じゃじゃ馬ならし / エリザベス・テイラー
じゃじゃ馬ならし
/フランコ・ゼフィレッリ
平均評価点:
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全体の平均評価点: (5点満点)
(14 )
解説・ストーリー
イタリアのある村にやってきた青年が、土地の若い娘に恋をした。しかし娘の父親は、その娘の姉が結婚するまでは妹の結婚は認めないという。姉のカタリーナは、村でも有名なじゃじゃ馬だった……。シェイクスピアの同名喜劇の映画化作品。
イタリアのある村にやってきた青年が、土地の若い娘に恋をした。しかし娘の父親は、その娘の姉が結婚するまでは妹の結婚は認めないという。姉のカタリーナは、村でも有名なじゃじゃ馬だった……。シェイクスピアの同名喜劇の映画化作品。
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「じゃじゃ馬ならし」 の解説・あらすじ・ストーリー
作品詳細
解説・ストーリー
イタリアのある村にやってきた青年が、土地の若い娘に恋をした。しかし娘の父親は、その娘の姉が結婚するまでは妹の結婚は認めないという。姉のカタリーナは、村でも有名なじゃじゃ馬だった……。シェイクスピアの同名喜劇の映画化作品。
「じゃじゃ馬ならし」 の作品情報
「じゃじゃ馬ならし」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
じゃじゃ馬ならしの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
122分
日・英
英:モノラル
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
RDD10015
2003年05月26日
在庫枚数
1位登録者:
2位登録者:
10枚
0人
0人
じゃじゃ馬ならしの詳細
収録時間:
字幕:
音声:
122分
日・英
英:モノラル
レイティング:
記番:
レンタル開始日:
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2003年05月26日
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ユーザーレビュー:14件
リチャード・バートンとエリザベス・テーラーのどうだ!映画
退屈な映画だ。ストーリーは簡単で教養の無い市民にも分かるが、それが面白くないのは原作の所為ではなく脚本だと思う。 この映画はリチャード・バートンとエリザベス・テーラーのために作られたのかと思ったらなんとその逆で、この二人(当時42歳と35歳)が自分たちを主役にした映画を作るという条件で百万ドルを出して作ったのがこの映画だそうだ。結果二人には二百万ドル以上のリターンがあったとか。【出所:Imdb.com】 その成り立ち通りにさすがに「私たち夫婦のどうだ!映画」になっている。バートンもテーラーも役によく似合っている。美術も非常に良い。美術は2部門でアカデミー賞にノミネートされたが、いずれも獲れなかった。獲ったのは「キャメロン」 しかし、映画のできとしては普通だ。原作を読むのはしんどいから映画で、という人には向いているだろう。原作を既に読んでいて映画だとどうなるのだろう、という人も向いているだろう。原作を知らないで、なんとなしにこの映画を観る人には、つまらないですと言っておく。やっぱりこのカップルの最高傑作は「クレオパトラ(1963)」と「いそしぎ(1965)」に勝るものは無いと思う。
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はい
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エリザベス・テーラーはやはり綺麗(^−^)
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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お人形さんのように綺麗なエリザベスの汚れ役とでも言うのでしょうか。 微笑む顔が実に意味深で小悪魔的。 かつての自分の姿を見るような夫の暴言に次第に反省をするのか、優しさや謙虚さが出てくる。 最後の夫に従順そうにしながら、しっかり手綱を引いている様子が面白かった 男性は本当に騙しやすい生き物でもあると言えるかも…(#^.^#)
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古い時代の作品ですが、踏まえて見ればおもしろい。
「THE TAMING OF THE SHREW」。“やかまし女の調教”だなんて、すんごい題名ですね。原題原理主義の私ですが、よくぞこの題名の直訳を思いとどまった、という気分です。若い方々と、日本の国語教育を受ける立場になかったとお見受けする幾人かの方たちにはあまり馴染みがない言葉かもしれませんが、『じゃじゃ馬』というのは暴れ馬ほど攻撃的ではないものの、鞍をつけさせることに抵抗する、人を乗せたがらない馬のことで、転じて男性を立てない寄せ付けない、悪舌な女性のことをも暗示します。男尊女卑の時代の物語や噺のなかで用いられた言い回しなので、同じく男尊女卑の古い時代に作られた本作の雰囲気を伝えるには、「じゃじゃ馬ならし」ほどぴったりな邦題を、ほかに考えつきません。『TAMING(動物の調教)』にも、見事にひっかけていますしね。相当、文学的で美しい仕事です。 66年の作品なのですね。「ミスタア・ロバーツ」などと見比べると、映画技術の取捨選択と発展の歴史が、透けて見えるようです。遠景は描き割りで、良い意味で学芸会風の熱を感じて、にんまりしてしまいます。その一方で、イタリア現地ロケで撮ったと思われる石造りの通りの荘厳さやお祭りのエネルギーは、現代でもまったく見劣りしません。 今の時代に男尊女卑を肯定したりすれば悪の権化とも映りかねませんから下手なことは書きたくないのですが、時代が求める道徳観として、男を立てる意義、徳、ついでに“得”を描いた物語です。その過程を演じる主演ふたりがすごい迫力で、あっけにとられてしまいます。シェイクスピアの書いた戯曲を忠実に作品化したコメディで、大口をあいて笑うような作品ではありませんが、にやにや笑って、なんとなく前時代的な主張に納得させられてしまうところがあります。 私には南九州や高知などに何人かの友人がいますが、今の時代にも、子どもたちまで、男は台所に入らない、女は食事の前や後に、台所に行って働かなければならない、という家庭実践をしていて、驚いたことがあります。 ちょっと抗議的な意を込めて、友達に在り方の是非を問うたことがあるのですが、それを聞いていた女の子のほうが言うのです。 『仕事をする場所でもあるけど、ぜったいに男が来ない場所が家の中にあることは、必要なこと。弟たちには内緒だけど、台所でみんなでお菓子をかくれて食べたりして、けっこう楽しいんだよ。』 万人向けの意見ではないでしょうが、私はこのような在り方も、ひとつの形態として考えうるんだなあ、と妙に納得させられてしまいました。本作のエリザベス・テイラーの大演説は、純粋に言葉だけで構成されているので映像に頼りがちな今の時代ではどれほど受け入れられるかわかりませんが、私には先ほどあげた高校生の女の子の言葉が思い出されて、リアリズムを感じました。背景に、家のことでは本当の主導権を女房が握る、そのための布石の意味もあるのですよ、きっと。 それにしても、エリザベス・テイラー...。作品半ばまで、どうしても彼女本人であることが信じられませんでした。どっちが本当の姿なんだろう...。怖い...。 この作品では、戦いはまだ道半ば。真の夫婦生活を築くために、この先、妻と夫、どちらがどちらを『TAMING』していくんでしょう...。
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汚れエリザベス
投稿日:2006/08/22
レビュアー:まぐのりあ
エリザベステーラーは本当に美人です。品格があります。笑うとイチコロです。あれを見ていらんとか言う男性はわざと言っていると思います。今おばあちゃんになっていますが誰よりもぶっちぎった青春を送った彼女に後悔は必要ないと思います。 この映画では絶世的に美しいリズがげっひんなアバズレ(乙女だけど)の役をやります。ゆがんだ顔つき、乱暴な態度、下品な言葉使い。うおっ美人でもこんなに憎たらしい感じになるんだと感心。ちょっとカッコいい下品とかいうのではなく、マジで下品です。ぶっちゃけこれは乱暴者の金目当てだった旦那に貰われて下品が直った話なのですが、リズがそんなにも体当たりで乱暴者を演じた為、うそっぽくならずに大変楽しい出来になっていました。わがまま娘をやっかい払い出来て喜ぶじーさんぽいとーちゃんとか、リズが雨の中ですっころんでギャー!と言う所とか そんなリズが 目の前で綺麗な服(自分用に用意してあった)のをびりびりにされてもの凄くがっかりした顔とか それが全て最後に繋がってゆきます。最後の最後迄げひん炸裂させておいて、最後に改心して旦那様、心からお使えしますと微笑んだあの顔の 綺麗な事綺麗な事、顔だけでいってしまいそうです。シェイクスピアの話も面白いし ああ、流石エリザベステイラー。私は見ていてとても幸せな気持になりました。いつもこんなだと苦労しないんだけどな(爆)
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貫禄のエリザベス・テーラー
原作がシェークスピアなので、台詞は大仰で、登場人物は饒舌です。 観る人によっては、とても退屈に感じるかもしれません。 舞台は16世紀初頭のイタリアの田舎。 バプティスタには二人の娘があり、長女のカタリーナは有名なじゃじゃ馬。 妹のビアンカは、求婚する者も多い気立てのよい娘です。 しかし、父のパブティスタは、カタリーナが片付くまでは、ビアンカを嫁にはやらないと言うのです。 そこでビアンカがお目当ての男たちが一計を案じ、持参金目あてに嫁探しをしているペトルーキオにカタリーナを押し付けようとするのでした。 カタリーナを演じるのは、エリザベス・テーラーですが、このじゃじゃ馬ぶりが、いかにも手の付けられない暴れ馬という感じで、見るもの聞くもののすべてに怒りをぶつけている風なのです。 カタリーナを夫に従順な妻に調教して見せるというペトルーキオ(リチャード・バートン)のやり方はかなり強引で、カタリーナでさえ恐れをなすほど。 いよいよ二人の結婚式の日。 結婚衣装をまとったカタリーナや参列者たちを散々待たせた挙句に登場したペトルーキオといえば、粗末な衣装に馬の鞍はボロボロというみすぼらしさ。 カタリーナのじゃじゃ馬に負けないくらいの愚か者と陰口を叩かれますが、 ペトルーキオの「衣装と結婚するわけじゃない。俺と結婚するのだ」という言葉にカタリーナが反応します。 この時のわずかな表情の変化に、ぺトルーキオに対する見方が変わったのが分かります。 ペトルーキオの家にカタリーナを連れ帰ってからの調教ぶりもかなり乱暴で、何だかんだと屁理屈をつけては食べさせない、着飾らせない、眠らせないと徹底しています。 そして、妹ビアンカの結婚式のために里帰りする頃には、カタリーナは自分の気持ちを抑えて、夫の言葉に従うようになっていました。 そして、ラストで見せた誰の妻よりも夫に従順なカタリーナの姿。 演じるエリザベス・テーラーが、あまりにも堂々としていて(クレオパトラの貫禄!)カタリーナの本心なのか、建前なのか?と、私には納得しがたい状況でした。 登場人物たちの台詞に含まれる皮肉やユーモアに、シェークスピアらしい理屈っぽさが表れていて、苦手でない方には楽しめると思います。 布地をたっぷりと使った当時の大げさな衣装を観るのも、もう一つの楽しみでした。 この「じゃじゃ馬ならし」がベースになっているという『キス・ミー・ケイト』をこれから観ようと思っているのですが、この「キス・ミー・ケイト」は、ペトルーキオのカタリーナに対する台詞だったのですね。 どんな現代劇になっているのか興味深いところです。
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ユーザーレビュー
リチャード・バートンとエリザベス・テーラーのどうだ!映画
投稿日
2009/04/20
レビュアー
bokensdorf
退屈な映画だ。ストーリーは簡単で教養の無い市民にも分かるが、それが面白くないのは原作の所為ではなく脚本だと思う。 この映画はリチャード・バートンとエリザベス・テーラーのために作られたのかと思ったらなんとその逆で、この二人(当時42歳と35歳)が自分たちを主役にした映画を作るという条件で百万ドルを出して作ったのがこの映画だそうだ。結果二人には二百万ドル以上のリターンがあったとか。【出所:Imdb.com】 その成り立ち通りにさすがに「私たち夫婦のどうだ!映画」になっている。バートンもテーラーも役によく似合っている。美術も非常に良い。美術は2部門でアカデミー賞にノミネートされたが、いずれも獲れなかった。獲ったのは「キャメロン」 しかし、映画のできとしては普通だ。原作を読むのはしんどいから映画で、という人には向いているだろう。原作を既に読んでいて映画だとどうなるのだろう、という人も向いているだろう。原作を知らないで、なんとなしにこの映画を観る人には、つまらないですと言っておく。やっぱりこのカップルの最高傑作は「クレオパトラ(1963)」と「いそしぎ(1965)」に勝るものは無いと思う。
エリザベス・テーラーはやはり綺麗(^−^)
投稿日
2008/12/12
レビュアー
totoro
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
レビューを表示する
お人形さんのように綺麗なエリザベスの汚れ役とでも言うのでしょうか。 微笑む顔が実に意味深で小悪魔的。 かつての自分の姿を見るような夫の暴言に次第に反省をするのか、優しさや謙虚さが出てくる。 最後の夫に従順そうにしながら、しっかり手綱を引いている様子が面白かった 男性は本当に騙しやすい生き物でもあると言えるかも…(#^.^#)
古い時代の作品ですが、踏まえて見ればおもしろい。
投稿日
2007/04/06
レビュアー
干し草
「THE TAMING OF THE SHREW」。“やかまし女の調教”だなんて、すんごい題名ですね。原題原理主義の私ですが、よくぞこの題名の直訳を思いとどまった、という気分です。若い方々と、日本の国語教育を受ける立場になかったとお見受けする幾人かの方たちにはあまり馴染みがない言葉かもしれませんが、『じゃじゃ馬』というのは暴れ馬ほど攻撃的ではないものの、鞍をつけさせることに抵抗する、人を乗せたがらない馬のことで、転じて男性を立てない寄せ付けない、悪舌な女性のことをも暗示します。男尊女卑の時代の物語や噺のなかで用いられた言い回しなので、同じく男尊女卑の古い時代に作られた本作の雰囲気を伝えるには、「じゃじゃ馬ならし」ほどぴったりな邦題を、ほかに考えつきません。『TAMING(動物の調教)』にも、見事にひっかけていますしね。相当、文学的で美しい仕事です。 66年の作品なのですね。「ミスタア・ロバーツ」などと見比べると、映画技術の取捨選択と発展の歴史が、透けて見えるようです。遠景は描き割りで、良い意味で学芸会風の熱を感じて、にんまりしてしまいます。その一方で、イタリア現地ロケで撮ったと思われる石造りの通りの荘厳さやお祭りのエネルギーは、現代でもまったく見劣りしません。 今の時代に男尊女卑を肯定したりすれば悪の権化とも映りかねませんから下手なことは書きたくないのですが、時代が求める道徳観として、男を立てる意義、徳、ついでに“得”を描いた物語です。その過程を演じる主演ふたりがすごい迫力で、あっけにとられてしまいます。シェイクスピアの書いた戯曲を忠実に作品化したコメディで、大口をあいて笑うような作品ではありませんが、にやにや笑って、なんとなく前時代的な主張に納得させられてしまうところがあります。 私には南九州や高知などに何人かの友人がいますが、今の時代にも、子どもたちまで、男は台所に入らない、女は食事の前や後に、台所に行って働かなければならない、という家庭実践をしていて、驚いたことがあります。 ちょっと抗議的な意を込めて、友達に在り方の是非を問うたことがあるのですが、それを聞いていた女の子のほうが言うのです。 『仕事をする場所でもあるけど、ぜったいに男が来ない場所が家の中にあることは、必要なこと。弟たちには内緒だけど、台所でみんなでお菓子をかくれて食べたりして、けっこう楽しいんだよ。』 万人向けの意見ではないでしょうが、私はこのような在り方も、ひとつの形態として考えうるんだなあ、と妙に納得させられてしまいました。本作のエリザベス・テイラーの大演説は、純粋に言葉だけで構成されているので映像に頼りがちな今の時代ではどれほど受け入れられるかわかりませんが、私には先ほどあげた高校生の女の子の言葉が思い出されて、リアリズムを感じました。背景に、家のことでは本当の主導権を女房が握る、そのための布石の意味もあるのですよ、きっと。 それにしても、エリザベス・テイラー...。作品半ばまで、どうしても彼女本人であることが信じられませんでした。どっちが本当の姿なんだろう...。怖い...。 この作品では、戦いはまだ道半ば。真の夫婦生活を築くために、この先、妻と夫、どちらがどちらを『TAMING』していくんでしょう...。
汚れエリザベス
投稿日
2006/08/22
レビュアー
まぐのりあ
エリザベステーラーは本当に美人です。品格があります。笑うとイチコロです。あれを見ていらんとか言う男性はわざと言っていると思います。今おばあちゃんになっていますが誰よりもぶっちぎった青春を送った彼女に後悔は必要ないと思います。 この映画では絶世的に美しいリズがげっひんなアバズレ(乙女だけど)の役をやります。ゆがんだ顔つき、乱暴な態度、下品な言葉使い。うおっ美人でもこんなに憎たらしい感じになるんだと感心。ちょっとカッコいい下品とかいうのではなく、マジで下品です。ぶっちゃけこれは乱暴者の金目当てだった旦那に貰われて下品が直った話なのですが、リズがそんなにも体当たりで乱暴者を演じた為、うそっぽくならずに大変楽しい出来になっていました。わがまま娘をやっかい払い出来て喜ぶじーさんぽいとーちゃんとか、リズが雨の中ですっころんでギャー!と言う所とか そんなリズが 目の前で綺麗な服(自分用に用意してあった)のをびりびりにされてもの凄くがっかりした顔とか それが全て最後に繋がってゆきます。最後の最後迄げひん炸裂させておいて、最後に改心して旦那様、心からお使えしますと微笑んだあの顔の 綺麗な事綺麗な事、顔だけでいってしまいそうです。シェイクスピアの話も面白いし ああ、流石エリザベステイラー。私は見ていてとても幸せな気持になりました。いつもこんなだと苦労しないんだけどな(爆)
貫禄のエリザベス・テーラー
投稿日
2012/03/18
レビュアー
kazupon
原作がシェークスピアなので、台詞は大仰で、登場人物は饒舌です。 観る人によっては、とても退屈に感じるかもしれません。 舞台は16世紀初頭のイタリアの田舎。 バプティスタには二人の娘があり、長女のカタリーナは有名なじゃじゃ馬。 妹のビアンカは、求婚する者も多い気立てのよい娘です。 しかし、父のパブティスタは、カタリーナが片付くまでは、ビアンカを嫁にはやらないと言うのです。 そこでビアンカがお目当ての男たちが一計を案じ、持参金目あてに嫁探しをしているペトルーキオにカタリーナを押し付けようとするのでした。 カタリーナを演じるのは、エリザベス・テーラーですが、このじゃじゃ馬ぶりが、いかにも手の付けられない暴れ馬という感じで、見るもの聞くもののすべてに怒りをぶつけている風なのです。 カタリーナを夫に従順な妻に調教して見せるというペトルーキオ(リチャード・バートン)のやり方はかなり強引で、カタリーナでさえ恐れをなすほど。 いよいよ二人の結婚式の日。 結婚衣装をまとったカタリーナや参列者たちを散々待たせた挙句に登場したペトルーキオといえば、粗末な衣装に馬の鞍はボロボロというみすぼらしさ。 カタリーナのじゃじゃ馬に負けないくらいの愚か者と陰口を叩かれますが、 ペトルーキオの「衣装と結婚するわけじゃない。俺と結婚するのだ」という言葉にカタリーナが反応します。 この時のわずかな表情の変化に、ぺトルーキオに対する見方が変わったのが分かります。 ペトルーキオの家にカタリーナを連れ帰ってからの調教ぶりもかなり乱暴で、何だかんだと屁理屈をつけては食べさせない、着飾らせない、眠らせないと徹底しています。 そして、妹ビアンカの結婚式のために里帰りする頃には、カタリーナは自分の気持ちを抑えて、夫の言葉に従うようになっていました。 そして、ラストで見せた誰の妻よりも夫に従順なカタリーナの姿。 演じるエリザベス・テーラーが、あまりにも堂々としていて(クレオパトラの貫禄!)カタリーナの本心なのか、建前なのか?と、私には納得しがたい状況でした。 登場人物たちの台詞に含まれる皮肉やユーモアに、シェークスピアらしい理屈っぽさが表れていて、苦手でない方には楽しめると思います。 布地をたっぷりと使った当時の大げさな衣装を観るのも、もう一つの楽しみでした。 この「じゃじゃ馬ならし」がベースになっているという『キス・ミー・ケイト』をこれから観ようと思っているのですが、この「キス・ミー・ケイト」は、ペトルーキオのカタリーナに対する台詞だったのですね。 どんな現代劇になっているのか興味深いところです。
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