ＤＯＡ／デッド・オア・アライブ

　初っ端からチャチなＣＧのフライスルーを見せられ、忍者の広大な城の描写がある。石テロップで「石狩山脈、日本」て「なんじゃ、こりゃ！」てな感じで、いきなりの先制パンチ。この一昔前のゲームのようなＣＧと荒唐無稽な設定で、この映画の在り方というか、目指しているところ宣言してしまっているので、あとは中の設定やお話が無茶苦茶であろうがこの映画は「荒唐無稽なおバカ映画」ということを受け入れざるを得ません。
　ゲームと言えばこの映画はXboxの人気ゲームソフトの映画化らしいのですが、私はゲームをしないのであまり内容などは知りません。ただゲームファンからはかなりのブーイングが起こっていると言う話は良く聞きます。
　ということで原作ゲームにどれだけ準じているのかは分からないのですが、この映画は明らかに二つの映画の影響を強く受けています。一本は誰もがわかるように『チャーリーズ・エンジェルズ』。そしてもう一本はあの懐かしいブリース・リーの『燃えよドラゴン』。陰謀渦巻く隔離された島での異種格闘技選という設定もさることながら、その他の細かい部分もかなり『燃えよドラゴン』との類似を見ることが出来、もしかするとこの作品はカンフー映画の頂点とも言われる『燃えよドラゴン』へのオマージュなのかも知れませんね。
　高尚な映画にしようなどと言う変な色気を出さなかった潔さで最後までスカッと見せてくれます。この映画を観て久しぶりに『燃えよドラゴン』を観たくなりました。

　全くダラナイ映画で、確かに人にお勧めするようなものではありませんが、たまにはこんなおバカな映画と付き合うのも悪くないのでは無いでしょうか。



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まゆまゆさん、レビュー150本おめでとうございます。今後もレビュー楽しみにしています。そう言えば『オーロラの彼方へ』は私もまだレビュー書いて無かったけど、細部は忘れてしまったので再見する機会があったらレビューしようと思います。

　劇場で見たときの感想です。
　Ｂ級のバカ映画ですが、私の見たいモノが全部揃っていて素晴らしい作品でした。個人的には傑作です。でも、どこに出しても恥ずかしくない傑作、ではなくて、どこに出しても恥ずかしい傑作。なんて書いて分かってもらえるでしょうか？
　何が凄いといって、敵と闘いながらブラジャーつける女！（名場面です）　何の必然性もなく、突然始まるビーチバレー！　メガネつけるだけで強くなるバカな悪役！　これはどこなんじゃ、といいたくなるようなウソっぽいニッポン！　女忍者！　女子プロレス！　実写版ルパン３世！　ケインコスギ！　中国拳法系クンフー！　すべてがバカでカッコいい。最高にバカかっこいい世界です。
　監督がコリー・ユンなので、アクションもむやみに決まっていて、お姉ちゃんたちが輝いております。その中で残念なのはデヴォン青木。うーん、ブスにしか見えない。でもその分、他の名前の分からないブロンドお姉ちゃんたちがチャーミングで許せます（体も鍛えてます）。
　話が実に単純で、アクションだけでドンドン進んでいくのが痛快。エロもそこそこでイヤらしくなる寸前で寸止め。だからカッコよさが損なわれません。ツボを押さえています。アンディ・シダリスの映画を１００倍豪華に、面白くしたような作品といいましょうか。見ている間中、幸せでした。
　誰が何と言おうと、今年見た映画の中では「ボルベール帰郷」や「バベル」も軽く引き離してベスト１。それで悪いか！と久々に声高に叫びたくなるほど好きな作品でした。
　でもクンフーや女子プロレスや忍者やお姉ちゃんやバカ映画が嫌いな人はまーったくツマラナイかも知れません。ストーリーと全く無関係でもお姉ちゃんのビーチバレー場面が出てきたら「おっ、得した」と思える人のみご覧下さい。これが王道の娯楽映画だと思います（きっぱり）。

「チャーリーズ・エンジェル」を不覚にも劇場で観逃してしまったので　これは急いで見に行きました　はずれがほとんどでも辛抱強く映画館にはこの手の作品は　かよって観るべきなのです
勝王さんほどのめりこめず　「チャリエン」のが出来はずっと上ですが　充分面白かった作品です　やっぱ映画館で何割もアップでその面白さは発揮できるのです

暑くて　レヴューなどたらたら書いてられませんが　レヴュアー・バトルも熾烈をきわめ　新たなレヴュアーがどんどん出てきていますね　もう下のほうに　ボク朕も落ちてますので　このへんから毎日少しでも書いていこうと思ってますが　来週はお盆だし　むつかしいなあ　ふむ

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デッド・オア・ライブ、なんて聞くと、私達の世代では洋楽を思い出しませんか？私はがっつりハマってました！

が、この「DOA／デッド・オア・アライブ」はカンフー？アクション？
とにかく、格闘技のトーナメントと偽って、あらゆるタイプの
最強戦士を集めた、悪の罠だったのです！

ケイン小杉も出てますよ。
が、私のお目当ては、デヴォン青木嬢。
超売れっ子モデルで、シャネル、ベルサーチ、モスキーノ、フェンディー、ゴルチエ、イブサンローラン、等数々のショーでも活躍している。
めっちゃタイプです。大好きです。（レズでは無い。）

彼女をはじめ、スタイル抜群、の個性的な美女揃いの華麗な格闘シーンを是非ご覧頂きたい！最高に良く出来たアクション映画です！

女の私としては女性が強い作品は大好きです！

見てて気分爽快♪愉快♪愉快♪

どついたれ！　
なぐったれ！　
いったれ！　
やったれ！　
蹴りつぶしたれ〜〜〜〜〜！　 　（失礼ｗ）

ラストは全て解決。丸く収まる。と言う、お約束パターンですが、
何故か納得してしまえますｗ

格闘シーンで熱くなった後、スッキリ解決して気分も晴れる♪

色んなタイプの格闘家、面白いですよ♪

私は格闘技に対して熱い思いがあるからか・・・
とても楽しめました！！！

興味を持たれた方は是非！


　　　　　　　　　　元格闘家pokorou　§*￣ー￣)フッ…

ゲームが映画化した作品は何本かありますよね。なかなかそれで成功するのは難しいですが、この『DOA』もゲームが原作となっていて、しかも実写化に失敗する確率の高いファイター系のゲーム。
生まれたのは日本で、最初の舞台も日本の北海道。とは言え、日本語は名前以外登場しませんが。

TVコマーシャルなどでお見かけした事もあるのではないでしょうか？多分、「あ、つまんなそう・・」と思ったのでは（笑）

ゲームが原作と言ってもCGは駆使せず、かなり本格的にマーシャル・アーツなどを使いこなしています。

ファイティングゲームなので、当然アクションシーンのオンパレードです。フリーファイトはもちろんの事、ソードアクションが沢山でてきます。主体となってるのは女性達ですが、全く学芸会演技になっていませんでした。

ティナ役のジェイミー・プレスリーは、本当にキックボクシングの経験がある事から、かなり堂に入ったファイトを繰り広げていました。ちょっとユマ・サーマンに似てるかも。
クリスティー役のホリー・ヴァランスに至ってもムエタイの経験者で、醸し出す色気とは裏腹にカッコいいアクションシーンを見せ付けてくれました。
この人、本当にキレイですよ・・・。ちょっと藤原紀香に似てなくもない。

で、かすみ役のデヴォン青木ですが、この方は見た事があるかもしれません。
「化粧惑星」のCMに出ていたり、『シン・シティ』に出てたりして、独特のコケティッシュな顔立ちは１度見たら頭に残ります。
先にあげた２人に比べて、肉体的なファイトと言うよりは『HERO』などのワイヤー・アクションを基本にしています。まぁ忍者なので、殴り合いよりも飛ぶ方が自然ですよね。でも、忍者のワリには日本の武術よりも完全に中国よりですけど。

他にも、クセのあるファイターが沢山出てきます。私はゲームをしないので、どれだけゲームのキャラクターに近いのかは知りませんが、推測するにかなり頑張って似せてると思います。

ファイトする場所も凝っていて、多分ゲームを意識しているのだと思います。
その他でも、「あ、どう見てもゲームだ（笑）」と言うシーンは多いです。でも、全然安っぽくは見えませんでした。

悪役はエリック・ロバーツと言う俳優さんで、「カッコ悪くしたリチャード・ギア」もしくは「カッコ良くした小泉元首相」といった感じ。ジュリア・ロバーツの兄ちゃんなんですけどね。

かすみを守ろうと、忍者の里から追いかけてくるハヤブサにケイン・コスギ。本当の格闘技を丸っきり取り入れているからなのか、監督が男に興味ないからなのか、地味なファイトです。しかもイイとこなしの役。
頑張ってましたけどね（；^ω^）

とにかくカッコよく、迫力満点のアクション映画でした。女性陣がファイトする映画だからって、全くお嬢ちゃんアクションでもなく、見劣りするどころか鍛錬の成果が垣間見れるくらいのシーンばかり。

キャッチコピーは【ルックスで殺す】とバカバカしいですが、私が女だからなのか色気をそれほど感じませんでした。むしろ、肉体美に見惚れるほど。それほどアクション、ファイトに力が入っています。


ほどほどに笑いもあり、格闘技が好きな方なら楽しめると思います。
私は予想に反して、かなり面白かったですから。


お勧めします♪