ドッグヴィル / ニコール・キッドマン
ドッグヴィル
/ラース・フォン・トリアー
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全体の平均評価点: (5点満点)
(205)
解説・ストーリー
ロッキー山脈の麓に孤立する村ドッグヴィル。ある日この村の近く、ジョージタウンの方向から銃声が響いた。その直後、村人の青年トムは助けを請う美しい女性グレースと出会う。間もなく追っ手のギャングたちが現われるも、すでに彼女を隠し、その場を切り抜けるトム。彼は翌日、村人たちにグレースをかくまうことを提案した。そして、“2週間で彼女が村人全員に気に入られること”を条件に提案が受け入れられる。そうしてグレースは、トムの計画に従って肉体労働を始めることになるのだが…。
ロッキー山脈の麓に孤立する村ドッグヴィル。ある日この村の近く、ジョージタウンの方向から銃声が響いた。その直後、村人の青年トムは助けを請う美しい女性グレースと出会う。間もなく追っ手のギャングたちが現われるも、すでに彼女を隠し、その場を切り抜けるトム。彼は翌日、村人たちにグレースをかくまうことを提案した。そして、“2週間で彼女が村人全員に気に入られること”を条件に提案が受け入れられる。そうしてグレースは、トムの計画に従って肉体労働を始めることになるのだが…。
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「ドッグヴィル」 の解説・あらすじ・ストーリー
解説・ストーリー
ロッキー山脈の麓に孤立する村ドッグヴィル。ある日この村の近く、ジョージタウンの方向から銃声が響いた。その直後、村人の青年トムは助けを請う美しい女性グレースと出会う。間もなく追っ手のギャングたちが現われるも、すでに彼女を隠し、その場を切り抜けるトム。彼は翌日、村人たちにグレースをかくまうことを提案した。そして、“2週間で彼女が村人全員に気に入られること”を条件に提案が受け入れられる。そうしてグレースは、トムの計画に従って肉体労働を始めることになるのだが…。
「ドッグヴィル」 の作品情報
「ドッグヴィル」 のキャスト・出演者/監督・スタッフ
ドッグヴィルの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
177分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.0chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
|
レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
AFD10676 |
2004年07月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
17枚
|
0人
|
0人
|
1:ドルビーデジタル/5.0chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
ドッグヴィルの詳細
収録時間: |
字幕: |
音声: |
177分 |
日本語 |
1:ドルビーデジタル/5.0chサラウンド/英語 2:ドルビーデジタル/ステレオ/日本語
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レイティング: |
記番: |
レンタル開始日: |
R-15 |
AFD10676 |
2004年07月23日
|
在庫枚数 |
1位登録者: |
2位登録者: |
17枚
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0人
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1:ドルビーデジタル/5.0chサラウンド/英語
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ユーザーレビュー:205件
気分が滅入る・・・
暗い・・・暗すぎ。
同じ監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ほどじゃないにしても
見終わった後の落ち込みっぷりは「ダンサー〜」に匹敵。
「ドッグヴィルの告白」も見たのですが、出演者一同も鬱入ってました。
しまいには監督まで暗くなっちゃってどうんすんだ!?ってな感じで。
当たり前ですよね・・・。
作品としては、セットのない映画という新しい試みで
その意気込みは買いますが、
もうちょっと違う形で(明るい普通の映画で)見たかった。
このレビューは気に入りましたか?
5人の会員が気に入ったと投稿しています
弱者の卑劣より強者の傲慢のほうがずっと好き。
投稿日:2013/08/29
レビュアー:港のマリー
とのラース・フォン・トリアーの好みを開陳した映画でしょうか。
ヒトラーに親近感を覚える(この映画を見て納得)、なんてタブー発言をして物議を醸した監督らしい挑発的な作品でした。
山中に孤立した廃坑跡の小集落。住民は貧しく、単調な労働の日々にうんざりし、どの家も顔見知り、相互監視状態で空気は淀み荒んでいる。にもかかわらず人々は平穏を装って暮らしている。
スタジオ床に白線を引いて村の各家を表し、舞台劇のように簡素なセットと照明の変化のなかを俳優が語り、動くだけの特異なつくり(これが177分続く!)がその淀みや荒みを強烈に印象付けます。初めはとまどいましたが、章の進むうちに引き込まれました。
そんな閉塞感いっぱいの村に、遠くの銃声とともに高価な衣装を着た都会風の美しい女が助けを求めて飛び込んできたら…
最初から拒絶するならそれでいい。ところが村にはトムというインテリを気取った偽善的な青年がいて匿まってやろうと言い出す。その代償として村の住民に気に入られるようふるまわなければならないと諭す。
よそ者、しかも訳ありで負い目を持っている。村人たちの鬱屈が哀れな犠牲者への攻撃にかたちを変えるのは時間の問題だった。ついに女は嫉妬、男は欲情の牙を剥く。
虐められるニコール・キッドマンは熱演でした。トムをはじめ住民たちの愚劣、下劣、陰険、陰湿、卑劣ぶりにはむらむら怒りがこみあげました。しかも彼らはそれを自覚していない。あの女には何をしてもいいんだと全員一致で辱めている。
そしてニコール・キッドマンの壮絶な「10倍返し」。これにカタルシスを感じた鬼畜なわたしは完全にラースの術中にはまってしまったと言えます。
世の中から見捨てられた弱者だと絶望している人間の集団は、自分たちよりも弱いと見なした個人、ないしは集団に対して怖ろしく残酷にふるまうものです。
貧しきものはけっして心豊かではない。同じの貧者、弱者の仲間であっても自分より少しでもいい暮らしをしているように見えれば許せない。密告でも何でもする。シベリアでソ連による強制収容所生活を体験した石原吉郎が「弱者の正義」というエッセイに書いていることを思い出させた映画でした。
ラースはニーチェも好きなのではないでしょうか。賤民どもよ、滅びてしまえと秘かにつぶやいている感じがする。そこははなはだ幼稚ではありますが。
スタジオを真上から見下ろす映像は確かに神の視線を彷彿させ、キッドマンはキリスト、その父の大物ギャングは神、ドッグヴィルはソドムの町との解釈も成り立ちます。
ただ人間、神の立場などには原理的には立てませんから、ラースの人間観と好みを表出させた部分が大きいと見ています。
ドグマ95でしたか、わざとピントをはずすようなカメラのめまぐるしい動きは、こういう舞台劇ふうの映画では緊張感が出せてよかったと思います。ふつうの映画なら酔ってしまいますね。
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4人の会員が気に入ったと投稿しています
ニコール・キッドマン意外に考えられませんね。
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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閉ざされた社会に異物が入り込むことで、良くも悪くも変化が起きる物語。
実験的な設定と聞いていたので奇抜な演出だけの作品かと思っていましたがとんでもない。
殺風景なスタジオに白線が引かれた景色は、最初こそ低予算のインディーズ映画かと疑いましたが、ほんの数分で白線は気にならなくなり、更に実際には目の前にない風景が脳裏に浮かび始めました。
それは決して私の想像力が豊かなのではなく、街の人間模様や生活をさらけ出した舞台設定と、画面から伝わってくるさまざまな感情が奥深くて重いから。
まるで優れた表現力を持って書き上げられた小説のようです。ラース・フォン・トリアー監督の手腕ですね。お見事です。
ラストは、一般的な映画だと主人公が復讐するシーンに気分が爽快になるだろうが本作品の場合はそうとは言い難い。
ドッグヴィルの住民はなぜギャングに撃たれたのかわからないまま死んだので、グレースに対して反省も後悔することもなく、自分の罪を知ることすらできなかったことになる。
この点も爽快感が得られない理由のひとつでした。
劇中のセリフを借りるなら、ラストの選択を支持するのも「傲慢」、支持しないのも「傲慢」ですね。
人間は自分の尺度でしか物事を見ることができない。それを証明したような作品。
このレビューは気に入りましたか?
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想像力が必要な映画
独創的な演出に、最初は非常に戸惑いました。が、不思議としばらくすると、そこに家が、花が、村が、ちゃんと見えてきて、すっかり話に入り込めました。ニコールキッドマンって、やっぱりスゴイんですね。
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おいおい....
ロッキー山脈の中に離れ小島のように孤立した村がある。
そこへある時一人の美女が何者かから逃れるように迷い込んでくる。
村人は彼女を匿うことにするが...。
そもそも主演がニコール・キッドマンというのが間違いのもとだという気がする。
演技がいかにも表面的なのだ。
しかも、実はこの映画は全編屋内のセットで撮影されている。
そのセットというのが、実際に家や室内が作ってあるわけではなく、言わば舞台セットをさらに簡略化させたものでかなり異質である。
しかし、撮影法は舞台を撮るようにカメラがひいているわけではなく、アップを多用するので、生半可な俳優には誤魔化しがきかない環境と言える。
見ている方は後半ぐらいになるとこのセットにも慣れてくるが、カメラの動きとこのセットの組み合わせに違和感を覚えずにはいられなかった。
エンディングもまさかまさかと思っていたが...、悪い方の予想が当たってしまった。
今までのトリアーの作品のそれとは逆のパターン。
そのエンディング自体が傲慢、というか怠慢というか。
いずれにしろすっきりしない作品である。
でも、この作品は3部作の最初の作品として製作されたらしく、あと2作続きがあるらしい。
最初がこれでは先が思いやられる。
ローレン・バコール、ベン・ギャザラなどの懐かしい役者がちらほら。
バコールがまだ生きていたとは。
相棒のボギーが亡くなって久しいのでなんとなく彼女も大昔に亡くなっていると勘違いしてしまっていた。
若い時の美しい面影はないが、80歳ぐらいにしてはとてもピンピンしたコワモテのお婆であった。
ギャザラはいつのまにかえらいお爺になっていて少なからずショック。
カサヴェテスと組んでた時は素敵なオジ様だったのに...。
とくに「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」は秀逸。
「グラン・ブルー」の主役をしていたジャン・マルク・バールが超ちょい役で出演していた。
そういえばトリアー作品にはよく出ているが、あまり冴えない役ばかりでちと気の毒。
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ユーザーレビュー
気分が滅入る・・・
投稿日
2004/11/02
レビュアー
icchy1
暗い・・・暗すぎ。
同じ監督の「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ほどじゃないにしても
見終わった後の落ち込みっぷりは「ダンサー〜」に匹敵。
「ドッグヴィルの告白」も見たのですが、出演者一同も鬱入ってました。
しまいには監督まで暗くなっちゃってどうんすんだ!?ってな感じで。
当たり前ですよね・・・。
作品としては、セットのない映画という新しい試みで
その意気込みは買いますが、
もうちょっと違う形で(明るい普通の映画で)見たかった。
弱者の卑劣より強者の傲慢のほうがずっと好き。
投稿日
2013/08/29
レビュアー
港のマリー
とのラース・フォン・トリアーの好みを開陳した映画でしょうか。
ヒトラーに親近感を覚える(この映画を見て納得)、なんてタブー発言をして物議を醸した監督らしい挑発的な作品でした。
山中に孤立した廃坑跡の小集落。住民は貧しく、単調な労働の日々にうんざりし、どの家も顔見知り、相互監視状態で空気は淀み荒んでいる。にもかかわらず人々は平穏を装って暮らしている。
スタジオ床に白線を引いて村の各家を表し、舞台劇のように簡素なセットと照明の変化のなかを俳優が語り、動くだけの特異なつくり(これが177分続く!)がその淀みや荒みを強烈に印象付けます。初めはとまどいましたが、章の進むうちに引き込まれました。
そんな閉塞感いっぱいの村に、遠くの銃声とともに高価な衣装を着た都会風の美しい女が助けを求めて飛び込んできたら…
最初から拒絶するならそれでいい。ところが村にはトムというインテリを気取った偽善的な青年がいて匿まってやろうと言い出す。その代償として村の住民に気に入られるようふるまわなければならないと諭す。
よそ者、しかも訳ありで負い目を持っている。村人たちの鬱屈が哀れな犠牲者への攻撃にかたちを変えるのは時間の問題だった。ついに女は嫉妬、男は欲情の牙を剥く。
虐められるニコール・キッドマンは熱演でした。トムをはじめ住民たちの愚劣、下劣、陰険、陰湿、卑劣ぶりにはむらむら怒りがこみあげました。しかも彼らはそれを自覚していない。あの女には何をしてもいいんだと全員一致で辱めている。
そしてニコール・キッドマンの壮絶な「10倍返し」。これにカタルシスを感じた鬼畜なわたしは完全にラースの術中にはまってしまったと言えます。
世の中から見捨てられた弱者だと絶望している人間の集団は、自分たちよりも弱いと見なした個人、ないしは集団に対して怖ろしく残酷にふるまうものです。
貧しきものはけっして心豊かではない。同じの貧者、弱者の仲間であっても自分より少しでもいい暮らしをしているように見えれば許せない。密告でも何でもする。シベリアでソ連による強制収容所生活を体験した石原吉郎が「弱者の正義」というエッセイに書いていることを思い出させた映画でした。
ラースはニーチェも好きなのではないでしょうか。賤民どもよ、滅びてしまえと秘かにつぶやいている感じがする。そこははなはだ幼稚ではありますが。
スタジオを真上から見下ろす映像は確かに神の視線を彷彿させ、キッドマンはキリスト、その父の大物ギャングは神、ドッグヴィルはソドムの町との解釈も成り立ちます。
ただ人間、神の立場などには原理的には立てませんから、ラースの人間観と好みを表出させた部分が大きいと見ています。
ドグマ95でしたか、わざとピントをはずすようなカメラのめまぐるしい動きは、こういう舞台劇ふうの映画では緊張感が出せてよかったと思います。ふつうの映画なら酔ってしまいますね。
ニコール・キッドマン意外に考えられませんね。
投稿日
2010/11/08
レビュアー
旭竜
※このユーザーレビューは作品の内容に関する記述が含まれています。
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閉ざされた社会に異物が入り込むことで、良くも悪くも変化が起きる物語。
実験的な設定と聞いていたので奇抜な演出だけの作品かと思っていましたがとんでもない。
殺風景なスタジオに白線が引かれた景色は、最初こそ低予算のインディーズ映画かと疑いましたが、ほんの数分で白線は気にならなくなり、更に実際には目の前にない風景が脳裏に浮かび始めました。
それは決して私の想像力が豊かなのではなく、街の人間模様や生活をさらけ出した舞台設定と、画面から伝わってくるさまざまな感情が奥深くて重いから。
まるで優れた表現力を持って書き上げられた小説のようです。ラース・フォン・トリアー監督の手腕ですね。お見事です。
ラストは、一般的な映画だと主人公が復讐するシーンに気分が爽快になるだろうが本作品の場合はそうとは言い難い。
ドッグヴィルの住民はなぜギャングに撃たれたのかわからないまま死んだので、グレースに対して反省も後悔することもなく、自分の罪を知ることすらできなかったことになる。
この点も爽快感が得られない理由のひとつでした。
劇中のセリフを借りるなら、ラストの選択を支持するのも「傲慢」、支持しないのも「傲慢」ですね。
人間は自分の尺度でしか物事を見ることができない。それを証明したような作品。
想像力が必要な映画
投稿日
2008/03/05
レビュアー
YenYen
独創的な演出に、最初は非常に戸惑いました。が、不思議としばらくすると、そこに家が、花が、村が、ちゃんと見えてきて、すっかり話に入り込めました。ニコールキッドマンって、やっぱりスゴイんですね。
おいおい....
投稿日
2007/02/03
レビュアー
かふう
ロッキー山脈の中に離れ小島のように孤立した村がある。
そこへある時一人の美女が何者かから逃れるように迷い込んでくる。
村人は彼女を匿うことにするが...。
そもそも主演がニコール・キッドマンというのが間違いのもとだという気がする。
演技がいかにも表面的なのだ。
しかも、実はこの映画は全編屋内のセットで撮影されている。
そのセットというのが、実際に家や室内が作ってあるわけではなく、言わば舞台セットをさらに簡略化させたものでかなり異質である。
しかし、撮影法は舞台を撮るようにカメラがひいているわけではなく、アップを多用するので、生半可な俳優には誤魔化しがきかない環境と言える。
見ている方は後半ぐらいになるとこのセットにも慣れてくるが、カメラの動きとこのセットの組み合わせに違和感を覚えずにはいられなかった。
エンディングもまさかまさかと思っていたが...、悪い方の予想が当たってしまった。
今までのトリアーの作品のそれとは逆のパターン。
そのエンディング自体が傲慢、というか怠慢というか。
いずれにしろすっきりしない作品である。
でも、この作品は3部作の最初の作品として製作されたらしく、あと2作続きがあるらしい。
最初がこれでは先が思いやられる。
ローレン・バコール、ベン・ギャザラなどの懐かしい役者がちらほら。
バコールがまだ生きていたとは。
相棒のボギーが亡くなって久しいのでなんとなく彼女も大昔に亡くなっていると勘違いしてしまっていた。
若い時の美しい面影はないが、80歳ぐらいにしてはとてもピンピンしたコワモテのお婆であった。
ギャザラはいつのまにかえらいお爺になっていて少なからずショック。
カサヴェテスと組んでた時は素敵なオジ様だったのに...。
とくに「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」は秀逸。
「グラン・ブルー」の主役をしていたジャン・マルク・バールが超ちょい役で出演していた。
そういえばトリアー作品にはよく出ているが、あまり冴えない役ばかりでちと気の毒。
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