ビフォア・サンセット

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列車での出会いと別れから９年。２人のその後はどうなったのでしょう？
今回はパリでの再会を描いたものです。パリの町並みを背景に二人の会話が進んでいきます。
今回もタイムリミットがあって、ジェシー（イーサンホーク）が空港に行くまでの時間です。
前回は１日あったけど、今回は短めですね。
二人の会話は前より、激しく交わされます。
会話ですが愛を確かめ合うかのように？すごい勢いです。ちょっと圧倒されます。
好きな場面はセリーヌのアパートでセリーヌがギターを弾きながら歌うところ。
ジェシー、思い切って歌を歌ってもらうように頼んでよかったね！歌詞が切なくて…すごく良かったです。
ラストの描き方も、びっくりはしましたが、ああいう終り方もかえって余韻があっていいかもしれません。
ビフォアサンライズ同様、また観たくなる作品です。
そして、また、何年後かに二人に会いたいです。

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少し前に前作であるビフォア・サンライズを見てとても気に入り、続きがあると聞いて見てみました。

一般的に２作目は・・・
という傾向がありますが、これに関しては個人的に２作目の方が感動しましたし、この２作品は２つで一緒に語られるべきだと思いました。

映画の設定と同じ時間を置いて製作された映画で、
イーサンホークとジュリーデルビーが監督と一緒になって考えて作った映画というだけあって、２人の会話が絶妙で、久々の再会から徐々に本音もこぼれだしてきて・・・という細かい変化をこの２人はいとも簡単に表現していて・・・

終わってすぐにもう一回見たいと思った映画は久しぶりです。

１作目が好きだったら、自信を持ってお薦めできます。

ついに、観ちゃいました！
前作「ビフォア・サンライズ」の続編です。前作の方でノックアウトされた私は、ちょっと観るのが怖いな〜という気もあったのですが、結論から言うと、とっても良かったです。観終わった後は、「素敵な映画を観ちゃったな〜♪」って余韻にひたってしまった。

構成は、前作と同じく登場人物はほとんど２人。２人の会話で物語が進んでいきます。衣装チェンジもナシ。これって、すごく珍しい撮り方なんじゃないかと思うんですけど、そうは感じさせない。どんどん観ている者をひきつけていく。主演の２人の演技がとても自然で、先に言うセリフが決まっているなんてとても思えないほど。

でも、男と女がお互いに惹かれあっているときって、確かにそういう感じかも。２人の世界。周りなんてみえてない。目の前にいる愛しい人をどうしてくれようかという事しか考えてないから、ある意味この撮り方はすごく現実味をおびているのかもしれない。

前作では、ヒロイン役のジュリーデルピーにやられっぱなしでしたが、今回はイーサン・ホークにやられっぱなしでした。前作からリアルに９年という歳月が流れていて、二人ともふけたね〜という感じ。イーサンの老け具合が個人的にはたまらなかったですね〜。渋みが増しててすごくイイ感じ。またまた、ジュリーを見る目が彼女が愛おしくてたまらないという顔になっていて、その顔にこちらもデレデレさせられちゃいます。

この作品は、とても不思議な作品で、２人を中心に描かれてるけど、恋愛のことばかりが描かれているわけではないんですね。２人の会話から、人生について、この世の不思議について、人の心の不思議について、男と女の関係について、あらゆる人生観、恋愛観、結婚観が語られます。多分、多少なりとも「わかる〜」という部分が誰にでもあるのではないかと思う。

でも、どこかロマンチックな香りとメルヘンな香りがするのは、旅先で出会った男女という設定と、男と女がお互いに惹かれあっている一番初期の部分を描いてるからかもしれません。まだ、互いに踏み込んでない、踏み込めてもいない、むしろ、これから踏み込みたくってしょうがないんだって感じの。だって、そのときってみんなロマンチックでデレデレモード、すごく良い時期でしょう？その時期って、現実なんだけど、非現実的で、、、その部分が描かれているから、いつかの想い出を思い出し、引き込まれてしまうのかもしれません。

年月が経ち、２人の送っている日常が超リアル。そこが、個人的にはこの作品の好きなとこ。夢物語なんだけど、夢物語ではない。

ラストも個人的には一番いい形でもっていったと思う。納得納得。みんな、この作品を通して自分をみてる、過去の恋と照らし合わせて。だから、これでいいんだな。と、思いました。

何年か経ったら、またみたい。ＤＶＤ前作とあわせて買っちゃおうかな。。。そんな作品。☆５つ。

あの二人がどんな風になったのか
すごく楽しみにしてました

確実に時間は経ち
以前の立場でない二人は又再会する

その後のことを話しながら
あの再会の約束を果たしたジェシーに対し
約束を破ってしまったセリーヌ

タクシーの中で、結果的にあの約束を守っていれば
今、二人はどうなっていたのか・・
セリーヌが興奮して自分のしたことを後悔するシーン
泣けちゃう・・・。

かわいい、セリーヌ

前作同様、じれった〜いの連続

でも二人がお互いの気持ちを探りながら
相手にまだ残ってる想いをもてあましているような
シーンはやっぱり面白いけど、切ない

どんどんと過ぎる時間を気にしながら
またまた離れがたい二人

最後もやっぱりこの二人はこれから先
どうなってしまうのか？！

その永遠に続きそうな二人の様子に
やっぱり‘むふふ’ってかんじ

その後がまた楽しみなふたりです

「あのとき、こうなっていたら・・・」って多くの人が思うことなのかもしれないですね。。。

日々の小さな「Yes」「No」が、自分の未来を作っていて、結構、そのYes/Noって、変な強がりや未来に対する恐れから自分の望んでいるものとは逆の選択をしてしまうこともあるんだろうな。

ジェシーはセリーヌとゴンドラに乗っているときに、
「誰と結婚しても不満は残る。むしろ大切なのは覚悟をしてそれを貫き通すこと。相手に対する尊敬や信頼、賞賛があればいい」
と言っていた。

「好き」という気持ちだけでは結婚生活は成り立たないし、その程度の気持ちなら誰とも続かないんだろう。
「この人と」という決断と、その決断に対する自分の責任・・・が大事なのかな。

パリの街並みや所々にちりばめられているフランス語がオシャレな感じでした。

「ビフォア・サンライズ」のほうが個人的には好きです。