ＧＡＬＡＣＴＩＣＡ：スピンオフＴＶムービー【ＲＡＺＯＲ／ペガサスの黙示録】

「GALACTICA〜」の人気エピソード“ペガサス3部作”の第１作？
スピンオフで３本観れるなんて望外の幸せですね。

シリーズもサードシーズンに入り、壮大な物語りも佳境を迎え、「えらいこと」になってますが、このスピンオフ作品も十分に楽しめます。
私の好きな「６」の少しＨな場面はないのですが、そのあたりは、本作を観てからデレクターたちのコメンタリーを聞けば、納得できます。
ＴＶ放映とＤＶＤに違いとか、かなり面白いので、コメンタリーもぜひ聞いてください。（＾＾）
それにしても予約者数少ないけど・・・面白いのになぁ〜〜〜
在庫は５００枚位用意してもいいとおもいますがねぇ。

本編を見ていないとほとんど意味をなしません。まぁ、今作品だけを見る人はいないでしょうが。。。
逆に、今作品を見なくても問題なし。悪い意味じゃありません。
今作品を見ると見ないとでは印象が全然違うのです。
ほとんどは過去の回想シーンで構成されています。アダマ艦長の若かりし頃とサイロン襲撃時のペガサスの様子、そして現在。
今作品を見る事によって、サイロンのなんたるかを少し理解できるのは事実です。
しかしその反面、本編でサイロンに対して無情なまでの敵意を見せたケイン提督の見方が二分してしまうのです。
本編では生まれながらの軍人といった人物像ですが、今作品を見ると私的な部分が多く見られます。
どうしてもかわいさ余って憎さ百倍。女性特有のヒステリーや執念深さが表立ってしまう。
個人的には本編の【非情な氷の女】の方が似合っていると思います。
全体的に見て、本編に影響がない程度にうまく作られているのでコンプリートを目指す方はどうぞ。
ただし、アダマ艦長の若かりし頃の顔が解せない。。。
今作品はシーズン３【転】とシーズン４【結】の間で見る作品とされていますが、【転】の第１５話【ある１日】の中でアダマ艦長の若い頃の写真が出てきます。
結婚写真ですが、明らかにアダマ艦長演じるエドワード・ジェームズ・オルモス本人の若い頃の写真を合成していると思われる。
そして、今作品では若い頃の艦長が登場するのです。明らかに別人。似ても似つかない^^;
まぁ、スピンオフなのでそこまで考えてはいなかったのでしょうが、余りにも違いがありすぎて引いてしまいました。。。
どうせなら本編でホットドッグを演じている実の息子であるボディー・オルモスに手を加えて演じてほしかった。だってクリソツだもの。。。

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　これがテレビムービーだなんて信じられない。どんだけ金かけて作ってるんだ。その辺の中途半端な」ＳＦ映画なんて足元にもおよばないくらいの映画。これだけで、十分一本の金を取れる映画として公開できる。すごくレベルの高いＳＦ映画である。
　この副艦長誰？アジア系？生意気な女だと思っていたら結構美人だし、根性あるし、すごい。メインキャストに残してほしかった。
それにしても久々にスペースオペラって感じの迫力ある宇宙戦争を見せてもらった。スターウォーズは別物として、スタートレックなんかはあるようでないのがこういう迫力のスペースシップの戦い。なかなか無かったんですねえ。すばらしい。最後まで眠りもせずにじっくりと見せてもらった。傑作。

凄い。これは予想以上に凄いぞ。
今回のスピンオフムービー、VFXがテンコ盛りだぁ。
それにしても宇宙船の爆発シーンっていいよね。SF映画の華だよな。
故、岡本太郎画伯も言っておられた。「宇宙船は爆発だ！」と。
そこで今回は歴代SF映画の名爆発シーンを振り返ってみたい。

第1位『スターシップ・トゥルーパーズ』
ロジャーヤング号の爆発シーン。
宙域を覆い尽くさんばかりの大艦隊に容赦なく浴びせられる
バグのプラズマ火球。次々と轟沈していく僚機を尻目に耐える
ロジャーヤング号であったが遂に火球が直撃する。
爆発の衝撃と急激な気圧の変化で船体の竜骨がめりめりと
へしゃげていく様を克明に描いたこのシーンは文句なく
現時点での爆発シーンNo1と言えるだろう。

第2位『スタートレック�V』
エンタープライズ号の自爆シーン。
映画のラスト、クリンゴンに投降すると見せかけて
仕掛けた時限爆弾であのエンタープライズ、まさかの自爆。
内部からの爆発でデッキの外郭鋼板がはぜていく描写は
かなり前の映画なのに今見てもすごい迫力。

第3位『GALACTICA RAZOR』
そして今回のこれ。シリーズで度々話題に上がる
コロニアル艦隊全滅の全容が遂に明らかに。
突然サイロンの奇襲を受け、なすすべもなく攻撃される
ドックに停泊中の大艦隊。
「わ、タイタンがッ！こっちではイカロスがッ！あぁ旗艦のコロニアルがぁ〜！」（この辺かなり適当）
TVムービーとは思えない大迫力の爆発シーンを堪能できるぞ。

見所は何も爆発シーンだけではない。アダマ提督の回想シーンでは、
オールドギャラクティカファン感涙の！感涙の！感涙の！
コロニアルヴァイパー初号機とサイロンレイダーの壮烈なドックファイトシーン
で昇天せよ。

これ以外にも相変わらず可愛げの無い鉄面皮、ケイン提督の
噂された犯罪行為の全貌や主要キャラへの新たな疑惑の提示など
盛り沢山なこのDVD、ファンは見逃したら“死刑！”なのじゃ。

戦闘もののシーンに関しては文句のつけようがないのですが、新しく赴任したケンドラ副艦長がなぜ厨房に働いてたのか明確に説明されてない。また、どうして民間人を殺害したのか、その辺も謎すぎてよくわからない。艦長の狂気の理由は理解できるのに非常に残念な失敗作だと思う。まあ昔なつかしいハイパーMk1と旧サイロンレイダーが見れただけでも良しとしますか。