッド・ピット 、 メラニー・ロラン 、 クリストフ・ヴァルツ 、 ミヒャエル・ファスベンダー 、 イーライ・ロス 、 ダイアン・クルーガー 、 ダニエル・ブリュール 、 ティル・シュヴァイガー 、 B・J・ノヴァク |
撮影: |
ロバート・リチャードソン |
「キル・ビル」のクエンティン・タランティーノ監督が、第二次大戦下のフランスを舞台に繰り広げられるナチス殲滅作戦の行方をスリリングに描くアクション・エンタテインメント大作。1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、ナチスのランダ大佐によって家族を皆殺しにされた少女ショシャナは、ただ一人逃げ延び、現在はパリで映画館主に身をやつしながら復讐の機会を窺っていた。同じ頃、アルド・レイン中尉率いる連合軍の極秘部隊“バスターズ”がナチスを次々と虐殺、ドイツ軍を震え上がらせていた。そんな中、ショシャナの映画館でナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映が決まり、ヒトラーはじめナチス高官が一堂に集結するのだったが…。
製作年: |
2009年 |
---|---|
製作国: |
アメリカ |
原題: |
INGLOURIOUS BASTERDS |
受賞記録: |
2009年 アカデミー賞 助演男優賞
2009年 カンヌ国際映画祭 男優賞 2009年 ゴールデン・グローブ 助演男優賞 2009年 NY批評家協会賞 助演男優賞 2009年 LA批評家協会賞 助演男優賞 |
監督: |
クエンティン・タランティーノ |
---|---|
製作: |
ローレンス・ベンダー 、 ローレンス・ベンダー 、 クエンティン・タランティーノ |
製作総指揮: |
ロイド・フィリップス 、 ボブ・ウェインスタイン 、 ハーヴェイ・ウェインスタイン 、 エリカ・スタインバーグ 、 ロイド・フィリップス 、 ボブ・ワインスタイン 、 ハーヴェイ・ワインスタイン |
出演: |
ブラッド・ピット 、 メラニー・ロラン 、 クリストフ・ヴァルツ 、 ミヒャエル・ファスベンダー 、 イーライ・ロス 、 ダイアン・クルーガー 、 ダニエル・ブリュール 、 ティル・シュヴァイガー 、 B・J・ノヴァク |
撮影: |
ロバート・リチャードソン |
---|
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
153分 | 日本語・英語・吹き替え | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | GNBR1977 | 2010年05月12日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
40枚 | 1人 | 2人 |
収録時間:
153分
字幕:
日本語・英語・吹き替え
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
レイティング:
R-15
記番:
GNBR1977
レンタル開始日:
2010年05月12日
在庫枚数
40枚
1位登録者:
1人
2位登録者:
2人
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
153分 | 日英日(吹)英(吹) | 英:DTS-HD MA5.1ch、日:DTS5.1ch |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | GNXR1001 | 2010年05月12日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
29枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
153分
字幕:
日英日(吹)英(吹)
音声:
英:DTS-HD MA5.1ch、日:DTS5.1ch
レイティング:
R-15
記番:
GNXR1001
レンタル開始日:
2010年05月12日
在庫枚数
29枚
1位登録者:
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収録時間: | 字幕: | 音声: |
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153分 | 日本語・英語・吹き替え | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語 |
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在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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字幕:
日本語・英語・吹き替え
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2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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GNBR1977
レンタル開始日:
2010年05月12日
在庫枚数
40枚
1位登録者:
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レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
R-15 | GNXR1001 | 2010年05月12日 |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
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収録時間:
153分
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日英日(吹)英(吹)
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英:DTS-HD MA5.1ch、日:DTS5.1ch
レイティング:
R-15
記番:
GNXR1001
レンタル開始日:
2010年05月12日
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※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
通常ナチス映画といえばユダヤ人を虐殺し涙を誘うもの。
本作はそんな常識をちゃぶ台ごとひっくり返してユダヤ人等がナチスを大量虐殺するという、全く有り得ないトンデモない史実捏造痛快アクションコメディーサスペンスバイオレンススプラッタードラマチッ・・の話。ど〜うしたらこんな発想が出来るのぉ?パチンコで言えばボタン連打でBGMを変化させるような裏技でもあんのぉ!?
血で心を染めたユダヤ人の逆襲。“ナチスをぶち殺す”という表現がピッタリ。しかも、まさかまさかの味方も殺される。 ヒヤヒヤします。 最後まで生き残るは一体誰? 全く予測不可能!!! コイツら全員が汎用人型決戦兵器ですから暴走したら誰にも止められません! ホステルの監督イーライロスも出て来て・・残虐かつリアルな虐殺は怖いですよ〜
ところで、私は映画館で鑑賞しましたが“全5章中3章まで観てつまんなかったら途中退場しても鑑賞料を全額返却します”なんて前代未聞のウソみたいな本当の張り紙が! どっかの金主主義金銭共和国の会社とは全く違いますね〜。でもメシ食ってタダって・・お前ついにイカれちまったか! そ〜んなに自信作?
そ〜です!だ〜れも幽体離脱するナチスユダヤ人はおりませんでした! むしろ、エンドクレジットまで鑑賞しながら何かまた出て来るのかと無駄な期待までしました。
ご存知のように6千人のアカデミー会員が投票し選ばれた助演男優賞は、本作のクリストフ・ヴァルツ。私の予想が見事に的中!いえいえ、自慢ではありません、皆さんも映画観てれば的中してますってぇ。よ〜くぞ見つけた逸材!
タラちゃん “この役を演じる俳優がいなければ映画化しなかった。自分が書いた作品の中では最高の役柄だ”と絶賛。
ヴァル “30年以上役者をやってきてようやくここまで来た。タラちゃん、最高の誉め言葉をくれて有り難う”と控えめながら内心は“とったどぉ〜”ってか?
才能豊かなタランティーノ監督が見事に歴史を上書きしてくれました。この監督にはまだまだ確変が潜伏しております。今後も爆連に向けて果てしない運命の旅をする事でしょう。
話が長くなりましたが、残忍で息を呑む展開、とくとご覧あれぇぇ〜!!!
このレビューは気に入りましたか? 31人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
クエンティン・タランテーノ監督&ブラッド・ピット主演の痛快戦争アクションです。
タランティーノ監督のいつものように、筋の追いにくい作品かと身構えて望みましたが、さにあらず、章立てで分かりやすく、ストーリーがするすると頭の中に入って来て、特に混乱することもなく見れました。シリアスなのに、ばかばかしくて、映画の鋳型はマカロニウエスタン。そして緊迫感漂い、一ひねりも二ひねりもしていて、細部まで手を抜いていません。歴史的背景を度外視した設定もタランティーノ監督ならではでしょうか?
冒頭、田園風景の中を1台のジープを追走する2台のオートバイが丘の上の農家を目指して近づいて来ます。
それを異様な事態だと認識した農家の狼狽から緊張感が漂い始めます。
ユダヤ人一家を床下に匿った男と、凄まじい執念と老獪さで狙った獲物を確実に捕らえる非情なるナチの大佐との息詰まる攻防で幕を開けます。
ナチスに家族を殺された娘の復讐譚が話の軸になっているところも面白いと思います。
家族を殺され、唯一生き延びた少女ショシャナの企てる壮大なナチ一掃計画と、ナチを殺すことだけが生きがいで、殺しては頭皮を剥ぎ取る少し壊れた男、アルド中尉(ブラピ)率いるユダヤ系アメリカ人兵士の特殊部隊(イングロリアス・バスターズ)の打倒ナチ作戦が絡み合い、とある劇場へとなだれ込みます。
特にユダヤ人ハンターのナチ将校を演じたクリストフ・ヴォルツの怪演は特筆ものです。
そして、主役の割には出番は意外に少なかったものの、ブラピ率いるバスターズのやることと言ったら、ナチ以上にやることなすこと残虐なんです。
ちょっとしたアクセントや、習慣の違いで正体がバレるという「大脱走」のオチにも通じる言語の壁が最高のミ奮でした。
現実では出来なかったヒトラーへの復讐を映画で見事やってのけたのかもしれません。
このレビューは気に入りましたか? 24人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
史実にフィクションを混ぜ合わせ、最初から最後まで、
すみずみまでまんべんなくQTテイスト、
まさに”タランティーノ!”な面白い作品でした。
ジャンル、洋画アクションですが、それプラス痛快娯楽戯画的映画…と思います。
監督のお好きなマカロニ・ウエスタンを土台に、
実在した人物と架空の主人公達が、復讐劇を繰り広げます。
とは言え、この作品の史実が、ナチス占領下のフランス。
ヒトラーやゲッペルス。彼らの行なったユダヤ人に対する残虐行為は、周知の事実。
思い切った舞台設定、と思いましたが、ほぼ誰もが知っている歴史の一般常識をも弄ぶというか加味されてしまったと、2章以降分かって参りました。
1章 ナチ将校ランダ大佐がフランスの農家を訪ね、
ユダヤ人家族の行方を聞きだそうとします。
英仏独伊四カ国語を流暢に使い分ける彼ががこの作品の主軸。
このお話し、主役は複数…バスター達。
そのランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツ。
洗練された不気味さ、不敵な笑顔。”ユダヤ・ハンター”そのもの。
史実を知っているから余計に、殺戮の予感がじわじわと伝わってきます。
タランティーノ監督がそれをどう観せてくれるか…高まる期待…。
フランス語から始まった会話がまず、言葉巧みにごく自然に英語に切り替えられます。映画ですから、最初から英語でも…との疑問はそのまま英語でのやりとり。(ねずみの例え話は逸品。)
会話が進むにつれ大佐の笑顔は不気味さを増し…
そして、かくまっている事、その場所をも聞き出してしまいます。
観ているこちらは字幕がありますが、床下の彼らにはわからない言語。(そういうことか…)
そして、その床下に向かって銃弾乱射…間接的に伝わる、いえ、間接的にしか伝わらない彼らの死。しかも、床下から生き延びた少女を深追いせず、そのまま逃がしてしまいます。
史実にあるナチスの残虐な行為を明確に表現はせず、2章へ。
この最初の章で監督が表現したかったのは”ランダ大佐”だったのかと。
2章では、ナチスの殲滅を目指すユダヤ系アメリカ人の秘密部隊イングロリアス・バスターズ。彼らの残虐な行為が、逆にはっきりと描写されます。ナチスを片っ端から容赦なく殺害し、頭の皮を剥いでいく、叩き割る…。
被害者と加害者の図式がはっきりとしないまま、話しが進んでいきます。
どちらがどちらにもなりうることも、憎しみの連鎖も、史実。
独特な映画オタク的感性で新鮮な別世界を作り出してしまった、あの名作から18年。
倉庫は大きくなり、40年代初めという時代。
そこから広がる異空間や復讐劇、個性のみ強調されるキャラクター。
登場人物も増え…どうやって台風の目の中へ、渦巻く周囲をとりこんでいくのか、
3章からは高まるワクワク感。
二重スパイであるブリジットの情報下での極秘ミッションが、ショシャナの復讐計画と重なります。
その計画をあの巧みな多言語で見破り、唐突に史実空間から逸脱、
映画的行動をとるランダ大佐には、好感を持ってしまいました。
ショシャナの復讐は、壮絶な相打ちで自らの死も招きますが成功し、劇場はナチスと共に炎に包まれます。
ナチスが映画をプロパカンダとして利用していた史実、その映画に対する冒涜への監督自身の復讐も込みだったのでしょうか。
それにしても、フィルムに火を放ち、ナチスごと”映画館”を焼くとは…。
異空間のお遊びにも程がある限度スレスレ、でした。
言葉は同種を結ぶ糸、強く結びあうその絆を何本も巧みに操るランダ大佐。 彼こそがほんとうの洗練され、ミスのないスペル’inglorious’なバスターであったはずです。
でも、結果、ミススペルのイングロリアス(Inglourious)代表、傲慢にふんぞり返るアルド中尉にあっさりとしてやられます。額にナイフでカギ十字。
見慣れた?せいか、痛みが伝わってきませんでした。
その刃先のアップを目で追いながら、上手になった…と思ってしまったのを見透かすように、「こいつは俺の最高傑作だぜ。」
…!?苦笑い巻き込んだままエンドロール。
1章でのランダ大佐の台詞。この作品の髄でしょうか。
”rumors(噂)”はタランティーノ監督にとって格好の玩具なはず。
“Facts can be so misleading, whereas rumors,
true or false, are often revealing.”
(事実は時に作為的だが、噂は本質をのぞかせる。)
と、字幕にはありましたが、肝心なところが曖昧です。
”whereas rumors, true or false,”
ほんとうか嘘か、真偽に関係なく。
異空間で被害者と加害者が、過去から今も存在するファシズムとその巨大な悪に其々の言語とスタンスで立ち向かっていった…とも思いたい痛快な作品でした。
このレビューは気に入りましたか? 19人の会員が気に入ったと投稿しています
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
いやいや、最高に面白いです。
話といい、テンポといい、音楽といい抜群の出来。
タランティーノ作品では最高傑作じゃないだろうか。
役どころと国籍があっていて、基本母国語で話しているっていうのも
非常にこのみなところ。当たり前のことのような気もするけど、ハリウッド
では皆無ですから。
フランスはフランスらしく、ドイツはドイツらしく、アメリカはアメリカらしく
そしてナチスはナチスらしく描いてある。
人も場所もだ。ストレートな描写、タランティーノの真骨頂かもしれない。
1976年のイタリア映画『地獄のバスターズ』をベースにしているって
ことなんだけど、リメイクと言ってるわけじゃないので結構違うのかな。
ユダヤハンターと言われる敵キャラの描き方が抜群。
適ながらこのとにかくきれもの。敵はこれぐらいじゃなきゃ面白くない
わけで。次々に見破っていく様は緊張感増幅へ一役も二役もかっている。
ちなみに、終息のさせかたがこれまた絶妙。
戦闘シーンというかその手のシーンが実によくて、突然のスローだったり
、狂気の表情だったりとにかくスタイリッシュ。
独特の一見アンマッチに思える音楽も実にいい。
「映画を観た!!」って満足感でいっぱいになった。
この感覚、実はとっても久しぶりだったりする。
このレビューは気に入りましたか? 16人の会員が気に入ったと投稿しています
入力内容に誤りがあります。
内容をご確認のうえ、修正いただきますようお願いいたします。
ユーザーレビュー:197件
投稿日
2010/03/25
レビュアー
ホヨマックス※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
通常ナチス映画といえばユダヤ人を虐殺し涙を誘うもの。
本作はそんな常識をちゃぶ台ごとひっくり返してユダヤ人等がナチスを大量虐殺するという、全く有り得ないトンデモない史実捏造痛快アクションコメディーサスペンスバイオレンススプラッタードラマチッ・・の話。ど〜うしたらこんな発想が出来るのぉ?パチンコで言えばボタン連打でBGMを変化させるような裏技でもあんのぉ!?
血で心を染めたユダヤ人の逆襲。“ナチスをぶち殺す”という表現がピッタリ。しかも、まさかまさかの味方も殺される。 ヒヤヒヤします。 最後まで生き残るは一体誰? 全く予測不可能!!! コイツら全員が汎用人型決戦兵器ですから暴走したら誰にも止められません! ホステルの監督イーライロスも出て来て・・残虐かつリアルな虐殺は怖いですよ〜
ところで、私は映画館で鑑賞しましたが“全5章中3章まで観てつまんなかったら途中退場しても鑑賞料を全額返却します”なんて前代未聞のウソみたいな本当の張り紙が! どっかの金主主義金銭共和国の会社とは全く違いますね〜。でもメシ食ってタダって・・お前ついにイカれちまったか! そ〜んなに自信作?
そ〜です!だ〜れも幽体離脱するナチスユダヤ人はおりませんでした! むしろ、エンドクレジットまで鑑賞しながら何かまた出て来るのかと無駄な期待までしました。
ご存知のように6千人のアカデミー会員が投票し選ばれた助演男優賞は、本作のクリストフ・ヴァルツ。私の予想が見事に的中!いえいえ、自慢ではありません、皆さんも映画観てれば的中してますってぇ。よ〜くぞ見つけた逸材!
タラちゃん “この役を演じる俳優がいなければ映画化しなかった。自分が書いた作品の中では最高の役柄だ”と絶賛。
ヴァル “30年以上役者をやってきてようやくここまで来た。タラちゃん、最高の誉め言葉をくれて有り難う”と控えめながら内心は“とったどぉ〜”ってか?
才能豊かなタランティーノ監督が見事に歴史を上書きしてくれました。この監督にはまだまだ確変が潜伏しております。今後も爆連に向けて果てしない運命の旅をする事でしょう。
話が長くなりましたが、残忍で息を呑む展開、とくとご覧あれぇぇ〜!!!
投稿日
2010/04/22
レビュアー
ミルクチョコ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
クエンティン・タランテーノ監督&ブラッド・ピット主演の痛快戦争アクションです。
タランティーノ監督のいつものように、筋の追いにくい作品かと身構えて望みましたが、さにあらず、章立てで分かりやすく、ストーリーがするすると頭の中に入って来て、特に混乱することもなく見れました。シリアスなのに、ばかばかしくて、映画の鋳型はマカロニウエスタン。そして緊迫感漂い、一ひねりも二ひねりもしていて、細部まで手を抜いていません。歴史的背景を度外視した設定もタランティーノ監督ならではでしょうか?
冒頭、田園風景の中を1台のジープを追走する2台のオートバイが丘の上の農家を目指して近づいて来ます。
それを異様な事態だと認識した農家の狼狽から緊張感が漂い始めます。
ユダヤ人一家を床下に匿った男と、凄まじい執念と老獪さで狙った獲物を確実に捕らえる非情なるナチの大佐との息詰まる攻防で幕を開けます。
ナチスに家族を殺された娘の復讐譚が話の軸になっているところも面白いと思います。
家族を殺され、唯一生き延びた少女ショシャナの企てる壮大なナチ一掃計画と、ナチを殺すことだけが生きがいで、殺しては頭皮を剥ぎ取る少し壊れた男、アルド中尉(ブラピ)率いるユダヤ系アメリカ人兵士の特殊部隊(イングロリアス・バスターズ)の打倒ナチ作戦が絡み合い、とある劇場へとなだれ込みます。
特にユダヤ人ハンターのナチ将校を演じたクリストフ・ヴォルツの怪演は特筆ものです。
そして、主役の割には出番は意外に少なかったものの、ブラピ率いるバスターズのやることと言ったら、ナチ以上にやることなすこと残虐なんです。
ちょっとしたアクセントや、習慣の違いで正体がバレるという「大脱走」のオチにも通じる言語の壁が最高のミ奮でした。
現実では出来なかったヒトラーへの復讐を映画で見事やってのけたのかもしれません。
投稿日
2010/09/24
レビュアー
まみもぉ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
史実にフィクションを混ぜ合わせ、最初から最後まで、
すみずみまでまんべんなくQTテイスト、
まさに”タランティーノ!”な面白い作品でした。
ジャンル、洋画アクションですが、それプラス痛快娯楽戯画的映画…と思います。
監督のお好きなマカロニ・ウエスタンを土台に、
実在した人物と架空の主人公達が、復讐劇を繰り広げます。
とは言え、この作品の史実が、ナチス占領下のフランス。
ヒトラーやゲッペルス。彼らの行なったユダヤ人に対する残虐行為は、周知の事実。
思い切った舞台設定、と思いましたが、ほぼ誰もが知っている歴史の一般常識をも弄ぶというか加味されてしまったと、2章以降分かって参りました。
1章 ナチ将校ランダ大佐がフランスの農家を訪ね、
ユダヤ人家族の行方を聞きだそうとします。
英仏独伊四カ国語を流暢に使い分ける彼ががこの作品の主軸。
このお話し、主役は複数…バスター達。
そのランダ大佐役のクリストフ・ヴァルツ。
洗練された不気味さ、不敵な笑顔。”ユダヤ・ハンター”そのもの。
史実を知っているから余計に、殺戮の予感がじわじわと伝わってきます。
タランティーノ監督がそれをどう観せてくれるか…高まる期待…。
フランス語から始まった会話がまず、言葉巧みにごく自然に英語に切り替えられます。映画ですから、最初から英語でも…との疑問はそのまま英語でのやりとり。(ねずみの例え話は逸品。)
会話が進むにつれ大佐の笑顔は不気味さを増し…
そして、かくまっている事、その場所をも聞き出してしまいます。
観ているこちらは字幕がありますが、床下の彼らにはわからない言語。(そういうことか…)
そして、その床下に向かって銃弾乱射…間接的に伝わる、いえ、間接的にしか伝わらない彼らの死。しかも、床下から生き延びた少女を深追いせず、そのまま逃がしてしまいます。
史実にあるナチスの残虐な行為を明確に表現はせず、2章へ。
この最初の章で監督が表現したかったのは”ランダ大佐”だったのかと。
2章では、ナチスの殲滅を目指すユダヤ系アメリカ人の秘密部隊イングロリアス・バスターズ。彼らの残虐な行為が、逆にはっきりと描写されます。ナチスを片っ端から容赦なく殺害し、頭の皮を剥いでいく、叩き割る…。
被害者と加害者の図式がはっきりとしないまま、話しが進んでいきます。
どちらがどちらにもなりうることも、憎しみの連鎖も、史実。
独特な映画オタク的感性で新鮮な別世界を作り出してしまった、あの名作から18年。
倉庫は大きくなり、40年代初めという時代。
そこから広がる異空間や復讐劇、個性のみ強調されるキャラクター。
登場人物も増え…どうやって台風の目の中へ、渦巻く周囲をとりこんでいくのか、
3章からは高まるワクワク感。
二重スパイであるブリジットの情報下での極秘ミッションが、ショシャナの復讐計画と重なります。
その計画をあの巧みな多言語で見破り、唐突に史実空間から逸脱、
映画的行動をとるランダ大佐には、好感を持ってしまいました。
ショシャナの復讐は、壮絶な相打ちで自らの死も招きますが成功し、劇場はナチスと共に炎に包まれます。
ナチスが映画をプロパカンダとして利用していた史実、その映画に対する冒涜への監督自身の復讐も込みだったのでしょうか。
それにしても、フィルムに火を放ち、ナチスごと”映画館”を焼くとは…。
異空間のお遊びにも程がある限度スレスレ、でした。
言葉は同種を結ぶ糸、強く結びあうその絆を何本も巧みに操るランダ大佐。 彼こそがほんとうの洗練され、ミスのないスペル’inglorious’なバスターであったはずです。
でも、結果、ミススペルのイングロリアス(Inglourious)代表、傲慢にふんぞり返るアルド中尉にあっさりとしてやられます。額にナイフでカギ十字。
見慣れた?せいか、痛みが伝わってきませんでした。
その刃先のアップを目で追いながら、上手になった…と思ってしまったのを見透かすように、「こいつは俺の最高傑作だぜ。」
…!?苦笑い巻き込んだままエンドロール。
1章でのランダ大佐の台詞。この作品の髄でしょうか。
”rumors(噂)”はタランティーノ監督にとって格好の玩具なはず。
“Facts can be so misleading, whereas rumors,
true or false, are often revealing.”
(事実は時に作為的だが、噂は本質をのぞかせる。)
と、字幕にはありましたが、肝心なところが曖昧です。
”whereas rumors, true or false,”
ほんとうか嘘か、真偽に関係なく。
異空間で被害者と加害者が、過去から今も存在するファシズムとその巨大な悪に其々の言語とスタンスで立ち向かっていった…とも思いたい痛快な作品でした。
投稿日
2010/08/01
レビュアー
MonPetit※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
いやいや、最高に面白いです。
話といい、テンポといい、音楽といい抜群の出来。
タランティーノ作品では最高傑作じゃないだろうか。
役どころと国籍があっていて、基本母国語で話しているっていうのも
非常にこのみなところ。当たり前のことのような気もするけど、ハリウッド
では皆無ですから。
フランスはフランスらしく、ドイツはドイツらしく、アメリカはアメリカらしく
そしてナチスはナチスらしく描いてある。
人も場所もだ。ストレートな描写、タランティーノの真骨頂かもしれない。
1976年のイタリア映画『地獄のバスターズ』をベースにしているって
ことなんだけど、リメイクと言ってるわけじゃないので結構違うのかな。
ユダヤハンターと言われる敵キャラの描き方が抜群。
適ながらこのとにかくきれもの。敵はこれぐらいじゃなきゃ面白くない
わけで。次々に見破っていく様は緊張感増幅へ一役も二役もかっている。
ちなみに、終息のさせかたがこれまた絶妙。
戦闘シーンというかその手のシーンが実によくて、突然のスローだったり
、狂気の表情だったりとにかくスタイリッシュ。
独特の一見アンマッチに思える音楽も実にいい。
「映画を観た!!」って満足感でいっぱいになった。
この感覚、実はとっても久しぶりだったりする。
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