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その名にちなんで 特別編

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その名にちなんで 特別編 / カル・ペン

その名にちなんで 特別編 /ミーラー・ナーイル

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

ピュリッツァー賞作家ジュンパ・ラヒリの同名ベストセラーを、「モンスーン・ウェディング」のミーラー・ナーイル監督が映画化した感動の家族ドラマ。結婚後にアメリカに渡ったインド人夫婦と、その子ども世代それぞれが抱える文化とアイデンティティを巡る葛藤と親子の絆を優しい眼差しで綴る。1974年、インド・コルカタの学生アショケは、列車事故に遭い九死に一生を得る。その後、アメリカの大学で学んでいたアショケは、故郷コルコタの女性アシマを嫁に迎え、彼女とニューヨークで新婚生活に入る。やがて夫婦の間に元気な男の子が生まれ、ゴーゴリと名付けられる。ゴーゴリは成長するに従って自分の名前を嫌がるようになるのだったが…。

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「その名にちなんで 特別編」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

ピュリッツァー賞作家ジュンパ・ラヒリの同名ベストセラーを、「モンスーン・ウェディング」のミーラー・ナーイル監督が映画化した感動の家族ドラマ。結婚後にアメリカに渡ったインド人夫婦と、その子ども世代それぞれが抱える文化とアイデンティティを巡る葛藤と親子の絆を優しい眼差しで綴る。1974年、インド・コルカタの学生アショケは、列車事故に遭い九死に一生を得る。その後、アメリカの大学で学んでいたアショケは、故郷コルコタの女性アシマを嫁に迎え、彼女とニューヨークで新婚生活に入る。やがて夫婦の間に元気な男の子が生まれ、ゴーゴリと名付けられる。ゴーゴリは成長するに従って自分の名前を嫌がるようになるのだったが…。

「その名にちなんで 特別編」 の作品情報

作品情報

製作年:

2006年

製作国:

アメリカ

原題:

THE NAMESAKE

「その名にちなんで 特別編」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

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洋画・邦画

35,500
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国内・海外ドラマ

5,400
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アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

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キッドナップ

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静かな感動と忘れられない余韻に浸っています

投稿日:2008/06/14 レビュアー:オタエドン

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誰もが親からつけてもらう名前 そこに秘められた愛の物語 ネタバレ

投稿日:2008/05/03 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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インド人女性監督ミーラー・ナーイルがベストセラー小説を映画化。移り住んだアメリカで家族を築いていくインド人夫婦の悲喜こもごもを描いたヒューマンドラマです。

列車事故に遭い、奇跡的に助かったインド人青年アショケは、その列車の中でたまたま会った人に、世界に目を向けなさいと進められ、NYの大学へ。
故郷で見合い結婚をし、新妻アシマとNYでの新婚生活を開始。
妻として未知の異国に渡ったアシマの不安と寂しさは、心が痛みます。しかし、同郷の人たちとのコミュニティで少しずつ第二の故郷を築いていく辺りは、さすが女性です。適応能力がありますね。息子と娘にも恵まれ、幸せな生活を築いていくのですが、
インド人として生きてきた親世代と、アメリカで生まれ育った息子のゴーゴリーとの間には、溝が生じて来る・・・
子供は、アメリカ人として暮らしたいと願い、インドという存在を束縛と感じ、反抗する姿は、分からなくもありません。

しかし、父の死によって、徐々にゴーゴリーという名前も、インドに繋がるルーツも全て自分が今立っているためには、否定できるものではなかった。そのスタート地点に立つまでの紆余曲折を描いた物語。

特にドラマチックなストーリーがある訳でもないのですが、優しい物語に、引き込まれました。
名前に込められた父の思い、子の自立に戸惑う母の愛、二つの文化に翻弄される息子、それぞれの思いが交錯するドラマです。

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ジェネレーション・ギャップとその他諸々 ネタバレ

投稿日:2008/08/28 レビュアー:こんちゃん

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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常日頃、邦題に文句をつけることが多いような気がするのですが、このタイトルは良いですね。「潜水服は蝶の夢を見る」に匹敵するタイトルです。
 ただ、このタイトルならば、ゴーゴリ(ニキール)が中心であるはずなんですけど、どちらかというとアシマにスポットライトがあたるような描き方ですね。まあ、どっちがいいとも言えないんですけどね。

 で、ゴーゴリは成長するに従って、親がつけたその名前を嫌がるようになり別の名前を使うようになるんですが、そこの葛藤がなんだかサラッと流されていて、ちょっと不満です。
 この「異国に嫁いでいく」と言うのは、関東生まれの女性が関西に嫁いでいくって言うのと訳が違うのでしょうか(笑)私の感覚では、関西も充分別の国のような感覚なんですけど・・・。
 この作品の場合、関東生まれの男女が結婚を機に関西に移り住むような感じですね。生まれてくる子供は関西の文化の中で育ちますから、関西人なわけです。
 で、父母が名付けた自分の名前が、関西ではどうもなじまず、からかわれたりするので嫌気がさしてくるという展開ですね(ちゃうって!)

 冗談はさておいて、両親がベンガル人であっても、アメリカ生まれで精神そのものもアメリカナイズされているゴーゴリが、父の死をきっかけに自分の名前の由来、そこに込めた父の思いなどを感じながら、自分自身のアイデンティティーを見つめ直すと言うストーリーです。
 このゴーゴリを演じるカル・ペンは「24」のシーズンWだったかな・・・テロリストの息子役ででてましたね。
「俺の何を知ってるって言うんだ。正確に発音も出来ないくせに!アマドじゃない。アーメッドだ」
って言うのが印象的でした。

 こうやって、世界の人種はクロスオーバーしながらゆるやかに交わっていくのです。ベンガル人のアイデンティティーを持ちながらもニキールはアメリカの生活になじんでいくのでしょう。彼らの子供は更にです。
 日本は島国というせいもあり、こういった交流が少なく単一民族であることを自然に受け入れています。しかし、そこに民族としての誇りや愛着は、逆に希薄になっているのではないかと思いますねえ。
 私の名前にしたって、父や母の思いが詰まっているというのは知っていますけど、そこまでのこだわりは無いんですよね・・・。 

 ハリウッド型の感動作や、二転三転のどんでん返しとは趣が違って、2時間以上の作品の中で、これと言った事件は起こらないんですが(まあ、父の死とか当事者にとっては大事件でしょうけど、誰にでも訪れることですからね・・)淡々としたストーリーの中で、ジーンと来るものがあり、知らずに涙が流れてきます。観ている側の体験だとか、現在の心理状態によって色々に感じられる作品なんでしょうね。
 とても良い作品だと思いますけど、疲れていたりすると襲い来る睡魔に負けてしまう可能性が強いので(笑)休日の午後などに、ゆったりした気分で鑑賞することをお薦めします。



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母親(父親)予備軍、必見! ネタバレ

投稿日:2008/05/05 レビュアー:masamune

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原題「namesake」は、直訳すると「ある人物の名前を貰った人」。私は職業柄、様々な名前と出逢うが特にお子さんは単に当て字で読めないだけで無く、小さい頃は良いけど・・・と余計なお世話にも遭遇する。私自身の名前も、ある有名人の名前から付けられたので、本作には大いに共感。その点を差し引いても、一つの名前から展開する裾野の広いドラマは、不器用だけど不思議な柔らかさに溢れてる。

物語は子供から大人へと成長する過程で起こる心の葛藤を描くが、このテーマ自体は映画的には語り尽くした感も強い。しかし、本作は単に世代格差や異文化交流に悩む姿を投影するに留めず、人物一人一人を細やかに描く事で、単なるお涙頂戴的な展開も回避した、「モンスーン・ウェディング」のMira Nair監督の手腕も高く評価できる。垣間見えるアイデンティティの確かさは、理知的なインド人のスタンスを見事に投影してる。

ストーリーを言葉で並べると、刺々しい物語に陥り易い展開を、監督は独特の温かい眼差しでオブラートした。世代や文化のリアリティに偽りが無いにも関わらず、人種差別に矛先を向けない演出は、単にセンスの問題とは思えない。これは、インドと言う国そのものの奥深さに理由が有るのかもしれない。特に女性の描き方には、見るべき点も多かった。

観ように拠っては物語が散漫とか、時間的なアレンジメントに拙速感が有るのも確か。しかしHollywood的なテンポの良さとは無縁な展開は、寧ろ微笑ましいと珍しく褒めたい。辻褄に煩い私としては、肝心の「外○」の部分がアッサリ目なのは如何なモノかと思うが、出演陣のキャラクターの朴訥さで見事にアジャスト。もう少し観たかったなぁ・・・と思える作品は久し振りかも。

異文化と格闘し成功する、汗臭い立身出世苦労話的なステレオタイプでも無く、自らの運命を当たり前の努力で掴み取る、ピュアでナチュラルな描き方が、実に爽やかだ。母親目線で語られる作劇は、面白さとは異なる良質のテイストにも満ちてる。この映画を見た後で、誰しも自分の名前の由来を聞いてみたくなるだろう!。

名前は一生変えられない、親の好みも大事だけど熟考を(笑)。
 

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サリーに革靴     価値観の溶け合う暖かい作品です。 ネタバレ

投稿日:2008/06/17 レビュアー:花ちゃん

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流れるような情緒あるインド上流階級の生活感と夫婦のしっとりした愛情が漂う作品。監督が「ラブストーリーにしたかった。」と語るように、優しく暖かく、そして切なくもある語り口で物語は進みます。

アメリカに留学中のアシュケと結婚したアシマ。お見合いの部屋に入る前にそっとアシュケのお洒落なコンビの革靴に足を入れてみます。サリーをまとい革靴を履いたアシマの姿に他文化への憧れを感じさせます。しかし、慌しい日程で渡米した先は冬ざれた都市の小さなキッチンの寒々としたアパート。
心細さ、寂しさも二人の互いを思い会う気持ちで支えあい、二人の子どもを授かり、異国の地での生活を築いていきます。

成長した息子ゴーゴリの命名のいわれをポイントにして親子間、他民族間の隙間にあるギャップを描いており、アメリカ育ちの息子の二度の恋愛を通して、相手の幸せを願い違った考えも理解していこうという親側の心とそれを感じることのなかった息子の心の変化がとても自然に描かれています。母親の受容の精神と若い息子のまだ狭い価値観が溶け合っていくのが感動的です。

外国に暮らしたことがなくても、都会から田舎の旧家に嫁ぐといった経験でも、あるいは単に子どもと世代間の溝を感じているだけでも共感できる作品だと思います。相手の思いを受け止めることは自発的な気持ちがなければ難しい。相手を理解しようとする手探りのもどかしさと、ふれあえた時の暖かさと、そして自分自身を見つけたときの安堵感が見事に感じられる仕上がりです。

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ユーザーレビュー

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静かな感動と忘れられない余韻に浸っています

投稿日

2008/06/14

レビュアー

オタエドン

誰もが親からつけてもらう名前 そこに秘められた愛の物語

投稿日

2008/05/03

レビュアー

ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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インド人女性監督ミーラー・ナーイルがベストセラー小説を映画化。移り住んだアメリカで家族を築いていくインド人夫婦の悲喜こもごもを描いたヒューマンドラマです。

列車事故に遭い、奇跡的に助かったインド人青年アショケは、その列車の中でたまたま会った人に、世界に目を向けなさいと進められ、NYの大学へ。
故郷で見合い結婚をし、新妻アシマとNYでの新婚生活を開始。
妻として未知の異国に渡ったアシマの不安と寂しさは、心が痛みます。しかし、同郷の人たちとのコミュニティで少しずつ第二の故郷を築いていく辺りは、さすが女性です。適応能力がありますね。息子と娘にも恵まれ、幸せな生活を築いていくのですが、
インド人として生きてきた親世代と、アメリカで生まれ育った息子のゴーゴリーとの間には、溝が生じて来る・・・
子供は、アメリカ人として暮らしたいと願い、インドという存在を束縛と感じ、反抗する姿は、分からなくもありません。

しかし、父の死によって、徐々にゴーゴリーという名前も、インドに繋がるルーツも全て自分が今立っているためには、否定できるものではなかった。そのスタート地点に立つまでの紆余曲折を描いた物語。

特にドラマチックなストーリーがある訳でもないのですが、優しい物語に、引き込まれました。
名前に込められた父の思い、子の自立に戸惑う母の愛、二つの文化に翻弄される息子、それぞれの思いが交錯するドラマです。

ジェネレーション・ギャップとその他諸々

投稿日

2008/08/28

レビュアー

こんちゃん

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常日頃、邦題に文句をつけることが多いような気がするのですが、このタイトルは良いですね。「潜水服は蝶の夢を見る」に匹敵するタイトルです。
 ただ、このタイトルならば、ゴーゴリ(ニキール)が中心であるはずなんですけど、どちらかというとアシマにスポットライトがあたるような描き方ですね。まあ、どっちがいいとも言えないんですけどね。

 で、ゴーゴリは成長するに従って、親がつけたその名前を嫌がるようになり別の名前を使うようになるんですが、そこの葛藤がなんだかサラッと流されていて、ちょっと不満です。
 この「異国に嫁いでいく」と言うのは、関東生まれの女性が関西に嫁いでいくって言うのと訳が違うのでしょうか(笑)私の感覚では、関西も充分別の国のような感覚なんですけど・・・。
 この作品の場合、関東生まれの男女が結婚を機に関西に移り住むような感じですね。生まれてくる子供は関西の文化の中で育ちますから、関西人なわけです。
 で、父母が名付けた自分の名前が、関西ではどうもなじまず、からかわれたりするので嫌気がさしてくるという展開ですね(ちゃうって!)

 冗談はさておいて、両親がベンガル人であっても、アメリカ生まれで精神そのものもアメリカナイズされているゴーゴリが、父の死をきっかけに自分の名前の由来、そこに込めた父の思いなどを感じながら、自分自身のアイデンティティーを見つめ直すと言うストーリーです。
 このゴーゴリを演じるカル・ペンは「24」のシーズンWだったかな・・・テロリストの息子役ででてましたね。
「俺の何を知ってるって言うんだ。正確に発音も出来ないくせに!アマドじゃない。アーメッドだ」
って言うのが印象的でした。

 こうやって、世界の人種はクロスオーバーしながらゆるやかに交わっていくのです。ベンガル人のアイデンティティーを持ちながらもニキールはアメリカの生活になじんでいくのでしょう。彼らの子供は更にです。
 日本は島国というせいもあり、こういった交流が少なく単一民族であることを自然に受け入れています。しかし、そこに民族としての誇りや愛着は、逆に希薄になっているのではないかと思いますねえ。
 私の名前にしたって、父や母の思いが詰まっているというのは知っていますけど、そこまでのこだわりは無いんですよね・・・。 

 ハリウッド型の感動作や、二転三転のどんでん返しとは趣が違って、2時間以上の作品の中で、これと言った事件は起こらないんですが(まあ、父の死とか当事者にとっては大事件でしょうけど、誰にでも訪れることですからね・・)淡々としたストーリーの中で、ジーンと来るものがあり、知らずに涙が流れてきます。観ている側の体験だとか、現在の心理状態によって色々に感じられる作品なんでしょうね。
 とても良い作品だと思いますけど、疲れていたりすると襲い来る睡魔に負けてしまう可能性が強いので(笑)休日の午後などに、ゆったりした気分で鑑賞することをお薦めします。



母親(父親)予備軍、必見!

投稿日

2008/05/05

レビュアー

masamune

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原題「namesake」は、直訳すると「ある人物の名前を貰った人」。私は職業柄、様々な名前と出逢うが特にお子さんは単に当て字で読めないだけで無く、小さい頃は良いけど・・・と余計なお世話にも遭遇する。私自身の名前も、ある有名人の名前から付けられたので、本作には大いに共感。その点を差し引いても、一つの名前から展開する裾野の広いドラマは、不器用だけど不思議な柔らかさに溢れてる。

物語は子供から大人へと成長する過程で起こる心の葛藤を描くが、このテーマ自体は映画的には語り尽くした感も強い。しかし、本作は単に世代格差や異文化交流に悩む姿を投影するに留めず、人物一人一人を細やかに描く事で、単なるお涙頂戴的な展開も回避した、「モンスーン・ウェディング」のMira Nair監督の手腕も高く評価できる。垣間見えるアイデンティティの確かさは、理知的なインド人のスタンスを見事に投影してる。

ストーリーを言葉で並べると、刺々しい物語に陥り易い展開を、監督は独特の温かい眼差しでオブラートした。世代や文化のリアリティに偽りが無いにも関わらず、人種差別に矛先を向けない演出は、単にセンスの問題とは思えない。これは、インドと言う国そのものの奥深さに理由が有るのかもしれない。特に女性の描き方には、見るべき点も多かった。

観ように拠っては物語が散漫とか、時間的なアレンジメントに拙速感が有るのも確か。しかしHollywood的なテンポの良さとは無縁な展開は、寧ろ微笑ましいと珍しく褒めたい。辻褄に煩い私としては、肝心の「外○」の部分がアッサリ目なのは如何なモノかと思うが、出演陣のキャラクターの朴訥さで見事にアジャスト。もう少し観たかったなぁ・・・と思える作品は久し振りかも。

異文化と格闘し成功する、汗臭い立身出世苦労話的なステレオタイプでも無く、自らの運命を当たり前の努力で掴み取る、ピュアでナチュラルな描き方が、実に爽やかだ。母親目線で語られる作劇は、面白さとは異なる良質のテイストにも満ちてる。この映画を見た後で、誰しも自分の名前の由来を聞いてみたくなるだろう!。

名前は一生変えられない、親の好みも大事だけど熟考を(笑)。
 

サリーに革靴     価値観の溶け合う暖かい作品です。

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2008/06/17

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流れるような情緒あるインド上流階級の生活感と夫婦のしっとりした愛情が漂う作品。監督が「ラブストーリーにしたかった。」と語るように、優しく暖かく、そして切なくもある語り口で物語は進みます。

アメリカに留学中のアシュケと結婚したアシマ。お見合いの部屋に入る前にそっとアシュケのお洒落なコンビの革靴に足を入れてみます。サリーをまとい革靴を履いたアシマの姿に他文化への憧れを感じさせます。しかし、慌しい日程で渡米した先は冬ざれた都市の小さなキッチンの寒々としたアパート。
心細さ、寂しさも二人の互いを思い会う気持ちで支えあい、二人の子どもを授かり、異国の地での生活を築いていきます。

成長した息子ゴーゴリの命名のいわれをポイントにして親子間、他民族間の隙間にあるギャップを描いており、アメリカ育ちの息子の二度の恋愛を通して、相手の幸せを願い違った考えも理解していこうという親側の心とそれを感じることのなかった息子の心の変化がとても自然に描かれています。母親の受容の精神と若い息子のまだ狭い価値観が溶け合っていくのが感動的です。

外国に暮らしたことがなくても、都会から田舎の旧家に嫁ぐといった経験でも、あるいは単に子どもと世代間の溝を感じているだけでも共感できる作品だと思います。相手の思いを受け止めることは自発的な気持ちがなければ難しい。相手を理解しようとする手探りのもどかしさと、ふれあえた時の暖かさと、そして自分自身を見つけたときの安堵感が見事に感じられる仕上がりです。

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