ダイ・ハード

1VS多勢、というある意味ヒーローものか少年漫画にありそうな、いやめちゃ強すぎでしょ！というありえない万年ヒラぐらいのデカさんが大変身して、ハゲ（こら！）でマラソンシャツ？で中年親父（子持ち）なのに何故だかとても格好よく見える映画。
そして、1VS多勢は格好イイ、と思える映画。つまりはとってもそれが面白く描かれてる映画でもあるんだけど。
ちなみにシリーズ通して大体が1VS多勢、てカンジです。3は微妙に2人、、、かな。
どうすることもできないが、奥さんを助けに（その多勢救いに）いくには俺がなんとかするしかない！というビルに閉じ込められてどうすることもできない、けれど行動しないわけにはいかない！という密室具合がかくも楽しい。
そんな密室状態でもさらに主人公を追い詰めていく様も。
そして、ふと見終わった後には主人公になりきった気分で、ガラスの上を歩きたくなるようなキモチにも、、。（歩いちゃ駄目です）
ということで、確かゲームも発売中。（洋げーだっけな？）
凄いねぇー、、、なんでも発売してるよぉー。アメリカすげぇー。（なんか予告で見たことがあったと思います。ビデオ？間違ってたらごめんちゃい）

昔TVで「こちらブルームーン探偵社」という番組があって、そのなかでデイブという軟派な探偵役をやっていたウィリスが、アクションMovieにでるということで、興味深々でこの映画を観たときは、まじでサプライズ。
ちゃんとアクションも出来るんじゃん！しかもこの映画は今までのアクションヒーローと違ってよく喋る！！！
当時はなかなか新鮮でしたね〜。
今見ると古いけど、でも何度観ても結構楽しめます。
ウィルスの髪も、危ないがまだあるし（笑）

だんだん自分でも気にいってきた今更シリーズ
閉ざされた空間と凶悪なテロリスト
対するはベレッタ M92Fを持つ警官ただ1人
人並み外れた力がなければ、知恵を絞れとばかりに
中年オヤジが孤軍奮闘する様は、
世の中のおっさんたちにどれほど勇気を与えたことだろう
たるみ気味の肉体のブルースウィリスも絶妙だが
ああすればこうなる的な整合性のあるアクションを
演出したジョンマクティアナンの勝利でもある
なんといってもシナリオの大勝利であるが
ブルースの奥さん役のベテリアが言うには
この映画にユーモアとウィットを持ち込んだのは
ブルースと監督だと言う
元の脚本はとてもつまらないものだったそうです
しかしながら張り巡らされた伏線の数々が
極めて効果的に使われているのだ
そして夫婦仲があまりうまくいっていないと言うタフな刑事は
アメリカのハードボイルド小説そのものの設定でとても良いと思います
頭が良くて用意周到な敵に遭遇し過酷な状況に巻き込まれた
ブルースウィリスの活躍はとてもすばらしい
またそれを外で心で支えるパウエル巡査との
心温まる友情が嬉しい
余談
私は今だかつてないほどにベートーベンの第九を
ここまでうまく使った映画を知らない
金庫が開いた瞬間などできの仕業にもかかわらず
あまりに見事な手口に思わず声をあげてしまった！

この映画の成功によりシリーズ化していくと言う
今となっては珍しくないハリウッドの商業システムであるが
2作目はあれだけの出来の一作目なのにかなり難しかったと思うに違いないが、うまく物語を構築して成功していると言ってよかろう
そして3作目一の1時間しか面白くなく
4、5作目になると、ブルースウィリスが撃ちまくり
爆発が起きればいいと言う
なんとも頭打ちのシリーズになってきてしまった
今現在6冊目が進行中と言うがどうなることやら

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ジョン・マクティアナン監督とブルース・ウィリスの名を一躍しらしめたアクション映画の名作である。何年かに一度、“奇跡”のような作品に出会うが、本作品も、その一本だろう。

当時、日本ではＪ．マクティアナン監督は無名だった。調べてみてもデビュー作の『ノーマッズ(85)』くらいしかビデオリリースされておらず、いきなり現れた感じだった。然も、私にはデビュー作が理解し難かっただけに、そのことをずいぶんと訝しんだものだ。
後年、この疑問は氷解して行く。本作品の成功は、どうもマクティアナン監督の手腕だけではないぞ、と気づき始めたのだ。

正直なところ、撮影監督をつとめたヤン・デボン監督の“力”によるところが大きいだろう。その映像センスやスピード感、スケール感は、後年、『スピード(94)』や『ツイスター(97)』などで再確認させられることになる。
マクティアナン監督自身は、どちらかと言えば、ダイナミック且つおおらかな作風で、疾走感とは無縁の人だ。これは、私が『ザ・スタンド(91)』が好きだから余計にそう思えるのかも知れない。スクリーンの中で流れる時間が、実に、たゆとうように緩やか。不思議とジョン・フォード監督作品と似たような印象を受ける。（Ｊ．フォード監督作品にスピード感やスケール感がないと言っているのではありませんので。念のため）

そして、何よりも脚本の巧みさは嫉妬するほどだ。幾重にも張り巡らせた伏線は、時にユーモラスに、時にはシリアスに結実する。主人公ジョン・マクレーンが裸足であることも、妻が旧姓を名乗っていることも、パウエル巡査のパトカー勤務も、すべてに意味があり、ストーリー展開に絡んでいる。
これほど巧みな脚本を書いたのは、ジェブ・スチュアートとスティーブン・Ｅ・デ・スーザ。クレジットではそうなっている。
――しかし、２人のフィルモグラフィをみると、駄作が多い。『バトルランナー(87)』？ 『ジャッジ・ドレッド(95)』？ しょーもない作品ばかりではないか。（個人的には好きだけど）
どうやらこの緻密さは、原作を書いたロデリック・ソープのおかげかも知れない。何しろ、この御大は10年近くこの企画をあたためて来たのだから……。
ある意味、ヤン・デ・ボンとロデリック・ソープのおかげで、本作品が“特別”になったと言っても過言ではないようだ。

勿論、キャスト陣の功績も大きい。特にアラン・リックマン氏は、悪役を楽しそうに演じ、知性的で冷酷で暴力的なリーダーのイメージを作り上げた。
また、最後までマクレーンを付け狙うテロリスト役を演じたアレクサンダー・ゴドノフは、“ヤラレ役”でも観客に強烈な印象を残せることを実証してみせた。端役でキャリアを積み上げている若手連中に、明るい希望の灯をもたらしたことだろう。

1988年以降、本作品を模したアクション映画が陸続と公開されるようになる。主人公は孤立無援、知力と体力の限りを尽くして敵と闘う。敵は、いわゆる正体不明の武装集団……。どれもが、似たような人物設定とストーリー展開だった。いまでも、その傾向は大きい。

マクティアナン監督は、その後、ＦＢＩに逮捕されたりして不遇をかこっている。最近、『ダイハード4.0(07)』で製作に名を連ね、復活の兆しが見え始めた。骨太の作品を撮る方なだけに、是非とも新作を観たいものである。
ヤン・デ・ボン監督も、『スピード２(97)』と『ホーンティング(99)』が大コケし、『トゥーム・レイダー２(03)』でとどめを刺されてスタジオ側から干されているが、スケール感に富んだ作品を得意とするだけに、欲張らずに着実にキャリアを重ねてほしいと心から思う。

奇跡の一本。まだ観ていない方がいらっしゃったら是非ともご覧いただきたい。オススメ！

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星★★★★★です！

おっきなビルで人間が階段やエレベーター使って上がったり降りたり。
なんか蟻んこみたい。
急いで大砲運んで外の装甲車にぶっ放して外敵を退治。
こっちはこっちで情報収集やらエレベーター使って爆弾を投下。
ノンストップの忙しさ。
ゲーム的おもしろさがあります。
あれ？これをゲームにしてるのかな。

トゥームレイダーでも見ようかな。