大奥（映画版）

仲間由紀江さんがきれいでした。そして西島秀俊さんに始終くらっとさせられてました。。。　いやー、西島秀俊さんって色気のある俳優さんですね。

さて、肝心の映画についてですが、、、
テレビの2時間スペシャルでも良かったかなーという感じ。まぁ、テレビのスペシャルじゃあここまですごい俳優さんは揃えられないか。
でも、映画ならではのすごさはあんまり感じられませんでした。
ドロドロ感もそこまでではなかったかなぁ。。。

それにしても大奥では本当にこんなドロドロが毎日繰り広げられていたのでしょうか。あぁ、恐ろしい。

絢爛豪華、魅力的な女優陣の活躍でとても魅力ある作品になっていました。
ドラマもでしたが、女の戦いの場でもある大奥の怖さ、切なさ、悲しさがきちんと描かれた素敵な作品。
江島と生島新五郎の恋模様もとっても魅力的に描かれています。
ラスト近くの江島と生島の別れのシーンは泣けました…。

でも連ドラとあまり変わり映えしない気も…。（ドラマもできが良かったからなぁ…）ドラマでも描けたのでは？
キャストと衣装にお金かかった？

書き込み中盤よりネタバレがあります。判るようにしてありますので、
中盤まで安心してお読み下さい。

７代将軍家継時代に起こった大奥のスキャンダル粛清事件、「絵島生島事件」を取り上げた映画。

６代将軍家宣の早世により、急遽将軍になった家継は５歳。当然側近による政治となり、実権を握った家継生母月光院側と、それを妬む家宣正室天英院(高島礼子)側の火種がくすぶっていた。月光院の側近絵島(仲間由紀恵)はある日、月光院の名代で前将軍家宣の墓参に増上寺に行った帰り、山村座の美男俳優生島新五郎(西島秀俊)の舞台を見る。そこに目を付けた天英院は・・・

仲間由紀恵が絵島を演じるためか、絵島は妙にお堅い性格になっているが、実際は絶対そうではあるまいｗ

作品の描写は絵島と生島にターゲットが絞られ、ドラマチックな演出にする為なのか、詮議の発端になった事柄や、絵島以外の処罰の内容、絵島の減刑の嘆願者、事件後の顛末などが一部史実と異なっている。

江戸幕府きっての無駄遣い組織「大奥」の絢爛さは惜しみなく描写されており、壮大で無駄な大奥が映るシーンは目の保養になる。

嫉妬と野望に燃える天英院役の高島礼子がハマり役。天英院が投扇興をやりながら側近宮路(杉田かおる)に話をするシーンでは、まず一度的を外して不機嫌な顔をし、２投目で的に当ててニヤリと笑うシーンがある。

撮影前の練習ではなかなか的に当てられなかった高島だったが、本番では見事１テイクで成功させスタッフの大喝采を浴びたという、「本番に強い」大女優の真価が見事に発揮されたエピソードが残る。

一説には絵島が生島を長持ちに潜ませて大奥に連れ込んだという噂があるらしいが、このエピソードは別の人物で描写されている。

大奥の事件を取り上げたというより、大奥を舞台にした恋愛ドラマの要素が強く描写されている。豪華キャストを揃え、制作費もかなりかかってそうで、興行収入もかなりだったようでつが、映画史に残る作品になったかどうかは疑問。

映画と史実の異なる点は、、、

**以下ネタバレ**以下ネタバレ**以下ネタバレ**



















1. 生島の処罰は作中では磔だが、実際には三宅島遠島。
2. 絵島の減刑は作中では家継の指示だが、実際には
　月光院の嘆願。
3. 事件の発端は作中では絵島と生島の不義密通だが、実際
　には芝居見物のあとの宴会による「門限破り」。
4. 芝居見物が江戸城中に知れ渡った発端は、作中では
　客席にいた武士が騒ぎ立てた事だが、実際には門限に
　遅れた江島達が中奥から大奥に入れず押し問答騒ぎを
　起こした事。
5. 実際には山村座は火事になっていない。
6. 間部詮房らは事件後、作中では失脚していないが、
　実際には月光院側の発言力は大きく落ちている。

　キャスティング・映像は、お金がかかっている分、映画のほうに軍配があがりますが、感動という一番のところでドラマに負けてしまいました。全体的にまとめすぎた・・かな。
　管野美穂出演時の大奥がもう一度見たくなりました。仲間由紀恵・・好きなんですけど、ミスキャスティング・・かな！？

ＴＶドラマの大奥が大好きで、ずっと見たくてやっと見ることができたのですが・・・・　
ひとことで　がっくり。
ちょっと期待きすぎたのでしょうかね。
仲間由紀恵が主役のようですが、浅野ゆう子、高島礼子が迫力ありすぎてどうもね・・。
大奥では初の顔の杉田かおるが一番良かった。
あぁ　やっぱり女優さんだわって感じ。　
華やかさはありますが　あまりＴＶシリーズとたいして変わらない印象を受けました。
もっともっと、女の戦いっぷりが見れるとおもいきや、小池栄子の時の方が怖いでしょ、って思いました。

江戸の純愛ラブストーリー的な感じで見られたら良いかも。

もしまたＴＶドラマが始まるのならば、ぜひ杉田さん出してほしいです！！