ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式

感想･総評：滅多に会えない人に会ったり、全く知らなかった人に会ったりする葬式というのは、ちょっとスリリングでハプニングが期待できる場でもある

対象年齢：子供〜大人（どちらかというと大人向けかもしれないけど。小さな子供は全く出てこないし）

食事中に見られるか：やめた方がいい場面あり

タイトルが面白そうだったので見ました。

本当におかしな「お葬式」ですが、色んな人たちが集まることで、実際、こんなハプニングもあるんじゃないかと思ってしまいます。

お葬式で起こる数々のトラブルに笑い、最後はちょっとジーンときました。

キャストの演技も見事です。
登場人物のキャラクターが個性的すぎて、誰を見ても面白いですよ！

テンポもイイし、飽きない。
期待を裏切らないドタバタコメディ。
元気がないときに見たいです♪

邦題長いわ！（原題：Death at a Funeral）
妹ちゃんからおすすめされたので観てみました。


オープニングアニメーションがかわいいの。
ナイトメアビフォークリスマスみたいな感じかしら？と想像を膨らませて本編スタート。

いきなり「えええー」となる。
そのあたりから、役者の動きも音楽もコミカルに。

まったくもう！全員自己中＼(^o^)／なんですよ。
全体的にライト（でも結構きわどいかな）な下ネタが満載。
なのに映像はおしゃれだし、役者さんの表情がいいし、
なんだろうこの不思議な映画。

死んでしまった”偉大な”父の秘密を知る瞬間が笑える！
効果音でいうと、どーん！どーん！どーーーーん！

話自体の軸でいうと、父の秘密と安定剤のただ2点だけで構成されているようなもんなので、
またかよ！って突っ込みたくもなるんだけど90分ていうお気楽さと、かっかしてもしょうがないねー
っていうゆるさとが相まって、あははとなる。乾いた笑い。でも悪くない笑い。あはは。

長男の妻がぼそっといった「男って厄介」ってセリフがぴったりな映画でありましたとさ。
ちなみにこれ、我が家の兄にはあんまり受けなかったよう。
結構きわどいシーンもあるので恋人とみるのはNGかな！



サイモンのキレキレっぷりが最高です。「サイ」「モン」のあたりが特に。

奇想天外、災難続きのお葬式の話し。
笑えて、最後はほっこり出来てまずますかな〜
それでも、２回は観なくていい作品かも

よくある冠婚葬祭系コメディ。

このジャンルはだいたい面白い。
主役（この映画では亡くなったお父さん）にとっては人生の一大事だが、
出席者にとっては必ずしもそうではなく、
久しぶりに再会した親戚同士や旧友、主役の知り合いらしいが誰かわからない人、
そんな非日常的な、そして様々な思惑を持つ出席者の人間関係が醍醐味だ。
葬式だろうが、結婚式だろうが関係なく冠婚葬祭ならだいたい同じような流れで、
真面目な長男や長女が、勝手気ままな兄弟たちや親戚達に振舞わされたり、
招かれざるゲストがやってきたりしてテンヤワンヤ。
次々とトラブルに見舞われるのだが最終的に微妙なハッピーエンド。
もう話のオチどころはなんとなくわかってしまうのだけど、
安定感のある笑いを提供してくれるコメディとして、私にとって外さないジャンルだ。

この映画も例に漏れず、よくある筋書きながら面白い。
長男たちは途中、笑えないような犯罪めいたことをすることになるが、
この犯罪めいた作戦が、しいて言うならこの映画の個性だろうか。
棺おけのお父さんにとっても、逆に喜ばしい作戦であったかもしれない。
だけど、こういうジャンルの登場人物に暗い影は似合わない。
そこは都合の良い展開で犯罪にはなっておらず、
（トラブルの根本的なクスリを調合したところも犯罪だけど、この際スルー。）
暗い影にテンション下がることなく、最後まで能天気でバカらしい気分に浸れる。
哀愁漂う日曜の夕方に相応しい平和ボケなコメディなのだ。

あと、どうでもいいことだが、イトコの姉弟が仲良くて、
ちょといいなぁって思った。
弟ってなんかいいな。