から騒ぎ / ケネス・ブラナー
から騒ぎ
/ケネス・ブラナー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(14)
解説・ストーリー
戦いから戻ったドン・ペドロ(ワシントン)一行を民は歓喜の声で迎える。その夜の宴でドン・ペドロは、クローディオ(レナード)の気持ちをヒーロー(ベッキンセイル)に伝え二人の婚礼が決まった。ドン・ペドロと仲の悪い異母弟のドン・ジョン(リーヴス)は二人の結婚を妨害しようと策をめぐらす。一方、そんなことは知らない皆は、顔を合わせれば喧嘩ばかりしているベネディック(ブラナー)とベアトリス(トンプソン)の仲を何とかしようと作戦を練っていた……。 JAN:4988142313782
戦いから戻ったドン・ペドロ(ワシントン)一行を民は歓喜の声で迎える。その夜の宴でドン・ペドロは、クローディオ(レナード)の気持ちをヒーロー(ベッキンセイル)に伝え二人の婚礼が決まった。ドン・ペドロと仲の悪い異母弟のドン・ジョン(リーヴス)は二人の結婚を妨害しようと策をめぐらす。一方、そんなことは知らない皆は、顔を合わせれば喧嘩ばかりしているベネディック(ブラナー)とベアトリス(トンプソン)の仲を何とかしようと作戦を練っていた……。 JAN:4988142313782
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「から騒ぎ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
戦いから戻ったドン・ペドロ(ワシントン)一行を民は歓喜の声で迎える。その夜の宴でドン・ペドロは、クローディオ(レナード)の気持ちをヒーロー(ベッキンセイル)に伝え二人の婚礼が決まった。ドン・ペドロと仲の悪い異母弟のドン・ジョン(リーヴス)は二人の結婚を妨害しようと策をめぐらす。一方、そんなことは知らない皆は、顔を合わせれば喧嘩ばかりしているベネディック(ブラナー)とベアトリス(トンプソン)の仲を何とかしようと作戦を練っていた……。 JAN:4988142313782
「から騒ぎ」 の作品情報
「から騒ぎ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
から騒ぎの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日英 |
英:ドルビーサラウンド、日:ドルビーサラウンド |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
MGBR22110 |
2009年05月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
0人
|
0人
|
から騒ぎの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
111分 |
日英 |
英:ドルビーサラウンド、日:ドルビーサラウンド |
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
MGBR22110 |
2009年05月13日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
8枚
|
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ユーザーレビュー:14件
意外にも、豪華なキャストで超〜面白いです!!
いまだにどなたもレビューが書かれていないとは
隠れた名作ラブ・コメディーではないでしょうか?
とにかく
出演者が豪華で驚きました。
原作シェークスピアの『空騒ぎ』を米・英合作で映画化した
ということで
監督、製作、脚本と主演をすべてケネス・ブラナーが担当。
互いに会えば反発しあうが気になってしょうがないカップル
べネディック…ケネス・ブラナー
ベアトリス…エマ・トンプソン
ひと目で恋に落ちたカップル
クローディア…ロバート・ショーン・レナート
ヒーロー…ケイト・ベッキンセイル(これが映画デビュー作)
ちょっと間抜け(?)それで2組のカップルを縁結び?
ペドロ殿下…デンゼル・ワシントン(かなり格好いい♪)
悪役で兄を落としいれようとする悪知恵の策略家
ジョン殿下…キアヌ・リーヴス(無愛想な役がぴったり!)
ヒーローをピンチにさせたとんでもない召使い
マーガレット…イメルダ・スタウントン
作品の隠れた演技派に、間抜け(?)な監視役コンビ…
(実は、この方たちが私の一番のお気に入りなんですけど)
彼らの登場でとーってもドラマを面白くさせています。
内容は…
兄べドロへの謀反が失敗に終わってイラつく悪党弟ジョンの
策略によって破談となってしまった
クローディア伯爵とヒーロー嬢の恋愛を中心に
その友人と従姉妹の関係にある
反発しあうベネディック、ベアトリスのカップルが
悪事をつきとめ、互いの愛を確認しあうまでを
描いた良質なラブ・コメディーです。
当時無名に近かった
キアヌ・リーヴス
これが映画デビュー作となった
ケイト・ベッキンセイル
この頃
実生活で夫婦だった
ケネス・ブラナーとエマ・トンプソン
そして
殿下と呼ばれる高貴な身分の役を演じたカッコイイ
デンゼル・ワシントン
なんとも豪華なスターの若々しい姿に
興奮が止まりませんでした。
ちょっと気になったのが
ケイト・ベッキンセイル演じるヒーローに、ふしだらな女の
汚名を着せる為
召使いマーガレットと窓越しで○○○
いくら、暗いからとはいえ
マーガレットとヒーローのヌードでは違いすぎるのでは?!
とにかく愉快、痛快のラブコメディ。
豪華さを楽しむのも良し♪
気楽にコメディとして笑って楽しむのにもおすすめです。
落ち込んだときに観たい作品リストに登録します。
★★★★★
このレビューは気に入りましたか?
12人の会員が気に入ったと投稿しています
陽気で情熱的なシェイクスピア喜劇
ケネス・ブラナー監督・脚本(1993年・米/英)
原作は、ウィリアム・シェイクスピアの『空騒ぎ』
元々がシェイクスピアの戯曲なので、セリフが大仰です。
特にベアトリスとベネディックとの掛け合いはテンポがよく小気味よいです。
イタリアの田園地帯であるメシーナが舞台のせいか降り注ぐ陽光も明るく、人々の表情も陽気です。(実際にはトスカーナでの撮影らしいですが)
冒頭のピクニックのシーンでは、ベアトリスが才女として一目置かれている様子が分かります。
ベアトリスはメシーナ一帯を治めるレオナートの姪で、レオナートの娘・ヒーローの従姉です。
アラゴンの領主ドン・ペドロの一行が凱旋して来ることになり、それを聞いたピクニック中の若い娘たちの歓喜ぶりは、驚くほどあからさまでした。
見たところ、物語の中心になるのは二組の男女です。
ベアトリス(エマ・トンプソン)とベネディック(ケネス・ブラナー)の二人は、互いに好意を持っているのにプライドが邪魔して自身の気持ちを認めようとしません。
ヒーロー(ケイト・ベッキンセイル)とクローディオ(ロバート・ショーン・レナード)の二人は、互いに一目惚れです。
恋の駆け引き、周囲のお節介、嫉妬、策略、ロミオ&ジュリエットを思い浮かべる死んだふり等々、シェイクスピアらしい展開。
そして、私の一番のツボは、マイケル・キートンが演じるドグベリーという役人の道化ぶりです。
言ってることが一々ヘンテコで笑えます。
出演の俳優陣も超豪華で見応え十分。
デンゼル・ワシントン、キアヌ・リーブス(悪役で出番は少ない。)も異母兄弟役で登場。
オープニングでの凱旋シーンは、あまりにも格好良くて溜息が出ます。
私にとってのトリビアは、この映画の撮影時、ケネス・ブラナーとエマ・トンプソンが夫婦関係にあったことです。
そして、ケイト・ベッキンセイルが初々しくて、こういう時代もあったのね・・・と新鮮な驚き。
ケネス・ブラナーの長台詞は、流石のシェイクスピア俳優でした。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
ハムレット完全版DVD発売!
シェイクスピアの作品で私の記憶に残っているのは、小さい頃にテレビで見た白黒のロミオとジュリエット。母親の方が盛り上がってた記憶の方が大きいかも。それがウェストサイドストーリーに塗り替えられて、レオの現代版で完全にMTV世代に移行してます。
「ガラスの仮面」に出てきた「真夏の夜の夢」も一つ追加。ってシェイクスピアからどんだけ離れてるのって感じです。はっきり言って、本を開いたときに物語ではなかったところが一番衝撃。これは舞台の台本だったのかと。
大学の時、英語のクラスを取っていた友達に先生から見ろって言われておもしろかったからあなたも是非って勧められたのがケネスブラナーの「ハムレット・完全版」。その当時ケネスブラナーも知らなかったけどね。そして時代的にまだビデオだった(と思いだすのはこのDVDが発売されたから)。以来、すべての物語の基準はここです。私の大好きなライオンキングもトゥルーロマンスも全部ベースはこれ。衣装とか音楽もすごくおしゃれだし、なんといってもケネスがかっこいい!もちろん即購入です。ケイトウィンスレットがオフィーリアでこれってタイタニックよりも前なのか後なのか、とりあえず当時は知らなかったはず。あの人もこの人も今ならわかるけど、当時は大河ドラマ的、しかもけっこう時代を現代近くまで置き換えたケネスの意向に完全にはまりました。だから先日それを見て、長さにも、オシャレ度にも鳥肌もの。
と思ってこれも借りてみました。みんな若い!だれあんたってぐらい若い!キアヌの役は別にキアヌじゃなくてもよかったんじゃない??ってぐらい若い。裸になってマッサージを受ける意味はあったんやろか。ってぐらい若い。
Dr.Houseに出てて、「今を生きる」で真夏の夜の夢のパック(クッパ?)役をやってるあの彼がいい味だしてます。ケネスに髭なしの若造と言われてますが、彼って役でも実際でも一生髭なんて生えないんじゃないかと、それってきっつーというセリフ、今も昔も変わらないのね。
この映画に関しては、「なぜに皮パン??」が私の感想です。最後ですが。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
結構笑える
キアヌが悪役で出てるんですが、若いね〜。
ベッキンなんて初々しすぎて、今とは別人。女の人って変貌が激しいよね。メイクの仕方でもだいぶ人相変わるし。
シェイクスピア作品だからなのか、みなさんやたらと独り言が多いです。しかも身振り手振りありの、大きな声。
出だしは、「なんかあんまり・・・」とついてけないものを感じたのですが、殿(デンゼル・ワシントン)と部下のクローディオが、ケネス・ブラナーとエマ・トンプソンをくっつけようと算段する辺りから面白くなってきました。
二人は会う度にお互いを罵りあう(言葉で色々攻撃するんですな)仲。恋愛関係になんてなるはずない!・・・なのに、みんなの作戦にはまって「あれ?あの人のこと好き・・・?」と、互いを意識するように。
うまくまとまるはずが、キアヌの悪だくみのせいで話はこじれてしまう。キアヌはデンゼルの異母弟という設定なんですが、どうやら兄とは何か確執があるらしく、自分を差し置いて兄に気に入られているクローディオが幸せになるのが許せない。なかなか悪質なことをしてくれちゃいます。
何が面白いかって、やはり会話や台詞が楽しい。
噴水のシーンが一番笑えたなあ。トンプソンが乙女チックにブランコを漕いでる姿もおかしかった。
あと強烈な脇役。夜警が活躍(?)するんだけど、あのコンビのキモさは何?(笑)馬に乗ってる振りをしたり、言葉がおかしかったりするんだが、誰もつっこまず真面目な顔してスルー。それがまたおかしい。
そういえば私も幼い頃、よく「馬に乗ってる振り」をして道を走っていたな。「はいどー!」とか言いながら。暴れん坊将軍に憧れていたんです。スキップみたいなもんです。だから、私にはこのおバカな二人を笑うことはできない・・・
このレビューは気に入りましたか?
4人の会員が気に入ったと投稿しています
シェイクスピアなんか燃やしてしまえ!
と言ったのはかの、アンソニー・ホプキンスであります。
イギリスルネサンス演劇を皮肉ったものです。
これからご紹介するこの作品もシェイクスピアである。
とは言えシェイクスピアのか全くわかんないこの私でさえも
12分に楽しめる映画なのだから。
まずはオープニングに震えろ!
イタリアはトスカーナの風景が素晴らしく
そこから始まる躍動感あふれるオープニング!
監督ケネス・ブラナーはさぁここからが始まるぞと言わんばかりに
私たちはこの物語の世界へ導いてくれます。
豪華キャストに酔え!
ケネス・ブラナーを始めデンゼル、マイケル、キアヌ、エマ、
そしてこれが映画デビューとなるけばくなる前のケイトベッキンセイル
これだけのキャストを揃えてつまらないわけはない!
元祖ラブコメを楽しめ!
すでに400年も前にこんなラブコメがあっただなんて、
監督は若さとエネルギーに満ちた演出をする。
マイケルキートンが笑わせる!
ブルースウェインなんかやめちゃって正解の
キートンの真骨頂の怪演が見れます。
言語学的とも言える台詞の応酬にしびれろ!
この時代から既にスクリューボールコメディーがあったと言う証拠である。
かなり英語版で見ると言葉尻を撮った洒落が多いけど、
ご心配なく、英語がさっぱり私でも吹き替え版で見ればそれはそれでオッケー十分に笑えます。
映画ならではの美しさがてんこ盛りに詰まっている!
ラストには夢心地のようなワンショットで終わります。
恋の甘さと苦味、
愛の情熱と恥じらい、
すべてが素敵だこの作品
オススメです!
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
意外にも、豪華なキャストで超〜面白いです!!
投稿日
2009/06/06
レビュアー
ジャスミンティー
いまだにどなたもレビューが書かれていないとは
隠れた名作ラブ・コメディーではないでしょうか?
とにかく
出演者が豪華で驚きました。
原作シェークスピアの『空騒ぎ』を米・英合作で映画化した
ということで
監督、製作、脚本と主演をすべてケネス・ブラナーが担当。
互いに会えば反発しあうが気になってしょうがないカップル
べネディック…ケネス・ブラナー
ベアトリス…エマ・トンプソン
ひと目で恋に落ちたカップル
クローディア…ロバート・ショーン・レナート
ヒーロー…ケイト・ベッキンセイル(これが映画デビュー作)
ちょっと間抜け(?)それで2組のカップルを縁結び?
ペドロ殿下…デンゼル・ワシントン(かなり格好いい♪)
悪役で兄を落としいれようとする悪知恵の策略家
ジョン殿下…キアヌ・リーヴス(無愛想な役がぴったり!)
ヒーローをピンチにさせたとんでもない召使い
マーガレット…イメルダ・スタウントン
作品の隠れた演技派に、間抜け(?)な監視役コンビ…
(実は、この方たちが私の一番のお気に入りなんですけど)
彼らの登場でとーってもドラマを面白くさせています。
内容は…
兄べドロへの謀反が失敗に終わってイラつく悪党弟ジョンの
策略によって破談となってしまった
クローディア伯爵とヒーロー嬢の恋愛を中心に
その友人と従姉妹の関係にある
反発しあうベネディック、ベアトリスのカップルが
悪事をつきとめ、互いの愛を確認しあうまでを
描いた良質なラブ・コメディーです。
当時無名に近かった
キアヌ・リーヴス
これが映画デビュー作となった
ケイト・ベッキンセイル
この頃
実生活で夫婦だった
ケネス・ブラナーとエマ・トンプソン
そして
殿下と呼ばれる高貴な身分の役を演じたカッコイイ
デンゼル・ワシントン
なんとも豪華なスターの若々しい姿に
興奮が止まりませんでした。
ちょっと気になったのが
ケイト・ベッキンセイル演じるヒーローに、ふしだらな女の
汚名を着せる為
召使いマーガレットと窓越しで○○○
いくら、暗いからとはいえ
マーガレットとヒーローのヌードでは違いすぎるのでは?!
とにかく愉快、痛快のラブコメディ。
豪華さを楽しむのも良し♪
気楽にコメディとして笑って楽しむのにもおすすめです。
落ち込んだときに観たい作品リストに登録します。
★★★★★
陽気で情熱的なシェイクスピア喜劇
投稿日
2019/02/02
レビュアー
kazupon
ケネス・ブラナー監督・脚本(1993年・米/英)
原作は、ウィリアム・シェイクスピアの『空騒ぎ』
元々がシェイクスピアの戯曲なので、セリフが大仰です。
特にベアトリスとベネディックとの掛け合いはテンポがよく小気味よいです。
イタリアの田園地帯であるメシーナが舞台のせいか降り注ぐ陽光も明るく、人々の表情も陽気です。(実際にはトスカーナでの撮影らしいですが)
冒頭のピクニックのシーンでは、ベアトリスが才女として一目置かれている様子が分かります。
ベアトリスはメシーナ一帯を治めるレオナートの姪で、レオナートの娘・ヒーローの従姉です。
アラゴンの領主ドン・ペドロの一行が凱旋して来ることになり、それを聞いたピクニック中の若い娘たちの歓喜ぶりは、驚くほどあからさまでした。
見たところ、物語の中心になるのは二組の男女です。
ベアトリス(エマ・トンプソン)とベネディック(ケネス・ブラナー)の二人は、互いに好意を持っているのにプライドが邪魔して自身の気持ちを認めようとしません。
ヒーロー(ケイト・ベッキンセイル)とクローディオ(ロバート・ショーン・レナード)の二人は、互いに一目惚れです。
恋の駆け引き、周囲のお節介、嫉妬、策略、ロミオ&ジュリエットを思い浮かべる死んだふり等々、シェイクスピアらしい展開。
そして、私の一番のツボは、マイケル・キートンが演じるドグベリーという役人の道化ぶりです。
言ってることが一々ヘンテコで笑えます。
出演の俳優陣も超豪華で見応え十分。
デンゼル・ワシントン、キアヌ・リーブス(悪役で出番は少ない。)も異母兄弟役で登場。
オープニングでの凱旋シーンは、あまりにも格好良くて溜息が出ます。
私にとってのトリビアは、この映画の撮影時、ケネス・ブラナーとエマ・トンプソンが夫婦関係にあったことです。
そして、ケイト・ベッキンセイルが初々しくて、こういう時代もあったのね・・・と新鮮な驚き。
ケネス・ブラナーの長台詞は、流石のシェイクスピア俳優でした。
ハムレット完全版DVD発売!
投稿日
2009/07/29
レビュアー
takako
シェイクスピアの作品で私の記憶に残っているのは、小さい頃にテレビで見た白黒のロミオとジュリエット。母親の方が盛り上がってた記憶の方が大きいかも。それがウェストサイドストーリーに塗り替えられて、レオの現代版で完全にMTV世代に移行してます。
「ガラスの仮面」に出てきた「真夏の夜の夢」も一つ追加。ってシェイクスピアからどんだけ離れてるのって感じです。はっきり言って、本を開いたときに物語ではなかったところが一番衝撃。これは舞台の台本だったのかと。
大学の時、英語のクラスを取っていた友達に先生から見ろって言われておもしろかったからあなたも是非って勧められたのがケネスブラナーの「ハムレット・完全版」。その当時ケネスブラナーも知らなかったけどね。そして時代的にまだビデオだった(と思いだすのはこのDVDが発売されたから)。以来、すべての物語の基準はここです。私の大好きなライオンキングもトゥルーロマンスも全部ベースはこれ。衣装とか音楽もすごくおしゃれだし、なんといってもケネスがかっこいい!もちろん即購入です。ケイトウィンスレットがオフィーリアでこれってタイタニックよりも前なのか後なのか、とりあえず当時は知らなかったはず。あの人もこの人も今ならわかるけど、当時は大河ドラマ的、しかもけっこう時代を現代近くまで置き換えたケネスの意向に完全にはまりました。だから先日それを見て、長さにも、オシャレ度にも鳥肌もの。
と思ってこれも借りてみました。みんな若い!だれあんたってぐらい若い!キアヌの役は別にキアヌじゃなくてもよかったんじゃない??ってぐらい若い。裸になってマッサージを受ける意味はあったんやろか。ってぐらい若い。
Dr.Houseに出てて、「今を生きる」で真夏の夜の夢のパック(クッパ?)役をやってるあの彼がいい味だしてます。ケネスに髭なしの若造と言われてますが、彼って役でも実際でも一生髭なんて生えないんじゃないかと、それってきっつーというセリフ、今も昔も変わらないのね。
この映画に関しては、「なぜに皮パン??」が私の感想です。最後ですが。
結構笑える
投稿日
2009/06/19
レビュアー
バランバラン
キアヌが悪役で出てるんですが、若いね〜。
ベッキンなんて初々しすぎて、今とは別人。女の人って変貌が激しいよね。メイクの仕方でもだいぶ人相変わるし。
シェイクスピア作品だからなのか、みなさんやたらと独り言が多いです。しかも身振り手振りありの、大きな声。
出だしは、「なんかあんまり・・・」とついてけないものを感じたのですが、殿(デンゼル・ワシントン)と部下のクローディオが、ケネス・ブラナーとエマ・トンプソンをくっつけようと算段する辺りから面白くなってきました。
二人は会う度にお互いを罵りあう(言葉で色々攻撃するんですな)仲。恋愛関係になんてなるはずない!・・・なのに、みんなの作戦にはまって「あれ?あの人のこと好き・・・?」と、互いを意識するように。
うまくまとまるはずが、キアヌの悪だくみのせいで話はこじれてしまう。キアヌはデンゼルの異母弟という設定なんですが、どうやら兄とは何か確執があるらしく、自分を差し置いて兄に気に入られているクローディオが幸せになるのが許せない。なかなか悪質なことをしてくれちゃいます。
何が面白いかって、やはり会話や台詞が楽しい。
噴水のシーンが一番笑えたなあ。トンプソンが乙女チックにブランコを漕いでる姿もおかしかった。
あと強烈な脇役。夜警が活躍(?)するんだけど、あのコンビのキモさは何?(笑)馬に乗ってる振りをしたり、言葉がおかしかったりするんだが、誰もつっこまず真面目な顔してスルー。それがまたおかしい。
そういえば私も幼い頃、よく「馬に乗ってる振り」をして道を走っていたな。「はいどー!」とか言いながら。暴れん坊将軍に憧れていたんです。スキップみたいなもんです。だから、私にはこのおバカな二人を笑うことはできない・・・
シェイクスピアなんか燃やしてしまえ!
投稿日
2018/03/17
レビュアー
ジャッコーken
と言ったのはかの、アンソニー・ホプキンスであります。
イギリスルネサンス演劇を皮肉ったものです。
これからご紹介するこの作品もシェイクスピアである。
とは言えシェイクスピアのか全くわかんないこの私でさえも
12分に楽しめる映画なのだから。
まずはオープニングに震えろ!
イタリアはトスカーナの風景が素晴らしく
そこから始まる躍動感あふれるオープニング!
監督ケネス・ブラナーはさぁここからが始まるぞと言わんばかりに
私たちはこの物語の世界へ導いてくれます。
豪華キャストに酔え!
ケネス・ブラナーを始めデンゼル、マイケル、キアヌ、エマ、
そしてこれが映画デビューとなるけばくなる前のケイトベッキンセイル
これだけのキャストを揃えてつまらないわけはない!
元祖ラブコメを楽しめ!
すでに400年も前にこんなラブコメがあっただなんて、
監督は若さとエネルギーに満ちた演出をする。
マイケルキートンが笑わせる!
ブルースウェインなんかやめちゃって正解の
キートンの真骨頂の怪演が見れます。
言語学的とも言える台詞の応酬にしびれろ!
この時代から既にスクリューボールコメディーがあったと言う証拠である。
かなり英語版で見ると言葉尻を撮った洒落が多いけど、
ご心配なく、英語がさっぱり私でも吹き替え版で見ればそれはそれでオッケー十分に笑えます。
映画ならではの美しさがてんこ盛りに詰まっている!
ラストには夢心地のようなワンショットで終わります。
恋の甘さと苦味、
愛の情熱と恥じらい、
すべてが素敵だこの作品
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