カタコンベ

久本雅美と野沢直子を足して２で割ったような女の子が
ギャーギャーわめきながら地下を走り回る・・
これがメインの展開。
それをスタイリッシュ（笑）な映像効果とＢＧＭで盛り上げようとするも、画面が揺れるわ点滅するわ音声に比べてＢＧＭのボリュームが大きいわで見てて不快感が沸いてくる。それらに耐えてエンディングまで見てそこに待つものは・・期待してただけに辛かった。

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パリに実在する地下墓地“カタコンベ”に迷い込んでしまったアメリカ人女性が体験する戦慄の恐怖を描くサスペンス・ホラー。


こんな見出しに期待して・・・
無駄な１枚をかりてしまった・・・


暗い、意地悪、走る、叫ぶ、走る、走る、走る、暗い、叫ぶ、走る、暗い、走る、叫ぶ、走る、走る、走る、暗い、叫ぶ、走る、走る、走る、意地悪、キレる・・・・・

これ以外に何か内容はあったでしょうか？？？

勝王さんがおっしゃられていた『サイコ・ハラスメントスリラー』の『ハラスメント』(笑)これ意味を辞書で調べてみたら『他者に対して、不愉快、もしくは威嚇的な態度を取ること』または『繰り返し行われる奇襲によって嫌な思いをさせたり、活動を妨げること』だとか・・・本映画のストーリーの事だと思うでしょ？実はそれだけにあらずで(笑)赤裸々に映画のコンセプトを提示し、観客に対し『あ〜だから、一見こんなラストだけど、実は狙いだから〜』と言い出しかねない面の皮〜〜

う〜〜〜(-"-)　ふっ、ふざっ・・！？

影の主役（のはずの）殺人鬼、アンチキリストの狂信者に人肉と狂気で育てられた恐怖の『山羊男』！が、前半以降まったく出てこない。生皮を剥いで、そのまま装着したかのようなグロテスクな山羊のマスクを被り案外近代的な生活を送る『山羊男』、ビギニングも含め、すごく血生臭くてグロテスクで滑稽で、けっこう良く出来ているシーンだったんですよ？まんま半人半牛の怪物『牛男』のミノタウロスですが、実際に古都パリではこんな都市伝説が実在しているのかも・・いえしていて欲しい。『山羊男』が出てこない上にヒロインのヴィクトリアちゃん、壊れ気味のヒステリーで暗闇でジタバタ騒いでいるそのうちに・・・。ダラダラ逃げるだけなので飽きが来ました。そこで本当にシャレなのですが、ちょっと相方にラスト予想を語って聞かせてみたら・・・本当にやりゃーがって下さいましたわね？(-"-)映像がキレイできちんと撮影している風で、カタコンベもパーティーも雰囲気いいのに、あまりにもストーリーが安直すぎ！ついでにこのフザケタ作品を大々的に興行するあんたたちも同罪よっ！！きぃっ！！

時間の無駄とは言いません。だってワタシ、カタコンベ大好きですから(笑)７００万体の人骨ですよ？のべ５００ｋｍの巨大地下迷路ですよ？面白そうなので浅くですが検索してみたら、あの骨の壁は石灰化した人骨が溶け合っているそうです。主人公のヴィクトリアが結果無駄に逃げ回った（と言うより、迷っている時間の方が長い長い）あの漆黒の闇は確かにそんな人骨の恐怖が迫ったいたのでしょう。まったくそんなのは伝わってきませんが(笑)そうそう公式ホームページは中々面白いですよ？カタコンベ愛好家を『カタファイルズ』というとか、カタコンベ専用警察を『カタコップ』というとか♪

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悪趣味で後味の悪い映画でした。−−；
結構、楽しみにしてレンタルしただけにがっかり感が２倍でした。
事実をヒントにして作られた映画らしいですが・・・姉もその友人も・・・酷いですね；；最悪です；；；

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カタコンベで撮ったそれだけしか見所の無い映画でした。序盤で主人公が不気味なマスクをかぶった怪人に追い回されるのですが、その怪人が実に冴えない。主人公の仲間がいたずらとしてマスクをかぶって脅かしてるとしか見えようがないのです。中盤以降は怪人が登場せずに話がだらだらと続くので、あの怪人の正体は放置したまま終わるのかと終わったら、やはりいたずらだったというオチでした。警察から逃げる人々が沢山通った通路で倒れた主人公を警察が放置したまま引き上げるという余りに無理のある展開といい、主人公の不合理な行動といい、ラストの主人公殺人鬼化といい酷い脚本でした。
この映画を見るならカタコンベを扱った教養番組でも見た方がはるかにましです。