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スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望
スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望
スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望 / マーク・ハミル
スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望
/ジョージ・ルーカス
平均評価点:
予告編を観る
全体の平均評価点: (5点満点)
(98)
解説・ストーリー
1977年(日本は一年遅れの78年)公開の「スター・ウォーズ」20周年を記念して製作された特別篇。未発表シーンとCGによる新撮シーンを加え、画質・音楽・音響共にデジタル加工を施している。遠い昔、遙か彼方の銀河では帝国軍の独裁体制が敷かれていた。反乱の機会をうかがう惑星アルデラーンのレイア姫は暗黒卿ダース・ベイダーに捕らえられるが、その寸前に二体のドロイドR2D2とC3POを砂漠の惑星タトゥーインに送り込む。偶然にもそのドロイドを手に入れた青年ルークは、ジェダイ騎士団の一人オビ・ワン・ケノービや密輸船ミレニアム・ファルコンの船長ハン・ソロたちと共に、反乱軍と帝国軍の闘いに巻き込まれていく。 JAN:4988142233110
1977年(日本は一年遅れの78年)公開の「スター・ウォーズ」20周年を記念して製作された特別篇。未発表シーンとCGによる新撮シーンを加え、画質・音楽・音響共にデジタル加工を施している。遠い昔、遙か彼方の銀河では帝国軍の独裁体制が敷かれていた。反乱の機会をうかがう惑星アルデラーンのレイア姫は暗黒卿ダース・ベイダーに捕らえられるが、その寸前に二体のドロイドR2D2とC3POを砂漠の惑星タトゥーインに送り込む。偶然にもそのドロイドを手に入れた青年ルークは、ジェダイ騎士団の一人オビ・ワン・ケノービや密輸船ミレニアム・ファルコンの船長ハン・ソロたちと共に、反乱軍と帝国軍の闘いに巻き込まれていく。 JAN:4988142233110
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「スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
1977年(日本は一年遅れの78年)公開の「スター・ウォーズ」20周年を記念して製作された特別篇。未発表シーンとCGによる新撮シーンを加え、画質・音楽・音響共にデジタル加工を施している。遠い昔、遙か彼方の銀河では帝国軍の独裁体制が敷かれていた。反乱の機会をうかがう惑星アルデラーンのレイア姫は暗黒卿ダース・ベイダーに捕らえられるが、その寸前に二体のドロイドR2D2とC3POを砂漠の惑星タトゥーインに送り込む。偶然にもそのドロイドを手に入れた青年ルークは、ジェダイ騎士団の一人オビ・ワン・ケノービや密輸船ミレニアム・ファルコンの船長ハン・ソロたちと共に、反乱軍と帝国軍の闘いに巻き込まれていく。 JAN:4988142233110
「スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望」 の作品情報
「スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
「スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望」 のシリーズ作品
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXBR27233-1 |
2004年12月10日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
212枚
|
5人
|
1人
|
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
|
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
|
FXXB52289 |
2016年11月11日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
7枚
|
0人
|
1人
|
スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
日本語・英語 |
1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXBR27233-1 |
2004年12月10日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
212枚
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5人
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1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
【Blu-ray】スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望(ブルーレイ)の詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
125分 |
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
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FXXB52289 |
2016年11月11日
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在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
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ユーザーレビュー:98件
エピソード3と続けて
投稿日:2005/10/03
レビュアー:茶一大兄
記念すべき第1作ってことなんでしょうが、エピソード3と続けてみてもいまいちつまらんですな。ちょっと贅沢になってしまったのか!
このレビューは気に入りましたか?
3人の会員が気に入ったと投稿しています
何度も何度も
繰り返し観た作品です。何回観ても面白い!の一言につきる。エピソード3でついに完結してしまい、淋しい限りです。
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歴史的な映画
我々の世代はみんな知ってる20世紀の映画産業に革命をもたらしたウルトラ話題作。特撮からCGへと移り変わる寸前の作品であるが、この作品がなければCGへの転換はずっと遅れただろう。なにせ、それまでのSF映画というのは低予算のC級モノというあつかいでしかなく、日本発の怪獣映画もオタクの子どもたち向けの子どもだまし映画でしかなかった。が、その子どもだまし映画にだまされつづけていた子どもが成長し、その中からジョージ・ルーカスが出た。ウィキでは高校卒業後いきなりUSC(南カリフォルニア大学)に入学したように書かれてあったが、たしか、いくつかの大学を経由して転入したはず。で、USCの映画学科に転入したときには、もうセミプロの映画監督みたいになっていたはず。授業を受けるよりも映画をつくりに来たって感じで、いきなりスタッフを集めて「電子的迷宮/THX 1138 4EB」を撮り、数々の賞をとって有名になり、コッポラと組んでプロデビューした・・・とUSCの教授が当時をふり返って語ったのを覚えている。ウィキでは大学を卒業してからプロになったと書かれてあるが、たしか、卒業はしていないはず。スターウォーズシリーズの成功を大学側が評価し、シリーズのどれかを卒業制作作品と認定して卒業証書をくれたんだと記憶している。それでなのか、ルーカスはエピソード6をつくり終わるとUSCで講師も努めていた。
話がそれたが、この映画が世に出なければSF映画ブームはずっと遅れたはずである。これが歴史的な大ヒットとなったときに、当時の20世紀フォックス社長であったアラン・ラッド・ジュニアは「なんでもいいからSFの脚本を持って来い」と秘書を走らせたそうだが、シナリオの在庫をくまなく探してもSF作品はひとつしかみつからなかったらしい。ちなみに、それが「エイリアン」の脚本だったそうだ。
オトナ向けの本格的なSF映画といえば、キューブリックの「2001年宇宙の旅」があるわけだが、これはスターウォーズの10年前の作品であり、当時はアポロ計画の全盛期であった。が、「カプリコン・ワン」のセリフにあるように、何回目かの月面着陸はルーシー・ショーの再放送とぶつかってテレビでは実況中継されなかった。尚、実際の宇宙探査が莫大なカネを要するように、当時の常識では、SF作品を真面目につくると莫大なカネがかかる、ということになっていた。アメリカの映画産業は、一時、莫大なカネをかけてエジプトやローマの王宮や競技場などを実物大のセットで造営し、超豪華な映画をつくったが、それらは一発勝負のハイリスク作品で、1本こけたら会社も吹っ飛ぶというものであった。で、実際にいくつもの会社が1本こけて倒産したらしい。そのような事情もあり、何十億円もかけてオトナ向けの真面目なSF映画をつくるなどということは当時の映画会社の幹部たちは考えなかったようだ。が、ここにジョージ・ルーカスが登場し、「アメリカングラフィティ」という映画を大成功させ、「あんたがつくるならどんな映画でもカネを工面してやる」とゲーリー・カーツに言わせた。「エイリアン」の脚本を書いたダン・オバノンも、「デューン砂の惑星」を映画化しようとしていたアレハンドロ・ホドロフスキーもなかなかカネを工面できない中、ジョージ・ルーカスは今のカネにして20億円くらいの予算を獲得した。SF作品の予算としてはスズメの涙であったが、それでも、円谷プロがつくっていた怪獣映画の何倍もの予算である。
撮影は順調ではなかったらしく、現場のスタッフもこりゃあ無理だと思っていたそうだが、それでもなんとか撮影し終えたのはルーカスの執念と、天才的な工夫があったからだろう。とくに、宇宙船を固定してカメラの方をコンピューターで動かすという特撮手法はそれまで不可能とされていたカメラワークを可能にし、低予算ながらも人を驚かせる映像をつくることに成功した。そして、これがSFブームをつくりだし、特撮からCGへという映像技術革命の扉を押し開いた。
ちなみに、この作品が爆発的な大成功をおさめた理由についてはいろいろと語られているが、わたしにはよくわからない。わたしが高校を卒業して日本を出たときには、この映画はまだ封切られていなかったのに、アメリカに渡ってみたらもう一流の映画館では上映されていなかった。嵐が去ったあとだった。なので、これが爆発的に当たった瞬間を見ておらず、その情景がわからない。個人的な感想を言うならば、やはり予算不足の映画である。宇宙船の映像以外のシーンは安っぽい。ルークもレイアもチューバッカも大騒ぎするようなキャラクターとは思えないし、ハリソン・フォードでさえまだチンピラ俳優の域を出ていない。宇宙での格闘シーンと音楽で救われた映画なのかなっていう気がする。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
もはや神話か...
投稿日:2015/12/24
レビュアー:趣味は洋画
ハリウッドに新たな流れを持ち込んだ若き才能、ジョージ・ルーカスが、映画の歴史を変えるSF映画の金字塔を創った。本作はこの記念すべきスペース・オペラの第1作である。
昔々、はるか銀河系の果てでは、独裁的な帝国軍に反旗を翻した共和国軍が絶望的な戦闘を繰り広げていた。共和国軍の敗色濃い中、レイア姫(キャリー・フィッシャー)より密命を受けたロボットのR2−D2(ケニー・ベイカー)とC−3PO(アンソニー・ダニエルズ)は、辺境の惑星に住むジェダイの騎士ベン・ケノービ(アレック・ギネス)に救いを求める。
偶然にもロボットたちを助けたルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は、ケノービや密輸船の船長ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とともに、レイア姫救出に向かう...
誰もが知っているこのストーリーは、様々な要素が加味されて神話となった...と言っても過言ではない。
中世の騎士物語、30年代の連続活劇、宇宙を舞台にしたアドベンチャーとロマンス、東洋哲学、さらにはハイテクを駆使したSFXである。
ルーカス監督は、崇拝している黒沢監督の「隠し砦の三悪人」をモデルとし、印象的なコスチュームは柔道着が元になっているといわれている。
そういえば「隠し砦...」の千秋実、藤原釜足演じる凸凹コンビが、R2−D2、C−3POに見立てられる。
本作が公開されるまで、SF映画の代表作といえば、68年「2001年宇宙の旅」(スタンリー・キューブリック)が挙げられた。
やや難解だった同作に比べ、この「スター・ウォーズ」はシンプルで力強さが感じられる。
そして最新SFXが作り出す、目を見張る映像世界は、宇宙での戦闘をバーチャルに実感させた点で功績は計り知れない。
ベン・ケノービ<オビ=ワン>を演じたイギリス映画界の重鎮A・ギネスを除いて、主演のM・ハミル、H・フォードともに若いが、C・フィッシャーとともに、今話題の新作「スターウォーズ/フォースの覚醒」に揃って出演しているのは嬉しい限りだ。
ちなみにチューバッカ役は身長2M20Cmのピーター・メイヒュー、ダース・ベイダー役は身長約2Mのデヴィッド・プラウズ。
前述のロボット2体のキャラクターとともに、きっちりクレジットに配列されている。
そしてグローマンズ・チャイニーズ・シアターのセメントに、映画封切りの2カ月後には足跡を残しているというから、いかにもアメリカらしい。
さらに、ダース・ベイダーの声は、俳優ジェームズ・アール・ジョーンズが担当していることも周知の事実。
もともとは「スター・ウォーズ」であったが、大ヒットのあと9部構成となることが発表され、「エピソード4/新たなる希望」という副題がつけられた。
第50回という記念すべきアカデミー賞の作品賞大本命といわれたが、ウディ・アレン監督の小品「アニー・ホール」にもっていかれた。
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スペースオペラの金字塔
投稿日:2012/05/20
レビュアー:さっちゃん
色々なご意見はあれど、SF映画史上に輝く作品というのはSFファンなら異存のないところだと思います。というか、そう決めつけてレヴューいたします。
この作品がアメリカ本国で公開されて日本に入ってくるまでに数多の情報が飛び交い、実際に観る前に観た気分になった方も多いと思います。しかし、ニューウェーブなど様々な洗礼を受けた結構すれたSF者だったレヴュアーも劇場でジョン・ウィリアムスの曲がかかり、銀河狭しと主人公たちが駆け回る映像を前にして黙り込み、ジェットコースターよろしく展開する物語の中に入り込んでおりました。
もう色々なメディアで書き尽くされた感のある冒頭のつかみの場面については省いて、レイア姫(キャリー・フィッシャー)の乗った宇宙船に帝国軍のストゥーム・トルーパーが乗り込んでくる場面も緊迫したアクションと、それまでにない光が線状になって飛ぶブラスター(熱線銃)の描写が新鮮でした。その混乱に乗じて召使のロボットに秘密情報を託して脱出用ポッドで眼下の惑星に降下させるレイア姫、その惑星タトゥーインに住む農夫の青年ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)と世捨て人ベン・ケノービ=オビ・ワン・ケノービ(アレック・ギネス)とがレイア姫の託した秘密に絡んで銀河を股にかけた冒険が始まる訳です。
とにかく何が嬉しかったと言って、それまでアメリカのパルプ雑誌でしか見たことの無いヒーローと美女、様々な形態のエイリアン、荒くれの密輸船船長といったビジュアルを実際に形として見せてくれたことが最も大きいでしょう。
ハードSFを形にしてくれたのが『2001年宇宙の旅』であったならスペースオペラの世界を形にしてくれたのが本作だと言えます。しかも、プロット、キャラクター、ガジェットそれぞれが良く出来ていてすれっからしのSF者の心を躍らせてくれた記念碑的作品であります。
しかし、それも世界のデティールをうまく作ってなければ、あれほど夢中にはなれなかったものと考えます。例えばルークの住む砂漠の惑星タトゥイーンに住む廃品回収を生業とするジャワズやサンド・ピープルとして恐れられるタスケン・レイダーなどの様々な種族、またモス・アイズリーの酒場の雰囲気、密輸船の船長ハン・ソロ(ハリソン・フォード、ワ、若い)とその相棒チューバッカなどの細部に凝っていることが大きいと思います。余談になりますが、ディズニー・ランドにあるスター・ツァーズが、この細部にこだわった雰囲気作りがうまくできていると思います。
本作が一時のブームでなく、その後も根強いファンを持ち続け、後にエピソードTからVまでの新シリーズにつながったのもジョージ・ルーカス監督の愛が注ぎ込まれた作品だったことが大きいでしょう。当初、エピソードは本作の前にTからVとしてルークの父親の世代の物語、後にZから\としてルークの子供たちの世代の物語を作成して全9部作にするという壮大な展開を予定していたのをご存知の方はレヴュアーと同年代の方ということになるでしょうね。
ああ、本作を語り出すと話題が尽きることがありません。SF者それぞれに気に入ったシーン、ビジュアル、キャラクターがあると思います。いわば我々にとって干天の慈雨とでもいえる作品ですね。
ところで、本作のメイン・プロットが黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』をベースにしていることは周知の事実ですが、それ以外にも過去の映画から取り入れた要素は多く、そうした本歌取りとも言える部分も古くからの映画ファンにとって嬉しい部分であります。
で、ここでレヴュアーお得意の“趣味の時間”とまいりましょう。SF映画に飛行機や銃は関係ないだろうと思われた方、実は本作の宇宙空間での戦闘シーンは過去の空戦映画からアングルなどを持ってきていますし、登場人物が使うブラスター(熱線銃)も実物の銃器を加工したものなのです。
宇宙空間での戦闘シーンは『空軍大戦略』、『633爆撃隊』などから取られています。例えばハン・ソロの宇宙船ミレニアム・ファルコン号の銃座はなんとなくB17の尾部銃座を連想しますし、Xウィング・ファイターがデス・スターのトレンチ(溝)を縫って飛ぶシーンは明らかに『633爆撃隊』のフィヨルドを縫って飛ぶイメージでしょう。
一方、ブラスターはストゥーム・トルーパーが持つものがイギリスのスターリング・サブマシンガンの改造、ハン・ソロの持つそれがモーゼル・ミリタリーにスコープ風の部品とラッパ状の銃口アダプターを追加したものという具合です。あと、タトゥイーンに降り立ったストゥーム・トルーパーの一人はMG34改造のブラスターを持っていました(発砲シーンはありません。)。
多分、観る度に新しい発見がある作品だと思います。男の子ならわくわくできること請け合いです。
このレビューは気に入りましたか?
2人の会員が気に入ったと投稿しています
ユーザーレビュー
エピソード3と続けて
投稿日
2005/10/03
レビュアー
茶一大兄
記念すべき第1作ってことなんでしょうが、エピソード3と続けてみてもいまいちつまらんですな。ちょっと贅沢になってしまったのか!
何度も何度も
投稿日
2005/08/02
レビュアー
togawa
繰り返し観た作品です。何回観ても面白い!の一言につきる。エピソード3でついに完結してしまい、淋しい限りです。
歴史的な映画
投稿日
2019/12/23
レビュアー
勇光
我々の世代はみんな知ってる20世紀の映画産業に革命をもたらしたウルトラ話題作。特撮からCGへと移り変わる寸前の作品であるが、この作品がなければCGへの転換はずっと遅れただろう。なにせ、それまでのSF映画というのは低予算のC級モノというあつかいでしかなく、日本発の怪獣映画もオタクの子どもたち向けの子どもだまし映画でしかなかった。が、その子どもだまし映画にだまされつづけていた子どもが成長し、その中からジョージ・ルーカスが出た。ウィキでは高校卒業後いきなりUSC(南カリフォルニア大学)に入学したように書かれてあったが、たしか、いくつかの大学を経由して転入したはず。で、USCの映画学科に転入したときには、もうセミプロの映画監督みたいになっていたはず。授業を受けるよりも映画をつくりに来たって感じで、いきなりスタッフを集めて「電子的迷宮/THX 1138 4EB」を撮り、数々の賞をとって有名になり、コッポラと組んでプロデビューした・・・とUSCの教授が当時をふり返って語ったのを覚えている。ウィキでは大学を卒業してからプロになったと書かれてあるが、たしか、卒業はしていないはず。スターウォーズシリーズの成功を大学側が評価し、シリーズのどれかを卒業制作作品と認定して卒業証書をくれたんだと記憶している。それでなのか、ルーカスはエピソード6をつくり終わるとUSCで講師も努めていた。
話がそれたが、この映画が世に出なければSF映画ブームはずっと遅れたはずである。これが歴史的な大ヒットとなったときに、当時の20世紀フォックス社長であったアラン・ラッド・ジュニアは「なんでもいいからSFの脚本を持って来い」と秘書を走らせたそうだが、シナリオの在庫をくまなく探してもSF作品はひとつしかみつからなかったらしい。ちなみに、それが「エイリアン」の脚本だったそうだ。
オトナ向けの本格的なSF映画といえば、キューブリックの「2001年宇宙の旅」があるわけだが、これはスターウォーズの10年前の作品であり、当時はアポロ計画の全盛期であった。が、「カプリコン・ワン」のセリフにあるように、何回目かの月面着陸はルーシー・ショーの再放送とぶつかってテレビでは実況中継されなかった。尚、実際の宇宙探査が莫大なカネを要するように、当時の常識では、SF作品を真面目につくると莫大なカネがかかる、ということになっていた。アメリカの映画産業は、一時、莫大なカネをかけてエジプトやローマの王宮や競技場などを実物大のセットで造営し、超豪華な映画をつくったが、それらは一発勝負のハイリスク作品で、1本こけたら会社も吹っ飛ぶというものであった。で、実際にいくつもの会社が1本こけて倒産したらしい。そのような事情もあり、何十億円もかけてオトナ向けの真面目なSF映画をつくるなどということは当時の映画会社の幹部たちは考えなかったようだ。が、ここにジョージ・ルーカスが登場し、「アメリカングラフィティ」という映画を大成功させ、「あんたがつくるならどんな映画でもカネを工面してやる」とゲーリー・カーツに言わせた。「エイリアン」の脚本を書いたダン・オバノンも、「デューン砂の惑星」を映画化しようとしていたアレハンドロ・ホドロフスキーもなかなかカネを工面できない中、ジョージ・ルーカスは今のカネにして20億円くらいの予算を獲得した。SF作品の予算としてはスズメの涙であったが、それでも、円谷プロがつくっていた怪獣映画の何倍もの予算である。
撮影は順調ではなかったらしく、現場のスタッフもこりゃあ無理だと思っていたそうだが、それでもなんとか撮影し終えたのはルーカスの執念と、天才的な工夫があったからだろう。とくに、宇宙船を固定してカメラの方をコンピューターで動かすという特撮手法はそれまで不可能とされていたカメラワークを可能にし、低予算ながらも人を驚かせる映像をつくることに成功した。そして、これがSFブームをつくりだし、特撮からCGへという映像技術革命の扉を押し開いた。
ちなみに、この作品が爆発的な大成功をおさめた理由についてはいろいろと語られているが、わたしにはよくわからない。わたしが高校を卒業して日本を出たときには、この映画はまだ封切られていなかったのに、アメリカに渡ってみたらもう一流の映画館では上映されていなかった。嵐が去ったあとだった。なので、これが爆発的に当たった瞬間を見ておらず、その情景がわからない。個人的な感想を言うならば、やはり予算不足の映画である。宇宙船の映像以外のシーンは安っぽい。ルークもレイアもチューバッカも大騒ぎするようなキャラクターとは思えないし、ハリソン・フォードでさえまだチンピラ俳優の域を出ていない。宇宙での格闘シーンと音楽で救われた映画なのかなっていう気がする。
もはや神話か...
投稿日
2015/12/24
レビュアー
趣味は洋画
ハリウッドに新たな流れを持ち込んだ若き才能、ジョージ・ルーカスが、映画の歴史を変えるSF映画の金字塔を創った。本作はこの記念すべきスペース・オペラの第1作である。
昔々、はるか銀河系の果てでは、独裁的な帝国軍に反旗を翻した共和国軍が絶望的な戦闘を繰り広げていた。共和国軍の敗色濃い中、レイア姫(キャリー・フィッシャー)より密命を受けたロボットのR2−D2(ケニー・ベイカー)とC−3PO(アンソニー・ダニエルズ)は、辺境の惑星に住むジェダイの騎士ベン・ケノービ(アレック・ギネス)に救いを求める。
偶然にもロボットたちを助けたルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は、ケノービや密輸船の船長ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とともに、レイア姫救出に向かう...
誰もが知っているこのストーリーは、様々な要素が加味されて神話となった...と言っても過言ではない。
中世の騎士物語、30年代の連続活劇、宇宙を舞台にしたアドベンチャーとロマンス、東洋哲学、さらにはハイテクを駆使したSFXである。
ルーカス監督は、崇拝している黒沢監督の「隠し砦の三悪人」をモデルとし、印象的なコスチュームは柔道着が元になっているといわれている。
そういえば「隠し砦...」の千秋実、藤原釜足演じる凸凹コンビが、R2−D2、C−3POに見立てられる。
本作が公開されるまで、SF映画の代表作といえば、68年「2001年宇宙の旅」(スタンリー・キューブリック)が挙げられた。
やや難解だった同作に比べ、この「スター・ウォーズ」はシンプルで力強さが感じられる。
そして最新SFXが作り出す、目を見張る映像世界は、宇宙での戦闘をバーチャルに実感させた点で功績は計り知れない。
ベン・ケノービ<オビ=ワン>を演じたイギリス映画界の重鎮A・ギネスを除いて、主演のM・ハミル、H・フォードともに若いが、C・フィッシャーとともに、今話題の新作「スターウォーズ/フォースの覚醒」に揃って出演しているのは嬉しい限りだ。
ちなみにチューバッカ役は身長2M20Cmのピーター・メイヒュー、ダース・ベイダー役は身長約2Mのデヴィッド・プラウズ。
前述のロボット2体のキャラクターとともに、きっちりクレジットに配列されている。
そしてグローマンズ・チャイニーズ・シアターのセメントに、映画封切りの2カ月後には足跡を残しているというから、いかにもアメリカらしい。
さらに、ダース・ベイダーの声は、俳優ジェームズ・アール・ジョーンズが担当していることも周知の事実。
もともとは「スター・ウォーズ」であったが、大ヒットのあと9部構成となることが発表され、「エピソード4/新たなる希望」という副題がつけられた。
第50回という記念すべきアカデミー賞の作品賞大本命といわれたが、ウディ・アレン監督の小品「アニー・ホール」にもっていかれた。
スペースオペラの金字塔
投稿日
2012/05/20
レビュアー
さっちゃん
色々なご意見はあれど、SF映画史上に輝く作品というのはSFファンなら異存のないところだと思います。というか、そう決めつけてレヴューいたします。
この作品がアメリカ本国で公開されて日本に入ってくるまでに数多の情報が飛び交い、実際に観る前に観た気分になった方も多いと思います。しかし、ニューウェーブなど様々な洗礼を受けた結構すれたSF者だったレヴュアーも劇場でジョン・ウィリアムスの曲がかかり、銀河狭しと主人公たちが駆け回る映像を前にして黙り込み、ジェットコースターよろしく展開する物語の中に入り込んでおりました。
もう色々なメディアで書き尽くされた感のある冒頭のつかみの場面については省いて、レイア姫(キャリー・フィッシャー)の乗った宇宙船に帝国軍のストゥーム・トルーパーが乗り込んでくる場面も緊迫したアクションと、それまでにない光が線状になって飛ぶブラスター(熱線銃)の描写が新鮮でした。その混乱に乗じて召使のロボットに秘密情報を託して脱出用ポッドで眼下の惑星に降下させるレイア姫、その惑星タトゥーインに住む農夫の青年ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)と世捨て人ベン・ケノービ=オビ・ワン・ケノービ(アレック・ギネス)とがレイア姫の託した秘密に絡んで銀河を股にかけた冒険が始まる訳です。
とにかく何が嬉しかったと言って、それまでアメリカのパルプ雑誌でしか見たことの無いヒーローと美女、様々な形態のエイリアン、荒くれの密輸船船長といったビジュアルを実際に形として見せてくれたことが最も大きいでしょう。
ハードSFを形にしてくれたのが『2001年宇宙の旅』であったならスペースオペラの世界を形にしてくれたのが本作だと言えます。しかも、プロット、キャラクター、ガジェットそれぞれが良く出来ていてすれっからしのSF者の心を躍らせてくれた記念碑的作品であります。
しかし、それも世界のデティールをうまく作ってなければ、あれほど夢中にはなれなかったものと考えます。例えばルークの住む砂漠の惑星タトゥイーンに住む廃品回収を生業とするジャワズやサンド・ピープルとして恐れられるタスケン・レイダーなどの様々な種族、またモス・アイズリーの酒場の雰囲気、密輸船の船長ハン・ソロ(ハリソン・フォード、ワ、若い)とその相棒チューバッカなどの細部に凝っていることが大きいと思います。余談になりますが、ディズニー・ランドにあるスター・ツァーズが、この細部にこだわった雰囲気作りがうまくできていると思います。
本作が一時のブームでなく、その後も根強いファンを持ち続け、後にエピソードTからVまでの新シリーズにつながったのもジョージ・ルーカス監督の愛が注ぎ込まれた作品だったことが大きいでしょう。当初、エピソードは本作の前にTからVとしてルークの父親の世代の物語、後にZから\としてルークの子供たちの世代の物語を作成して全9部作にするという壮大な展開を予定していたのをご存知の方はレヴュアーと同年代の方ということになるでしょうね。
ああ、本作を語り出すと話題が尽きることがありません。SF者それぞれに気に入ったシーン、ビジュアル、キャラクターがあると思います。いわば我々にとって干天の慈雨とでもいえる作品ですね。
ところで、本作のメイン・プロットが黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』をベースにしていることは周知の事実ですが、それ以外にも過去の映画から取り入れた要素は多く、そうした本歌取りとも言える部分も古くからの映画ファンにとって嬉しい部分であります。
で、ここでレヴュアーお得意の“趣味の時間”とまいりましょう。SF映画に飛行機や銃は関係ないだろうと思われた方、実は本作の宇宙空間での戦闘シーンは過去の空戦映画からアングルなどを持ってきていますし、登場人物が使うブラスター(熱線銃)も実物の銃器を加工したものなのです。
宇宙空間での戦闘シーンは『空軍大戦略』、『633爆撃隊』などから取られています。例えばハン・ソロの宇宙船ミレニアム・ファルコン号の銃座はなんとなくB17の尾部銃座を連想しますし、Xウィング・ファイターがデス・スターのトレンチ(溝)を縫って飛ぶシーンは明らかに『633爆撃隊』のフィヨルドを縫って飛ぶイメージでしょう。
一方、ブラスターはストゥーム・トルーパーが持つものがイギリスのスターリング・サブマシンガンの改造、ハン・ソロの持つそれがモーゼル・ミリタリーにスコープ風の部品とラッパ状の銃口アダプターを追加したものという具合です。あと、タトゥイーンに降り立ったストゥーム・トルーパーの一人はMG34改造のブラスターを持っていました(発砲シーンはありません。)。
多分、観る度に新しい発見がある作品だと思います。男の子ならわくわくできること請け合いです。
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スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望