イッセー尾形ベストコレクション２００４　大家族　クリスマス編

　イッセー尾形の２０年来のファンです。ライブにも時々行きますが、ここ数年ちょっと芸が荒れてきてないかなーと心配してます。年齢的にもキビしいのかな。昔は３０分を越える長時間のネタが多かったけど、今は短編を数でこなすって感じだし。まーそれはそれでいいんだけど、キャラクターの違いにメリハリが乏しくなったような気がするのです。
　このＤＶＤの１本目に出てくるタクシードライバーなんて、昔のイッセーなら最も得意としそうなキャラ。なのに客の反応も悪く、何だか焦って演技してる空気です。おそらく数多くキャラを演じるうちに違いをつけるのが難しくなって、オヤジはみんな同じようなオヤジ、ジジイはみんな同じようなジジイになりつつあるのではと思います。
　２本目の生物教師はライブで「教師シリーズ」のうちの１本として観たことがあるけど、そのシリーズの中では一番面白かったネタです。出来ればもっとアイデアを膨らませて、結局授業を暴走させてしまう方に持っていって欲しかったけど。
　で、４本目の大家族シリーズ。このシリーズは今、ライブで一番安定して人気のあるネタのようです。中でもこの「クリスマス」編と「海水浴」編はよく出来ていて面白い！「きよしこの夜」のリフレインには会場も大爆笑！新作に期待してます。　

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私も小娘の割には、結構長めのイッセーさんファン、だと
勝手に自負しております。
だっておじさま、格好良いんですもの〜。
真の舞台人だとリスペクトしております。

さて、この作品ですが。
タクシードライバー、生物教師、ロシアの愛、
大家族「クリスマス編」の四本が収録されております。

既にレビューなさってる方もおられますが、
私も生物教師のネタは、流石にすっ飛ばしてしまいました。
だってもう、私、愛猫家。とか言う以前に、この内容は
どうしたって引くわ〜イッセーさん！

タクシードライバーは、いつもの嫌味加減たっぷりの
オジサンキャラ登場って感じで、
誰が今時そんな関西弁使ってんのよ、的、
ステレオタイプのアクの強いオジサン芸を堪能できます。
笑いどころは、パラパラって感じかな〜・・でも〜。

ロシアの愛、は、御馴染みと言えば御馴染み？
これまた癖のあるおばさん芸ですね。タイトルにした
「一本のぉ〜」と言う非常に
オリジナルなソングが妙に耳に残ります。

最後の大家族はもうテッパンですよね。待ってました！
って感じで。今回はアノ内山さん入院により、
皆でお見舞いに出掛けるバージョンです。
流石、笑いどころもコンスタントに散りばめられていて、
「アトムおじさん」系、オーソドックスものが好きな
私にとっては、これが一番、ご馳走様♪なネタでした。

私もここ数年のイッセーさんの芸、ちょっと偏りが
見えるなあと密かに心配しているのですが、
如何お過ごしですか、イッセー様。でも、ずっと期待してます。

本編ネタは四本こっきりで、正直ちょっと短いなあ〜と
思ったんですけど、今回のＤＶＤにはコメンタリーも
付いているので
まあほど良く、楽しめるかなと。やっぱ短いのは短いですけど。
もっともっと見たい〜。

因みにコメンタリーは、森田さんファミリー(ですよね？)らと
ご一緒です。奥様、相変わらず饒舌。

大家族シリーズは最高に面白い。
ああ　いるいるこんなおじちゃん！！
　
でもなあ　生物教師のネタは１００％なさそう・・。
グロいのもあって早送り・・・・・。残念。