バイオニック・ウーマン

７０年代の大ヒットドラマのリメイク版。

ヒロインの名前もジェミー・ソマーズ→→ジェイミー・サマーズと
そっくりですがバイオニック箇所は多少違います。改造手術費用も安くなってるような？？？
しかもチョイ弱！（これから強くなるのか？）

オリジナルが好きな私は少しイラっとしました。

そして最大の違いは性格です。
彼女が現代風なのか少々、我が強いです。

命助けてもらったんだから我慢して組織のために頑張れよ！
と言いたくなります。

個人的にはオリジナルの時のOPでコンピューターの声でジェミーのカルテらしき紹介をするのが好きだったんだけど今回は無しでした

まだCSで途中までしか見てませんが今のところ、いまいちハマれてません。
これから先を期待してます。

アメリカのＴＶドラマの製作手法は日本の連載少年マンガの仕組みに似ていて、人気があれば果てしなく続くし、なければ即打ち切りってことになっています。２４、ＣＳＩ、ＬＯＳＴなど長期シリーズ化されるものがある一方無数の単発作が存在する訳です。長いから面白いかっていうと、確かに面白くはあるけれど、いったん観始めたらずっと続けなきゃって義務感が生じなんか億劫でもあります。かといって、短いやつは人気がなかったから短い訳でして、、、
そんな中、シリーズ化されなかった「バイオニック・ウーマン」ってどうなのよ？やっぱつまんないの？ってことになりますが、私はそうでもないんじゃないかと思ってます。そこそこはイケますよ。１話完結だし、登場人物は魅力的だし。全８話ということは多分予定より短く打ち切られているのでしょうが、消化不良感はなく完結しているし（ほんの少し伏線残しはあり）。他作品と比してそれほど劣るとも思えないし、シリーズ化されていてもよかったのではないかと思っています。

そんな訳で、アメリカＴＶドラマに興味はあるものの未体験の方の入り口としておすすめします。これで敷居が取り除かれたのなら、別な長期シリーズ作品に進んだらいかがでしょうか？

この主役の女の人、アクション顔してないんんだけど。
体の線が丸いから、筋肉あるように見えないし。
運動神経がニブそうな体つきが、
目に見えない速さで走って、ビルの屋上までひとジャンプって。
映像で加工しても、私の心が全く信じないから、ダメ。

自分もオリジナルの「バイオニック・ジェミー」を
懐かしんでレンタルしたクチです。

やはり時代の違いで現代はこんな作りになるのでしょう。
これはこれでなるほどという感じです。
この巻になってやっと登場人物に感情移入でき始めたと
思ったら、打ち切りでしたか；

設定に不満はないけど、バイオニックにはちょっと不満；
他のメンバーにはない特殊な能力のはずなんだけど
特別な力というよりは、単にハイテクによる武器の１つ
くらいにしか扱われていないのであまり魅力的に感じない。
それを狙ったのかも知れないけれど・・・。

能力には直ぐ順応して、もっぱら諜報活動と妹との生活の
ギャップに振り回されただけのような感じがちょっと・・・；
でした。

今作は１９７６年〜１９７８年にかけて全３シーズン＋続編３本で作られた作品のリメイク版です。
オリジナル版を見ていない人（私もです）には【エイリアス】のサイボーグ版と言った方がわかりやすいでしょうか。
政府とは違う機関に所属するサイボーグのエージェント、ジェイミー・サマーズが主役です。
前バイオニックウーマンであるサラやマッドサイエンティストのアントニー・アンソロス。
恋人となったトムや妹ベッカとの関係。
ジェイミーの周りに渦巻く人間関係はとても興味深いです。
まだまだ広がりを見せられる作品。
多分、オリジナル以上に続けられたでしょう。個人的にはとても良くできた作品だと思います。
しかし、たった８話での打ち切り。
面白いだけに【なぜ？】と疑問に思った方も多いでしょう。
実は、この打ち切り劇は作品の出来に関係した事ではないのです。
当時、１９年ぶりに決行された脚本家組合のストライキの為に制作が中断。そのまま打ち切りに追いやられてしまったのです。
そういう意味ではとても残念な作品と言えるでしょう。
エピソードひとつひとつもよく練られているので、打ち切りとはいえ、見る価値は十分にあります。
【ギャラクティカ】のスタッフが手掛けているというだけあって、【ギャラクティカ】の出演者が多く登場します。
そちらも見所のひとつです。