ソウ６

う〜ん、SAWの好きなところがラストで「あぁっそうだったのかぁ！」という思い直す楽しさ、拷問の美しさ（というと、変態扱いされるかな？）という、殺人とはいえ練った思いがこもったところが好きだったんだけど、今はもう派手で、痛そうで、取っても不快なだけ。

続編だからしょうがないのかもしれないけど、とっても残念です。
次で終わりかな？まぁ次も見るよ。

sawシリーズといえば、観客の時間軸を狂わせる、編集トリックが見物でしたが、ついに完全に消滅。
かわりにスプラッタ映画史上でもトップクラスの“痛い”シーンは相変わらず、というかますますエスカレートしてます。
中でも最初の自分の肉を削るシーンは最高に痛い……。

さて、そんなsawシリーズですが、すでに2作前にジグソウが死んだ今となっては、次当たりが本当のラストかな、と思わせる展開。
といってもドラマ的には、まだまだ行けそうなレベルなので、ジグソウ殺すの早過ぎたんじゃない、と思わせる感じです。

とはいえ、先に述べたとおりsawシリーズのオリジナリティは失われつつあるのは確かで、もはや普通の映画になりつつありますね。
十分面白いですが、低予算をアイデアで補った第1作からは、かなり離れてしまってます。
寂しいといえば寂しいですが、シリーズものの宿命かな。
"6"まで行って、このデキなら、かなり良質なシリーズではあると思います。

まあ、いずれにせよ、"5"まで観ちゃった人はこれも観るしかないでしょうね。

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やたら偉そうに説教たれるジグソウがちょっと・・・
自分も、さんざん殺してるわけだしねぇ。
どれだけ綿密に計画してたとしても、
とっくに個人・小集団レベルの犯罪の域を越えちゃってますし。
なんだか、極東の医療（保険？）事情を語ってますが、
日本のことを誤解しているのでしょうか？
三大疾病特約がついてても、支払い条件厳しいですよ。

ゲームの条件も、ちょっと変わってきちゃってるのもね。
今回のメイン犠牲者なんて、たとえ自分が犠牲を払っても、
生き残れるとは限らない訳ですしね。
自分が頑張っても、他人の判断で生死が決まってしまうということで、
保険者と被保険者の関係に当てはめているのでしょうが。

今更、本作から見始める人も居ないでしょうし、
痛そうな装置、複雑な伏線もあるので、
これはこれでよいのかも知れませんが。

かくいう僕も、ソウ７は観てしまうと思います。
３Ｄ作品になるとのことなので、ちょっと不安はありますけど。

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このシリーズも６作目を迎え、真新しさは微塵も感じられなくなりましたが、それでもついつい見てしまう魅力を秘めた作品であることに異論を挟む余地はないでしょう。最初の作品の衝撃から始まったこのシリーズはソリッドシチュエーションサイコスリラーなるカテゴリーを確立した偉大なシリーズだと僕は思います。しかし、さすがに６作目ともなると正直飽きてきた感じは否めません。シリーズ４作目から作品の構成要素がほとんど変化なしとなっています。オープニングで必ず誰かが犠牲となります。それが一人なのか二人の殺し合いなのかという違いはありますが、必ず誰かが残酷なゲームの結果殺されてしまうのです。今作では一組の男女が自分の命を賭けたゲームを実行しどちらか一人が勝ち残り、生き残ります。この残酷なゲームに強制参加させられた一組の男女。生き残りを賭けたその有様や表情はＳＡＷシリーズに恥じない、非常に不快感あふれるものとなっておりました。特に生き残った人のあの自分のある部分を切り取る時の表情は最高でした。素晴らしい演技だと思います。表情の中でも特に「目」が最高に怖かったです。

このシリーズには必ず主役が存在します。中心的にひどい目に遭う人がそれです。今作ではアンブレラという保険会社の重役であるウィリアムが主人公です。アンブレラといえば・・・バイオハザードを思い出さずにはいられないのですが、何か意味があるのでしょうか？それともオマージュ？ま、こんな話はやめにして、このウィリアムは何年もかけて保険料を納めてきた人が病気となったときに本来支払われる治療費などを何かしらの問題点をつき、治療費を払わないように調査する部署の管理職です。彼のせいで何人もの人々が犠牲になってきました。ジグソウはそこに目をつけたのです。しかし、ジグソウは既に死亡してこの世にはいません。ですがジグソウは彼の元妻ジルに遺品を残していました。それは前作で既に描かれているのですが、前作では遺品がジルに手渡されたシーンだけが描かれその中身が何か全く描かれず、謎として残りました。今作でその謎が解けるようになっています。詳しくは書けませんが、遺品の中の一つには殺人ゲームの計画書が入っていました。ジルは過去を振り返りながら思い悩みながらもそれを実行する事にするのですが、それを知ったジグソウの後継者ともくされているホフマン刑事が己一人で計画を進めるとジルに手を出させないようにするのです。ジルはジグソウの遺した計画が実行されればいいので特に抵抗はしませんでした。何か含みを持たせてはいましたが・・・これは今作の終わりの方でそれが何故なのかがわかるようになっています。

そしていつものように２系列でストーリーは進んでいきます。この辺はもうおなじみですよね。前作も同じような展開を見せていましたし。ジグソウこと、ジョン・クレイマーが遺した計画がホフマン刑事によって実行され、同時進行で警察やＦＢＩのジグソウ捜しが描かれていきます。そして最後にジョン・クレイマーがジルに遺した最後の計画が実行されるという内容になっていました。やっぱりこの作品は面白いです。個人的にはこの作品がＦＩＮＡＬだと思っていたのでまだまだ続きそうな布石がいっぱいあったことに少し残念さを覚えました。しかし、その布石にまたしても驚きを感じざるを得ませんでした。ここに来て彼女が再登場するとは夢にも思わなかったからです。彼女とは一体誰か？それは作品を見て確かめてください。名前もわからない彼女が再登場するのです。「助けに来た人を信じてはいけない」というアマンダの助言と共に・・・。しかもあの人がゲームの犠牲になると思いきや生き残ったのか死んでしまったのか、その生死すらわからずに今作は終わってしまうのです。この点で消化不良感を覚えた人も少なくないのではないでしょうか？一体このシリーズ何処まで続くのでしょうか？少しずつ終わりに向かっているようですが今作が終着点ではなかったようです。

最後にエンドクレジットが終了した後を見逃さないでください。エンドクレジットになったからといってＤＶＤをメインメニューに戻したり、終了ボタンを押したりしないでもう少し我慢してみてください。でないと再登場する彼女を見逃すことになりますよ・・・。

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　初っ端からすごいです。いつもながらストーリーもわけわかんなくなってきたけれども、描写はどんどん過激になります。どうして死んでいるのに悪い奴らのことがわかっているのか、それが不思議です。
　最初のシーンがかなりのものなので、それから後は何だかどうでもいいような気がします。
　奥さんは綺麗です。これってまだ続くのでしょうか。