エイリアン・シンドローム

※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。

レビューを表示する

エイリアンによる拉致・誘拐モノということは、原題から一目瞭然。
ホットパンツとタンクトップのヒロインの脱出劇。

予算不足であろうエイリアンの描写不足。
何が起きているのか理解できないカメラワーク。
ご都合主義と演出の力不足。
などなど、どうしてもＣ級以下の評価は免れません。

ただし、オレ頑張ってる？感も多少は汲み取れましたので、パーフェクト・ヘタレと評価するのは酷ですかな。

顔面をフっ飛ばして這い出るエイリアン。まあ、フナ虫とゴキブリの中間みたいな容姿です。
人体実験され、トランス状態になってしまった被害者。
エイリアンの人工授精を試み、精巣を握りまくる科学者。
その液が顔にかかり、騒ぐヒロイン。
すべてチープですけど、魅力といえば魅力でしょう。

最後も、ＳＦファンならすぐに予想できるオチ。
でも、これより酷いオチはたくさん観てきましたし、努力賞くらいは評価しても宜しいかと。

冒頭、いきなりホットパンツにノーブラのスレンダー美女登場で、これはこれで掴みはＯＫ。まぁ本編とは全く関係無いけど結構好みのタイプかな。こんなすべり出しの作品って期待出来ないのが多いので、観賞の方向性がおのずと決まっちゃうのが悲しいですけど。案の定チープなモンスターに脱力感がそこかしらに漂う登場人物達と予定通りの展開、しかし不思議と気になるストーリー、和製ホラーに影響受けたかなってカットも有って、何とか最後まで観れました。

ノーブラ美女の視点で物語が進んで行きますが、絶妙のタイミングで彼女のサービスシーンと程ほどのスプラッタ描写が折り込まれこの手の作品に求めるポイントは押さえて有るなって印象。大きな期待を求めていないストライクゾーンの広い方なら納得できるかも知れません。ラストにちょっとしたオチも有って、ホホーって思いましたが、決して万人にはオススメ出来ないかな。俺みたいな好き者は見るなって言われても結局見ちゃうんですけど。あくまでもマイナー系、未公開作の発掘に情熱燃やしてる人向けの一作ですね。

Ｘファイル狙いでありながら、ＡＶ的お色気シーンがあったりとか、とにかく本当にどうでもいい内容ではあるのですが、「ブレアウィッチ」なんかとはまた違った手作り感で、微笑ましさすら感じさせます。
そういえば高校の時、映画部あたりがこういうの作って文化祭で発表してたなー、といったテイスト。

こういう超Ｃ級作品をＤＶＤとして発売するまで持って行くメーカーの方々の、涙ぐましい努力を考えながら観ると面白さ倍増だよね！という寛大かつ高度なスキルをお持ちの方にはお勧めです。
死体役の人が息をしちゃってるあたりなんぞは最高に笑えます。

月間プランの枚数を消化できそうにない時なんかにどうぞ。

批判します。
色々な映画、ビデオが出るけど、こんなのに当たったら「ザンネン」のＣ級ＳＦホラー。　ストーリー、配役、カット割り、音響、何をとっても良い所なし、どこが近未来なのか判りませんでした。誰にもお勧めできません。

結論からいうと、つまらない。
監督は、なにがしたかったのか、いみがわからない。

ストーリー

男２、女２が、キャンプをしていた。そのとき、ある女性が、異変にきずく。空を見上げたとき、宇宙船見たいなのがとんでいて、それをビデオカメラにとる。そして、仲間が駆けつけて、女性がカメラを男に見せると、カメラにはうつっていなかった。
そして、宇宙人が、みんなの前に姿を現した。そして、さらわれた。宇宙船内では、エイリアンが、みんなの腹を切り裂いていた。
そして、女性が気がついたときには、どこかの施設だった。
仲間の３人は、彼女のことを覚えておらず、神経がおかしくなっていた。そして、彼女は、自分の家にかえされる。
これまでが、あらすじ。
意味がわからないのは、エイリアンは、おなかを切り裂いて、なにをするつもりだったのか？切り裂いたら、ただ死ぬだけだと思う。
人体実験にならないんじゃないのかな。また、宇宙船から、いきなり施設画面にかわって、わけがわからない。施設のやりたいことはわかったけど。見たい人は、どうぞ。

エロ、なし。グロ、少しあり。