ドラゴンボールＺ　復活の「Ｆ」

前作「神と神」の正統なる続編。あのフリーザが帰ってきた！それはもう、ほんとに面白くもなんともないバトルでしたよ。いや、マジで。

あらすじ

フリーザ編で悟空たちが倒したフリーザには、いまだフリーザ軍が残っていた。しかし彼らも烏合の衆。超サイヤ人の悟空たちには敵わない。

そこで地球のドラゴンボールでフリーザを復活させることにする。見事願いは成就してフリーザも復活したが、フリーザは「特訓」をすると告げる。なんと、今までのフリーザはトレーニングをしたことがない、なまけまくった身体であの強さだったのだ。

こうして、特訓を終えたフリーザは地球に来襲する。もちろん、悟空に復讐するために・・・。


いや、マジでつまらんかったわ。ドラゴンボールファンとしては心苦しいんだけど。

だって悟空とベジータが現れるまで、悟飯やその他大勢とフリーザ軍で文字通り「時間稼ぎ」してんだもん。この５０分間は本当に無駄な時間だった。

その後の悟空対フリーザの戦いも、「これ本当にこいつら強くなってんの？」と疑問に思う戦いっぷり。原作ではパワーのインフレが問題になってたけど、アニメでは「戦いの見せ方」が問題だね。

まだブロリーとかと戦ってるときの方が、緊迫感もあった戦いでよかったけどな。鳥山明が関わるようになってから、無駄なギャグが増えて緊迫感ゼロ。もう関わらない方がいいよ、鳥山先生。

また、銀河パトロールジャコとか、コミックを読んでないと知らないキャラまで出すし。本当にこの劇場版は昔のドラゴンボールファンを蹴散らかすものですな。


そもそもフリーザを今さら出すのも時代錯誤。破壊神とかいう最強キャラを前作で登場させちゃったもんだから、もうパワーのインフレも限界でしょうね。今ＴＶでやってるドラゴンボール超もどんな話やってるのか知らんけど、見る食指は動かないな。


かようにけなしましたが、フリーザと悟空の戦いで、少しＣＧを使ったあたりは今までにないスピード感を表現できていてよかったと思う。褒める点はそこだけ。


ま、今ＴＶでやってる超を見ている人は見た方がいい劇場版ですが、それ以外の一般ピーポーは見ない方がいいでしょう。幻滅必死。

☆２つ。

辛口な評価が多いですが、終わった作品をこねくり回してるのだから、割りきって楽しみましょう。

音響効果が良くて、へえっ〜と。

CGらしいアニメでなく、今どきのセル画調CG？アニメのクオリティってすごいですね〜。

復活するのが「Ｆ」と言うだけで期待ができずに映画館に行きませんでした。ブルーレイも予約せずに、ここでＤＶＤを借りて鑑賞しました。それで大正解でした。銀河パトロールジャコが登場して原作通りな性格で、しかし意外な強さを発揮していたのは、唯一の収穫でした。ならばブルマの姉も出して欲しかったですね。とにかくＤＢはとんでもなく強く、とてもかなわないような敵に立ち向かって来たからこそ、ＤＢだったのに。敵の再登場はブロリーだけで沢山。せめて、原作ではなく、アニメ上では生死が不明な、バーダックを出すくらいのことはしてもらえませんか？

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尺の関係上しょうがないのかもしれませんが、何故悟空とベジータがビルスのところで修行していたり、サイヤ人ゴッドのさらに上のレベルになってたりがこの作品だけでは伝わりにくいと思いました。またフリーザの登場は歓迎なのですがレベルアップした力の修行の部分がないので時間的に無理だったのか？それとも完全版をテレビ放送用に取っておいてテレビシリーズと各方面の商業的思惑に合わせる意図があるのか作品の出来はいまひとつなのでレンタルで十分だと思いました。120分で物語の内容を充実させてほしかったですね！