キャンディ

ただあなたの優しさがこわかった

なぜか頭の中に流れてきたのは　かぐや姫の「神田川」でした
映画の中の音楽も70年代調だからかな
若さ故のあやまちというにはあまりにも壮絶でした
でもそれがドラッグというものの現実だという事をまざまざと見せつけられました

高校生大学生に見てもらいたいなあ
保健体育の教科書よりもこの映画を観る事の方がドラッグの怖さが伝わりますよね
ちょっとした好奇心やおしゃれな遊びの感覚でドラッグに手を染めてしまうのでしょうがその先に待っているものは破壊と死だけです

ヒース　レジャーの命を削るかのような演技が悲痛でした
彼の死が残念です

そこまで大ファンとかではなかったけど、Heath Ledgerは好きな俳優でした。　ハリウッドで売れていた俳優の1人だったけど、決してハリウッドハリウッドしてなかったし、俳優として華があったというか…。　先日、死因が特定されましたが、処方された薬であっても、その組み合わせによって死んでしまうこともあるという、とても大事な教訓を私たちに教えてくれた死だったと思います。　People誌を読んだら、先日オーストラリアにてHeathのお別れ会が行われて、親族、友達、そして元恋人のMichelle Williamsが皆でお別れしたそうですね。　ご冥福をお祈りします。

この作品は、ハリウッド作品ではないのに、ドラッグを扱っていて、ちょっとビックリしました。　ドラッグ=ハリウッドという勝手なイメージが私の中にはありましたが、実際は世界中でこういう事って起きているし、こういう人たちもいるんでしょうね…。　アビー・コーニッシュはこの作品で初めて知りましたが、最近は、"Elizabeth The Golden Age"に、出てますよね。　”エリザベス…”と比べると、この作品の中でのDrug addictとは全然違いますが…。　確かな2人の愛の形ではあるんですけど、とっても見ていて苦しくなる作品でした。　最後は絶対にハッピーエンドにはならない(なれない)ってことが最初から分かっていたしね。　

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麻薬にはまった男女。
芸術系の学校かで知り合った感じかな。
女性は、画家で、
男性は、詩人。
二人は、ドラッグにはまっていく。
いろんなきっかけがあるのに、
二人はやめることができない。

天国、地上、地獄。

二人は典型的に堕落していく。
もう、これでもかという、
典型例を見せつけている感じ。

ただ、それは雰囲気でそう感じはするものの、
実際には、日本にいると、
そこまで身近ではないわけで、
本当に、そうなのかはわからないけど・・・
だから、で、それで何が言いたいの？
という面もある。

単純に、ドラッグは怖いよ、人生を壊すよ、
ってのを、見せつける意味というだけな感じもして、
それだけだと、
私にとっては、そんなに見せつける意味はない。
酒井法子さんとかに、見てもらえばいいって、
感じかな・・・（笑）

たぶん、この作品は、なぜ、入れたのか、よくわからない。。。
女優のアビー・コーニッシュが美しいので、それが理由かとも思ったけど、
よく覚えてない。。。（汗）
確かに、美しいです。
見どころは、それぐらいかな。。。

全体的にふわふわしていて夢物語を観ているようだった。禁断症状や流産のシーンも現実味がなくて、つらさが伝わって来ない。カップルは愛し合っているように見えて実はドラッグという絆があるだけ。薬物への理解がある者だけに心を許していたし、生活の仕方だってドラッグさえ手に入るなら他の事はなんでもいいという考え方だ。最後にふたりが決別を選んだように、この映画のメッセージは「この恋愛は真実ではない」ってことで、恋愛の美しさなんて全く描いてはいないと思う。

単なる遊びから始めても、それは、傷を背負っているから。
癒そうとして、痛み・苦しみに逃げて、、、

そして、どんどん深みにはまっていく。。。

傷って、万能な絆創膏で簡単に塞がればいいのに。。。



Ｃａｎｄｙというマリアに誓い、、、
でも、同じ傷を持った通し、共に頑張るけど、
底なし沼の現実に、終焉は、、、


Ｄａｎは何故？自分のすべてだったのに、、、？？


ヒースとアビーの、生々しい、愛ある苦境の現実を、
繊細かつ余すところなく演じきっています！！