穴

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癖のあるストーリーなので好き嫌いはあると思うのですが、個人的にはかなり面白かったです。

憧れの男性と一緒にいたい、愛し合いたいという一心だけで、結果的に同級生2人を死にいたらしめ、親友に罪をかぶせてを殺害し、その愛する彼まで死なせてしまうリズ。
それを正当化する彼女の精神はすでに常軌を逸しており、完全にストーカーの典型ですが、警察ってあんなに簡単に騙されるものなんでしょうかね・・・。

壮大なテーマの映画も良いのですが、本作のように限定された空間内での出来事を扱ったものというのも、なかなか見ごたえがあり好きです。あまりお金をかけずとも、面白いものは作れるんだなと思わせてくれた作品です。
(マトリックスを観た後だったので、余計にそう思ったのかもしれませんが・・・)

ちょっとご無沙汰ぎみ（苦笑）・・・ｗｗｗさあ、いよいよ　梅雨の季節　がやってきました（汗）。。。暑かったり　涼しかったりするこの季節、ワタシは相変わらずＤＶＤ観賞に　熱く燃えましょう！！！・・・と、言いながら、最近海外出張三昧の夫の影響か、海外遠征に興味津々・・・机上の知識や映像知識、身内がどうしたこうした話よりも一番は自分の「百聞は一見に如かず」かな？？？・・・みたいな、はい・・・（笑）・・・
さて、今回ご紹介する作品は再びソーラ主演のホラー系（？）サスペンスドラマ。多くの人間に出会う学校という場所は、良い意味でも悪い意味でも一生涯強くココロに残る思い出が出来るきっかけが存在する部屋。しかし、それが日常生活では体験できない悪しきやっかいな問題である場合（近年ちょくちょく問題になるいじめ→自殺のような）、集団との関わりが生死を左右する残酷な出会いになることもある。やっかいな問題を乗り越える生き方は一人一人の気持ち次第、などというありきたりなたてまえや偽善では絶対に解決できない。ソーラ演じるリズは謎の鍵を握っていながら、肝心の核心部分に触れようとすると苦しい記憶に苛まれ煮え切らない対応を繰り返す。人それぞれに印象の違うリズ、また、リズ本人の話す日常も周囲の人間たちとの話と微妙に食い違っている・・・真実は何か・・・ホントのリズはどういう人間なのか・・・そこに注目した時誰もが必ずリズの暗重な闇心理の穴にハマリ込んでしまうに違いない。結局、人間の本質など、その相手に対する悪意＋不愉快な感情の有る無しに左右されるモノであり、個人的な真実を語っているわけではない。誰でも被害者になれば集団をコントロールし、集団の中でしたたかに生きていける。そのためには、集団側に同調し、標的を加害者に仕立てあげればいいのだ。たたけば誰でもほこりが出る、煙の出る火種など誰でもアレコレ持っている。プライバシーの情報の乱用など重箱のスミをほじくりかえすやり方でいくらでもしたたかに簡単に行使し、標的を悪に仕立てあげるこの世の業。そして、終盤・・・誰のココロにも悪があり、誰でも自分の身を守るために誰かを標的にし、加害者に仕立てあげる・・・ココロの荒んだ穴をどこまでしたたかに隠し通して偽善者でいられるか・・・こういうこの世の中をしたたかに生き抜くための荒んだ性を見事に描ききって、残酷でありながらリアル＆びっくりなラストに辿り着く。・・・それにしても、リズに強烈な嫉妬心を燃え上がらせるほどのおいしいＥ男だったかなぁ、彼は・・・と、ちょっと納得できず。はい。ソーラのリズ役は結構ぴったり＆バッチリだったけれど、好みは人それぞれとは言えど、食いつくほど気に入る男優はなし（苦笑）・・・まあ、アレだね、地下室、暗闇の中での苦痛の声、笑い転げる声、嘔吐の声、ささやき声などなど、ゾクゾク感を盛り上げる食材はグー＆◎☆★☆ちなみに主役のソーラもさることながら、今や「パイレーツなんとか」祭りで人気最高潮のキーラの体当たり（？）演技にも目が釘付け・・・なんとおっぱい丸出し、セックスシーンなどお宝（？）映像も見逃せない（苦笑）！！！はいはい。初めて知った、キーラがこんな汚れ役をこなしていたなんて！！！すごいすごい！！！キーラの頑張りに一票を贈ります！！！（苦笑）ｗｗｗまあ、一度観ただけでは意味が不明な点が多々ありますから、何回も完食を繰り返してご納得くださいませ♪♪♪いろいろな意味で中身の濃い意外にココロに響くおすすめ品。。。ぜひ×３一度チェックしてみてくださいませ♪♪♪ど〜〜〜ぞ　今回も　お願いせます〜〜〜よろしくよろしくよろしく〜〜〜・・・

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まず、最初の場面が鮮烈で、「何事だ？」って引き込まれます。
前半は、「誰が悪い子ちゃんなんだろ？」
後半は、ジコチューな人って恐っ、恐っ。
最後は、あ〜あ。

なかなか楽しめました。
イモ女学生から、魔性の女まで自然に演じるソーラ・バーチという人は凄いですね。

何がコワイって、女友達の命なんて「へ」とも思ってない事もですが、もう結ばれちゃったら、相手なんて死んだって、いや死んだ方がいいみたいな部分・・・行き過ぎた愛っていうやつは恐いものなんですね。

２つの供述の再現を見せられるスタイルは面白いです。
黒澤明の『羅生門』を思い出しました。（こちらは４通りの供述だから凄いですが）

最近、友達関係がしんどいと感じている人に、片思いの人に、反面教師的なものとしてお勧めします。

しかし、ダイエットなんかしてたらサバイバルになったら一番に死んじゃうんですね。気をつけましょう。

偶然にも、ゴーストワールド、穴、とソーラバーチ主演作を連続で見た。さすがに演技上手い。誰が見たってとびっきりの美人じゃない事は明らかなのに、主演に抜擢されるだけはある。どう考えても普通の映画ならキーラナイトレイ主演でしょ。
でも、本作はソーラバーチ主演じゃないと成り立たないし、彼女だからこそ面白さが引立つ。

が、彼女の演技力だけでもってる映画かと言えばそんなことはなく、前半と後半で全く異なる回想シーンを比べさせたり、リズ（ソーラバーチ）の本性を上手く曖昧にさせラストへ導いたりと、サスペンスとしても十分面白い。おすすめ。

ストーリー　17/20点
キャスト　18/20点
ソーラバーチ演技力　20/20点
ソーラバーチ巨乳度　19/20点（でかい！）
ソーラバーチ美乳度　0/20点（垂れ過ぎだろ！）
総合74/100点の☆４つ。

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名門パブリック・スクールの生徒４人が行方不明になり、１名だけが戻ってくるっていう触れ込み。しかも穴の中という閉塞的な環境の中でいったい何が起こったのか！？これは観るしかないと思い、借りました。

たった一人の生還者リズから語られる穴の中の状況は、観ている側をかなり引き付けてくれます。
穴からは３人の死体が発見されているわけで、どうしてそうなったのか、それはラストまで隠されているので、真実はけっこう衝撃です。
好きな人を自分の物にするために、穴の中にみんなを監禁する。最初はささいな我侭だったが、どんどん思いもよらない方向へ転がり落ちてゆく。。。

自分のせいで、友達を死なせてしまったのに悔いることはなく、むしろ愛する人が色褪せることなく素敵な人として残ると言い放ったリズの顔が、超怖い・・・

最後の最後、超いい子を演じて自分の身を守るあたり、悪女だっ！！！！