ダウンタウン・ヒーローズ / 薬師丸ひろ子
ダウンタウン・ヒーローズ
/山田洋次
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(10)
解説・ストーリー
薬師丸ひろ子を主演に山田洋次監督が手掛けた恋と友情の青春グラフィティ。県内一のマドンナと言われる房子に想いを寄せる洪介とオンケル。文化祭の演劇コンクールの主演女優にと房子を説得できたまではよかったのだが…。
薬師丸ひろ子を主演に山田洋次監督が手掛けた恋と友情の青春グラフィティ。県内一のマドンナと言われる房子に想いを寄せる洪介とオンケル。文化祭の演劇コンクールの主演女優にと房子を説得できたまではよかったのだが…。
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「ダウンタウン・ヒーローズ」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
薬師丸ひろ子を主演に山田洋次監督が手掛けた恋と友情の青春グラフィティ。県内一のマドンナと言われる房子に想いを寄せる洪介とオンケル。文化祭の演劇コンクールの主演女優にと房子を説得できたまではよかったのだが…。
「ダウンタウン・ヒーローズ」 の作品情報
「ダウンタウン・ヒーローズ」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ダウンタウンヒーローズの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9684 |
2005年06月29日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
0人
|
ダウンタウンヒーローズの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
120分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/モノラル/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
DA9684 |
2005年06月29日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
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ユーザーレビュー:10件
マドンナという存在発祥の地で
ご当地映画レビュー・シリーズ 愛媛県
( ネタばれあり)
「 夢千代日記 」「 花へんろ 」などで知られる作家・早坂暁の自伝的小説が原作で、同作品は直木賞候補となりました。
旧制高校最後の年の松山高校が舞台で、バンカラな気風の男子学生たちと、彼らのマドンナたちの物語。
たびたび言っていることですが、過ぎ去ってしまった時代というのは、日本のことでも もはや異文化であり、理解するには外国と同様に接し方に配慮が必要ですね。
何代も伝統として引き継がれたオンボロの学帽やゲタを身にまとい、寮生活と仲間意識の一体感、当人や周囲も教養や志を尊ぶ気風、卑しいふるまいや俗物を軽蔑するといった、良くも悪くも、選ばれたエリートゆえの矜持・・・・・もはや絶滅してしまった時代の精神へのオマージュであり、その時代を知っているものが作っただけに「コクリコ坂」とは質感が全然違います。 ( 余計なことを・・・・・)
バンカラ学生たちを演じるのは、柳葉敏郎、尾美としのり、坂上忍、杉本哲太たちで、中村橋之助が主役ですが、むしろ当時若手だったこれらの男優たちの好演が観られる群像劇です。
背伸びして、大人にならんとする若者たち・・・若人 というべきでしょう。 この言葉も死語に近いかな。
物語は前半と後半に分かれ、二人のマドンナが登場します。
学生たちが匿い、その逃亡を手助けする咲子を演じるのは石田えり。
彼女をさっちゃんと呼び、学生たちにとってはドン・キホーテ( というより「ラ・マンチャの男」 )のドルシネアにあたるでしょうか、貧しい農家の出で無学の足抜け女郎である彼女は、全力で守らなくてはならないマドンナでした。
警察も法律も当てにはならず、弱者の味方ではないのを承知の上の、義侠心。 これも死語ですね。
洋服に着替えて、学生たちのまえに現れる石田えりには輝きがあり、きれいです。
後半、劇中劇を共に演じる、高等女学校の女子学生・房子を演じるのは薬師丸ひろ子。
日傘をさして現れる姿はまさしく青年たちのあこがれのマドンナであり、土手道を共に歩くアングルは『青い山脈』の引用であり、オマージュですね。
しかし実際の房子は苦学生でもあり、また洪介との再会のシーンで握りしめているハンカチが象徴するように、男たちの自己完結な憧憬に収まらない生身の女性であり、当然のことながら、欲求も意思もあるのですね。
アイドルではない女優・薬師丸ひろ子がすでにそこにいました。
山田組常連の倍賞千恵子、米倉斉加年、笹野高史、すまけい、らが脇を固めているし、教師役に詩人の田村隆一、校長役にアニメーターの久里洋二の姿を見ることができます。
何と言っても学生食堂のおやじ・春さん役の渥美清。 山田洋次、早坂暁の盟友ですが、まだ元気で、演技力と存在感はさすがで、作品に明るさと活気を与えています。
ところで劇中劇「理髪師チッターライン」の作品解釈について、激論が闘わされます。
人間のすさまじい業を描いている、という立場と、だからこそ救済を描きたいという立場。
「 救われないからこその悲劇。 そんな安っぽい救済なんぞいらん。 まるで田舎芝居じゃ 」とまで言い合う。
山田洋次の作品には救いが用意されていて、それが支持される一方、批判となっている( ぼくも批判的にとらえています )と感じていますので、興味深い自己分析と思いました。
当人も自覚の上の作風なのですね。 柳葉演じるオンケルの描き方が興味深かったです。
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時代
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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男性が、ガサツで汚くそして純粋だった時代の作品。
女性としては目を覆いたくなるような汚い映像も
あるのですが、どんどん内面の純粋さに引かれていきます。
昭和30〜40?年を青春としてすごした世代にはたまらなく
懐かしさを感じることでしょう。
若きころの柳葉が、早くから役者としての頭角を現している
作品でもあります。
若き日の薬師丸ひろ子も清楚でした。
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蛮カラ・ファッションに身を包んだ純情な若者たち
この作品、以前にすでに観たと思い込んでいたのですが、私の記憶違いでした。若者たちの心に抱く熱い情熱と、未来への夢や希望を山田洋次監督が描いた青春ドラマ。昭和23年の愛媛の松山高校という“旧制高校”が舞台なので登場する学生たちはみんなとても蛮カラ。でも、そのいでたちとはアンバランスなほど、心は純情そのもの。さまざまなことに一喜一憂を繰り返す若者たちの姿がとても生き生きと描かれていました。また、そんな学生たちを暖かく見守る大人たちを山田組のベテラン俳優陣が演じていて、非常に重厚な作品に仕上がっています。いつか早坂暁の小説も読んでみたいと思いました。
ちょっとの間、住むところが変わりバタバタしていたので、ひさしぶりのレビュー投稿になりました。面倒な書類を送ったりしなくてもDVDソフトの送付先を変えられるDISCASさんのシステム、ありがたかったです。
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「バンカラ」に遠く乗り遅れた自分さえ「アガーテ」に憧れる
昔は、いい先生がいたのですね。米倉斉加年、イッセー尾形、すまけい、田村隆一(私が敬愛する『荒地』詩人)が演じる、ユーモア・学識・骨のある群像。
旧制・松山高校が主舞台。この機会に旧制高校についても自己学習のため、調べておきます。「一」東京、「二」仙台、「三」京都、「四」金沢、「五」熊本、「六」岡山、「七」鹿児島、「八」名古屋。──「松山」は漢数字の学校(ナンバー・スクール)から外れていますが、「地名校」──新潟、松本、山口、松山の初めであり、戦後、最後に残った旧制高等学校(1950年廃校)でした。廃校までに男女共学の試み(女子は少数名)がありましたが、マドンナ「中原房子」(薬師丸ひろ子)はその一人でありません。県立高等女子師範学校の生徒です。「メッチェン」。
食糧事情が悪化、「キャベツをこんなに食っていると芋虫になるかもね」という貧困の寮暮らしだが、「デカンショ」で盛り上がる元気があります。主人公の同窓の「バンカラ」ではないフルート吹き「高井貞一」(尾美としのり)は道後温泉の酌婦「咲子」(石田えり)に同情している。重病である彼女は「バンカラ」連中から贈られた「新しい衣装」を着て喜ぶ。
学祭でドイツの作家ヘッベルの戯曲「理髪師チッタ―ライン」の「アガーテ」役に、「房子」が求められます。
昭和23年。橋之助より、柳葉敏郎の「バンカラ」の強さ、優しさが光っています。脇の杉本哲太もいい。
「ダウンタウンヒーローズ」(1988、松竹、カラー、120分)。監督は山田洋次、原作は早坂暁。渥美清が絶妙の役(学食の親父)で登場。
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ダウンタウンヒーローズ
投稿日:2014/11/09
レビュアー:片山刑事
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戦後すぐの世界をカラー映像で見れるのがそれだけで面白く、更に登場人物たちは学園祭や体育祭で本気になってみんながやるのが今の時代に見ると不思議な気持ちで見てました。
ただ構成としては、前半60分と後半60分ではヒロインが2人いて前半は娼婦を隠すために頑張る展開ですが、結構あっけなく解決してそのままフェードアウトして次に憧れのヒロインを演劇に誘ってお芝居の訓練してそれを披露とする流れ。
しかも結構演劇のパートが長くて普通に劇中劇を楽しんでしまいました。渥美清さんの渥美さんらしいキャラクターもやっぱり笑ってしまいます。
そのヒロインを巡って、演劇の演出のお兄さんと主演のお兄さんが三角関係になりますが。ヒロインは主人公に告白しますが、主人公はそれを断ってナレーションで「ボクは断った」みたいなことで終わってしまいますが。ちょっとその展開もよくわからなかったです。
が、アメリカの占領に対して反対したり目の前の小さな出来事を本気でぶつかる青年たちを見れて面白かったです。
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ユーザーレビュー
マドンナという存在発祥の地で
投稿日
2013/07/10
レビュアー
ロキュータス
ご当地映画レビュー・シリーズ 愛媛県
( ネタばれあり)
「 夢千代日記 」「 花へんろ 」などで知られる作家・早坂暁の自伝的小説が原作で、同作品は直木賞候補となりました。
旧制高校最後の年の松山高校が舞台で、バンカラな気風の男子学生たちと、彼らのマドンナたちの物語。
たびたび言っていることですが、過ぎ去ってしまった時代というのは、日本のことでも もはや異文化であり、理解するには外国と同様に接し方に配慮が必要ですね。
何代も伝統として引き継がれたオンボロの学帽やゲタを身にまとい、寮生活と仲間意識の一体感、当人や周囲も教養や志を尊ぶ気風、卑しいふるまいや俗物を軽蔑するといった、良くも悪くも、選ばれたエリートゆえの矜持・・・・・もはや絶滅してしまった時代の精神へのオマージュであり、その時代を知っているものが作っただけに「コクリコ坂」とは質感が全然違います。 ( 余計なことを・・・・・)
バンカラ学生たちを演じるのは、柳葉敏郎、尾美としのり、坂上忍、杉本哲太たちで、中村橋之助が主役ですが、むしろ当時若手だったこれらの男優たちの好演が観られる群像劇です。
背伸びして、大人にならんとする若者たち・・・若人 というべきでしょう。 この言葉も死語に近いかな。
物語は前半と後半に分かれ、二人のマドンナが登場します。
学生たちが匿い、その逃亡を手助けする咲子を演じるのは石田えり。
彼女をさっちゃんと呼び、学生たちにとってはドン・キホーテ( というより「ラ・マンチャの男」 )のドルシネアにあたるでしょうか、貧しい農家の出で無学の足抜け女郎である彼女は、全力で守らなくてはならないマドンナでした。
警察も法律も当てにはならず、弱者の味方ではないのを承知の上の、義侠心。 これも死語ですね。
洋服に着替えて、学生たちのまえに現れる石田えりには輝きがあり、きれいです。
後半、劇中劇を共に演じる、高等女学校の女子学生・房子を演じるのは薬師丸ひろ子。
日傘をさして現れる姿はまさしく青年たちのあこがれのマドンナであり、土手道を共に歩くアングルは『青い山脈』の引用であり、オマージュですね。
しかし実際の房子は苦学生でもあり、また洪介との再会のシーンで握りしめているハンカチが象徴するように、男たちの自己完結な憧憬に収まらない生身の女性であり、当然のことながら、欲求も意思もあるのですね。
アイドルではない女優・薬師丸ひろ子がすでにそこにいました。
山田組常連の倍賞千恵子、米倉斉加年、笹野高史、すまけい、らが脇を固めているし、教師役に詩人の田村隆一、校長役にアニメーターの久里洋二の姿を見ることができます。
何と言っても学生食堂のおやじ・春さん役の渥美清。 山田洋次、早坂暁の盟友ですが、まだ元気で、演技力と存在感はさすがで、作品に明るさと活気を与えています。
ところで劇中劇「理髪師チッターライン」の作品解釈について、激論が闘わされます。
人間のすさまじい業を描いている、という立場と、だからこそ救済を描きたいという立場。
「 救われないからこその悲劇。 そんな安っぽい救済なんぞいらん。 まるで田舎芝居じゃ 」とまで言い合う。
山田洋次の作品には救いが用意されていて、それが支持される一方、批判となっている( ぼくも批判的にとらえています )と感じていますので、興味深い自己分析と思いました。
当人も自覚の上の作風なのですね。 柳葉演じるオンケルの描き方が興味深かったです。
時代
投稿日
2005/09/27
レビュアー
みな
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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男性が、ガサツで汚くそして純粋だった時代の作品。
女性としては目を覆いたくなるような汚い映像も
あるのですが、どんどん内面の純粋さに引かれていきます。
昭和30〜40?年を青春としてすごした世代にはたまらなく
懐かしさを感じることでしょう。
若きころの柳葉が、早くから役者としての頭角を現している
作品でもあります。
若き日の薬師丸ひろ子も清楚でした。
蛮カラ・ファッションに身を包んだ純情な若者たち
投稿日
2006/01/17
レビュアー
京
この作品、以前にすでに観たと思い込んでいたのですが、私の記憶違いでした。若者たちの心に抱く熱い情熱と、未来への夢や希望を山田洋次監督が描いた青春ドラマ。昭和23年の愛媛の松山高校という“旧制高校”が舞台なので登場する学生たちはみんなとても蛮カラ。でも、そのいでたちとはアンバランスなほど、心は純情そのもの。さまざまなことに一喜一憂を繰り返す若者たちの姿がとても生き生きと描かれていました。また、そんな学生たちを暖かく見守る大人たちを山田組のベテラン俳優陣が演じていて、非常に重厚な作品に仕上がっています。いつか早坂暁の小説も読んでみたいと思いました。
ちょっとの間、住むところが変わりバタバタしていたので、ひさしぶりのレビュー投稿になりました。面倒な書類を送ったりしなくてもDVDソフトの送付先を変えられるDISCASさんのシステム、ありがたかったです。
「バンカラ」に遠く乗り遅れた自分さえ「アガーテ」に憧れる
投稿日
2022/02/06
レビュアー
ちゅく
昔は、いい先生がいたのですね。米倉斉加年、イッセー尾形、すまけい、田村隆一(私が敬愛する『荒地』詩人)が演じる、ユーモア・学識・骨のある群像。
旧制・松山高校が主舞台。この機会に旧制高校についても自己学習のため、調べておきます。「一」東京、「二」仙台、「三」京都、「四」金沢、「五」熊本、「六」岡山、「七」鹿児島、「八」名古屋。──「松山」は漢数字の学校(ナンバー・スクール)から外れていますが、「地名校」──新潟、松本、山口、松山の初めであり、戦後、最後に残った旧制高等学校(1950年廃校)でした。廃校までに男女共学の試み(女子は少数名)がありましたが、マドンナ「中原房子」(薬師丸ひろ子)はその一人でありません。県立高等女子師範学校の生徒です。「メッチェン」。
食糧事情が悪化、「キャベツをこんなに食っていると芋虫になるかもね」という貧困の寮暮らしだが、「デカンショ」で盛り上がる元気があります。主人公の同窓の「バンカラ」ではないフルート吹き「高井貞一」(尾美としのり)は道後温泉の酌婦「咲子」(石田えり)に同情している。重病である彼女は「バンカラ」連中から贈られた「新しい衣装」を着て喜ぶ。
学祭でドイツの作家ヘッベルの戯曲「理髪師チッタ―ライン」の「アガーテ」役に、「房子」が求められます。
昭和23年。橋之助より、柳葉敏郎の「バンカラ」の強さ、優しさが光っています。脇の杉本哲太もいい。
「ダウンタウンヒーローズ」(1988、松竹、カラー、120分)。監督は山田洋次、原作は早坂暁。渥美清が絶妙の役(学食の親父)で登場。
ダウンタウンヒーローズ
投稿日
2014/11/09
レビュアー
片山刑事
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戦後すぐの世界をカラー映像で見れるのがそれだけで面白く、更に登場人物たちは学園祭や体育祭で本気になってみんながやるのが今の時代に見ると不思議な気持ちで見てました。
ただ構成としては、前半60分と後半60分ではヒロインが2人いて前半は娼婦を隠すために頑張る展開ですが、結構あっけなく解決してそのままフェードアウトして次に憧れのヒロインを演劇に誘ってお芝居の訓練してそれを披露とする流れ。
しかも結構演劇のパートが長くて普通に劇中劇を楽しんでしまいました。渥美清さんの渥美さんらしいキャラクターもやっぱり笑ってしまいます。
そのヒロインを巡って、演劇の演出のお兄さんと主演のお兄さんが三角関係になりますが。ヒロインは主人公に告白しますが、主人公はそれを断ってナレーションで「ボクは断った」みたいなことで終わってしまいますが。ちょっとその展開もよくわからなかったです。
が、アメリカの占領に対して反対したり目の前の小さな出来事を本気でぶつかる青年たちを見れて面白かったです。
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