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冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの同名ベストセラーを、「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督で映画化した感動のミステリー・サスペンス。アフリカの地を舞台に、政治に無関心なガーデニング好きの英国外交官が、慈善活動に熱心だった妻の死をきっかけに、初めて彼女の活動に目を向け、やがては危険を顧みず陰謀渦巻く事件の真相に迫っていくさまをスリリングに描く。主演は「イングリッシュ・ペイシェント」のレイフ・ファインズ。また、共演のレイチェル・ワイズは本作の演技でアカデミー助演女優賞を獲得した。
製作年: |
2005年 |
---|---|
製作国: |
イギリス |
原題: |
THE CONSTANT GARDENER |
受賞記録: |
2005年 アカデミー賞 助演女優賞
2005年 ゴールデン・グローブ 助演女優賞 |
監督: |
フェルナンド・メイレレス 、 フェルナンド・メイレレス |
---|---|
製作: |
サイモン・チャニング・ウィリアムズ |
製作総指揮: |
ジェフ・アッバリー 、 ジュリア・ブラックマン 、 ゲイル・イーガン 、 ロバート・ジョーンズ 、 ドナルド・ランヴォ |
出演: |
レイフ・ファインズ 、 レイチェル・ワイズ 、 ユベール・クンデ 、 ダニー・ヒューストン 、 ビル・ナイ 、 ピート・ポスルスウェイト 、 ジュリエット・オーブリー 、 ユベール・クンデ |
脚本: |
ジェフリー・ケイン 、 ジェフリー・ケイン |
原作: |
ジョン・ル・カレ 、 ジョン・ル・カレ |
撮影: |
セザール・シャローン |
音楽: |
アルベルト・イグレシアス 、 アルベルト・イグレシアス |
冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの同名ベストセラーを、「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督で映画化した感動のミステリー・サスペンス。アフリカの地を舞台に、政治に無関心なガーデニング好きの英国外交官が、慈善活動に熱心だった妻の死をきっかけに、初めて彼女の活動に目を向け、やがては危険を顧みず陰謀渦巻く事件の真相に迫っていくさまをスリリングに描く。主演は「イングリッシュ・ペイシェント」のレイフ・ファインズ。また、共演のレイチェル・ワイズは本作の演技でアカデミー助演女優賞を獲得した。
製作年: |
2005年 |
---|---|
製作国: |
イギリス |
原題: |
THE CONSTANT GARDENER |
受賞記録: |
2005年 アカデミー賞 助演女優賞
2005年 ゴールデン・グローブ 助演女優賞 |
監督: |
フェルナンド・メイレレス 、 フェルナンド・メイレレス |
---|---|
製作: |
サイモン・チャニング・ウィリアムズ |
製作総指揮: |
ジェフ・アッバリー 、 ジュリア・ブラックマン 、 ゲイル・イーガン 、 ロバート・ジョーンズ 、 ドナルド・ランヴォ |
出演: |
レイフ・ファインズ 、 レイチェル・ワイズ 、 ユベール・クンデ 、 ダニー・ヒューストン 、 ビル・ナイ 、 ピート・ポスルスウェイト 、 ジュリエット・オーブリー 、 ユベール・クンデ |
脚本: |
ジェフリー・ケイン 、 ジェフリー・ケイン |
---|---|
原作: |
ジョン・ル・カレ 、 ジョン・ル・カレ |
撮影: |
セザール・シャローン |
音楽: |
アルベルト・イグレシアス 、 アルベルト・イグレシアス |
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
128分 | 日本語・日本語吹替え用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
NKDF2122 | 2006年11月10日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
28枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
128分
字幕:
日本語・日本語吹替え用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:DTS/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
レイティング:
記番:
NKDF2122
レンタル開始日:
2006年11月10日
在庫枚数
28枚
1位登録者:
0人
2位登録者:
0人
DVD
収録時間: | 字幕: | 音声: |
---|---|---|
128分 | 日本語・日本語吹替え用字幕 | 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:DTS/5.1chサラウンド/英語 3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語 |
レイティング: | 記番: | レンタル開始日: |
NKDF2122 | 2006年11月10日 | |
在庫枚数 | 1位登録者: | 2位登録者: |
28枚 | 0人 | 0人 |
収録時間:
128分
字幕:
日本語・日本語吹替え用字幕
音声:
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:DTS/5.1chサラウンド/英語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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記番:
NKDF2122
レンタル開始日:
2006年11月10日
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この映画は、今でもアフリカの人々が文明社会の利益のために人権蹂躙されている現実を描いている。
原題の『The Constant Gardener』は、そんな発展途上国の現実を知りながら、何もしないか、何もできないで現地に勤務している先進国の外交官を皮肉ったものだろう。
錆びて赤茶けたトタン屋根の群れが画面いっぱいに広がり、ひと目でそれと分かるケニアのスラム街一帯が映し出される。居住区内は衛生が行き届かず、土を掘っただけの下水道のような溝に生活ゴミが投げ捨てられ放題。そんなアフリカの現況をさらりと眺めるだけでも、この映画を観る価値はあると思う。
ラスト前、盗賊から逃げるため国連機に乗り込むジャスティンは、一緒に逃げてきた現地住民の子一人を救うため機に乗せようとするが、規則を理由にパイロットからそれを拒絶される。パイロットの態度は、かつて妻が特定の現地住民に便宜を図ろうとして、それを拒んだジャスティン自身そのものだった。
ジャスティンは結局死を選ぶことになるが、それは愛する妻を失ったことの深い悲しみとともに、アフリカの現実に対する自身のどうしようもない無力感の故でもあるのかもしれない。
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良い作品とは思うのですが、思うのですが…うーん、心には響いてこなかった。
アフリカの人々の現状、政府と製薬会社との癒着と利権争い、社会派の問題を掲げている割にサスペンスドラマとしては成立してないように感じる。「ナイロビの蜂」という邦題。「蜂」を比喩として例えているものが幾つか含まれていて秀逸だとは思うが、でもそれをメインとするなら、やはり弱いと感じる。
私としては本作は、夫婦の物語なんだと思った。しかし、その夫婦愛も共感できない…
アフリカの人々を救いたい、不正は許せない、その信念は自分のものだから良いとは思う。でもこの夫婦の結末を見ると、愛し合っていた事は感じる事はできても、果たして結婚したことが良いことだったのか、うーむ、本人たちは良かったとしても共感できないんだよな。
題材はとても良いと思うのだけど、後味は少し辛かった。
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イントロダクションにはミステリー・サスペンスとありますが、自分は恋愛映画に分類してもいいと思いました。
妻の死をきっかけに、生前妻が何を行っていたかを知っていく過程はサスペンスの要素がありますが、
ラストシーンで、ただ一言妻の名前を呼ぶだけにも関わらず、最愛の妻に対する自分の「本当に愛していた」という気持ちが、心に強く伝わってきました。
まったくハッピーエンドではないものの、後味の悪くない映画でした。
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現実に展開するシーンと過去を回想するシーンを
カメラワークで演出分けするフェルナンド・メイレレス監督の巧さが感じられる作品ですが、
過去の回想を中心とする最初の30分ぐらいは
非常に退屈です。
しかし30分を超えたころから製薬会社の陰謀という
ストーリの軸が見えてきて、俄然面白くなってきます。
ただ私が感じたこの作品の本質はラブストーリー。
レイフ・ファインズ(主人公)が事件の真相を追うにしたがってレイチェル・ワイズ(奥さん)の
大切な人だからこそ話さない微妙な女心と
女性が持つ、ぶれない正義感に気が付き
二人の心が一つになって物語のクライマックスをむかえます。
導かれるように人生を全うする主人公の生きざまを
悲劇ととるかどうかは、観る側にゆだねられますが、
最終的に信念を持って行動する主人公は幸せだったのかも...
とふと感じました。
製薬会社の陰謀を主題とみた邦題「ナイロビの蜂」と
ラブストーリーを主題とみた原題「コンスタント・ガーディナー」
が違ってて面白いですね。
どちらにしても、久しぶりに
いろいろ考えさせられる良い映画を観たと思いました。
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ユーザーレビュー:156件
投稿日
2009/03/22
レビュアー
哲郎※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
この映画は、今でもアフリカの人々が文明社会の利益のために人権蹂躙されている現実を描いている。
原題の『The Constant Gardener』は、そんな発展途上国の現実を知りながら、何もしないか、何もできないで現地に勤務している先進国の外交官を皮肉ったものだろう。
錆びて赤茶けたトタン屋根の群れが画面いっぱいに広がり、ひと目でそれと分かるケニアのスラム街一帯が映し出される。居住区内は衛生が行き届かず、土を掘っただけの下水道のような溝に生活ゴミが投げ捨てられ放題。そんなアフリカの現況をさらりと眺めるだけでも、この映画を観る価値はあると思う。
ラスト前、盗賊から逃げるため国連機に乗り込むジャスティンは、一緒に逃げてきた現地住民の子一人を救うため機に乗せようとするが、規則を理由にパイロットからそれを拒絶される。パイロットの態度は、かつて妻が特定の現地住民に便宜を図ろうとして、それを拒んだジャスティン自身そのものだった。
ジャスティンは結局死を選ぶことになるが、それは愛する妻を失ったことの深い悲しみとともに、アフリカの現実に対する自身のどうしようもない無力感の故でもあるのかもしれない。
投稿日
2009/02/13
レビュアー
カゼキリ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
良い作品とは思うのですが、思うのですが…うーん、心には響いてこなかった。
アフリカの人々の現状、政府と製薬会社との癒着と利権争い、社会派の問題を掲げている割にサスペンスドラマとしては成立してないように感じる。「ナイロビの蜂」という邦題。「蜂」を比喩として例えているものが幾つか含まれていて秀逸だとは思うが、でもそれをメインとするなら、やはり弱いと感じる。
私としては本作は、夫婦の物語なんだと思った。しかし、その夫婦愛も共感できない…
アフリカの人々を救いたい、不正は許せない、その信念は自分のものだから良いとは思う。でもこの夫婦の結末を見ると、愛し合っていた事は感じる事はできても、果たして結婚したことが良いことだったのか、うーむ、本人たちは良かったとしても共感できないんだよな。
題材はとても良いと思うのだけど、後味は少し辛かった。
投稿日
2008/10/12
レビュアー
マルモ※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
イントロダクションにはミステリー・サスペンスとありますが、自分は恋愛映画に分類してもいいと思いました。
妻の死をきっかけに、生前妻が何を行っていたかを知っていく過程はサスペンスの要素がありますが、
ラストシーンで、ただ一言妻の名前を呼ぶだけにも関わらず、最愛の妻に対する自分の「本当に愛していた」という気持ちが、心に強く伝わってきました。
まったくハッピーエンドではないものの、後味の悪くない映画でした。
投稿日
2008/07/16
レビュアー
兄兄※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
現実に展開するシーンと過去を回想するシーンを
カメラワークで演出分けするフェルナンド・メイレレス監督の巧さが感じられる作品ですが、
過去の回想を中心とする最初の30分ぐらいは
非常に退屈です。
しかし30分を超えたころから製薬会社の陰謀という
ストーリの軸が見えてきて、俄然面白くなってきます。
ただ私が感じたこの作品の本質はラブストーリー。
レイフ・ファインズ(主人公)が事件の真相を追うにしたがってレイチェル・ワイズ(奥さん)の
大切な人だからこそ話さない微妙な女心と
女性が持つ、ぶれない正義感に気が付き
二人の心が一つになって物語のクライマックスをむかえます。
導かれるように人生を全うする主人公の生きざまを
悲劇ととるかどうかは、観る側にゆだねられますが、
最終的に信念を持って行動する主人公は幸せだったのかも...
とふと感じました。
製薬会社の陰謀を主題とみた邦題「ナイロビの蜂」と
ラブストーリーを主題とみた原題「コンスタント・ガーディナー」
が違ってて面白いですね。
どちらにしても、久しぶりに
いろいろ考えさせられる良い映画を観たと思いました。
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ナイロビの蜂
(C)2005 Focus Features, LLC ※こちらはイメージ画像になります。