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シルク / マイケル・ピット

シルク /フランソワ・ジラール

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DVD

旧作

お届け率:100%

解説・ストーリー

世界的ベストセラー小説を豪華キャスト競演で映画化した純愛ドラマ。美しき妻と日本で運命的に出会った少女との間で揺れ動く男の姿を静謐かつ幻想的な映像で綴る。19世紀のフランス。戦争帰りの青年エルヴェは美しいエレーヌと結婚し、幸せの只中にいた。その頃、彼の住む村では製糸工場が稼働するが、やがて蚕の疫病が発生してしまう。そこでエルヴェは、世界で最も美しい絹糸を吐く蚕の卵を求め果てなく遠い極東の国、日本へと赴く役目を任される。そして辿り着いた日本は幕末の時代。蚕業者・原十兵衛が治める村へやって来たエルヴェは、十兵衛に妻として仕え絹のように美しい肌を持つ少女と出会い、一瞬にして惹かれ合う。

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「シルク」 の解説・あらすじ・ストーリー

解説・ストーリー

世界的ベストセラー小説を豪華キャスト競演で映画化した純愛ドラマ。美しき妻と日本で運命的に出会った少女との間で揺れ動く男の姿を静謐かつ幻想的な映像で綴る。19世紀のフランス。戦争帰りの青年エルヴェは美しいエレーヌと結婚し、幸せの只中にいた。その頃、彼の住む村では製糸工場が稼働するが、やがて蚕の疫病が発生してしまう。そこでエルヴェは、世界で最も美しい絹糸を吐く蚕の卵を求め果てなく遠い極東の国、日本へと赴く役目を任される。そして辿り着いた日本は幕末の時代。蚕業者・原十兵衛が治める村へやって来たエルヴェは、十兵衛に妻として仕え絹のように美しい肌を持つ少女と出会い、一瞬にして惹かれ合う。

「シルク」 の作品情報

作品情報

製作年:

2007年

製作国:

日本/カナダ/イタリア

原題:

SILK/SETA/SOIE

「シルク」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ

TSUTAYAだから可能な圧倒的作品数!!

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洋画・邦画

35,500
タイトル以上

国内ドラマも一部含まれております

国内・海外ドラマ

5,400
タイトル以上

アニメ

9,200
タイトル以上

R-18

210,000
タイトル以上

CD

250,000
タイトル以上

※2022年2月 現在のタイトル数

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1〜 5件 / 全74件

東方見聞録 ネタバレ

投稿日:2008/05/29 レビュアー:JUCE

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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 映画のオチに関するレビューが入っています。オチを知っておいたほうが映画としては分かりやすいし楽しめると思いますが、どうしても初見で見たいという方は映画をご覧になってからお読みください。


 最近この作品と同じ構造を持つ映画を2本観ました。一本はジョン・フォード監督の『わが谷はもみどりなりき』、そしてもう一本はジョン・レノン殺害犯チャップマンを描いた『チャプター27』です。この3本に共通するのは物語りは全てある一人の人物の回想録であると言うことです。
 ですからモノローグが多いという特徴があります。さらに一人の主観に基づいた構成になっていますので、その主人公が知りえない事実に関することは語りえないという、作品をつくる上での制約が発生します。
 逆にメリットとしてはあくまで主人公の目、知識を通した物語なので時代考証の正確さや知りえなかった背景をぼかしてしまうと言う都合の良さもあります。ただこれを使いすぎると理解に苦しむ映画になってしまうのです。
 
 回想を話しているという設定上、そこには聞き手が必ず必要です。『わが谷はもみどりなりき』では聞き手は観客自身、所謂“ゴーストアバター”が役割を担っています。そして『チャプター27』では姿こそでませんが、インタビュアの存在を示唆しています。そして本作はさらに突っ込んでルトヴィックという明確な聞き手が存在してます。
 つまりこのシルクは日本へ旅した経験を持つエルヴェ(マイケル・ビット)がルトヴィックへ自らの体験と想いを語ったお話なのです。
 他人の長々と続く昔話を聞いて、それを面白いと感じるかどうかは題材じたいがとても面白いか、話者と聞き手に感情的に共有できることが存在しないと退屈してしまいます。
 この聞き手を務めるルトヴィックとは生まれてすぐに父が蒸発してしまい、それを哀れに思った主人公夫婦に我が子同然にかわいがられ庇護され育った人物です。ですから主人公の妻エレーヌ(キーナ・ナイトレイ)に対する愛慕の念が大きかったのでしょう。そんな妻のことをよく知るルトヴィックへ、妻に語れなかった(語りたかった)懺悔がこの映画の本質です。
 だから観客がルトヴィックの立場に立てなければなんら共感を得ることが出来ないのです。しかし最後にこのオチを設けたいがために、映画はルトヴィックと夫婦の密接な関係を明確に描写することを避けています。伏線としては随所に描いているのですが、オチとしての力が弱いのであまり効果的だったとは思えません。策に溺れずにそうした人間模様をきちんと描いた方が、美しい映像とあいまって人々に訴えかけるものが多かったはずです。

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静けさが 気に入りました ネタバレ

投稿日:2008/04/28 レビュアー:ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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19世紀、明治初期の日本を訪れたフランス人の目を通して、東洋人の神秘を幻想的に映し出されています。
なので、神秘な国日本を彷彿とさせるような大昔の人が考えたような冬景色が描かれています。

エルヴェ(M・ピット)は、良質な蚕の卵があるという日本へ買い付けに行くことになり、長旅の末、雪深い山村に到着した彼は、闇取引を仕切る男、原(役所)と交渉し、卵を入手。新妻(K・ナイトレイ)の待つフランスに帰国したものの、
原の家で見た神秘的な少女(芦名)が忘れられないエルヴェは、再び蚕を買い付けに日本を訪問・・・

と物語りは、心情描写が淡々とした展開で流れていくので、盛り上がりに欠け、一歩間違うと眠気を誘われそうになってしまうのですが、主題は最後で明かされます。

何度も危険を冒してまでも日本に渡る夫に、不安を抱き、夫の帰りを待ちながら、エレーヌは、日本語で匿名で手紙を送ります。
これは、遠まわしの愛情表現でもあり、一種の賭けでもあったのだと思います。

求めているのは、近くにいるのに、気付かない夫、一番近くにいるはずなのに、遠くにいってしまった夫の心、そして、妻の死で初めて気付く妻への思い・・・
最後の手紙が謎解きのように、妻の思いが明かされることで、一気にグッと来ます。
最初に、エルヴェが「愛とはたやすいものだと思っていた」というセリフが甦ります。

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逍遙(しょうそう)な物語 ネタバレ

投稿日:2008/05/04 レビュアー:masamune

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ミルクチョコさんに共感、しかしパープルローズさんの御意見もご尤もで、作品に漂うアンバランスなフレーバーは拭いきれない。かと言ってJuniper Breezeさんほど寛容にも成れない(笑)。私的にはタイトル「SILK」の段階で破綻してると思える程、主題と物語は噛み合わない。原作者Alessandro Bariccoと言えば、「海の上のピアニスト」も有名だが、不足分を小説で補おうと思えなかった。

東京国際映画祭クロージング作品だけに、上映方式に工夫も見られ映像は高精細で流麗。US-Webでは「ラストサムライ」との比較も散見されるが、確かに異文化に触れた主人公は自我に目覚め、違う価値観を受け入れる努力も怠らない。しかし本作は総論は日本をリスペクトする姿勢こそ悪くないが、肝心の中身が伴なわない。この脚本の底の浅さは、単に上映時間の短さだけでも無い。リアリティに乏しい作劇は、志の低さと共に相手(日本)の懐へ飛び込む勇気にも欠けてる。

役所広司を始め日本側の演技は中々のモノ、この点は素直に評価できる。しかし日本人は日本語を、フランス人は仏蘭西語を喋る位に演出面も腹を括らないと、異文化コミュニケーションは深く描けない。史実について忠実で有る必要性は薄いが、ジパングっぽい描き方も含め、齟齬と言うよりも独善的な演出が鼻に付くのは私だけだろうか?。

感情移入が削がれる要因は、役者に「命」が吹き込まれて無いからだと思う。肝心の物語は時間軸一つ取っても穴だらけで、共感し難い。我国を単にシンボライズして終わり、では観客は納得し辛い。私には坂本龍一の秀逸な音楽しか、記憶に残らなかった。本作はもっとアーティスティックな作品として全面的にヴィジュアルで勝負すべき、そう絵画の様に。

一言で言えば、とても残念な作品だ。
 

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猛烈な眠気に襲われて・・・。 ネタバレ

投稿日:2008/04/29 レビュアー:パープルローズ

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ミルクチョコさん、すみません。私はこれは全くだめでした。
「ヘドウィグ&アングリーインチ」の頃から注目しているマイケル・ピット目当てでみたのですが、途中から猛烈な眠気に襲われてしまいました。

養蚕で潤ったフランスの田舎町が蚕の病気で打撃を受け、病気の影響のない卵を求め、マイケル・ピット演じる主人公は日本に行かされます。
日本の幕末頃の話なのですが、そのわりにえらい簡単にフランスから日本まで旅行しています。瞬間移動??と思うような手軽さで、なんと彼は3往復もします。(その前にアフリカにも行っている。)
故郷の町には美しい妻(キーラ・ナイトレイ)を残しているのですが、日本で会った謎の少女(芦名星)に心奪われます。
この少女がほんとに謎というか意味不明。名前もなし、せりふもなし。
おしとやかにお茶を入れてるかと思いきや、突然客の湯のみを取ってお茶の飲んだり、客の前で夫の膝に頭を乗せて寝そべったり。とてもこの時代の日本人女性とは思えない行動です。

妻も愛しているといいながら、かなり淡白に夫を遠い日本に何度も送り出してるし、極めつけはラストの手紙。なんでわざわざ日本語で手紙を書く必要があったのかしら??中谷美紀の役どころも微妙。

とにかく説明不足で、一体なにがいいたいのかよくわからない映画でした。(眠気に襲われたせいかもしれませんが。)
松本の方々がロケを全面的にサポートされてるそうで、景色は大変きれいです。だけど、もう見直す気力ありません。
キーラのおっぱいが見たい人はどうぞ。

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78pts/100pts ネタバレ

投稿日:2008/06/14 レビュアー:ヴィル

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面白かった。
話は、ただひとつ、
あの手紙を、どう感じるかということで、
評価が決まるのかなと思う。

だから? って話になれば、
それ以外で、評価するわけで、
そうすると、、、
結構、平凡な話になるけど、
キーラ演じるエレーヌの、愛とも、
ある意味、憎とも言える、
最後の展開に、私は、納得する部分と、
怖さを感じる部分とがあって、なかなか、興味深いと思った。

それと、
もうひとつは、物語へのリアリティとして、
芦名星を、それだけ魅力的と感じるかどうかにも、
かかってるかと思う。

私は、十分魅力的だと思ったし、
ヨーロッパから極東まで旅し、
彼女を忘れなられなくなる主人公の気持ちは、
納得してみることができた。

ただ、ストーリーとして、
健康そうな女性より、少し、不健康そうな、
儚げな人のほうが、いいのかなってのは、
確かに、そうかもとは思う。

ただ、、、
ヨーロッパ人が見て、
魅力的に感じる女性としては、
かなり、いい線を行っているように、私は感じた。

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ユーザーレビュー

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東方見聞録

投稿日

2008/05/29

レビュアー

JUCE

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 映画のオチに関するレビューが入っています。オチを知っておいたほうが映画としては分かりやすいし楽しめると思いますが、どうしても初見で見たいという方は映画をご覧になってからお読みください。


 最近この作品と同じ構造を持つ映画を2本観ました。一本はジョン・フォード監督の『わが谷はもみどりなりき』、そしてもう一本はジョン・レノン殺害犯チャップマンを描いた『チャプター27』です。この3本に共通するのは物語りは全てある一人の人物の回想録であると言うことです。
 ですからモノローグが多いという特徴があります。さらに一人の主観に基づいた構成になっていますので、その主人公が知りえない事実に関することは語りえないという、作品をつくる上での制約が発生します。
 逆にメリットとしてはあくまで主人公の目、知識を通した物語なので時代考証の正確さや知りえなかった背景をぼかしてしまうと言う都合の良さもあります。ただこれを使いすぎると理解に苦しむ映画になってしまうのです。
 
 回想を話しているという設定上、そこには聞き手が必ず必要です。『わが谷はもみどりなりき』では聞き手は観客自身、所謂“ゴーストアバター”が役割を担っています。そして『チャプター27』では姿こそでませんが、インタビュアの存在を示唆しています。そして本作はさらに突っ込んでルトヴィックという明確な聞き手が存在してます。
 つまりこのシルクは日本へ旅した経験を持つエルヴェ(マイケル・ビット)がルトヴィックへ自らの体験と想いを語ったお話なのです。
 他人の長々と続く昔話を聞いて、それを面白いと感じるかどうかは題材じたいがとても面白いか、話者と聞き手に感情的に共有できることが存在しないと退屈してしまいます。
 この聞き手を務めるルトヴィックとは生まれてすぐに父が蒸発してしまい、それを哀れに思った主人公夫婦に我が子同然にかわいがられ庇護され育った人物です。ですから主人公の妻エレーヌ(キーナ・ナイトレイ)に対する愛慕の念が大きかったのでしょう。そんな妻のことをよく知るルトヴィックへ、妻に語れなかった(語りたかった)懺悔がこの映画の本質です。
 だから観客がルトヴィックの立場に立てなければなんら共感を得ることが出来ないのです。しかし最後にこのオチを設けたいがために、映画はルトヴィックと夫婦の密接な関係を明確に描写することを避けています。伏線としては随所に描いているのですが、オチとしての力が弱いのであまり効果的だったとは思えません。策に溺れずにそうした人間模様をきちんと描いた方が、美しい映像とあいまって人々に訴えかけるものが多かったはずです。

静けさが 気に入りました

投稿日

2008/04/28

レビュアー

ミルクチョコ

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

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19世紀、明治初期の日本を訪れたフランス人の目を通して、東洋人の神秘を幻想的に映し出されています。
なので、神秘な国日本を彷彿とさせるような大昔の人が考えたような冬景色が描かれています。

エルヴェ(M・ピット)は、良質な蚕の卵があるという日本へ買い付けに行くことになり、長旅の末、雪深い山村に到着した彼は、闇取引を仕切る男、原(役所)と交渉し、卵を入手。新妻(K・ナイトレイ)の待つフランスに帰国したものの、
原の家で見た神秘的な少女(芦名)が忘れられないエルヴェは、再び蚕を買い付けに日本を訪問・・・

と物語りは、心情描写が淡々とした展開で流れていくので、盛り上がりに欠け、一歩間違うと眠気を誘われそうになってしまうのですが、主題は最後で明かされます。

何度も危険を冒してまでも日本に渡る夫に、不安を抱き、夫の帰りを待ちながら、エレーヌは、日本語で匿名で手紙を送ります。
これは、遠まわしの愛情表現でもあり、一種の賭けでもあったのだと思います。

求めているのは、近くにいるのに、気付かない夫、一番近くにいるはずなのに、遠くにいってしまった夫の心、そして、妻の死で初めて気付く妻への思い・・・
最後の手紙が謎解きのように、妻の思いが明かされることで、一気にグッと来ます。
最初に、エルヴェが「愛とはたやすいものだと思っていた」というセリフが甦ります。

逍遙(しょうそう)な物語

投稿日

2008/05/04

レビュアー

masamune

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ミルクチョコさんに共感、しかしパープルローズさんの御意見もご尤もで、作品に漂うアンバランスなフレーバーは拭いきれない。かと言ってJuniper Breezeさんほど寛容にも成れない(笑)。私的にはタイトル「SILK」の段階で破綻してると思える程、主題と物語は噛み合わない。原作者Alessandro Bariccoと言えば、「海の上のピアニスト」も有名だが、不足分を小説で補おうと思えなかった。

東京国際映画祭クロージング作品だけに、上映方式に工夫も見られ映像は高精細で流麗。US-Webでは「ラストサムライ」との比較も散見されるが、確かに異文化に触れた主人公は自我に目覚め、違う価値観を受け入れる努力も怠らない。しかし本作は総論は日本をリスペクトする姿勢こそ悪くないが、肝心の中身が伴なわない。この脚本の底の浅さは、単に上映時間の短さだけでも無い。リアリティに乏しい作劇は、志の低さと共に相手(日本)の懐へ飛び込む勇気にも欠けてる。

役所広司を始め日本側の演技は中々のモノ、この点は素直に評価できる。しかし日本人は日本語を、フランス人は仏蘭西語を喋る位に演出面も腹を括らないと、異文化コミュニケーションは深く描けない。史実について忠実で有る必要性は薄いが、ジパングっぽい描き方も含め、齟齬と言うよりも独善的な演出が鼻に付くのは私だけだろうか?。

感情移入が削がれる要因は、役者に「命」が吹き込まれて無いからだと思う。肝心の物語は時間軸一つ取っても穴だらけで、共感し難い。我国を単にシンボライズして終わり、では観客は納得し辛い。私には坂本龍一の秀逸な音楽しか、記憶に残らなかった。本作はもっとアーティスティックな作品として全面的にヴィジュアルで勝負すべき、そう絵画の様に。

一言で言えば、とても残念な作品だ。
 

猛烈な眠気に襲われて・・・。

投稿日

2008/04/29

レビュアー

パープルローズ

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ミルクチョコさん、すみません。私はこれは全くだめでした。
「ヘドウィグ&アングリーインチ」の頃から注目しているマイケル・ピット目当てでみたのですが、途中から猛烈な眠気に襲われてしまいました。

養蚕で潤ったフランスの田舎町が蚕の病気で打撃を受け、病気の影響のない卵を求め、マイケル・ピット演じる主人公は日本に行かされます。
日本の幕末頃の話なのですが、そのわりにえらい簡単にフランスから日本まで旅行しています。瞬間移動??と思うような手軽さで、なんと彼は3往復もします。(その前にアフリカにも行っている。)
故郷の町には美しい妻(キーラ・ナイトレイ)を残しているのですが、日本で会った謎の少女(芦名星)に心奪われます。
この少女がほんとに謎というか意味不明。名前もなし、せりふもなし。
おしとやかにお茶を入れてるかと思いきや、突然客の湯のみを取ってお茶の飲んだり、客の前で夫の膝に頭を乗せて寝そべったり。とてもこの時代の日本人女性とは思えない行動です。

妻も愛しているといいながら、かなり淡白に夫を遠い日本に何度も送り出してるし、極めつけはラストの手紙。なんでわざわざ日本語で手紙を書く必要があったのかしら??中谷美紀の役どころも微妙。

とにかく説明不足で、一体なにがいいたいのかよくわからない映画でした。(眠気に襲われたせいかもしれませんが。)
松本の方々がロケを全面的にサポートされてるそうで、景色は大変きれいです。だけど、もう見直す気力ありません。
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78pts/100pts

投稿日

2008/06/14

レビュアー

ヴィル

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面白かった。
話は、ただひとつ、
あの手紙を、どう感じるかということで、
評価が決まるのかなと思う。

だから? って話になれば、
それ以外で、評価するわけで、
そうすると、、、
結構、平凡な話になるけど、
キーラ演じるエレーヌの、愛とも、
ある意味、憎とも言える、
最後の展開に、私は、納得する部分と、
怖さを感じる部分とがあって、なかなか、興味深いと思った。

それと、
もうひとつは、物語へのリアリティとして、
芦名星を、それだけ魅力的と感じるかどうかにも、
かかってるかと思う。

私は、十分魅力的だと思ったし、
ヨーロッパから極東まで旅し、
彼女を忘れなられなくなる主人公の気持ちは、
納得してみることができた。

ただ、ストーリーとして、
健康そうな女性より、少し、不健康そうな、
儚げな人のほうが、いいのかなってのは、
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ただ、、、
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