しにがみのバラッド。

メディアワークスの流れで、「半分の月がのぼる空」から、
この作品に流れるわけで・・・。
強いていうなれば、「死」について、何を語るのか・・・。
「死」＝「不幸」の概念を払拭したいのか・・・。

人生の長い中、短い学生生活　「青春」の　夏の一刻の出来事。
「死」に近い人達が見える「しにがみ」は・・・。

「死」を突きつけられた人が、生き方を変えるとき、
昔の自分は死に、生まれ変わるのか・・・。

「死んだ人は・・・、泣けないから・・・。」
「だから、代わりに・・・。　　　　　　　泣くの・・・・・。」

しにがみのバラッド。←　「。」の意味は？
英文の「ピリオド」に値するのか。

１話、１エピソードの構成です。
１６：９　ワイド画面　クヲリティは上々です。
「目」が四角いっ！　と言う以外は問題なしっ！


う〜ん　「ラブデス」っ！

＞　トラウマが・・・、
　　　又、心が痛い・・・。

しにがみ「モモ」の携える「長鎌」は、魂を刈り取る為・・・。
　「死」への悲しみ、苦しみを和らげる為・・・。
　　「死した人」と「生き行く人」を切り離す為・・・。
　　　「昔の自分」を「新しい自分」へと成長させる為の・・・。

季節は、ゆっくりと流れ・・・、秋の訪れ。


明日も生きている「確信」はどこにも無い・・・。
だから、「今日」を精一杯、生きる・・・。



人は、いつかは「死」を迎える・・・。

運命？　不慮？　若くして失う命・・・、

　「まだ生きたいのに・・・、」
　　　「死なんて誰も願っていないのに・・・。」


何の為に生まれてきたの？

「死ぬ為に生まれてきたんじゃないっ！！」
・
・
・

＞大事な人を、亡くした事・・・、ありますか？


　　　　　私は・・・。。。

１話目に書いた時と同様に淡々と進むからこそ深々と入ってくるものがありました。心の奥の場所に問いかけてくるようなセリフの一つ一つが忘れかけていた事を思い出させてくれました。

大切な人は突然いなくなるって事をよくよく知っていたはずなのに、年月とともについつい忘れがち。情けないでね・・・。

第１話の時に「死」と言うキーワードだけを言いましたが、それだけではなく「生きる事」そして「残されたものは」と言う事を、アニメならではの表現方法で綺麗に現わされていました。

こう言った話はもっとたくさんの人に触れてもらいたいものなのでお勧めさせてもらいます。

ＯＰからＥＤまで終始透明感ある映像と音楽で語りかけてきますが、唯一ＣＭ（もちろんＣＭはありあません）に入る前のワンシーンの時の音楽が、不安を掻き立てるＢＧＭですがこれは死や残されたものの感情を表現するものでしょうか？このアニメの中で唯一心細くなる瞬間です。

人はいつ死ぬか分からない・・・

だからこそその一瞬一瞬大切な人に大切な言葉を口にしたいなと感じさせてくれるアニメでした。

全６話と短いのですが、自分にしては珍しく１話の試し観をする事なくパックで購入しました。

まだ１話目のみの視聴ですがその判断は間違ってはいなかったと思っております。

「死」と言う難しいテーマを扱う作品なので、無駄な盛り上がりを話しに挟む事無く淡々と進んでくのが印象的でした。

それが逆に各キャラの個性を引き立て、一つ一つのセリフがまるでこちらに語りかけてくるように感じました。

続きが気になる作品ですので、また最終話のレビューで！

しにがみ「モモ」は、
　生きながら、「死」に　とり憑かれている人達を・・・、
　　「昔の自分」に「死」を与える・・、
　　　やさしい「しにがみ」・・・。


物語は起伏もなく、「つらつら」流れていきます。


初雪が舞い降りる季節、でも、気持ちは少し暖かく・・・。


「死に逝く者」から「生き行く者」へ、伝わる物とは？

　　思い伝える「物」を大事に・・・。
　　　　　　　　　　　　　　　　　そして、明日へ・・・。

　　　　生きていく者の悲しみ、苦しみ・・・。
・
・
・

決して、笑う楽しい作品では有りません・・・。
気が向きましたら　原作　コミックも御座います。が、
感情移入には気をつけて・・、自分にあてはめないで・・・。
　か　さ　ね　な　い　で・・　下さい・・・。




＞亡くなった大事な人は・・・、

　　　まだ生き続けています・・・・・。


　　　　　　　　　　　　心の中に・・・。。。