恋歌

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昨日何気に見ていた「金スマ」でパク・ヨンハssiの追悼特番を放送していました。早すぎた死を悼みながら，何とかならなかったのだろうかと惜別の情を禁じ得ません。
本作は，1999年4月にKBSで放送された作品ですが，レビューをあげていませんでしたので，哀悼の意を込めて書かせていただきます。
10年ひと昔前の作品ですから，昔の「ネタ帳」を見ても完璧に思い出せませんが，ヨンハssiは準主役といった扱いだったと思います。
ドラマでの役どころは，喜怒哀楽が結構激しい感じの青年ユン・ミニョン役で，ヨンハssiのファンにとっては，様々な表情を見せるヨンハssiを楽しんでいただけます。
かわいい表情は彼のキャラどおり，怒ってるシーンは「Loving You」のヒョク役，悲しんでるシーンは「冬のソナタ」のサンヒョク役といった感じでしょうか，考えて見れば10年前でこの演技ができたわけですから，やっぱりもったいないですね。
本作の主役は，孤児院を抜け出して，ヤクザの元で育ったジンソブ（イ・ジュヒョンssi）とシネ（チェリムssi）の二人ですが，ここにヨンハssiが絡んできてドラマは複雑に展開します。さらには，「イヴのすべて」でチェリムssiと共演するキム・ソヨンssiが登場して見事な「四角関係」の構図が出来上がります。
ともすればドロドロになりそうな題材をフレッシュな４人が爽やかに問題解決していく姿に胸をうたれます。
パク・ヨンハssiに対する追悼の「お世辞」ではなく，ドラマとしてもしっかりしていますので，未見の方は是非視聴されることをおススメします。
星の五つは香典代わりです。

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ある日雪の中に倒れていた幼い孤児の兄妹ジンソプとシネを家に連れ帰り養子に迎え入れたユン夫妻。夫妻にはミンヒョンという一人息子がいるが、母親の愛情を取られたようで２人に辛くあたる。
ジンソプはシネに兄と言っているが実は血の繋がりはなく、シネは実の兄だと信じている。その嘘が後々ジンソプを苦しめる事に‥
そして場面は十数年後となり、アメリカに留学していたミンヒョン（パク・ヨンハ）が戻って来て３人は再会します〜

ジンソプ（イ・ジュヒョン）〜大学生。真面目で妹想い
シネ（チェリム）〜舞踏学科に籍を置く大学生
ミンヒョン（パク・ヨンハ）〜ジャズダンスに情熱を燃やす大学生
カヒ（キム・ソヨン）〜シネの友達でダンスのライバル

孤児だった兄妹がユン家に引き取られ幸せに暮らしていたものの一家に不幸が襲い掛かります。父親の経営する会社が倒産。家も取られ裕福だった暮らしが一変。ジンソプは大学を休学して家族の為、そして密かに愛する妹シネの学費の為にスタントマンとして働く事に‥
シネを愛し始め接近するミンヒョン。ジンソプを実の兄と信じ甘えるシネ。そんなシネに男としての気持ちを抑え兄として接するジンソプ。ジンソプに想いを寄せるカヒ。
この４人の恋模様を軸に、ミンヒョンの出生の秘密、親たちの過去が絡み、ドラマは進みます〜

子供時代のミンヒョン、シネ達を「物乞い」などと言い敵対心むき出しだったのでどんな大人になったかと心配しましたが‥パク・ヨンハ演じる大人になってから〜時々酷い事を言ったりするけど結構明るく嫌な奴ではありませんでした。
カヒも愛するジンソプの幸せを考えてあげられる良い子。

私が理解出来なかったのはシネ。会社の倒産で家が大変な事になり母親も家政婦として働き始めます。その母親が倒れ胃がんと診断されるも手術費も無い状態。
兄のジンソプは大学を休学して家族の生活費、シネの授業料の為危険なスタントマンをしているのに大学に通い続けるシネに私は理解不能。
後、カヒに「お兄さんがなにもかも犠牲になって・・あなたも大学を休学するべきよ！」とシネに言ってくれた時にはスッキリしました。

ジンソプ役のイ・ジュヒョン〜私が今視聴中の「空よりも地よりも」に出ていますが、このドラマではグッと若くなかなか素敵です。兄としてしか見てくれない妹を守り続ける姿には胸打たれました。

「オンエアー」でのパク・ヨンハが余りに素敵だったので昔の姿を拝みたくて見てみました。ちょっとフックラしていて若さ全開です〜

なんといってもアメリカ帰り（という設定）のパク・ヨンハのなーんか嘘くさーい演技が「がんばってるなー」と涙を誘う作品です。『イヴのすべて』でも共演のチェリムとキム・ソヨンは、相変わらずチェリム優位。この図式は変えられないのでしょうか。キム・ソヨンの方が圧倒的に美人なのに。世の中は「美人」で影があるより「そこそこ」で明るい健康さを求めているのでしょうかね。役づくりにしても、なにもそこまで、というくらいに「影」がある暗ーい顔のメイク。ソヨンちゃんの明るい笑顔が見たいわ。以上、まだＶＯＬ．２までしか見てないので、今後変わることを期待して終わりたいと思います。頑張れパクちゃん。

主役はイジュヒョンとチェリムです。
ヨンハのクレジットは３番め。
でも心配ご無用。最後はほとんどヨンハが主役みたいなものですから。

ヨンハは心に傷を負ってひねくれてしまってる役です。
人に素直になれなくて、自分の気持ちも素直に表せない。
心の痛みを、敵意でしか表せない悲しい人です。
だから笑顔はあんまり見れないですけど、でもそのかわり、ジャズダンスシーンが見れます。無精髭も。

役者もけっこう揃ってて、シナリオも悪くないです。
『雪花』とどっちから見ようかな、というのであれば、
ストーリーで選ぶなら『恋歌』、
ヨンハの笑顔で選ぶなら『雪花』、
というかんじでしょうか。

割と好感を持ってるパク・ヨンハの作品だったので、借りたんだけど・・・。
まだ、1・2話で結論出しちゃうのは早いんだけど、パクちゃん、今のほうがずっと素敵ね〜♪
日本に来てから、すっかり垢抜けちゃって・・・！
期待してなかった、お兄ちゃん役の人のほうが数倍も素敵だわ。
意外な拾い物をした感じ〜♪
3話以降、どんな展開になるのか・・・、最後まで見届けるつもりです。